動物に変身できる私・兔野彩が近くの山でウサギになり散歩していると同じクラスの虎山阿希がウサギの姿の私をなでてきて⁉
その瞬間、私の恋が始まった!
私の恋は一体どうなる⁉
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動物に変身できる私
私は、|兎野彩《うさぎのあや》。
私は動物に変身できる。
例えば、ウサギ。
「ウサギ、ウサギ、変身せよ」
そう言えばウサギになる。
時々失敗して耳と尻尾が出ただけの人間になるけど……。
それはほっといて、今日も近くの山へ来るとウサギになり散歩をしている。
そしたら、同じクラスの|虎山阿希《とらやまあき》がいたの!
阿希は頭も運動神経もよくて、まさに天才。
そんな阿希がなぜここに?
阿希は私に気が付いたのか近寄ってきた。
まあ今の私の姿はウサギだから、私が兔野彩だとは気付かないはずだけど。
そう考えているうちに阿希は私のすぐ近くまで来ていた。
そして私をを優しくなでた。
私の心の奥がドキドキした。
なんなの?この心のドキドキは……。
まさかだけど、阿希のことが好きになってるとかじゃないよね……?
ああ、ヤバいヤバい!
めっちゃドキドキするんですけど⁉
やっぱこれは恋だあぁぁ!
恋愛系を書いてみました。
このシリーズ長続きしなさそうだけど……。
その時はホントにごめんなさい。
動物に変身できる私 第二話
阿希に恋をしてしまった私。
これからどうしよう……。
困りました。
現在、社会の時間なんですけど班活動をすることになって、阿希と班が一緒になってしまいました!
もう心臓バクバクしっぱなしですよぉ。
ああ、阿希が私の隣に座った!
ヤバいです、めっちゃヤバいです!
私つい緊張してしまい顔が赤くなってしまいました。
ああ、班の仲間が私を心配そうに見ている……。
その時、隣から声がした。
「兔野さん、大丈夫?もしかして体調悪い?」
阿希が私の事を心配してくれている。
めっちゃうれしい!
でも周りからの視線がヤバい……。
すると、先生が保健室に行くように言った。
私がよろよろしながら立ち上がると阿希が支えてくれた。
ああ、鼻血出そう……。
ダメダメ、こんな所で出したらみんなから変な目で見られる。
そう考えていると段々頭が痛くなってきて私は倒れてしまった。