編集者:よかな
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目次
無茶振りだらけの恋
「お前、誰」
その言葉から私の恋は始まったーー。
「す、す、すき、です」
震える声で放ったその言葉。
そう、|白雪真子《しらゆきまこ》高校2年生の年齢=彼氏なし歴!今、人生初告白しています!
|若崎源《わかさきげん》くんに片想いし続けて約1年。
同じクラスの1年生が終わりって、クラスが分かれた2年生が始まり約2週間。
その焦りと寂しさで、ダメ元で告白を決意したんだ。
「で?だから、何?」
驚くほど冷たい声だった。「で?」って、私が話すべきなの……?
「えっと……。え?」
フラれる覚悟はあったとはいえ、予想外の反応すぎて頭が追いつかない。
「てか、お前、誰」
誰……って……。去年同じクラスだったよね……?私の夢じゃないよね⁈
「A組の、白雪、真子、です……」
私、なんで自己紹介してるんだろう……。
「覚える気ないから言わなくていい」
「すみま、せん……」
涙を堪えて地面と睨めっこをしていると、いつのまにか源くんはどこかへ行ってしまっていた。
「はああああ〜〜……」
私のため息の理由は、フラれたことじゃない。
「初めて、話せた……っ」
幸福感でいっぱいになって、あんなことを言われたのに喜んでるなんて、我ながら変わってると思う。
でも、だけど……
「大好きだなぁ〜……」
その愛しさだけが私の中に残っていた。
数日後、やっとチャンスがやってきた。
「それでは、ーー委員に立候補する人」
ふっふっふ〜。なんと私は源くんの委員会は調査(源くんのクラスの友達に聞いた)していたのだぁ!
「続いて、学習推進委員会に立候補する人」
来た!これだぁ!
「はーい!私やりまーす!」
周囲がしーんと静まる。え、なんでをんな反応……。
「……真子、本気……?あんた、補修常連組でしょ……?」
隣の席の友達に言われてハッとする。
ん……?「学習推進」……って……。うわぁぁぁぁ!
源くんの事しか考えてなかった……!そうだよ!私勉強、超超超!苦手なんだよ〜!
「え、えっとぉ……」
どうしよう……。やっぱり辞めますなんて言えない……!
「ま、まあ……、他に立候補する人もいないんだし……ね?」
そう言って黒板に私の名前が書かれる。
先生がフォロー……なのかわからないけど……
とりあえず、同じ委員会ゲット!
はぁ〜!最初の集まりは来週の月曜日かぁ。
いつも月曜日は学校が始まって憂鬱なんだけど、楽しみになっちゃう!
そんなことを考えてしまう私は本当にチョロい。
はじめまして!よかなと申します!
初めての小説投稿です!他のサイトで小説書いてたんですけど、こっちにやってきました!
面倒臭がりなので投稿が止まることもあると思いますが、
いつかは戻ってきますので気ままに待っていて欲しいです!
記念すべき第一話!真子ちゃんは源くんが大好きなんですねぇ。
どこにそんなに惹かれてしまったのか……。これからの展開にご期待ください!
(次回予告!)
初めての委員会顔合わせで事件が!
いきなり委員会脱退の危機⁈
そして!真子ちゃんの恋にも大、大、大事件が!
「恋も宿題の内」略して「恋宿」!ぜひ、次回も見にきてください!
大ピンチ!委員会脱退⁈
1週間前、学習推進委員会に立候補してしまった私。
でも、源くんと一緒の委員会なんて夢みたい!早く会いたいなぁ。
私は源くんと同じ、にすごく浮かれていて、あんなことになるなんてバカな私には想像もできなかった。
---
**「こんにちはぁ!」**
第一印象は大事!と明るい挨拶をしたんだけど……。
教室はしんとして、とても私には似合わない雰囲気。
あ、源くんだ!
源くんはこちらをチラリとも見ず、スマホを弄っている。
「全員揃いましたね。それでは、早速ですが……」
うわっ、担当の先生もじゃTだったんだ……。
もじゃTはその名の通り髪がもじゃもじゃの天然パーマ。もじゃもじゃティーチャー、略して「もじゃT」。
しかも数学教師で話は長いし授業は長引くし、補習常連組は誰しもが嫌いな先生。
ふわぁ……。……眠いなぁ……。
うとうと睡魔と必死に戦っていると……。
「白雪!」
**「は、はい!」**
突然大きな声でもじゃTに名前を呼ばれ、びっくりして声が大きくなってしまった。
「ちゃんと聞いているのか?今は委員長と副委員長極めをしているのだが。
そういうふうに聞いていないから赤点なんて取るんだ。そもそも……」
まった始ったぁ……。もじゃTのながーい話。源くんの前で怒られるなんて最悪!
って、あれ……?委員会メンバーが引いてるっていうか……、「有り得ない」って顔で見てる……?
源くんはもじゃTの話を黙って聞いてこっち、全然見ないけど……。
もしかして、私が赤点取るバカって聞いて引いてるの……?
絶対そうだ……!1クラス1人で学年6クラス、それを3学年分で18人。
改めて顔ぶれを見るとみんなテスト順位の上位に入ってた……気が、する……。
源くんなんて1年の頃から常に学年1位だったし……。
「せんせー。もうそいつ脱退でよくね?そいつがいるだけ足引っ張るだろ」
源くんが冷めた声で言う。
な、な、**なぁぁぁぁぁ⁈**
「そ、そんなこと……!」
「役に立つ奴は赤点なんて取らねーよ」
うっ……。正論すぎる……っ
「確かにそうだ。おい、白雪」
もじゃTが再び私に話を振る。
「は、はい!」
「次の中間テスト、全て平均点以上……いや、70点以上取れ」
な、70点……?無理無理無理無理無理!
いっつも30点台なのに……!
「取れなかったら委員会から抜けろ」
そ、そんなぁぁぁぁぁぁ!
---
ど、どうしよう……。70点点なんて取れるわけ……。
「おい」
こ、このイケボは……!
「源くん!」
「は?名前呼び?お前、知り合いだっけ?」
え……?もしかして告白したこと、覚えて、ない……?
「えっと……。告白、したし、1年の時、クラス、一緒だったんだけど……」
「へー。覚えてない」
覚えて、ない……?覚えて、ない……?告白を……?
「え、**えええ⁈**」
「うるさい。告白なんて大したイベントでもねーし、同じクラスだったら何?」
「そ、そんなぁ……ひどい……」
「ひどくない、で、言いたいのはそんなことじゃないんだけど」
「な、何……?」
な、なんだろう……怒られちゃうのかな……?
「あのジジイに言われたんだよ。お前に勉強教えろって」
ジジイ……?もじゃTのこと……?
ていうか……!
「勉強!教えてくれるの⁈」
「うるさ。あのジジイに言われたから、しょうがなく。代わりに絶対全科目70点以上取れ」
「うん!」
やったああああああああああ!絶対70点以上取ろう!
第二話更新しましたぁ!
少し長くなってしまってすみません……
とても楽しく書かせていただきました!
ではここで、次回予告!
(次回予告)
源くんに勉強を教えてもらえることになった真子!
場所はまさかの〇〇〇〇〇⁈
勉強会で源くんの態度にも変化が!
お楽しみに!