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目次
お嬢様の恋愛事情1
キラキラな高校生活を送るつもりが、、
「はぁ、」
思わず大きなため息をついてしまう。
わたしは 咲間 萌奈。(さくま もな)15歳
先祖がちょっぴり偉い人らしくて、いわゆる私はお嬢様だ。
でもお嬢様もいろいろあってで大変。
入学初日から変な噂流されて、
「意地悪お嬢様」だって言われてる。
こんなのもう最悪でしょう?
はぁ。誰でもいいから私に話しかけてくれないかしら。
そんなことを思いながら、教室の端っこでお弁当を食べる。
すると、
「すごい。なんて豪華なお弁当、、」
萌奈「え?、」
目の前には私のお弁当をじっと見つめている眼鏡をかけた男。
「あ、すみませんつい、」
「びっくりしましたよね。すみません。。」
しょんぼりした顔でこちらを見つめる。
萌奈「え、いや、えっと、、!」
萌奈「う、嬉しいです!」
「、え、、?」
萌奈「私、入学式から変な噂流されてて、いじわるお嬢様って。言われていて、」
「わたしに話しかけてくれる人は、一人もいませんでしたの。」
「はぁ。。そうだったんですね、」
萌奈「あ、えっと。お名前はなんていうのでしょうか。」
「仲良くしたくて、」
白兎「そんな、いいのですか?僕でよければ、えっと、橘 白兎(たちばな はくと)と言います、」
萌奈「白兎さんですね、覚えておきます。」
萌奈「あっ!もしよければ連絡先も交換したいのですが、よろしいですか?」
白兎「いいのなら、ぜひ、、!」
彼は嬉しそうにスマートフォンをカバンから取り出す。
萌奈「私でよければこれから仲良くしましょう。」
白兎「はいっ!」
よしっ、、お友達ゲットですわ!
最後まで見てくれた方、ほんとにありがとうございます、、!
応援よろしくお願いします。
お嬢様の恋愛事情2
お友達がようやくできたので、うきうきして家に帰った。
--- 家---
執事「お嬢様、そんなにうきうきして、、どうしたのですか。」
萌奈「えっ!?そんなに顔に出てましたか!!?(笑)」
家には執事がいて、たまにわたしをいじってくる。
執事「ええ、すごく笑顔でした。(笑)」
萌奈「なんてこと、、!」
私は少し恥ずかしくなった。
執事「なにかいいことでもあったようですね?」
萌奈「ま、まぁお友達ができて、、」
執事「ええ!このわがままお嬢様に!?」
萌奈「うるっさいわね、、お父様に言いつけますよ?」
執事「申し訳ありませんでした。」
萌奈「ふふっ(笑)それじゃあ、お部屋に戻りますね」
私は部屋に向かって階段を上る。
--- 部屋 ---
萌奈「さっそく白兎さんに連絡しちゃおう~!」
萌奈「えっと、、なんて連絡したらいいのでしょう、、」
「家着いたとか・・いやそんなの白兎さんにはどうでもいいし、、あっそうだ!」
「今何してるんですか?」>
「これでいいのでしょうか、、」
私はあまり友人とかと連絡をしたことがなかったから、少し緊張した。
すると、
スマホ)ピコンッ
萌奈「!!連絡がきたのでしょうか?」
スマホをふと見ると、連絡が来ていた。
<「読書です。」
「読書!私も好きです。」>
<「そうなんですね、どんな本が好きなんですか?」
「そうですね、、う~ん、」>
「あっ!歴史の本とかよく見ます!歴史が好きなんですよ。」>
<「歴史ですか!いいですね。」
そうやってみるみる話してくうちにあっという間に時間が過ぎていく。
--- 30分後 ---
<「もうこんな時間、、」
「話過ぎちゃいましたね(笑)」>
<「すみませんが、少し出かけてきます、」
「わかりました。お気をつけて。」>
そうして会話が終わった。
メールをやりとりしているだけなのにすっごく楽しかった。
萌奈「明日も話せたらいいな。」
第三話に続く