閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
恋なんてしたことありません!第1章 1~3話
恋愛小説が好きな人におすすめです!
私は小説など初めて書くのですが、ぜひ最後までご覧ください。
第一話『恋って難しい!』
「また勝った!」
彼はゲームに勝ち、はしゃぐ。
いいな。彼は陽気で。
ふじい ほのか
私の名前は、藤井 帆乃夏。中学3年生。
もりした そうま
はしゃいでいる彼の名前は、森下 颯真。私と同じ中学3年生。
私は今〝恋〟をしている。
颯真は幼稚園からの幼馴染だ。そして、さっきもいったように颯真のことが好きだ。しかし、颯真は付き合っているのだ。 はやし ひなた
しかも、颯真の彼女は私の親友、林 陽葵。よりによって好きな人の彼女が親友ってないでしょ!「颯真のバカ」無意識に口に出してしまった。あわてて口をおさえる。「大丈夫?」颯真が心配してくれている。(キュン♡)「う、うん。」
か、かっこよすぎる!叶わない恋だってことは分かっている。でも、諦めきれない。どうすれば、ずっと颯真とずっと一緒にいられるのだろう。
第二話『考えれば考えるほど分からない.』
実を言うと私は恋をするのは初めて。みんながいう言葉だと初恋、かな?その初恋は実るはずもない。今は、私の家で颯真と私だけで遊んでいる。お母さんが「颯真くん、もうすぐ引っ越しちゃうんでしょ?最後に家にでも誘ったら?最近颯真くん家来てなかったし。」と家に誘ったらという提案をしてくれたのだ。さすがお母さん。そう思いながら今家で遊んでいるのだが、さすがに二人きりは無理!と思い、陽葵を誘ったのだが、、、しまった!陽葵は颯真の彼女なのに、誘ってしまった。もう諦めるしかないのかな。私より陽葵のほうが可愛いし、性格も良いし、運動神経も良くて、背も小さくてみんなの理想の女子なのだから叶うはずもない。颯真も私なんかより可愛い女子が好きなんだろうな。私は、可愛くないし、性格も悪いし、運動神経も良くないし、背は大きいし、私なんか好きにならないよね。実際、小さい子のほうがモテている。こんなわがまま颯真はきいてくれないよ。「うゔぅ…」(泣く)
「ねえ、本当に大丈夫?疲れているなら休んで?」颯真どこまでかっこいいの…
第三話『幼馴染だから』
くぅーあいつ…私の名前は林 陽葵。颯真くんの彼女です。帆乃夏は颯真くんと幼馴染だからってずっと近くにいるし、颯真くんは私っていう彼女がいるのにも関わらず、帆乃夏の心配なんかしている。なんなの帆乃夏。あーそうか。颯真くんのことが好きなんだ。じゃあ今まで散々やられっぱなしだったからやり返すか。(にやぁ~)あれ?なんか陽葵が笑っていたような...気のせいか。そう思いながら涙を拭き、颯真に言う。「なんでもない。大丈夫だよ!」私今笑えているかな。本当は全然大丈夫なんかじゃない。でも颯真を悲しませたりさせたくないから。私ががまんしとけばいいんだ。そう心に言い聞かせていると、陽葵がしゃべりかけてきた。笑いながら、小声で「帆乃夏、颯真くんのこと好きでしょ?」私はあわてて言い返す。「そ、そんなわけないでしょ。颯真とは、
〝ただの幼馴染〟なんだから。」「嘘だぁー帆乃夏だって顔赤いよ?」「嘘!恥ずかしい」もうばれてしまったなら仕方ないか。「そうだよ。颯真のこと好きだよ。でも付き合いたいとか思ってないから。」思ってるよ~あー親友に嘘ついちゃった~でも、そんな〝付き合いたい〟なんて言えないよ~「やっぱそうか。颯真くん好きなんだろうと前から思ってたよ。ならさ、颯真くんに気持ち聞いたら?」絶好のチャンスなのかもしれない。でも、私にはそんな勇気一つもない。でも、親友が提案してくれているんだし、これは「うん」というしかないのかも。「うん。」言ってしまった。でも、これで良かったのかも!?「なら決まりだね!早速聞きに行こう!」「え!もう聞くの!?」「そりゃそうだよ。早めに聞いた方がいいでしょ?しかも幼馴染なんでしょ?www」「それはそうだけど...」陽葵がまたにやっと笑った。陽葵は何を考えているのだろう。「じゃあ私帰るね~」陽葵がそう言いながら、帰るしたくを始める。「見送って行くよ。」颯真もそう言いながら玄関へ向かう。私も急いで玄関に向かうが、もう陽葵は帰っていた。2人を追いかけた先には、颯真だけがいた。そこには陽葵はいない。「ブーブー」LIMEを見ると...「頑張って聞いてね~」と文章が書かれた後に、うさぎのハートのスタンプが送られている。陽葵のやつめ!!あとで覚えとけよ!そういったものの陽葵をボコボコにしたりすると、颯真に嫌われるんだよね。暴力はダメ!って。それだけは絶対に嫌!もうさっさと聞いちゃおう。「順調順調♪」もう後のことを考えると笑いが止まらない。あ、もう聞くみたいww
さーて動画撮らないとね。動画を撮って私の彼氏に親友が...誰か私を慰めて~ってSNSに動画と一緒に送ってやるんだからww「えっと、颯真は私のこと、、どう思ってる?」どうしよう。帆乃夏にそんなことを聞かれると思っていなかったのだが...でもなんか言わないと...ただの幼馴染なんて言ったら帆乃夏は悲しむしな...
とりあいず、何か口に出さないと!
「俺は…」
第2章も投稿するつもりです。楽しみにしていてください!
恋なんてしたことありません!第1章 4~6話
恋なんてしたことありません!第一章続きです。(4~6話)
言ってなかったのですが、今回と前回合わせ、第一章は3回に分けて投稿させていただきます。
一章ずつの話の数は、10話になっております。
今回は2回目です。
1~3話のをまだ読んでいない方は、先に見てから、こちらを見るのをおすすめします。
良ければ最後まで、ご覧ください。
第四話『颯真の気持ち』
「俺は、帆乃夏も知っているように〝付き合っている〟」俺はそう言った。その後、少し考えた。考えたことをすぐに言わないと、帆乃夏を不安にさしてしまうかも。と思い、すぐに言葉に出した。「帆乃夏。ちょっと耳貸して?」さっきから、目線感じてるから分かってんだよな。〝陽葵〟一応分からないふりしとくけどよ。「はぁ~」俺がため息をつくと、帆乃夏は悲しそうな目でこっちを見た。涙も出ている。でも、俺はそのことは気にしず、帆乃夏に伝えた。
第五話『陽葵の目線』
私は颯真の返事を待っていた。すると、颯真が口を開けた。「俺は帆乃夏も知っているように、〝付き合っている〟」〝付き合っている〟という言葉に私は息をのんだ。「帆乃夏。耳貸して?」その後、なぞの間があった後颯真はため息をついた。「はぁ~」颯真やっぱり...そう思うと自然と涙が出てきていた。でも、颯真は、私が泣いているのにも関わらず、続けた。
私が耳を貸すと...「ぼそぼそっ」私はその言葉でとても嬉しくなった。私もつい小声で「私もだよ!」っと言ってしまった。ただただ嬉しくなった。
第六話『颯真の一言』
―その翌日―
なんなのあいつら?正直なことをいうと、私は本当は森下のことも好きじゃないし、クラスのみんなにも、性格のことで、嘘をついている。
だけど、帆乃夏のせいで私の化けの皮が剝がれちゃう!どうしよう...最初は帆乃夏に恥をかかせるつもりだったんだけど...私としたことが!!
なんの作戦も上手くいかない、自分にムカついた。私は颯真に昨日言われたことに私はまだキュンキュンしてる!颯真そんなこと思ってたんだ!「...夏...帆乃夏聞こえてる?」今私の名前を
せと るな
呼んでいたのは瀬戸 流奈。彼女も私の親友!
「あ、ごめん。聞こえてなかった。なんだったけ?」あわてて言う。「もぅ~最近ぼ―っとしてるよ?大丈夫?」「あ、うん。大丈夫だよ。ちょっと考え事してただけ...」「そっか。何かあったらいつでも相談してね。」「うん。ありがと」私自身、恋愛系は人にあまり知られたくないけど、流奈にだけなら話せるかも!流奈は私の大親友だし、優しいし、秘密は絶対守ってくれる人だから!「あのね、流奈。~だったんだ!秘密ね。絶対!」「そうだったんだね!大丈夫!秘密にするよ。」大親友の流奈に悩み事?を言えてなんかすっきりしたな~
みなさん、恋なんてしたことありません!第一章の4~6話はどうでしたか?
お楽しみいただけたのであれば幸いです。
次は7~9話を投稿します。
楽しみに待っていてくださいね。
付き合いたいぐらい好き!?第一章 1話
最近めっちゃ新しい小説を書きまくってて、小説に書く名前が思いつかなくなってきました(笑)
個人的にはこの付き合いたいぐらい好き!?は結構いいと思います。
是非最後までご覧ください!!
第一章
第一話『藍奈の日常』
私、林原 藍奈。小学6年生。今は算数の授業中だよ☆
「この問題分かる人~」〈はい!〉〈はい!はい!はい!〉「林原さん。」「3/5です!(5分の3)」「正解だ。」「先生当ててよ~」先生当ててよ~そう言ったのは、私の友達、岩崎 蒼だ。
「もぉ~あ...うるさいな~」今腹を立てているのは、私の親友であり蒼の幼馴染の新井 凛香だ。『呼んだ!?』私と蒼が同時に声をあげる。「藍奈じゃないよ~蒼だよ~」「び、びっくりした~私なんもしてないのにって思っちゃった...」『ははははww』クラスのみんなが笑う。私と蒼、名前が似ているから結構分かんなくなるんだよね~
―授業が終わり、休み時間―
「はぁー疲れた~」私は休み時間になると必ず一番初めに
今井 梨乃に話しかける。梨乃も私の親友だ。「一時間目から算数とか終わってるわ~」「だよね~しかも最後、プリント3枚もやらないといけないの地獄だよぉ~」「それな~」
梨乃とは色々気が合うのだ。レジンが好きだったり、絵を描くのが好きだったり。そんなことを考えていると、梨乃の彼氏、松根 翔が話しかけてきた。「あ、梨乃と藍奈じゃん。何の話してんの~?」気軽に喋りかけてくれるのが彼のいいところ。ちなみに翔は、梨乃の彼氏でもあるけど、私たちが小学1年生の時に私が一番初めになった友達が翔なの。そういえば、小学3年生ぐらいまで家にほぼ毎日呼んでいたっけ。(2人とも毎日暇で遊びに行くのにお母さんが家の中で準備待っときなよって感じだったため)懐かしいな~。「ふふ...」私が笑っていると、翔が「何笑ってんの。何話してたのか教えてよ。」と怒った。可愛いな~。翔。あ、そんなことを思ってる場合じゃない。私には好きな人がいる。その人の名前は工藤 藍斗だ。
付き合いたいぐらい好き!?はどうでしたか?
第二話も投稿するのでお楽しみに!
恋なんてしたことありません!第一章 7~10話
恋なんてしたことありません!の第一章最終です。
第二章も投稿します。どうぞよろしくお願いいたします。
1~6話までを読んでいない方は先に読まれてからこちらを見るのをおすすめします。
ではどうぞっ!
第七話『これからは』
俺は昨日、自分の思っている通りに帆乃夏に
〝全て〟話した。すると、帆乃夏も同じことを思っていたみたいで、すぐに気が合った。
だから、俺は、陽葵に〈〝別れよう〟〉というつもりだ。どうせ、告白してきたのは向こうだし、俺が回りから信頼を失うことなどはないだろう。俺は陽葵に別れようと告げた後、
帆乃夏に〝告白〟するつもりでもある。
Okをもらうのが一番いいが、振られてもそれが帆乃夏の気持ちだから、俺は帆乃夏の回答を受け止める。一応、帆乃夏の友達や、自分の友達にこのことを言う。まずは流奈から。「流奈!ちょっと聞いてくれないか?」「あ、颯真くんじゃん!やっほ~話?いいよ~」「―ってことがあったんだけどさ。なんかない?」流奈はにこっ。っと笑いながらこう言った。「へぇ~そうなんだ~じゃあさ、遊園地とか行って、そこで、いい雰囲気になったら告れば?よく、観覧車で告るとかあるじゃん?」「じゃあ遊園地デート?にするわ。」「じゃあ私のほうから帆乃夏に言っとこうか?」「サンキューよろしく。言っといて。」一応流奈は付
まつなが たくみ
き合っていてその相手が俺の友達、松永 拓海
だ。付き合っているということは恋愛のスペシャリストってこと。だよな!?だから一応付き合っている人の案は入れた方がいいよな...ていうか、絶対に入れた方がいいよな!念のため、流奈の彼氏、拓海にも聞くことにした。
第八話『遊園地デート!?』
私は授業が終わり、次の休み時間になると、流奈が喋りかけてきた。「ねーねー颯真君がさ。遊園地デートしないか?ってさ。」「え~!!あ、あの颯真が!?///」私はこういった後に小声で言った。「なんなの颯真。二股でもしたいのかな...」私には小声で言ったつもりだったのだが、流奈にはしっかりと聞こえてたようだ。「もう~そんなネガティブになっちゃいけないよ。颯真くんは〝帆乃夏のため〟を思って誘ってるんだから。」
「そうだよね。行くって言っといてー」私は颯真から言ってほしかったな。でもそんなのわがままかな。
第九話『颯真の告白』
俺は20分休みに、陽葵を呼んだ。「ごめん。別れよう。」「そっか。颯真くんがそういうなら。バイバイ。」
陽葵にそう言って別れた。まあ陽葵のじごうじだけどな。いよいよ今日だ。帆乃夏と遊園地デート(?) は。付き合ってもいないのにデートって言っちゃっていいのか?遊園地に行くって言った方がいいか。でも、流奈に帆乃夏が行くって言ってたっていうこと聞いてないんだよな。いきなり不安になった。もしかして...そう思うと胸が痛くなる。もうそう思うのはやめておこう。そんなことを考えていると、流奈が走ってきた。「ごめ~ん!いうの忘れてた~たしか今日だったよね?遊園地デート♪」「うん。そうだけど。で、結果は?」「それがね...okだったよっ!」「よっしゃ~!」嬉しさのあまり、大声で叫んでしまった。
第十話『片思い』
今颯真の声がしたような?気のせいか。今日か~遊園地に行くの。遊園地で告白してくれないかな~でも、陽葵と付き合っているんだもんね。私が好きだとしても、颯真が好きじゃないと付き合えないんだもんね。 〝実らない片思い〟なんだ。私の恋は。
そう思いながら今日の授業を終えた。帰ると、LIMEにメッセージが送られていた。〈もう遊園地行っとくよ~〉そのメッセージは30分ほど前に送られていた。やばい!急がないと!慌てて準備をする。ヘアアレンジをして、服を着替えて、バックに荷物を入れる。財布、スマホを入れて出かける。「いってきま~す。」鍵を閉め、電車に乗る。〈ガタンゴトンガタンゴトン〉〈次は小波津駅。小波津駅。出入口は右側です。〉〈キンコンカンコン♪〉電車のドアが開き、外に出る。遊園地につくと、颯真が待っていた。『颯真!』『帆乃夏!』「ごめん。遅れちゃって。」「いいよ!全然。俺が早く行っちゃっただけだから。」やっぱり颯真優しいな。「帆乃夏。最初に観覧車に乗らない?」「うん。いいよ!」観覧車に乗ると、段々と上に行っていく。「わぁ~綺麗。小波津町ってこんなに綺麗だったんだね!」「帆乃夏。あのさ。」「うん。どうかした?」私は颯真の方を見る。すると、「帆乃夏。好きです。付き合ってください。」「え!?///」まさか、まさかこの私が告白されるなんて!
終わりです。
第一章どうでしたか?よければ、ファンレターで感想を書いてほしいなと思います!
第二章もお楽しみに!
恋なんてしたことありません!第二章 第一話~三話
恋なんてしたことありません!ついに第二章です!
楽しみにしてくだっさった皆様。ファンレターをいつも書いてくださっている皆様。
ありがとうございます。私もできるだけ全力を尽くして参りますので何卒宜しくお願い致します。
それではどうぞっ!
第二章
第一話『二股』
「嬉しいけど...颯真、付き合ってるじゃん。そんなことしたら陽葵に嫌われちゃうよ。」
「いや、いいんだ。というか、陽葵は俺のこと〝好きじゃないんだ〟」
私は一瞬信じられなかった。しかも、親友か好きな人のどっちのことを信じればいいのか分からなくなった。「で、でも、陽葵は好きだから告白して、今付き合ってるんでしょ?だから...」「俺は、帆乃夏のことが〝好きなんだ!〟」
私は颯真の言葉で泣き崩れた。「でも、でもっ!陽葵が!」「〝陽葵なんて〟もういいんだ!」陽葵なんてって...陽葵は私の親友なのに!そんなことを言うのなら、好きな人でも誰だろうが許さない。「陽葵が私にとってどんな人なのか颯真は分かってないくせに!」観覧車はもう終わりへと近づいていた。観覧車が終わると、私はすぐに走って駅まで行った。「帆乃夏!!待って!」私は颯真の声も無視して、駅まで走り続けた。駅に着くと、電車が運良く、停まっていた。電車に乗ると、遊園地に来るときと同じ音が聞こえた。〈ガタンゴトンガタンゴトン〉来るときには良い音に聞こえたけど、今は違う。好きな人に親友なんかどうでもいいと言われたのだから。陽葵は私が中学校に入学したばっかりだったころ...「おい!クソブタ!邪魔だぞ!ブタならブタらしく、学習園でブーブー鳴いとけば?ww」「う、うん。」「こいつ返事したぞwじゃあさっさと学習園行って来いよw」その時...「あれぇ~クソブタはそっちじゃないの?w」陽葵だ。私は言い返せない陽キャ男子たちに歯向かってくれたのだ。「あ、ひ、陽葵じゃん。ど、どうしたの?」「え?見れば分かるじゃん。私の友達が困ってたから助けてあげてんの。お前らそんなことしてたら一生モテないよ?ww」「ぐっ!」私にクソでかブタと言ってきた陽キャ男子は、陽葵のことが好きだ。だから余計にこの言葉は高効果だったのだろう。こういう感じで陽葵は私を助けてくれたのだ。なのに...なのに颯真は!
家に帰ると、お母さんが走って玄関までやってきた。「ただい...」「ねぇ!帆乃夏あんた何で颯真くんを困らせるの!?あれだけ、仲良くするのよって言ったのに!」私の母藤井 夏美は普段優しいのだが怒ると怖いごく普通のどこにでもいる母親だ。「あれぇ~帆乃夏。またやらかしたの~?」今煽り気味でそう言ったのは私の姉藤井 夏希。「も~うるさいな。お姉ちゃんは黙ってよ。」「はぁい~!」そう言いながら、お姉ちゃんは自分の部屋に帰っていく。
「じゃあもう、今度から気を付けるから。」「本当に颯真くん心配してたんだからね!?家まで来て、帆乃夏は帰ってきましたか?って。」私はお母さんの話を聞き、自分の部屋に戻る。颯真私のことそんな風に...スマホでLIMEを見ると、〈今日はごめん。自分勝手に告白して、陽葵のことどうでもいいみたいに言っちゃって。本当にごめん。〉と送られていた。私も
〈私も、自分勝手だった。いきなり帰って、颯真のことも無視して。こちらこそごめん。でも、陽葵のことを言われたのは本当に嫌だったんだ。陽葵は私が中学校に入学したての時に、悪口を言われて、助けてくれた親友だから。〉こう送った。すると、〈そうだったんだ。悪気があっていったんじゃないんだ。本当にごめん。でもね、陽葵、帆乃夏のこと裏切ってるんだ。ちなみに僕のことも、クラスのみんなのことも。これだけは信じてほしい。〉と送られてきた。メッセージだけなのに、この言葉だけは、メッセージを送っている颯真の顔が浮かんできた。これは嘘じゃないんだ。そう思えた。
第二話『陽葵の嘘』
学校に行くと、颯真がいた。「帆乃夏~ごめん。昨日は。」「いいのいいの~!もう昨日のことだしね。折角の遊園地の時間無駄にしちゃってごめん。でも、昨日の陽葵が嘘をついてるっていうのはどういうことなの?」「それはね...」そう言って颯真は、スマホをポケットから出し、動画を再生した。〈なんなの!?帆乃夏。やっぱり森下のこと好きなんじゃん!私は、罰ゲームで森下に告っただけだけど。帆乃夏がムカつくから自慢してやろうとか思ってたのに!〉〈だよねぇ~藤原?だったっけ。苗字。私可愛いとか思ってそうw〉陽葵の声だ。本当に颯真が言っていたことは本当だったんだ。でも、まだ信じられない。あんなに優しい陽葵が、私の恋を応援してくれた陽葵がそんなことするはずないのに!「俺は、放課後に忘れ物を取りに行ったら、女子二人で話していた。」嘘だって思いたい。でも嘘じゃないんだ。だから私にも、颯真にも〝嘘〟をついているんだ。陽葵...信じてたのに。私がいじめられているのを守ってくれて。その後も仲良くしてくれて。なら、陽葵に私から、聞こう。こんなこと思ってないよねって。そう思っていると、陽葵が話しかけてきた。「帆乃夏~明日遊べる~?」「うん。遊べるよ。」「そっか~!じゃあ水族館いかない?」「いいじゃん!水族館ね。帰ってから三時からでもいい?」「全然!三時からでいいよ!」―話は終わり授業―
国語の授業だ。<友達の嘘を見破る方法(検索)>「ここ読んでくれる人~!」『は~い!』「じゃあ藤井さん。」「はい。(一)口を触ったり、口を手で隠したりする(二)脚が相手に向いていなかったり、もぞもぞ動いたりする
(三)目をそらす、もしくは目をじっと見てくる(四)普段より水分をとる(五)顔の左右が同じ動きをしていない です。」「帆乃夏。どこ読んでんだ?」あっ。間違えて、友達の嘘の見破り方の読んじゃった。「藤井さん。今度から気を付けてくださいね?」「はい...」スマホで授業中に、検索していたから怒られた。いつもは、やっていないから次はやめましょうで済んだ。五時限目が終わった。今日は短い日だから、いつもより早く帰れる。『さようなら!』
第三話『水族館で』
水族館の入り口に行くと、帆乃夏が待っていた。「帆乃夏~待った?」「ううん。それより券買わないと...」「そうだね。何円くらいするんだろ~」〈(中・高校生)二千円〉『高すぎない!?』「私、三千円しか持ってきてないな~足りるかな?」「券買っても千円余るんだから大丈夫でしょ。どんだけ買うの?」「えっとね~クリアファイルと、マグネットと、キーホルダーと、お菓子と…」「よくばりすぎでしょ!」「そぉ?」「まあ買うのは自分で決めて?お金足りなくても知らないよ~じゃあ券買ったんだから中行こ?」「分かった!」帆乃夏と私で大水槽の方へ行った。「建て替えてから立派になったね~!」ここ、夏乃水族館は一度建て替えた。料金は高くなったものの、中は前より立派になっていた。「陽葵~!写真撮ろ!」「うん。」「ハイチーズ!」<パシャ!>仲良くしているように帆乃夏には見えているだろうな。でも、私は帆乃夏いや、こいつを〝殺すんだ〟
どうでしたか?よければファンレターも書いていただきたいなと思います。
第四話~六話も投稿するので是非見てください。
恋なんてしたことありません!第二章 第四話~第六話
恋なんてしたことありません!第二章の四話~六話です!
いつも読んでくれている方本当にありがとうございます!
今回の作品も是非読んでくれたらな。と思います。
それではどうぞっ!
第四話『危険な帰り道』
水族館で遊んだ後、帰りにコンビニに寄ろうという話になった。歩道橋を歩いている時に、陽葵がいきなり止まった。「陽葵?どうしたの?」「…」名前を呼んでも何も言ってくれない。すると、「ね。」声が小さくて聞き取れない。「陽葵今なんて言った?」そう言って振り返ると陽葵が言った。「死ねって言ってんだよ!クソが!何でも上手くいきやがって!目障りなんだよ!死ね!」そう言ってカッターを持ち、襲い掛かってきた。「陽葵なんで!?今までずっと仲良くしてきたじゃん。それは嘘だったの!?」「嘘に決まってるじゃん。バーカ。お前といた時間が無駄だった。さようなら。」陽葵は私の首にカッターを突き付けた。
「陽葵、もうやめて!私は陽葵と過ごした日々、無駄なんて一回も思ったことない!それに、陽葵のこと大好きだよ!だから、今までどうりに過ごしたい。お願い、陽葵。」
第五話『一つの喧嘩』
「陽葵、もうやめて!私は陽葵と過ごした日々、無駄なんて一回も思ったことない!それに、陽葵のこと大好きだよ!だから、今までどおりに過ごしたい。お願い、陽葵。」帆乃夏の言葉に泣いた。「うぅぅ...(泣く)」自分がそうやって泣く私を帆乃夏は抱きしめる。私はこんなひどいことをしたのに。何で。何で。どうして帆乃夏はそんなに優しいの。私は昔からそうだ。自分が気に入らないことがあったら人に当たって、いじめて。迷惑をかけてばっかりだった。それで私は嫌われていた。だから私は変わろうって決意したのに!帆乃夏には申し訳ない。謝っても謝り切れない。なら、私は帆乃夏と関わらないようにしよう。そうすれば、帆乃夏は不幸にならないはず。私には帆乃夏みたいな良い人はいないほうがいい。迷惑をかけるから。いっぱい悲しませるから。「帆乃夏。聞いて。私には帆乃夏みたいな優しい人はいなくていい。」「何で?私はもっと一緒に陽葵といたい。」「私も一緒にいたい。でもね、迷惑かけるし、たくさん悲しませる。それに、この動画を見て。」<えっと、颯真は私のこと…どう思ってる?>
「これは、あの時の...」「私ね、これをSNSに投稿しようとしてたの。本当にごめん。こんな私を許さないで。こんなひどい私よりも、もっといい友達ができるよ。帆乃夏はいい人だから。」陽葵はそう言ってこの場を去った。「陽葵...」陽葵は悪いことをした。でも、そこまで自分を責めなくても...私は急いで陽葵を追いかけた。でも陽葵は帰っていた。家に帰ると夜ご飯の準備がされていた。『いただきま~す』家族全員でテーブルを囲み夜ご飯を食べる。でも今日はなぜか全然はしが進まなかった。「ごちそうさま...」小声でそう言って自分の部屋に入った。何でだろう。いつもはこんなことないのにな。明日から陽葵とどうすればいいんだろう。
第六話『喧嘩の後の学校』
「おはよ~!」帆乃夏が俺に挨拶をする。でもいつもより挨拶が暗いな。そう思いながら俺も帆乃夏に挨拶をする。「おはよう。」挨拶をした後いつも通りに一限目が始まる。一限目は算数だった。「じゃあこの三十七ページを班でやってください。」『は~い!』先生の言葉で全員が動く。俺の班は拓海、陽葵、帆乃夏、俺だ。班活動では男子二人は問題を解いて女子に教える。女子はほぼほぼ問題が分からないのだ。班活動が始まるといつもは陽葵と帆乃夏が二人で喋るはずなのに今日は...『…』喋らない...何でだ?いつも喋るのに喧嘩でもしたのか?俺は静まった空気を変えようと口を開いた。すると拓海が「ふとんがふっとんだ!」と言った。すると、静かだった空間が余計に静かになった。おい拓海!何してんだよ!余計に静かになったじゃねえか!俺は静まった空気を今度こそ元に戻そうと思い、「ダジャレなんてつまんないよなぁーめんどいし、さっさと算数の問題終わらせようぜー」棒読みでそう言うと静まった空気は無くなった。「うん。そうだね。」「じゃあやろう。」それから俺たちの班は順調に算数の問題を終わらせた。
どうでしたか?
第二章も次回で最後です。
ファンレターも良ければ書いてください!
ファンレターを書いてくれたら次回の小説を上げる速度が上がるかも!?
付き合いたいぐらい好き!?第一章 第二話
付き合いたいぐらい好き!?第一章の二話です!
お待たせして申し訳ございません。
第三話も一気に上げたので良ければ見てください。
第二話『相性診断』
私は今井 梨乃。林原 藍奈の親友だ。藍奈には好きな人がいる。その人は工藤 藍斗。いたずらばかりしているし、別にかっこいいってわけでもない。なのに藍奈はどうして好きになったんだろう。授業中にそんなことを考えていると当てられた。「今井さん。ここは?」「えっと...わ、分かりません。」「ちゃんと話聞いてください。下向いているから当てたんですよ?」「すいません...」恥ずかしい。考えことをしていて当てられて、答えられないなんて最悪。なんのために塾に行ってるんだろ。―次の授業―<キーンコーンカーンコーン>
日番が挨拶をする。「起立。気をつけ。今から3時間目の国語の授業を始めます。よろしくお願いします。着席。」「じゃあ好きな本借りていいよ~」私は先生の声と共に立ち上がり、藍奈のもとへ行く。「藍奈は何を借りるの~?」「相性の本だよ。」私は藍奈の反応が見たくてこう言った。「工藤との相性見てみたら~?」「ぐっ!!///」「あれ~?怖いの?」「べ、別に怖くないし!」藍奈はそう言いながら調べた。
<◎>「おぉ!工藤と藍奈の相性いいじゃん!」「ふん!じゃあ梨乃は翔との相性調べたら?」ドヤ顔で言ってくる。そんなこと、ドヤ顔で言うことじゃないよ。私は相性がいいことを強く、強く願った。<〇>「勝った~!」「これ勝負じゃないよ?あとまだいい方だから。」なんか残念だな。私は少し話題を変えていった。「工藤に告白するって前言ってなかったっけぇ?」「言ったけど。」藍奈は真顔でそう答える。私も実際告白した側だ。だからこそ、藍奈を応援したい。親友としても。藍奈頑張れよ~そう心で思っていた。
どうでしたか?
良ければファンレター書いてください!
付き合いたいぐらい好き!?第一章 第三話、第四話
付き合いたいぐらい好き!?第一章の三話です。
第三話が短かったので第四話も入れました。
他にも書いているので良ければ一緒に見ていただければ幸いです。
それではどうぞっ!
第三話『告白する準備』
俺は松根 翔。今井梨乃の彼氏だ。そして、藍奈の友達でもある。梨乃はもちろん、俺も藍奈の好きな人を知っている。梨乃は藍奈の親友だから教えられるんだろうけど、俺は何で教えてくれたのかな?気になったから藍奈に聞いてみた。「なぁ、藍奈。何で俺に好きな人教えてくれたんだ?」「え~?普通に翔が優しいから!後、一年生のころから仲が良いし、信用があるからかな~」「そっか。ありがと。」へぇ~俺って優しいんだ?まあそれは置いといて。藍奈は告白するって言ってたな。準備とかできてんのかな?一応藍奈は五年の時にも藍斗が好きって言ってたから藍斗に告られたら絶対に振るなよっ!って言ったんだけど...藍斗性格悪いし、本当にそんなことしたって無駄だったんじゃないか?そう思いながら教室に入った。
第四話『好きなところ』
私はいつも休む時間も移動教室の時も梨乃と一緒にいる。そして図書室から帰った後の休み時間も喋っていた。すると、梨乃が「藍奈ってさ、工藤のこと好きなんだよね?あいつのどこが好きなの?」と聞いてきた。あ~やっぱそれ聞くか。いつかは聞かれると思ってたけど、付き合ったりした後じゃないの?まあ親友だし、言ってもいいけど...「えっとねぇ~思ったより優しいとことか、絵上手いとことか、かな。」梨乃が小さく笑う。「へぇ~珍しいね。藍奈がこういうこと言うのって。」そうなのかな?あんま恋愛系の話口に出したくないからかな~?あ、そういえば工藤と下の名前の漢字が一緒なんだよね。〝藍〟っていう漢字が。本当にそれは運命!
それでも、工藤が私のことを好きじゃなければ、付き合えない。実際、工藤はどう思ってるんだろう。
今回短くなってしましました>︿<
本当に申し訳ございません!
ネット恋愛 ① 『恋』
私:乃愛《のあ》
恋した男子:廉《れん》
リア友で恋のライバル:沙羅《さら》
ネッ友:夏奈《かな》
---
私は恋をしたことがない。でもある日ネットで出会った中学2年生の男子、廉|《れん》に恋をしてしまったー
---
私は恋をしたあの日から、廉《れん》のことしか頭にない。気が狂ってしまったんじゃないかと思うほどに。仲良くなった瞬間から廉《れん》のことを好きになった。初恋がネット恋愛だなんておかしいよね。私は廉《れん》に色んなことを言ってもらった「大好き」とか、「可愛い」とかまあ全部私が言わせてるんだけど。私はついに、決意をした。付き合わなくてもいいから私の今の気持ちを伝えようと。廉《れん》が私のことを友達として見ていたっていい。私のことを好きでも、嫌いでも。廉《れん》には気持ちだけでも分かっていてほしい。
ー告白前夜ー
私は廉《れん》のことが好きで、明日告白するつもりだということをネッ友の夏奈《かな》に伝えた。流石にちょっと、一人じゃアレだし…誰か見守っといてほしいからなぁ。すると、夏奈《かな》
は「え~!そうなの!そういえばね!沙羅《さら》も廉《れん》が好きだから明日告白するって言ってたよ~!廉《れん》モテモテじゃん!」と言った。沙羅《さら》もなのか。沙羅《さら》はリア友の一人。廉《れん》かっこいいからモテるのは分かるけど…廉《れん》色んな人に可愛いとか言ってるのかな…そんな疑問が頭を横切った。そりゃあ、私の廉《れん》じゃないもんね。廉《れん》に「可愛い」とか、「大好き」とか言わせてるの自分だし。まあ明日頑張るかー
ー告白当日ー
私は沙羅《さら》と一緒に告白することになった。どうせ、沙羅《さら》のことを選ぶんだろうな。分かってる。分かってるけど期待してしまう。もしかしたら私が選ばれるんじゃないかって。漫画やアニメみたいに、陰キャがモテモテ男子に告白されるように。勝手な妄想だってことは分かってる。沙羅《さら》が選ばれるのだって分かってる。でもどうしても私が選ばれるんじゃないかっていうことを思ってしまう。私は沙羅《さら》にはかなわないのに。こんなことを願ったって無駄なのに。『廉《れん》のことが好きです!!』沙羅《さら》って即答するのかな…?廉《れん》は「2人のことを傷つけたくない。だから友達でいさせてくれ。」そう言ってくれた。良かった。でも何か隠してるよね。廉《れん》は優しいから、傷つけたくないとか言ってくれてるだけであって。廉《れん》には本音を言ってほしい。私にとっては、嘘をついて友達でいる方が傷つくな。廉《れん》が沙羅《さら》を好きであろうと、それが廉《れん》の本音だからそれはそれで受け止めるから本音を言ってほしい。私は廉《れん》にそう言った。
ー翌日ー
チャットに入ると廉《れん》は沙羅《さら》に「沙羅《さら》もう知らない!会わないからね!」と言っていた。沙羅《さら》は私に「乃愛《のあ》~廉《れん》に会いたくないって言われたー(´;ω;`) 」と言った。私はノリで「私の友達をいじめたのは誰だ!ぶちぶちにしてやる!
と言った。その夜、私は廉《れん》に呼ばれた。「ごめん。俺、沙羅《さら》と付き合う。」そう言った。「うん」やっぱり廉《れん》は沙羅《さら》が好きなんだ。「本当にごめん。」それが廉《れん》の本音なんだ。「ううん。大丈夫だよ!」その言葉を打つ手はとても重かった。あれ…?胸が痛い。分かってた。分かってたよ…沙羅《さら》が選ばれるって。でも信じたかった。誰にでも奇跡は起きるって。私みたいなブスより可愛い女の子の方がみんな好きだよね。私なんか選ばれるわけがないのに何を考えてたんだろ。涙がそっと頬をつたった。私には恋なんてできないんだよ...
---
さよなら。初恋。
さよなら。〝好きだった人。〟
言葉遣いが成長した気がする…
良ければファンレターください!
1618文字…これ書く側は楽しいけど読む側結構つらいw
ネット恋愛 シリーズ化について
こんにちはっ!!れもんです!
この度、ネット恋愛をシリーズ化させていただきます!!
3ぐらいまでしか続かないかもですが・・・
是非温かい目で見守ってくれたらと思います!