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目次
1,転生
初めてなので温かい目で見てください。
ちょっとグロいかもなので苦手な人は回れ右です
「危ない!」
え?
キキーッ、ドン
自分の体が宙にどんどん浮いていく。何故かとてもスローモーションみたいだ。自分の目に映るのはいつも同じどこにでもある街中の十字路。そして目の前には目を溢れそうなほど見開いたトラック運転手の顔。左には友達の美咲ちゃん。
ダンッ
急に勢いよく地面に打ち付けられた。
痛っ!
「大丈夫!?血が…」
やばい頭がキンキンして体がどんどん冷たくなってきてる。無理かも…
「頑張って!誰か救急車を呼んでください!」
ごめんね。美咲ちゃん。
「はい、はい、中学生がトラックに轢かれて…」
「何があったの?」
「中学生が…」
「警察を…」
あれ?どんどん声が聞こえにくくなってきてる。
もう死んじゃうのかな?
これだけ言っておかないと…
「いつもありがとう。楽しかった!美咲ちゃん。大きくなっても幸せでいてね。」
「死なないでよ」
本当にごめんね。
今までありがとう。
最後は笑って…
ハハッ
「良かった。死んでくれて」
え?
---
「起きてください」
誰かの声がする。さっきトラックに轢かれたんじゃなかったっけ?生きてた?病院?すごく眠くて目が開けられない…
「さっさと起きてよ!さっきからずーっと話しかけてるのに!」
まだ眠い…
「起きろー!もう!おーきーて!」
うるさい…
しょうがない起きるかぁ。
「やっと起きた!」
あれ?ここ病院じゃない?
雲がいっぱい地面にあって続いてる。
天国?
「そうなのです!ここは天国です!やっぱり最近の若者は理解が早くて助かる!」
「本当に天国なんですか?なんかのドッキリ?」
早く家に帰りたい…
「あなたはもう死んでますよ?」
そんな訳ないでしょ。だって今生きてるもん。
「覚えていませんか?トラックに轢かれて死んでしまったことを。」
「あ…美咲ちゃん」
最後の言葉は…
「可哀想に貴方はずっと友達だと思っていた人に裏切られていたのです。」
嘘…裏切られた?美咲がずっと私を慰めたりしてくれてたのに?
「嘘でしょ?」
「残念ですが本当です。貴方に身に覚えのない噂が流れて友達ができなかった。好きな男子に嫌われた。靴が無くなったなどは全て貴方のお友達のおかげですよ。」
嘘だ。嘘だ。そんな訳ない。だって美咲ちゃんだよ。嘘だよね…
「ということで貴方は転生してもらいます!」
とても笑顔で天使?が話しかけてきた。
「転生…か。」
「私の世界に…あ!私はシュナリです。神様ですよ。いろいろな神様の中で私は能力などを見て転生させるかを決めるんです!」
転生しても生きれるのかな?
それに生きれてもずっと1人でいそう。
「もう!こっちでそういうところはいい感じにしておくから!ね!」
え〜
「もうちょっとだけ待って。心の整理をさしてください。」
美咲ちゃんが友達じゃなかったなんて…
「ごめんねだけど時間がないのばいばい!」
えっ!?ちょっ!まじで!まって!
私の足元に穴が空いて地面に落とされた。
「きゃっ!」
そこで私の意識は途絶えた。
どうだったでしょうか?これからは時々投稿するので良ければ見てほしいです。