クスッと。
クスクスッッッっと笑える一話完結集。
気づいたら爆笑してて、
おい!って感じになることこの上なし。
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目次
おや、おじさんの様子が,,,
上から読んでも下から読んでも、
同じになれそうなのに!って言葉
「 にこにこにー 」。
「ママ〜。あのおじさん進化しそう。」
レジでピッピしているとお客さんの子供が言った。
大きな声で。
指を差した先には,,,
「ゲホッ、ゲホッ、ゴホッ、ホェェい!」
一生懸命に咳をするおじさんが。
,,,ママ〜。あのおじさん進化しそう。
,,,おじさん進化しそう。
,,,進化しそう。
,,,進化
瞬間、頭の中であの音楽が流れた。
〈おや?おじさんの様子が,,,〉
テレテレッ♪
,,,,
テッテ、テッテ、テッテッテ、テ〜♪
___
「死ぬんじゃね?笑」
あっ。
思わず不謹慎にツッコんでしまった。
この前店長に怒られたことを思い出す。
いけね。
「何に進化するのかな〜?」
その子の不思議がる声。
周りのお客さんもママも私も笑いをこらえる。
この子、天才だ。
おじさんはくしゃみをし始めた。
「イェェグシュンッ!!ホェェい。」
おじさんの様子が,,,
テレテレッ♪
,,,
テッテ、テッテ、テッテッテ、テ〜♪
誰か進化キャンセルしてくれ。
というか、おじさんって進化できるのか。
その子のお母さんが帰り際、
その子に言った。
「進化したら、翼を生やしてお空に飛んでっちゃうじゃない?笑」
「すごーい。」
こらえきれなかった。