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目次
いじめられてたので転生して最強の殺し屋になりました。00
初投稿です。よろしくお願いします。
「ガチでウザい。キモいからぼっちになるんだよ。」
「ダメだよ。聞こえちゃうwww」
あいつらはわざと私に聞こえるように言う。聞こえてるよ、ばーか。
「あはは。ぼっちの子ってかわいそー!」
1人が振り返って私にそう投げかけた。私は気にしないようにして帰る準備をした。
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私は下校する。友達がいないのでもちろん1人だった。
家に帰る。もう建てられて何十年もたったボロ団地だった。
「ただいま。」
親はもちろんいるわけがなかった。うちは父親がいない。母親は昼はスーパーのパート、夜は町中のバーで働いているので私は留守番が多かった。宿題を終わらせる。今日は暇だし、夕飯の買い出しにでも出かけよう。
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買い出しを済ませて、道路を歩く。途中で本屋に寄ってしまったので、時間はもう6時だった。私は横断歩道を渡る。信号は青だった。そのとき、
「!!!!!!!!!!!!!」
クラクションを鳴らして車が突っ込んできた。時速はおそらく100kmは超えている。この町は治安が悪いからおそらく酔ったまま車に乗ったのだろう。ああ、私の人生はここで終了だ。頑張って働いてくれたのに、お母さんごめんね。私はもう怖くはなかった。
体に強い衝撃がかかる。もはや痛くもなかった。せめて言うならあいつらをぶっ飛ばしたかったな。今まで私にしてきたことを全部返したかった。でももうそれも叶わない。来世はもっと楽しく過ごせますように。
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私の人生は確かにここで終わったはずだった。
これはシリーズなのでまだ続きます。よろしくお願いします。
あさ兄へ 私のマイページから日記が見れます。よろしく!
いじめられてたので転生して最強の殺し屋になりました。01
01となっていますが、00があるのでそっちから先に読んでください。
私の人生は確かにここで終わったはずだった。
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しかし、私は現在生きている。手足は当たり前の様に動く。呼吸もできる。手首を触ると、脈拍は今日も正常だった。
手首を見て気づいたことが、3つある。1つ目は、服が違ったのだ。着ていた服は確か、グレーのパーカーにジーンズ。しかし、今着ているのは見覚えのないジャージだった。正確に言うと、赤に白いラインの入ったジャージのズボン。真っ白のTシャツ、上から下とセットらしきパーカーを羽織っていた。
2つ目は、手が少し大きかった。私は中学2年生で、手は身長に対して大きかったが、それよりも大きい。おそらく高校生か、それ以上の手だ。目線もいつもより高い気がする。
3つ目に、ここは知らない部屋だった。私が殺された道路ではなく、小さな小部屋。ベットと小さな机、備え付けのクローゼットだけがおいてあった。全く知らない場所だった。
私は分からなくなって髪の毛をぐしゃぐしゃにする。ここはどこか、何故生きてるのか知りたかった。そして、もう1つ驚くことがあった。髪の毛をが白かったのだ。白髪ではなく、綺麗な白。アニメでよくある、真っ白な髪だった。
「え」
驚いて出した声も、私の声じゃない。もっと柔らかい声だった。
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小説などで定番のこと。でも現実にあるとは思っていなかった。場所も声も自分の見た目も違う。
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私は転生したのだった。
読んでくれてありがとう。これから面白くなる(かもしれない)から読み続けてください!
いじめられてたので転生して最強の殺し屋になりました。02
私は転生してしまったのだった。
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ジャージのポケットが振るえた。ポケットの中にはジャージと同じ赤のスマホが入っていた。
「お仕事の時間です、ガーネット。」
ガーネット。それが私の名前らしい。ガーネットというのは、確か1月の誕生石の赤い宝石だった。
着替えなければ。まずそう思った。クローゼットを開けると、入っている服は少なかった。今着ているものと、少しデザインの違ったジャージのセットが二着と赤と黒の戦闘服。よくライトノベルなどで見るやつだ。私はその戦闘服を着た。何となく、今場にあっているのはこの服の気がした。そして、何となく、クローゼットにあった剣を持った。物語の勇者が使うような、西洋風の剣だ。私はこれまた何となく、机にあったイヤホンを付け、剣を持って外に出た。イヤホンは、スマホと連携されてあった。私のいた場所は、何かの寮の様だった。
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イヤホンから声がする。電話の声と同じだった。
「この交差点を右に曲がってから、500mほど先です。」
何がだ、と思う。肝心なところを教えてくれなかった。
500m先には、30代前半の女が一人、いるだけだった。私は女を持っている剣で、刺した。自分でそうしようと思ったわけじゃない。体が勝手に動いたのだった。私はそのまま、人を殺してしまった。
まず、やってしまった、と思った。せっかくの新しい人生を無駄にしてしまった。そして私は、すごく馬鹿なことをした。
「殺し終えました。」
イヤホンにそう連絡してしまったのだった。相手が誰かも分からないのに。
「今、そちらに向かう。ありがとうございました。」
ありがとうございました?違和感を覚えながらもこの人に自首することにした。
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黒い車から降りて来たのは黒のスーツの男性だった。顎あたりで切り揃えた金髪の髪に、耳には銀色のピアス。タメ口混じりの敬語からもこの人元々不良だったんだな、という感じのする人だった。彼は死体を見ても一切表情を変えなかった。
「あ、あの、私......!」
私が言い切る前に、彼は言った。
「今日はいつもよりおとなしく殺しましたね。車乗って。」
は?私の頭にたくさんはてなマークが浮かんだ。とりあえず車に乗って、ゆっくり状況を確認しようと思った。
まず確認しようと思ったのはスマホだ。スマホには何か私の情報が書いてあるだろう。両方のポケットに手を入れたとき左にスマホ、右にも何か入っていた。取り出して見ると手帳だった。生徒手帳に近い様なもの。私はそれを開く。一番最初に入っていたのは、クレジットカードの様な素材のカードだった。
「殺し屋No,4 ガーネット
2026年キラー6
生年月日 1月14日」
そして右隣にはおそらく私の顔写真があった。
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私の職業は殺し屋だった。
それにこれから先の不安や恐怖は全くなかった。《《むしろ、これからが楽しみになっていた》》。たくさんいじめられて嫌だった。いつか復讐してやろうとずっと思っていた。その時が今、来たのではないか。いじめられていた分、殺してやる。今度はちゃんと、好きなように生きるのだ。新しい職業、真っ白な髪、カードで確認した真っ赤な目、その全てにわくわくしていた。私は、
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いじめられてたので転生して最強の殺し屋になりました。
投稿するの遅れてごめんなさい。次はすぐ出します!
いじめられてたので転生して最強の殺し屋になりました。03
私が暮らしているらしき寮に送られると、部屋に戻るために鍵を探した。カードキーを発見し、そこに書いてあった部屋番号に向かって鍵を差し込んだ。音がして、問題なく扉が開いた。部屋に戻って、とりあいず現状を確認しようと思った。私は死んだと思ったら、転生して殺し屋になっていた。名前はおそらくガーネット。暮らしている場所は何らかの寮だ。ふいに思い出して、手帳を取り出した。これになら何か詳しい情報が書いてあるかも知れない。手帳をパラパラとめくると、QRコードがあることに気がついた。カメラで読み込もうと思ったが、パスワードが分からない。四桁の数字を入力するタイプだった。試しに手帳に書いてあった私の誕生日を入れて見よう。
0、1、1、4と入力すると、ロックが解除された。これで開かなかったら結構危なかったな、と思いつつ、QRコードを読み取った。
「生活寮のルール」
タイトルにでかでかと示されていた。それを読んでみると、まず、殺し屋である私たちは共同の寮で生活すること、食事は一階の食堂で各自済ませること、洗濯はランドリースペースで行うこと、服は自由だが仕事の時には決まった服を着ること、この建物で生活し休暇は決まった時に取るなどいろいろなことが書いてあり、一番後ろにはご丁寧に館内マップがあった。とりあいず私は食事を取りに一階に向かった。私の部屋は6階だったが、エレベーターがあったので困らなかった。
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食堂につくと、どうやら券売機を使って注文するらしかった。値段は無料。私は前世で食べることがほとんどなかった厚切りの肉のステーキと、コーラ、さすがに栄養が偏っているし、せっかく無料だったのでパンとサラダも頼んだ。
「前は肉なんて贅沢だったのに。」
厚切りの肉はとても美味しかった。サラダとも合うしパンと一緒に食べても最高だった。コーラも炭酸が爽やかで美味しかった。こんな食事を毎日食べられるのか、すごく幸せだな、心から思った。
微妙な終わり方になった。