「この世をば、我が世とぞ思ふ、最高のワンダーランドへようこそ!」
縄文、弥生、飛鳥、奈良、平安、鎌倉、室町、安土桃山──。
本来なら教科書でしか出会えないはずの歴史上の偉人達が、もしも同じ学校の「教師」、「生徒」として学校生活を送っていたら……?
舞台は、小中一貫校の「歴史学園」。
校長はもちろん、平安時代を生きた貴族のトップである、あの藤原道長!
歴史学園で繰り広げられる、「歴史人物の学校生活」。
織田信長が学園のルールを引っ掻きまわし、それを友人兼幼馴染みの豊臣秀吉、友人の徳川家康が追いかける。
平清盛と源頼朝はバチバチ敵対中だが、紫式部と清少納言は……?
光源氏の「王子様スマイル」、蘇我くんに中大兄皇子と中臣鎌足が襲いかかる!?
新入生である1年生の歌川広重、杉田玄白、伊能忠敬!
教師の皆も負けていない。
美術担当の雪舟先生、理科担当の行基先生、国語担当の聖徳太子先生まで!
それぞれの偉人の個性が、この学園で大爆発!?
最高にカオスで、最高に愛おしいドタバタコメディストーリー、開幕!
君も一緒に、「いざ、出陣!」!
続きを読む
読み方
1話ずつ表示します。
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
1.6年2組は今日もハチャメチャ
自己解釈、想像表現あり。
誤字、脱字がある可能性あり。
「何でもOK」という方だけ。
小中一貫校、「歴史学園」。
名前だけ見ると、一見エリート校に聞こえるこの学校は、最高にカオスでめちゃくちゃな学校生活が繰り広げられていた。
興味がある君は、少しずつ下へスクロールしてみよう。
---
「この世をば、我が世とぞ思ふ、望月の……」
歴史学園の校長室。
そこには、ビシッとスーツを着こなした初老の男が満足そうに椅子に座っていた。
名前を、藤原道長という。
歴史学園の全てをまとめる、いかにも校長らしき雰囲気を漂わせている。
「いやぁ、今日はどんなカオス劇場を見せてくれるのか……」
道長校長が初等部校舎へと視線を移す。
目線の先には、6年2組の教室があった──。
---
「織田くん!さっきから何をしているのですか!」
6年2組の教室に、担任の北条政子先生の怒号が響き渡る。
黒い長髪をきっちりと一つ結びにまとめている真面目な女性だ。
教室の真ん中には、椅子にふんぞり返る一人の少年がいた。
クラスの中心人物、織田信長である。
意思の強そうな切れ長の目と、いつも持ち歩いている木刀が目印だ。
その信長は政子先生には目もくれず、シャーペンを指で回しながら「天下をとった男」という本を読みふけっている。
「今は読書の時間ではありません!早くノートをとりなさい!」
政子先生が信長の机の前に立つが、信長は一向にやめようとしない。
「北条先生!今の織田には何言っても聞きやしませんよ!」
信長の隣の席に座りヘラヘラと笑いながら言うこの少年は、信長の幼馴染みでありパシりでもある豊臣秀吉だ。
幼い頃から信長をからかったり、購買に売っているジュースを買わされたりと、非常に信長と仲の良い(?)生き物だ。
「昨日なんて、「俺が天下統一を進める」とかバカの一つ覚えみたいなこと言って……」
「おい豊臣、喧しい!このサルめが……。引っ込んでおれ!」
信長が声をあげると、秀吉はわざとらしくひっと縮こまった。
「いやー、ウチの武士様がお怒りのようだー」
「サルは出ていけ!」
ギャーギャーと騒ぎまくる2人を、周りのクラスメイトは生暖かい目でちらりと見やる。
政子先生は肩を震わせて叫んだ。
「織田くん!豊臣くん!あとで職員室に来なさい!」
---
その様子を、道長校長が微笑ましく見守っていた。
「これぞ、わが校の看板メニューならぬ、看板クラスじゃな!」
さっそく私の好きな織田信長を出してみました。
豊臣秀吉のことをサルって呼ぶの好き。
出してほしい偉人がいたらリクエストしてね。
次回予告:2.見やればケンカの6年1組