何でも屋〈夜明けの風〉の店主「葉月 空」
殺し、探し、手伝い・・。
金があれば何でもする。
高校生という若さで、そんなことをする理由とは・・。
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目次
〈夜明けの風〉、結成 #1
私は葉月空だ。
能力を持つ女子高生。
今まで差別され、傷ついてきた能力者や、仲間になれば心強そうな人を、ネットで見極める。
そして、リアルであった時に、仲間にならないかと誘う。
今日、仲間になれば心強そうな人と、リアルで会う約束をしている。
どんな人だろうか。
能力者だろうか。
「はい、では自己紹介から。」
「私は夜陣。本名は葉月空です。」
ネッ友に本名を言うことは危険だが、`あれのため`なら仕方ない。
今日来るネッ友のユーザー名は『ディオス』
ディオス:「うちの名前は神です。」
「・・・は?」
・・・落ち着け、私。
こいつに論理観はないのか?
ディオス:「本名はイルです」
「え、っと。能力とか、あったりしますか?」
イル:「能力?能力は趣味だから、ビームを発射します。」
言ってることがわからない。
ビームを発射する能力か?
「ごめんなさい。では、話題を変えます。年齢は?」
イル:「昨日は3歳だったので、今日は28歳です。」
よし、慣れればいい。
イルは28歳か。
「私は17歳です。能力者で、能力はテレポートと電撃です。」
イル:「うちは昨日リンゴを食べたので、今日は棘風という能力を使えます。」
「棘風はいつでも使える?」
イル:「そういえば、昨日の昼ご飯は◯クドナルドでした。」
「棘風はいつd・・」
イル:「使えると思います。」
やっとイルが能力者だとわかった・・。
なぜか昼ご飯を一緒に食べることになった。
「イル、仲間にならないか?」
イル:「カブトムシにはならない。」
もうイルには慣れた。
「仲間になってほしい。」
イル:「いいよ。」
意外とあっさりだな。
「何でも屋を経営してるんだ。来てほしい。」
イル:「何でも屋の名前は?」
「何でも屋は何でも屋だよ。」
イル:「なんかヤダ。んじゃ、その何でも屋は今から〈夜明けの風〉ね。」
「え、あ、うん。」
このように、〈夜明けの風〉はできた。
賑やかな日々 #2
イルが仲間になり、〈夜明けの風〉が結成されてから3日。
今日会うネッ友は、仲間になってくれるだろうか。
今日は、「かぐや姫」さんと会う約束をしている。
イルは来ていない。
ややこしいことになりそうだし。
〈夜明けの風〉メンバーは、同居する予定だ。
私の家は、1人で住むには大きすぎるからな。
イルはもう同居している。
イルは行動がはやいな・・。
かぐや姫:「あ、こんにちは!夜陣さんであってますか??」
おー、陽キャ。
「こんにちは。夜陣です。かぐや姫さんですか?」
かぐや姫:「かぐや姫だよ〜!本名は月野瑠奈!」
私より先に本名言う人、初めて見た。
「そうなんですね。瑠奈と呼ばせてもらいます。私は葉月空です。」
月野:「敬語外して行こーよ。同年代でしょ?」
「h・・、うん。」
「めっちゃ話変わるんだけど、瑠奈は能力者?」
月野:「そーだよ!!なんだっけ、重力操作!」
「・・そう。・・瑠奈、私達の仲間にならない?」
月野:「え、もう仲間じゃないの?」
「・・!?」
「え、え、あ。でも、改めてというか。能力者を集めて、何でも屋をやってるの。入る?」
月野:「もち!!入る!」
「じゃあ、瑠奈も今から〈夜明けの風〉メンバーね。」
「あ。あと、〈夜明けの風〉メンバーは同居する予定なんだけd」
月野:「うん。だいじょぶ、だいじょぶ!」
こうして、クセ強だけど心強い、メンバーが新たに入った。
読んでくれてありがとう!
まとまり #3
昨日、瑠奈が仲間になった。
今日もまた、ネッ友に会う。
どんな人だろうか。
今日会うのは、「爽風」さん。
ん?
なんかあそこに、可愛いのに無表情な男性の方がいるんだけど。
爽風さんが言っていた服装と一致してる・・。
「すみません、爽風さんですか?」
爽風:「はい。爽風です。夜陣さんですか?」
「夜陣です。本名は葉月空です。」
爽風:「俺は暁伊吹。よろしく・・。」
「伊吹、能力者だよね?」
暁:「・・うん」
「早速ですが、仲間になりませんか?」
暁:「・・え?怖くないの?」
「私も能力者です。2つ持ちです。」
暁:「仲間に、なりたい。」
「わかった。・・同居は?」
暁:「・・行く。料理なら役に立てる・・と思う。」
__テレポート__
「そういえば、能力何?私は瞬間移動と電撃。」
暁:「時間操作。」
「いいね。」
そんなこんなで、落ち着いたメンバーが入った。
これでクセ強な〈夜明けの風〉も、まとまるかもしれない。
珍しい依頼 #4
今日は依頼が来た。
ある人を探し、殺してほしいという依頼だ。
依頼人の話では、親友が「導き屋」に死にたいと願ったという。
依頼人は、親友が「導き屋」に、そそのかされたに違いないと思い、私に導き屋を殺してほしいと依頼しにきた、というわけらしい。
殺しの依頼。
折角できた仲間の手を汚すわけにはいかない。
今回は私1人で引き受けよう。
イルと瑠奈、伊吹には内緒だ。
早速明日、調べに行こうと思う。
調べるのは、手伝ってもらおうかな。