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目次
地味女子とヴァンパイアのコラボ!
リクエストもらいました。
楽しんでください!
私は雪。
最近響と付き合い始めた甘々のカレカノ。
そして、友達のあかりがいるんだけど、何とあかりも、この学校の先輩の星野さんと付き合い始めたらしい。
「あかり〜!」
「どどどどどうしたの雪」
「私達どっちも彼氏いるからさ、ダブルデートしない?」
「いいよ。雪となら楽しそうだし。」
「じゃあそれぞれ彼氏に伝えとくってことで。」
「OK!」
〜当日〜
場所は、ショッピングモール!
そこまで電車で行くことになっている。
一足先に駅に付いた私達は、遠くにあかり達が見えた。
「あ!あかr」
「今日も可愛いね、あかり。」
「やめてください、こんなところで、、、」
、、、、、
早速やってる。
それに唆られたのか、響もやりだした。
「ちょっとやめてよ///」
そうこうしているうちに電車の時間になった。
「大変、電車遅れちゃう!」
「早く行こう!」
ギリギリセーフ。電車に乗れた。
暇なので電車の中で自己紹介。
まず私から。
「佐野雪です。彼氏は響で、好きなところは甘いところです。」
次はあかり。
「田中あかりです。彼氏は星野くんで、好きなところは全てがかっこいいところです。」
次は響。
「夜川響です。彼女は雪で、好きなところは可愛いところ。」
最後は星野さん。
「星野暁です。彼女はあかりで、好きなところは俺だけにデレなとこ。」
「え⁉いや私初めて星野くんの下の名前知った、、、」
「これから暁くんでいい?」
「もちろん。」
早速メロメロだなおい。
ププー
電車が着いた。
ショッピングモールは駅から近いので、すぐ着いた。
〜ショッピングモール〜
「まずはゲーセン行かない?」
星野さんの提案により、はじめはゲーセンに行くことになった。
「何やる〜?」
「じゃあ皆でクレーンゲームやろうよ。」
「「「賛成!」」」
「雪は何がほしい?」
「え?う〜ん、じゃああの星のぬいぐるみ!」
「わかった。」
〜数分後〜
「はい、どうぞ」
「わぁ、ありがとう!」
「どういたしまして。」
響はクレーンゲームの天才だった、、、
「じゃ、あかりは何がいい?」
「あのわんちゃんのぬいぐるみがいいです、、、///」
「わかった。」
〜さらに数分後〜
「きゃあぁっ ありがとう暁くん!」
「いやいや、そんな嬉しそうな顔が見れて、俺も嬉しいよ。」
ドキドキする台詞をサラリと、、、
〜お買い物〜
「せっかくだから、それぞれ相手にプレゼントしない?」
「いいね!」
そういうことで。
プレゼント選び開始!
女子は女子、男子は男子で買いに行ってる。
「う〜ん、響には大人っぽいのをあげたいんだよね〜」
「私は、暁の名前らしくオレンジ系がいいなぁ〜」
〜男子side〜
「雪の名前と同じく、雪関係のをあげたいな、、、」
「俺は悪魔っぽいのがいいかな、、、?」
そして。
集合した私達は、それぞれに渡すことになった。
まずは女子から!
「響、はいどうぞ。」
私が選んだのは三日月の形をした、綺麗なキーホルダー。
そしてあかりが選んだのは、オレンジ色のブローチ。
次は男子。
響が選んでくれたのは、雪の結晶が着いたネックレス。
そして星野さんが選んだのは小さな悪魔のキーホルダー。
「わぁ、ありがとう響!」
「こちらこそ、嬉しいよ雪。」
「私もありがとう!凄く可愛い、、、♡」
「こちらこそ、凄く綺麗だ。」
それぞれ嬉しい買い物ができました!
〜プリクラ〜
「最後はプリクラ撮りに行こ!」
「そうだね!」
女子、大はしゃぎ。
『はいチーズ!』
機械の声に合わせてポーズをとる。
男子が戸惑ってて面白かったな。
そしてそれが終わったら、デコ・タイム!
「これ可愛いよ、あかり!」
「このスタンプ可愛いよ雪!」
女子が大奮発して、思う存分デコ。
そしてできたプリクラは、一生の宝物!
「今日は楽しかったよ、雪。」
あかりと星野さんは家の方角が違うのでここでお別れ。
「また明日ね、あかり。」
「じゃあ、私達も帰ろっか、響。」
「そうだね、送っていくよ。」
「、、、ありがとう///」
今日も、明日も私達はラブラブで過ごしている。
どうでしたか?
いつもより長めなので、スクロールお疲れさまでした。
リクエストもらったら、続編も書きます。
いつも1日で終わらせる小説を、3日かけた星屑でした。
🍙.
リア友海月ちゃんからのリクエスト小説!
僕は、おにぎりだ。
それもツナ。
ツナって美味しいよね
なんでおにぎりかはわからない。
気づいたらおにぎりだった。
ここは…コンビニ、かな。
隣にいたいくらちゃんが話しかけてきた。
「きみ、ここ初めて?」
「うん。」
「そっかー。ここはコンビニだよ。今は朝。」
「へぇ…それにしても寒いなぁ…」
「そうなんだよねー。ま、そのうち慣れるよ。」
「でも、いいなー、ツナ。」
「ツナって売れるじゃん。」
「え……」
おにぎりと言えばいくらという感じなのに?
言われるとなんとも言えない…
「あ、お客さんきたね。」
「こっち来る…」
あ…
そのお客さんは、いくらちゃんをつまみ上げる。
僕、売れないじゃん?
そうやっていじけていた僕を、またその人がつまみ上げた。
‼‼
---
ぱく…
「美味しいー!」
よかったぁ……
---
世界のおにぎり達の日常は、今日も平和です。
駄作
海月ちゃんのも見てねぇー
🍙🍙🍙🍙🍙🍙
ねぇ……
リクエストありがとうございます!
匿名様でしたが、、
R18ですので、純粋さん🔙推奨です。
おはよう、#名前#。
今日はどこ行く?
え?
どこにも行かない?
わかったよ……
じゃ、なんか家でできるコトしよ?
ねぇ、スマホばっかり見てないで答えてよ……#名前#……
俺こんなに#名前#のこと好きなのに、、
#名前#はそうじゃないの?
ふーん、、
そうなんだ
じゃあいいよ
構ってくれないなら無理矢理弄んじゃうから
ごめん?
知らないよ
もうその気にさせちゃったから
#名前#が悪いよ……
残念でした
ほら、これで前見えないでしょ??
目隠しっていいね。
#名前#可愛い。
ほらほら暴れない。
手錠、手錠っと……あった。
#名前#、そんな顔俺の前でだけしか見せちゃ駄目だよ?
え?
そんなの私の勝手じゃんって?
そーゆーこと言っちゃうんだ〜。
もう優しくしてあげられないかな。
くちゅ……
やっぱ#名前#とのキスっていいね。
#名前#の全部が感じられる。
やめないよ?w
もっと激しくしてほしいの??
じゃあお望み通り‥
ほら、ホントは#名前#だってヤりたいんでしょ?
顔に出てるよ?w
違う?
違くないでしょ。
もう挿れちゃおー。
……///
なに、その顔……
えろ…//
好きだよ、#名前#……
気持ちいい?
もっとよくしてあげる…♡
いっぱい、俺とえろいコトしよーね?
#名前#?
…………
あー、イッちゃった。
ちょっと早かったけど、今日はいつもより激しかったからね。
またシよーね、#名前#……♡
結構長くなった
夢小説って楽しいねー
蝶と鬼と
リクエストありがとうございます!
今回は2つ目の方を採用させていただきます。
お楽しみください!
ここは死後の世界。
死後の世界と言っても、結構生きていた頃の世界と、ほとんど変わらない。
これはそんな、ある日常のお話。
---
〜しのぶside〜
「いい加減にしてください悲鳴嶼さん。」
「南無‥……阿弥陀‥仏…」
このように私は、なんと死後の世界でも皆さんの治療をしています。
でも最近、悩みがありまして…
---
「ふぅ…」
「あ、しのぶちゃん!考えてきてくれた?」
「なにをですか?用がないならさっさと去ってください。」
「えぇ…酷くない?俺泣いちゃうんだけどぉ……」
え、気持ちが悪いですね貴方。
と言いそうになって慌てて抑える。
というか、貴方感情ないでしょう?
「はぁ……それで?要件はなんでしょうか?」
ぴくぴくするこめかみを押さえつつ言い放つ。
「俺の恋人にならない?しのぶちゃん。」
「無理ですね。」
「即答⁉こんなにアプローチしてるのに‼⁉」
「あれで喜ばれるとでも思いましたか?」
なぜか趣味の悪い壺が置いてあったり。
腐った食べ物が置いてあるのはいつもの事。
本当に最悪だ。
「帰ってください。いますぐ。今すぐ。いますぐ。」
拳を固めて言い返す。
「なんで3回言うの⁉」
「うーん、これはあんまりやりたくなかったんだけど……」
「何でしょうか?お帰りください。」
作り物の笑顔で言う。
「やっぱ可愛いね‥しのぶちゃん。」
段々と私に近づいてくる。
正直気持ちが悪い。
顎クイ。
嫌でも視界に入る、顔。
…………こんなもので私が貴方に堕ちるとでも思ったのでしょうかね笑笑
「手首へし折りますよ」
あいつの手首に力を込める。
私も鬼殺隊の柱だ。
そこそこではあるが、力はある。
「えぇ…もう、しのぶちゃんたらさぁ…‥」
渋々手を離す、あいつ。
初めからそうしてくださいよ
「ではお帰りください、童磨さん。」
名前も呼びたくないので早く帰ってくれないだろうか。
「……」
「本当に冷たいね。しのぶちゃん。」
ふっと真面目な顔になる。
私を壁際に追い詰め、横に手をつく。
そこに体重をかけて、私との距離を詰める。
何がしたいんですか貴方。
好感度はあがるよりも下がりまくっていますが?
「好きだよ‥しのぶちゃん。」
ぶちっ
私の中で、何かが切れた。
「もう一度死んでください童磨さん笑笑」
袖に隠していた毒針を手の中へと移す。
別にこの世界でも、殺すことは可能だ。
死にはしないから、どこか遠くへ飛ばされる。
「ではさようなら。」
「えー、俺しのぶちゃんのことこんなに好きなのにー!なんでぇ?」
にやにやするのやめてもらえませんかね?
「貴方気持ちが悪いんですよ。とっとと消えてください。」
毒針を構える。
「そういえば、初めて合ったときもしのぶちゃんこんな感じだったよね。」
「はい?遺言ですか?」
「やっぱり、これが恋するってことなのかぁ?ねぇしのぶちゃん。」
「すごく魅力的だ。」
本当、無理。
「とっととくたばれ糞野郎」
---
ガラガラ……
「胡蝶、診察を頼みたいんだが…‥」
冨岡、義勇。
空気が読めない、というので有名な人だ。
「⁉胡蝶、こいつは‥」
「え、ああ…………」
今童磨さんは、床で寝てもらっています。
あとで毒針を突き刺すつもりです笑笑
「それで冨岡さん……
診療時間はとっくに過ぎていますよ?」
「すまない・・・」
いや、謝罪が聞きたいわけじゃないんですよ。
別にいいんですけどね。
「しのぶちゃん…誰…‥?そいつ…………ウグッ‥」
「大丈夫か胡蝶…?」
思いっきり踏みつけてやった。
「教えてあげましょうか?冨岡さんです冨岡さん。」
「まさか俺以外に男作ってたなんてね…………」
は?
私は迷いもなく、あいつに毒針を突き刺して遠くに送った。
あんなナルシスト男子、こちらから願い下げである。
「さて冨岡さん、診療始めますよ。」
「あ…ああ‥」
「今日は腕ですか?どれだけ怪我をしてくるんですか貴方。」
「もうやめてくださいね喧嘩は。」
「炭治郎君も心配していましたよ。」
「ああ……」
貴方の頭の中には、『あ』という単語しか入っていないんですか?
ばれないでしょうか。
きっと紅く染まっているであろう、私の頰。
そっと気持ちを仕舞い込んで、診療に励んだ。
---
「待っててよ…しのぶちゃーーーん‼」
童磨の叫び声が、悲しく木霊した。
長くなってしまいすみません…
書き出すと楽しくなってしまい‥
なんと2033文字。笑
改めて、リクエストありがとうございました!
僕の『いつも』
リクエストありがとうございます!
ではお楽しみください。
僕は|本田佳祐《ほんだけいすけ》。中2。
今の時代、ほとんどの男子が『俺』という一人称を使う中、、、
僕は『僕』。
まぁ偏見だと思ってそんなに気にしては居ない。
こんな僕だから勿論(?)陰キャ。
あだ名はメガネ。
良くも悪くも、どストレートな陽キャグループに付けられたあだ名だ。
そんなに気にしては居ないし、別にいじめられているわけでもないからいい。
うちのクラスは仲がいいからね。
さて、今日も授業を受ける。
そろそろ《《あれ》》が来る頃だろう……
あれって何かって?
えっと、、
「すみません遅れました‼‼」
来た。
園田、という女の子。
絶対に毎回遅刻である。
「|園田《そのだ》お前何度目だ‼⁉」
担当の数学教師が、いつものようにキレる。
「63回目でーーす」
これまたいつものように、陽キャグループが茶々を入れる。
これが僕等の、『いつも』の光景。
うるさいなぁとも思わないし、逆にこれがないと一日が始まらない気がする。
うーん、僕もだいぶ普通ではなくなってしまったみたいだ……
---
1時間目の数学(さっきの)が終わり、次は国語だ。
次は《《あれ》》かな……
「「「「「「Zzz………Zzz…………」」」」」」
「ちょっと〜、みんな起きて〜?」
そう、国語担任の山城先生はゆるい。
だから皆、何をしても怒られないのをいいことに大体の人が寝ている。
うちのクラスメイトに言わせてみれば、『国語は寝る時間』だ。
来年受験生なのに、大丈夫なのかな…
僕は、ちゃんと授業を受けているが。
---
休み時間。
キーンコーンカーンコーン
「鳴った鳴った鳴った鳴ったァ‼」
君たち中学2年生だよね?
そう心のなかで言う。
チャイムと共に教室から駆け出していった陽キャ軍団だった。
なんだかとても、小学生時代を感じる。
---
(少し飛ばします by主)
---
昼休み。
僕にも友達がいるから一緒に食べる。
陽キャ軍団は、教室のど真ん中で会話に花を咲かせている。
今日のリーダーのお昼はサンドイッチだそうだ。
聞きたくなくても、やけに大きい声で話すから聞こえてきちゃうんだよね。
リーダーというのはあだ名だよ。
---
「‥今日の数学、わかった?」
「いや全然…でもここはこういう意味なのかなってことはわかったよ。」
「流石だなぁ…俺も頑張らないと‥!」
という、友達と勉強についての会話を繰り広げ、昼休みは終了した。
---
放課後まで何事もなく終わり……
「さようならーー」
適当すぎる日直の挨拶。
これもいつもの光景だ。
それぞればらばらになって下校。
陽キャはいつも、最後まで教室で話している。
だから僕等は、邪魔にならないようさっさと帰る。
何がしたいのかは知らないし、別に知ろうとも思わない。
---
とまぁ、これが僕の日常。
平凡で穏やかで、すこし地味。
でも煌めく何かがあるから、今日も僕は教室へ向かう。
---
「園田ァ‼またお前か‼‼」
「はい64回目ーーw」
園田さん…もう少し早く来たらどうかな…
まぁいいか。
彼女の綺麗な笑顔を見て、今日の僕も授業に集中した。
以上です!
1380文字…
皆さんのリクエスト待ってます!
ねぇ、私のものになってよ。【前編】
滲目ごきさんからのリクエストです。
リクエストありがとうございます!
ねぇ、私のものになってよ。
---
〜胡桃side〜
私は|胡桃《くるみ》。
|健人《けんと》君を愛してやまない小学6年生。
「はぁ〜っ、今日もかっこいい♡」
そんな独り言を漏らしながら、学校生活を送っている。
そうそう、そんな私には友達がいる。
別に、私はその子のこと好きなわけじゃないんだけど笑笑
名前は|光里《ひかり》。
恋愛興味ないですっていっつも言ってる。
誰かを好きになるのって、こんなに充実してるのにな‥♡
まぁあの子には楽しさがわかんないか笑笑
そんな妄想を繰り広げているうちに、休み時間になった。
やった、休み時間!
しかも健人君1人だ!
読書してる姿もかっこいい♡
話しかけてみよーっと
「それ、なんの本なの?」
「あ、これは伝記の本だよ。今読んでいるのは新渡戸稲造。」
「ふーん…」
なーんだ、歴史か。
歴史って面倒臭いんだよね、いろんな名前が出てきて。
あ、そうだ!
「ねぇねぇ健人君、私と一緒にお絵かきしない?」
「そんな本より、絶対楽しいよ!」
「……」
「いや、僕はいいや。今日中に図書室に返さないといけないから。」
「そっかー、残念。」
それならしょうがないか。
私は自分の席に戻った。
〜胡桃side終了〜
---
〜健人side〜
ふぅ……
今日も、授業は少し難しい。
その中の、一つの楽しみ。
それはある女子を見つめること。
名前は光里。同じクラスになれたのが夢みたいだ。
恋愛には興味がないらしいけど…
必ず僕の方へ振り向かせてみせる。
やっと授業が終わり、休み時間。
僕は新渡戸稲造の本を読む。
光里ちゃんが読書好きだから、頑張って読んでいる。
何々、新渡戸稲造がしたことは――
「それ、なんの本なの?」
うわ、来たよ。
このぶりっ子は胡桃。
僕のことが好きらしいけど、正直言ってうざい。
こっちが真面目に読書しているのに。
でも近くに光里ちゃんが居たから一応答える。
「あ、これは伝記の本だよ。今読んでいるのは新渡戸稲造。」
「ふーん…」
折角教えたのに。
勉強しないからな、この子は。
そう思っていると。
「ねぇねぇ健人君、私と一緒にお絵かきしない?」
「そんな本より、絶対楽しいよ!」
《《そんな本》》?
本当に、なんなんだこの女。
気持ちが悪いから、早く何処かへ行ってくれないかな。
「……」
「いや、僕はいいや。今日中に図書室に返さないといけないから。」
「そっかー、残念。」
よし。
本を理由に追い払うことに成功した。
それにしても、光里ちゃんは可愛いな。
胡桃とは大違い。
早く、僕のものにならないかな。
〜健人side終了〜
---
〜光里side〜
うーん、今日も可愛いな胡桃ちゃん。
私は光里。
友達の光里ちゃんをアイシテル。
可愛い可愛い可愛い。
光里ちゃんは健人くんが好きらしいけど、そんなの関係ない。
私が手に入れる。
健人くんは私のことが好きらしいけど……
はっきり言って興味ない、気持ちが悪い。
私が好きなのは胡桃ちゃんだけだから
友達になって、仲良くなって、一緒に遊んで。
どんどん好きになった。
6年生でクラスが被って幸せだったのに。
あの男が邪魔をしている。
一生懸命話しかける胡桃ちゃんもかわいいなぁ…♡
あぁ、早く私のものになってね、胡桃ちゃん。
〜光里side終了〜
1433文字。
あまりにも長くなりそうなので前後編に分けます。
続きもお楽しみに〜
ねぇ、私のものになってよ。【後編】
リクエストもらったくせに遅くて申し訳ございません🙇🏻♀️
ここ最近新規さんが増えていますが、小説うますぎませんか🙄??
なんでだろう、自分もう8ヶ月続けてるのに。
ではどうぞ!
〜健人side〜
僕は今日、ここ一年分ほどの勇気を振り絞ってすることがある。
それは、光ちゃんに告白することだ。
成功するかしないかは気にしないようにしている。
自分が、緊張で壊れそうだ。
4時間目が終わり、給食を食べ昼休み。
ちらほらと皆がいる前で、僕は。
「ひ、光ちゃん‼」
「…え?」
「ずっと好きでした‼ 僕と付き合ってください‼」
〜健人side終了〜
---
〜光side〜
周りが水を打ったように静かになる。
正直言って気まずすぎる。
皆が固唾をのんでこちらを見ている。
は?
え?
え?
なんで今?
周りに沢山人がいるよね?
理解してる?
本当無理だ、
胡桃ちゃんも見てるのに。
最悪。
「ごめんなさい、無理です。
他に好きな人が居るの。」
〜光side〜
---
〜胡桃side〜
なんで?
私はこんなに健人くんが好きなのに。
なんで光なの?
なんでなんで、なんでなんでなんでなんでなんでなんで
でも光は断ってたし、まだ私にもチャンスはあるかもしれない
それにしても、光の《《好きな人》》って誰なんだろう。
〜胡桃side終了〜
---
〜健人side〜
断られた
断られた
僕はこんなにも光ちゃんが好きなのに
そうか、光ちゃんを
--- 僕だけのものにすればいいんだ ---
〜健人side終了〜
---
〜光side〜
「ねぇねぇ光ちゃん、好きな人って誰?」
「えー…知りたい?」
ああ、胡桃ちゃん可愛い。
「知りたい知りたい!」
大きな目
ふわふわな髪
砂糖菓子みたいな女の子
せがまれたら答えるしか…
「私の好きな人は、」
「胡桃、ちゃん」
「え……」
「冗談だよね?光ちゃん。女子が女子を好きになるなんて。」
やっぱり、そうなんだ。
「なーんて、冗談だよ、冗談…」
「そうだよね!」
声が震えているの、ばれないかな。
この世の全てが、どうでもいい。
もう全部、どうでもいい。
〜光side終了〜
---
〜健人side〜
僕は光ちゃんを、呼び出すことにした。
返事が軽かったから少し心配だったけど大丈夫だろう。
僕は呼び出した山で、光ちゃんを刺して動けなくした。
ああ、これでずっと一緒に居られるね。
光ちゃん。
〜健人side終了〜
はい駄作ーーーーー
まじ何書いてるか分かんなかったです
途中から崩れてますね完全に
ここまで見てくださった人はいらっしゃるんでしょうか…
ありがとうございました!
ロボットにも心くらい
愛色からのリクエストです。
愛色、遅れてごめんね。
私はF。
なにかのコードネームでもなんでもなく、本名だ。
なんせ私はロボット。まともな名前なんて無い。
そんな私が唯一気を許せる相手。
それは人間の、|拓弥《たくや》。
私のことをメンテナンス?とかしてくれる人。
唯一私が話せる人。
拓弥はどう思っているかわからないけどね、私ロボットだし。
でも最近、拓弥を見ると心臓のあたりがおかしくなる。
早くメンテナンスしてもらわないと。
---
「拓弥、居る?メンテナンス頼みたいんだけど…」
「いるよ〜」
「んで、今日はどうした?」
「なんか心臓のあたりが…どきどきしてる感じがするの。」
「………分かった。直すわ。」
そう言って、拓弥は私の腕にUSBメモリを差す。
腕時計みたいになってるけど、これ腕の一部なのよね。
流石ロボット、不思議不思議。
自分の体に自分で感心しながら待つ。
「はい、終わったぞ。」
お、ほんとだ。直ってる。
「流石拓弥。変な感じなくなったわ。ありがとう。」
「いやいや、大丈夫大丈夫。またいつでも来いよ〜」
そう行って、私はその場を離れた。
でもあのUSB、拓弥の胸ポケットに何個か入ってた気がするんだけど…
違うわよね。
私、《《記憶でもなくしたんじゃないかしら》》。
そんなわけないと首を横に振り、私はその場を離れた。
---
〜拓弥side〜
これで23回目か…
何度、彼女は自分を思ってくれたのだろうか。
何度、自分はそれを無いものにしているのだろうか。
彼女が、心臓がおかしいと言い出すたびに。
今のようにUSBを差し込んで、記憶を消していた。
日常生活に支障をきたさないよう、行き過ぎた感情のセーブだけ――
これからも彼女は、自分を想ってくれるだろうか。
自分はそれに、答えることができるのだろうか。
まだそれは、分からない。
でも、彼女が幸せに今後を過ごすこと。
それだけが、今の自分の願いだ。
〜拓弥side終了〜
822文字。
少ないけど詰まってる短編を目指してるんだけどなぁ…
駄作。すみません。
地縛少年花子くん【夢のハーレム】
小説リクエスト久しぶり()
頑張ります!
ちなみに夢主は寧々ちゃんと同じ年齢です。
だから光くんは後輩、輝は先輩です。
それ以外のキャラは同い年です。
自分の名前じゃなくてもいい方は、名前設定無しで。
自分の名前で楽しみたい方は名前を設定してお楽しみください。
花子「ねぇー#美海#〜、俺のこと嫌い?」
茜「俺だけだよね?」
光「大好き…です!!」
輝「今日も可愛いね。今度どっか行かない?」
ミツバ「こんなに可愛い僕がお願いしてるんだから、聞かないとダメっ」
なんで…
なんでこうなっちゃったの⁉
---
私達はただの友達だったはずなのに。
そういえば、なんか飲み物飲んでた気がする。
みんな一緒の飲み物って珍しいから覚えてる。
だって可笑しいじゃない!!!
いつも好意というよりも見下し気味なのに!!!
あぁ〜〜〜なんで⁉
花子「ねぇ〜百面相してないでこっち向いて?」
#美海#「⁉⁉いつからっ…⁉」
花子「ん〜、いつからだろうねぇ?」
花子「ね、#美海#。
俺のこと好き?」
#美海#「んへっ⁉」
花子「……」
気まずい…
なにか、話題、話題…
#美海#「そ、そういえば花子くん!!好きな人のタイプとかあるの⁉」
不自然、だったかな。
花子「んー…」
花子「#美海#みたいな子!」
#美海#「え、っ…//」
どういうこと⁉
たまらず、私はその場を逃げ出した。
---
#美海#「はぁっ、はぁ…っ」
全力疾走は体に悪い…!!!
光「だ、大丈夫ですか…?先輩」
#美海#「大丈夫、大丈夫…きゃっ」
私はその場でよろけてしまった。
あろうことか、光くんの方へ倒れ込む形になって。
#美海#「あっ…ごめんなさい!!」
意外ににもガッチリしている体。
意識しちゃうよ…//
そんな私に、耳元でこっそりと。
光「好きです、先輩。」
なんて、反則に決まってる
顔を朱に染めて。
いつもそんなことしないのに。
また、私はその場から逃げ出してしまった。
---
やっぱりみんな、おかしい!!!
なにか飲まされたとか⁉
いやでも、漫画じゃあるまいし…
茜「うわっ」
#美海#「ひゃ‥っ」
茜「大丈夫?」
やっぱり、茜くんは優しいな…
そして茜くんは普通⁉
相談できるかも――
茜「保健室行く?なんなら連れて行くけど」
「お姫様抱っこでいいよね?」
普通じゃない!!!!
とん、とこっちに体重をかけるような体制。
こんなの、誤解されちゃう!!
#美海#「ご、誤解されちゃうよ…」
茜「何言ってるの、誤解されるためにやってるんだよ」
やっぱり、普通じゃない!!
私は、その場からぴゅーっと逃げ出してしまった。
---
輝「あれ、#美海#。どうしたの、そんなに慌てて。」
超・嫌な予感…
ちょっと源会長ってシスコンでブラコンっていうか…なんていうか…
束縛気味な感じの人なんだよね…
イケメンで勉強も運動もできるけど…
輝「もしかして僕に用事?」
#美海#「あ、いや、そういうわけじゃ」
輝「告白、とか?ついに両思い?」
#美海#「っち、違います!!っていうか両思いってなんですか⁉」
輝「え?だって、僕#美海#のこと好きだし。」
#美海#「っ…⁉///」
そういうことを、軽々しく言わないでほしい…//
#美海#「でっ、では失礼します!!!」
輝「えー…」
何故か残念そうな源会長をそこに残し、私はその場を去った。
---
ミツバ「あれ〜、どうしたの#美海#先輩!」
#美海#「み、ミツバくん〜〜!!!」
ミツバ「ど、どうしたの⁉なんかあったの⁉」
ミツバ「顔ぐっしゃぐしゃだけど…」
やっと、やっと普通の人が〜〜!!!
#美海#「いやぁ、なんかみんな変だったから安心したっていうか‥」
ミツバ「……へぇ」
ミツバ「僕は先輩のこと好きだけど、変?」
可愛らしく、首をこてんとさせて問う、ミツバくん。
可愛さで誤魔化しても、かっこよさ出てる!!
#美海#「ちょっ…ミツバくん⁉そういうこと言っちゃダメ!!」
ミツバ「えー、なんで?冗談じゃないけど」
少し、低くなる。
いつも可愛いのに、今日はすごく…かっこいい雰囲気。
こんなの、おかしい。
なんか飲まされた⁉
そういえば、なんか昨日…
---
花子「ねぇねぇ#美海#ー、これ#美海#の?」
光「うまそーですね!!」
それ、私のカップケーキ…
もっけちゃんたちに貰ったのに…
もう食べてる!!!!
---
輝「?これ茜の?」
茜「…違います。もっけが盗ってたので回収しました。」
輝「じゃあ食べてもいいか。」
茜「え?いや馬鹿じゃないですか⁉
いや、ちょ何するんですか‥ムグッ」
輝「うーん、光の手作りのほうが美味しいかなぁ〜」
茜「なんなんだこの会長…」
---
ミツバ「ん…もっけ?どうしたの?」
もっけ「これやる」
ミツバ「んえぇ‥っ、いいの⁉」
ミツバ「んー、美味しい〜♪」
---
あのカップケーキ!!!!
絶対それじゃん!!
もっけちゃん、何入れたの⁉
あ、いいところにもっけちゃんが…
もっけ「ほれぐすりいれた」
もっけ「すまぬ」
#美海#「惚れ薬⁉」
もっけちゃん…なんてものを持ってるの‥
そうだ、解毒剤!!!
#美海#「もっけちゃん、解毒剤ってないの?」
もっけ「あるが」
あるの⁉
それは先に言ってほしかったなぁ…
もっけ「これやる」
#美海#「ありがとう!!!」
---
#美海#「みんなぁーーー!!!」
花子「なに?」
光「なんですか?」
輝「僕に用事((」
茜「?」
ミツバ「先輩?声大きくないですか?」
#美海#「これ!!!あげる!!」
私は、さっきすごく急いで作ったドーナツを渡す。
解毒剤入りの。
光「うまそぉぉーー!流石先輩!」
輝「あ、やっぱり僕のこと((」
茜(美味しそう…なんでこいつらと一緒なんだ…)
ミツバ「美味しそう!」
花子「ドーナツ…#美海#、俺のため?」
うるうる目やめてっっ!!
#美海#「とにかくっ、どうぞ!」
むぐむぐと、みんな美味しそうに食べてくれた。
よし、これで…!
光「…オレ、なんでここに居るんだっけ?」
輝「あ、生徒会の仕事…ほら行くよ、茜」
茜「え、⁉確か会長だけの仕事じゃ」
輝「え?」
茜「…行きますよ…ハイハイ…」
ミツバ「あれ?先輩?なんで突っ立ってるの?」
花子「#美海#ー?トイレ掃除行くよ?」
言い方怖いよ、花子くん。
でも、みんなもとに戻ってよかった。
やっぱり、普通が一番だよね!
#美海#「トイレ掃除でしょ?早く行こ、花子くん!
花子「……うん」
花子「…………」
#美海#「どうしたの?」
花子「あのドーナツ…すごく美味しかった」
花子「ありがと」
え…
え……
何その照れ顔⁉
まぁでも、花子くんなんてタイプじゃ…
タイプじゃ…
花子「?好きになった?俺のこと」
#美海#「ちっがーう!!!!」
花子「アハハッ」
---
こうして。
私の日常は、今日も騒がしく過ぎていく。
2800文字…
キャラ崩壊が激しい。
書いてる途中で、
「茜くんはアオちゃんだけだよねそうだよね⁉」
ってなってました。
改めて、リクエストしてくれた方、ありがとうございました!
やってはいけなかったのに。
遅れてしまい、大変申し訳ございません💧
それではどうぞ。
「ねぇほら、ちゃんとこっちを見ないとダメでしょ?」
いやだ
いやだいやだいやだ
「もぉ、わかってるよ〜、足がなければいいの?でしょ?」
ちがうちがうちがう
やめろ
いやだ
ちがう
いやだ
ボキッ
「あ゛ぁあ゛あ゛あ゛ぁぁ!!!」
いたい
いたいいたいいたいいたい
ごめんなさいごめんなさい
「いいよぉ〜、謝らなくても。許さないし」
ごめんなさい
「君が悪いんだよ?|友斗《ゆうと》くん?」
---
「なぁ|将司《まさし》、今度はこっくりさんでもやらないか?」
「え…え、いやだよ……僕怖いの苦手だって言ってるじゃないか…」
俺は友斗。
怖いものが大好きだ。
今日も、怖がりな友達と試そうとしている。
怖がりなのは分かっている。
それが面白いんじゃないか。
自分で言うのもなんだが、人が怖がっているところは最高にいい。
優越感、というのだろうか。
今日も、それを楽しみたい。
「じゃ、今日7時に公園な。」
「…………」
「おい、聞いてんのか!?」
「なになにー?」
「あ、梨沙…」
この女子は梨沙。
俺が密かに思っている相手。
(ここで梨沙を誘って、俺がリードすれば…!)
「そうだ、梨沙も行くか?」
「え?」
「いいけど……」
---
〜梨沙side〜
私は、将司くんが好きだ。
優しいところが好き。
今、私は何故か友斗くんに誘われている。
何かも分からないのに……
でも、将司くんが行くなら。
行こうかな…?
〜梨沙side終了〜
---
あーーー、やった!!
梨沙にOKして貰えたぞ!
「あの、友斗…」
せっかく、人が楽しい気分でいるのに、将司ってやつは。
まぁいいか。
「なんだ?」
「あの、僕歯医者予約してたの忘れてて……」
「来ないってことか!?」
「う、うん……」
(いや待て、将司が居なかったら梨沙と2人きりじゃないか)
「まぁ、歯医者ならしょうがないもんな!来なくていいぞ!」
「あ、うん…ご、ごめんね…」
幾分かほっとしたような顔で、将司は離れていった。
---
そして、夜7時。
公園集合と伝えた通り、ちゃんと梨沙は来てくれた。
「あっ、」
---
〜梨沙side〜
なんで?
私は将司くんと話したかったのに、なんで将司くんがいないの?
あーあ、つまんないの。
なにか理由を付けて帰る?
でも途中から将司くんが来るかもしれないし……
でもなんでいないんだろ、将司くん。
〜梨沙side終了〜
---
合流してすぐ、俺たちは目的地に向かった。
すぐ隣に、梨沙がいる…!!
それだけで、怖さがどこかに行ったようだった。
そうやって目的地の廃ビルに着き、早速準備をする。
それにしても、何故か梨沙は不満そうだ。
そのまま気まずい空気が流れたので、何故なのか聞いてみる事にした。
「なぁ梨沙、なんでそんなに不機嫌なんだ?」
「え……」
「な、なんでもないよ。」
「でも――」
「なんでもないってば!いいから早くこっくりさん呼ぼう」
「あ、ああ…」
言いたくない理由だったのか?
---
「こっくりさん、こっくりさん…」
どこからか、ヒヤッとした空気が流れ込んでくる。
ゾクゾクし始める背中。
恐怖に引き攣る梨沙の顔。
冷たく流れ込んでくる空気。
俺でも梨沙のものでもない、誰かの影。
「え、なに、えっ」
梨沙が、声にならない悲鳴をあげている。
それも無理は無いだろう。
今、梨沙の目の前には、
誰かも分からない、《《黒い人》》が立っている。
いや、正確に言うと「浮いている」。
そう、足がない。
「いやっ、やめてっ」
引きずられるようにして、梨沙がいなくなってしまった。
そしてその間、俺は何も出来なかった。
声も出ない、体も動かない。
梨沙たちが居なくなった瞬間に、それは解除されたようだった。
どうすれば……
いつの間にか、入ってきた時の扉が開かなくなっている。
やばい
やばいっ……
強行突破すればいけるか?
そう考えた俺は、ドアを蹴ったり叩いたりした。
だが、
「クッソ、全然開かねぇ…」
ついには。
ドンッ、ドンッ
激しい音を出し、ドアに体当たりをする。
そして、
ガッ…
「外れた…っ、あ」
外れた扉の先に、床はなかった。
扉を外した勢いのまま、俺は下に堕ちていった――
---
そこからの記憶は曖昧だ。
落ちて、落ちて。
全身を強打した。
痛み、恐怖、不安。
そんな俺の前に現れたのは。
白い、影。
月の光を集めたようだった。
人の形をしていた。
---
〜梨沙side〜
ここは、?
恐怖により、ちゃんとした判断が出来ない。
目の前には、私をさらった人がいて。
深い闇色。
でも、なんでだろう。
悪い人には、見えない気がするの。
ぼーっとそんなことを考えていると、その人が口を開いた。
「はやく、ここから出てくれ」
「ここにいてはいけない」
言葉足らず。
だけど必死な思いが伝わってくる。
「は、はい…」
「出口はあっち
早くしないと、あの子が来る」
あの子…?
でも、なんだが必死そうな表情。
ぺこりとお礼をして、私は『出口』に向かって走った。
---
どのくらい、走っただろう。
出口から出て、ようやく知っている道に辿り着いた。
そのまま、家へと走って。
やっと、やっと家の中に入れた時は本当に安心した。
部屋に入って一息ついた時、ふと考える。
あの子って、なんなんだろう。
そして、友斗くんは助かったのだろうか。
なんにも、わからない。
でも、兎に角今日は寝よう。
明日になれば、きっと。
〜梨沙side終了〜
---
逃げようとした俺を、その子は白く光る腕で引き寄せる。
いっそ恐ろしいほど白く光る腕で。
「ねぇほら、ちゃんとこっちを見ないとダメでしょ?」
いやだ
いやだいやだいやだ
「もぉ、わかってるよ〜、足がなければいいの?でしょ?」
ちがうちがうちがう
やめろ
いやだ
ちがう
いやだ
ボキッ
見下ろすと、足が異常な方向に曲がっている。
「あ゛ぁあ゛あ゛あ゛ぁぁ!!!」
いたい
いたいいたいいたいいたい
ごめんなさいごめんなさい
「いいよぉ〜、謝らなくても。許さないし」
ごめんなさい
「君が悪いんだよ?|友斗《ゆうと》くん?」
---
もう、何時間経ったのだろうか。
薄れゆく意識。
これは、夢なのか?
確か、白い人影が見えて――
「君が悪いんだよ?私の大事なお友達を呼び出そうなんて考えるから。」
完全に、普通じゃない目をしたその子は言った。
それからは、暴行。
口を裂かれ、足と腕を折られ。
目玉をほじくり出された。
ああ、もう感覚が消えてきた。
「じゃあね、《《友斗くん》》。」
---
「お疲れ様、ありがとね。」
「これぐらい全然平気だよぉ。」
「やっと、いなくなった。」
「しぶとかったね。」
「やっとだよ。やっと、梨沙に会える。」
「お疲れ様、《《将司》》。」
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