簡潔に言えば映画の後日談ですね
全作品書く予定なので気長に待っててください
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目次
ハロウィンの後、11月のある日の事
今更すぎるハロ嫁後日談
初心者だから文書き下手くそだけど許してくれメンス
とりあえず降谷さんは幸せになりなさい💢
渋谷で起きた爆弾事件。その後は消防が来て爆薬の中和、清掃が行われて次の日には元通りの明るい渋谷の街並みが広がっていた。
事件後の11月7日、降谷零は同期の墓参りに来ていた。
「もうあの事件から7年か…」
誰も答えてはくれないが、そう呟いた。降谷の同期は全員もれなく殉職していて、同期4人の内の2人は爆弾解体中に爆死。1人は居眠り運転の交通事故で死亡。もう1人はある組織に潜入中、潜入捜査官だとバレそうになり自決。4人の同期は降谷を置いて先に死んでしまった。
「まったく…毎年毎年、ここに来ないと行けないなんてな…」
墓掃除をしながらそう言う。その声は呆れと悲しみがこもっているような声だった。
「…お前らとバカやってた時が懐かしいよ。」
警察学校時代の事を思い出しながら、そう言った。
誘拐犯を捕まえたり、違法薬物所持の疑いがある人物の家を調査したり、今思えばバカみたいな事をやってたな、と思い返す。
(心配のメールが送られてきているのに、返信出来ていなかった…)
スマホのメールを見ながらそう思う。仕事柄、あまり近況報告が出来なかったのだ。
メールを見ていると、着信が来た。内容は部下の風見からの電話だった
「ああ。分かった。すぐに向かう」
短い了承を言い、その場から立ち上がり、こう言った。
「友よ…安らかに眠れ。そして、僕の活躍を、空から見ていてくれ。」
そう宣言すると、季節外れの桜の花弁が飛んできた。その花弁は、空に舞って行った。
降谷はその場を立ち上がり、自身の車へと向かった。この国を守り抜く為に。
「「「「見守ってるよ。|零《ゼロ》」」」」
疲れたけど上手く文書けたんじゃないでしょうか。鯨先です。
警察学校組さぁ…ほんとさぁ…( ; ; )
どんな雨でも、止まない雨は無い。
アテンション!!!
・隻眼の後日談みたいな感じ
・長野メイン+景光
・暗めかもしれないがハッピーエンドだドン
・ノリで高明さん泣かせちゃった…ダメな人は帰ってね
今年の映画で
長野大好き〜!!!!!!!!サイコ〜!!!!
ってなった人が書いてます。
良かったです長野。11月に聖地巡礼して来ます。楽しみ。
今日の長野は朝から晴れていた。今日は季節外れの暑さは無く、代わりに涼しげな気温で過ごしやすい日だ。
そんな日の長野県警は天文台での事件が終わり、ようやく一息つけた所だった。
「にしてもあの時、諸伏警部が川に落ちた時、凄いびっくりしたよ」
「ああ、あの時ですか。敢助君が犯人に狙われてたからああなったんですよ?」
「うるせぇな。そういや|高明《コウメイ》、お前運ばれた時に『ヒロミツ』って呟いてたんだよ。確か、お前の弟の名前だったよな?」
3人で話していると、滝壺から救出された時の話になった。高明は敢助を庇って氷の川に落ち、殉職した弟の幻を見ているのだ。
「ああ…あの時に滝壺に落ちた時、夢を見たんですよ。」
「夢?何の?」
「…弟、景光に会ったんです。最初は現実だと思ってなかったんですが、夢だと確信したんです。」
「だろうな。急に死んだはずの弟が出て来たんだしな。」
「でも…現実じゃないと分かった私は、あの時景光の手を取れなかった…」
ぽつり
「夢でも良いから…また話したかった…」
ぽつぽつと話す高明の目に涙が浮かぶと、高明の涙に反応するかの様に外は雨が降り出して来た。高明の冷静で知的な判断による悲しさが出たのだろう。そんな高明に由衣も敢助も掛ける言葉が見当たらなかった。そう沈黙している間にも外の雨は強くなっていく。
「|高明《コウメイ》。」
「俺らは、死ぬ気はねぇよ。由衣も、お前も。」
「そうよ!私達がお爺ちゃんお婆ちゃんになっても、どうせ敢ちゃん達は喧嘩してると思うし!」
「はぁ?」
「だって、私達、今も昔も変わってないじゃないの!」
由衣の言葉に高明は思った。周りが変わっても、幼馴染だけは、自分の側に居てくれるのだと。身内も同級生も死んでしまっても、この2人だけは一生一緒に、側に居てくれるのだと。
「ふふ…」
「おい…何笑ってんだよ」
「すいません、君らのやり取りが面白くて…お陰で気持ちが軽くなりました。ありがとうございます」
………
「お前、ほんとに|高明《コウメイ》か…?」
「なんか、今日はやけに素直…」
「何言ってるんですか。君の幼馴染で|大親友《ライバル》ですよ。」
「誰が大親友だ!!!」
「もー!またすぐに喧嘩始めるんだからー!」
そんな他愛もない、幸せな会話を繰り広げていると外はすっかりと晴れていて虹の橋が掛かっていた。
そして、季節外れの、桜の花弁が、青空の下を舞っていた。
「こっちに来たら、いっぱいお話し聞かせてね。兄さん」
読んでくださりありがとうございます。鯨先と申します。
これからはコナン映画の後日談を色々書いてこーかな〜と思ってます。目指せ全作品
ちなみに書いてる順番は適当です。次は何にしようかな
白金の思いを貴方に
八丈島のパシフィック・ブイでの事件はニュースやネットで広まっていた。組織の目が一旦離れた数日後、コナンは阿笠博士の家に遊びに来ていた。
「そういや、お前なんであの時蘭にキス…したんだ?」
コナンを助ける為に海に飛び込んだ灰原は、酸素が足りていない海の中で人工呼吸をしたのだ。その後、海から上がったコナンは減圧症になりかけている灰原に人工呼吸をしようとした所を止められ、助けに来た蘭に口付けをしたのだ。
「別に蘭にする必要はなかっただろ?なんでなんだ?」
恋人の事に対して必死になるコナンを見ながらフッと笑った灰原が言った。
「貴方の、思いと忘れ物を返しただけよ。」
その言葉にコナンはピンと来ていないようだった。
毛利探偵事務所に帰って来たコナンはテレビを見ていた。するとそこへ部活から帰って来た蘭が帰って来た。
「ねぇコナン君…なんであの時、哀ちゃんは私に…キス、したのかしら…?」
ずっと考えても分からなくて…という蘭にコナンは言った。
「…灰原は、新一兄ちゃんの忘れ物を蘭姉ちゃんに返したんだよ。きっと、新一兄ちゃんの思いと一緒に」
そう言うコナンに蘭は「どうしてここで新一が出てくるのよ!」と怒っていたが、コナンはアハハ…と笑っていた。
(そういう事だったんだな…灰原。)
外には、白銀のように白い雪が立ち込めていた。
呼んでくださりありがとうございます。鯨先と申します。
いやぁ…やっぱり死ぬほど短編になっちゃうんですよね、後日談シリーズ。
もうちょっと長い方が良いんですかね?w