この世界,魔界境(まかいきょう)は,異変ばっかりの世界。そんなところに転生したあなた。
魔界境の万鈴にすごすぎる要求をされる!
それは…
「異変解決!よろしくっ!」
今日も君と異変で会えることを信じている。
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目次
転生したら変なところにきたんだが!!?
「…?」
ここは,一体…? 目を開けると,不思議なところにいた。人気がなく,光る木に囲まれた静かな森だ。
「…?」
記憶が曖昧。確か下校中…そうだ。車にはねられたんだ。
じゃあここは…病院?じゃないよね…?まさか…。
「私…転生したの!?」
#名前#「嘘!???そんなことってある!?いや,てより,ここどこ!?誰もいないし…」
転生って良く漫画とかであるけど…。現実であるなんてね!?
#名前#「誰かぁ!?いませんかあ!?」
いるわけないか…。
?「ごそっ」
ん?音がした…誰かいる?それより、ただの動物とか?
?「ごそっ」
#名前#「やっぱり!誰かいるでしょ」
?「へへ。バレちゃったか」
#名前#「誰よ…?」
万鈴「ここの管理人の万鈴だけど?そんなのも知らないの?てゆーか変な服装ね」
いや。万鈴?の方が変な服装だよ!何その。レースがめっちゃ着いたメイド服見たいな。しかも頭にはおっきなリボンまで!
万鈴「ま,いっか。それよりマルリンカになんのよう?死者の泉を見るとか?バカなことするの?」
#名前#「何言ってんの…?」
万鈴「何?何も知らないでここにきたの?命知らずね…それよりあんたなんていうの?」
#名前#「え?私は…#名前#です」
万鈴「ふーん。聞いたことないわ…。どっからきたの?」
#名前#「えっ。実は…深い訳があるんです…」
万鈴「何?深い訳って?」
信じてもらえるかな…?
#名前#「実は…日本っていう国にいたんです。でもそこで死んじゃって…」
万鈴「あーなるほど?」
#名前#「わかるんですか?」
万鈴「死者の泉の力で転生してきた…つまりアリル様に選ばれたのね…つまり,あなたは私たちにとっての救世主…!」
何言ってるんだ?
万鈴「話はわかったわ!さ,きなさい。色々言われないように,まず着替えましょうか。その変な服だとあいつになんか言われるわ!」
#名前#「あ?はい…」
なんかよくわからないけど…大変なことになっちゃった…!???
新シリーズです!ちゃんと風とケーナも投稿します。
異変解決!?マジすっか!?
前回!
私は,なんと転生していた!?そしてそこの住民の万鈴(まり)とあったよ!
私は,万鈴に案内され,万鈴の家ぽいところに来た。
万鈴「じゃあ,何着たい?全部私が来ちゃってるやつだけど…〜」
#名前#「えっ,」
私は万鈴の出した大量の服をみせた。なんだこれ。ほとんど、万鈴が今着てるのと同じ。てゆーか今万鈴が来てるやつの色違いじゃん。まあくれるって言ってるんだから貰わないと失礼だ。とりあえず好きな色として,紫色のにした。
万鈴「へぇ。紫ね。じゃあその変な服ちょうだい。しまっとくわ」
#名前#「変な服って…」
万鈴「何?変じゃないの。まああんたが元々住んでた国ではそれが普通か」
そりゃそうじゃん…こんなの来てたらおかしいよ…。
私がその服を着るとちょうど,私のサイズだった。
万鈴「似合うじゃなーい!それじゃ,お菓子を持ってくるわ。」
#名前#「お菓子✨😋」
万鈴が持ってきたのは,虹色をしたクッキーだった。
#名前#「ええっ!???何,このクッキー」
万鈴「何ってただのクッキーよ。この地特産のレインボーベリーを使っているの」
パクっ
なんとすごい!美味しい!ってわけではないけど,いがいとおいしい。夢中になって食べてしまった。
万鈴「わあ…」
#名前#「あっ…すごくお腹が空いてたもので…」
万鈴「べ,別にいいわ!それより…あんたに要求があるの」
#名前#「要求…?」
万鈴は少し間をおいて口を開いた。
万鈴「…異変解決をして欲しいの!」
#名前#「は?」
万鈴「言ってなかったよね…この世界,今異変があちこちで起きているの。だから…異変を解決するために,
いろんな人が異変と闘っているの」
聞いてませんが?
万鈴「私だってそりゃ異変を解決したい。でも私はアリル様に許されていないから…こっから出れないの…。だからアルノ様に選ばれた,#名前#が行くしかないの」
#名前#「出れない?」
万鈴「死者の泉に眠っている神…アルノ様に私は閉じ込められたの…あるわけで…。」
#名前#「ある訳って?」
万鈴は言いたくなさそうにも口を動かした。その目は苦痛そうだった。
万鈴「死者の泉の水を飲んでしまったの。飲んでしまったらこの森から出れない。そんな呪いがかかってるのよ。」
#名前#「そんな…」
万鈴「だから,その代わりにあなたに異変を解決して欲しいの」
#名前#「…異変を解決…」
万鈴「…やって…くれる?」
#名前#「勿論いいよ。万鈴の代わりに,解決してみせるよ」
万鈴「ありがとう!じゃあ…はい。この袋を…ポケットに入れて」
#名前#「お守り?ありがとう!」
万鈴「お守りじゃないわよ。もしも異変解決でわからないことがあったらそのカードを押すのよ!そしたら,
アイツのところに行けるわ」
#名前#「アイツ?まあありがとう!」
万鈴「じゃあ,森を出なさい。そしたらきっと素敵な景色が広がってるわ。暇な時はいつでもきてちょうだい!」
#名前#「ありがとっ!またくるね!」
そういうと私は森を出るため,走って行った。
異変解決お悩み利麻の解決やさん!?
前回!私は万鈴に異変を解決して欲しいって言われたので森を出ようとしているよ。
#名前#「ぜんっぜんっ、外につかないなぁ〜」
こうなったら万鈴に外に行くための道を教えて貰えばよかった…。
何か目印とかないのかな〜。
#名前#「ん?」
光るキノコでできた橋…?がある…。なんだがそれが私を導いてくれている気がして,その橋を渡った。
下を見てみると,そこは地獄穴。
#名前#「わあ…したなんて見ないようにしよう」
キノコの橋を渡っていると,だんだん光が見えてきたのだ!
私は橋を走った。そして,とうとう外に着いた!
#名前#「やったあ!」
外は不思議な景色だった。ポツンと家々が並んでいる。集落って感じ。外は田舎だったのか。
とにかく異変をって言いたいけど…。
#名前#「わかんないな〜…そうだ!」
袋を取り出した。そして中に入っているカードを取り出す。アイツって誰か知らないけどっ,カードをタッチしたらアイツのところに行けるんだって!よ〜し!
#名前#「それっ!」
ピッカーン!!!!!
#名前#「わわわわわ〜!???」
ヒュルルルン…。
光が収まり目を開けてみると…そこはがらんどうだった。
#名前#「え…?」
?「あれっ?お客さんっ?」
#名前#「ふぇ?」
振り向いてみると…そこには1人の女性がいましたっ!?わ。綺麗な人。センス抜群かよ!?
紫色の目に吸い込まれてしまいそう…。
?「ようこそ!異変解決お悩み利麻の解決やさんへ!」
#名前#「なんですって〜!???」
続く!
利麻との出会い!
「うわぁ!???」
ぽてっ
私は謎の一室に来たのだ。そこで…ストレートの紫色の髪の毛の美しい女性とご対面!?
「ようこそ!利麻になんのごそーだん?」
「ええ!?」
#名前#「えっと…その…えっ…???」
利麻「何?異変解決でわからないことがあるからここに来たんでしょ?」
#名前#「まぁそうです!
なるほど!?万鈴の言っていることがわかってきた!?
利麻「で,何がわかんないの?具体的に!」
#名前#「えっ?わかんないも何も…全部ですよ!」
利麻「えっ.全部…!???」
#名前#「はい!どこで異変が発生しているか…など,ぜーんぶ教えてください!」
利麻っていう人は一瞬とどまっていったけど、すぐにシャキッとした。
利麻「成程…ついにあたしの出番が来たようね!任せて!ぜーんぶおしえてあげるっ!」
なんだが頼もしい!
#名前#「ありがとうございます」
利麻「まずは異変が起きている場所!|東雲《しのめめ》洞窟,赤い涙!|血乃乃瀬島《ちののせしま》
,赤毛の殺人鬼!林檎池!透明の竜!|拍真堂《はくしんどう》存在しないはずの4回!
|涼剣島ホテル《りょうけんとうほてる》,鏡の幽霊!が,今見つかっている異変だよ!どっからいってもOK!ちなみにどの場所も死んじゃう可能性もありまーす!」
わっ,笑顔で何言ってんの。
利麻「それで,まだ見つかってない異変もあるんだ。どんどんと増えていくかも!」
#名前#「成程〜」
利麻「それじゃ,次に,異変探しの注意点!」
#名前#「異変を見つけたら引き返すこと?」
利麻「違う!何それ!(みんなはわかるよね?)もしも,死にそうになったらすぐにこのカードをタッチすること!」
そういうと利麻は赤色のカードを差し出して,袋に入れた。
利麻「2つめ!必ず,1人では行動しない!2人で行動すること!以上!」
#名前#「2人?誰でもいいの?」
利麻「うん。でも,めっちゃ小さい子とかはやめてよー?」
そんなのわかってるし。
利麻「これでせつめいはおしまい!わかんないことがあったら,いつでも来て!あ,これ,魔界境の,地図ね。これを見て目的地まで行って!」
#名前#「わかった!最初は…近い林檎池に行くね!」
利麻「うん!気をつけて〜!」
私は利麻に見送られ,外に出た。
さあ,りんご池に出発だ!どんな出会いが待っているんだろう?
次回予告!私は林檎池に行く!そこで出会うのは_!???
てか,今回これ二次創作になるのかな?
りんご池編❶
前回 私は,利麻と出会い異変について色々教えてもらった.そして,りんご池に行くために,教会で準備をしているよ!
#名前#「林檎池…こっから,徒歩20分…。結構近い…。よしっ,支度OK!早速行きますか!」
教会のおばあさんに見送られ,私は長い山道を歩き続けた。りんご池を最初に行くことにした理由は,近いことと,そんな怖くなさそうだから。他のなんて,フツーに怖い。赤毛の殺人鬼とか,死んじゃうかもだよ?
存在しないはずの4回,鏡の幽霊なんて,七不思議かよ!?って思った。赤い涙とか見るだけで失神するかもだよ!?だから透明の竜なんて神話とかにも出そうだし,なんだがファンタジーって感じでいいよね。って思ったんで,これにしたんだ。そして,だんだん歩いていくと一軒の小屋が見えてきた。地図を見ると,山人の休場。ちょうどいいや。休もう。あ,あと,一緒に行く人とか決めなくちゃだ。
#名前#「失礼しまーす」
ドアを開けると,心地よい風が吹いてきた.まるで,別次元にいるかのように暖かい雰囲気だ…。
…私の実家みたいだな…。
店員「お客さん,疲れてるでしょう。うえにあがっていってください。カフェラテをお持ちしますね」
#名前#「は,はい…」
店員さんの声はしっかりしていているのに,暖かくて,まるで私の母親のようだった。
嗚呼,お母さんに,お父さんに…悪いことしちゃったな…。
上に上がると何人かお客さんがいたのだ。
#名前#「ソファに腰をかけると,隣にいた引っ込み思案そうな男の子が声をかけてきた。
男の子「お姉さん,異変を解決しにきたの?」
#名前#「え?そうだけど…」
男の子「ねね,じゃあボクと一緒に異変を解決してくれない?ボク,1人なんだ」
#名前#「あなたも異変を解決するためにここにきたのね?」
男の子「そうだよ!お姉さん!なんていうの?」
#名前#「私は#名前#だよ」
竜太「ボクは竜太って言うんだ!」
#名前#「竜太くん,じゃあよろしくね」
竜太「うん!」
竜太くんは人懐っこい笑顔を見せた。おっとと…惚れちゃうんじゃん!
続く!
りんご池編❷
前回私は竜太くんとあって,一緒に異変を解決することにしたんだ!
#名前#「ふう〜リラックスできた!じゃあ竜太くん!いける?」
竜太「はい!行けます!いや〜そこまで怖い異変ではなさそうですよね」
#名前#「それな!???ささっと行こ!」
竜太「はい!」
私と竜太で,一緒に山を抜け…森を抜け…十分ほど歩いているうちに,いつの間にかりんご池に着いて居た。
りんご池と言う名前の理由はすぐわかった。周りがりんごの果樹園なのと,池がりんごぽっい形をしてるからだ。異変を解決したらりんご食べたいなぁ…。と思いつつもまずは異変調査!でも特に変わったところはなく
,ずっと静かだった。
竜太「何も起きませんね…」
#名前#「ねえ…もうつまんない!おーい!龍出てきてやがれー!」
竜太「ちょっと,#名前#さん!」
#名前#「どうせ来ないんだから!平気だy…!???わあ!???」
急に地鳴りがした。私と竜太はコロンっと一回転した。
そして,りんご池を見ると…
龍「ビシャアアアアア!!!!!」
龍がいたのだ!!
#名前#「わああ!!!に,逃げろお!!??!???」
竜太「ま,待ってください!こいつ…龍じゃありません!」
#名前#「えっ?」
竜太「落ち着いて…みてください」
言われた通り落ち着いて龍を見上げた。なんと,そのりゅうは…ただの水… 間欠泉だった!
#名前#「ええっ?嘘…!」
竜太「多分何かしらの異変が池の底で起こってたんです」
#名前#「じゃあ…その池の中を調べてみないと」
竜太「そこまで深くないでしょうから…行ってみますね!」
#名前#「お願い!」
竜太はバシャン!と飛び込んだ。
ブクブク…
少し時間が経ち、そろそろ戻ってこないと心配なので私も入ろうとした時だった。
ばしやーーん!
大量の水が溢れた。
#名前#「わわ」
そしてその水と共に…
#名前#「竜太くん!?」
竜太くんが気を失い,水に挙げられて居たのだ。
#名前#「だ,大丈夫!???今行く!」
竜太くんを抱えると微かに息をして居た。しかし意識がない。
#名前#「どうしよう…きっと息が切れたんだ…それよりそこでは一体何が…」
竜太「ハァハァ,そこでは…水を出す様な謎の穴ボコが空いてたんです。そこの下を見てみると中は、不思議な生き物達の棲家だったんです…そこの生き物達はどうやら一定時間経つと,水を噴き出す様でそれが穴から出て,龍の様になってたんです。でももう穴を埋めたので平気です。」
そう言い終えると竜太くんは目を閉じたのです…。
#名前#「そんなっ,竜太くん!!??」
続く
りんご池編❸
前回竜太くんが気を失ちゃった…。どうしよう…。
#名前#「竜太…君…?い,生きてるよね」
竜太「…」
でも息はしているからまだ安心した。でもなんで… 。私には引っかかる所があった。竜太君のことが不思議だったのだ…。今思えば不思議だった。たまたまかもしれないけど名前に竜がつくのも…。そして竜太君の龍の様に美しい緑色の髪。鋭い目!まるで龍みたい…って最初から思ってた。
#名前#「…なんだか不思議だな」
そう言って水に手を触れた時だった。
プォォン…と不思議な光が漂い始めた!
#名前#「何!?」
びっくりして立ち止まっていると目の前に不思議な龍が現れたのだ!
龍「こんにちは。私の息子の面倒を見てくれてどうもありがとう。リュウのことは私がちゃんと回復させてあげるからご安心を」
#名前#「えっ…???竜太君って…」
龍「私の息子です。好奇心のあまり、勝手に家を抜け出し人間の姿となりこの世界に侵入してたんです。
見つけられてよかった」
#名前#「え?じゃあ竜太くんは元々龍なんですね?」
龍「はい…ご迷惑をおかけしてしまいすみません」
#名前#「いいえ。竜太くんのおかげで異変を解決することができたんで」
それを聞くと龍のお姉さんは微笑んだ。
龍「そうですか。異変解決ですね?頑張ってください。私たちも龍界で見守ってますから」
#名前#「ありがとうございます。じゃあ竜太くんとはお別れですね」
龍「はい。では,さようなら。」
そういうと龍はさっていった。
なんだか異変は解決したけどスッキリしない。だって龍だって。異変なんかよりこっちの方がやばかったじゃん。まあいいや…万鈴に伝えたほうがいいのかな〜?わかんない…利麻に相談しよ。
カードを触ってリマのところにゴー!
利麻のところ
#名前#「利麻〜!異変解決したよ!」
利麻「あれ?#名前#じゃん!久しぶり!え?異変解決したの?じゃあ私が異変協会に伝えとくよ。だから
#名前#は他の異変もがんばってね」
#名前#「うん。次行くならどこがおすすめかな」
利麻「う〜ん?どこも危険なんだよね〜…。まあ好きにすればいいよ!でも行くなら準備は万全に!
一応包丁とか持ってたら??まあ危険だったらカードをタッチすればいいの!」
#名前#「そっか。じゃあ他の異変も頑張るね!」
利麻「うん!いってらしゃい」
投稿遅れてすみません!
血乃乃瀬島の殺人鬼
私はりんご池の異変を解決して近くにある血乃乃瀬島にいくことにした。なんか怖そうだけど。
#名前#「よっしゃ船で行くぜ。船旅だぜ。やったあああああ!!!!!」
私は船酔いするくせに船旅が好きなのである。えーと。船で乗って1時間!???えー。めっちゃかかる。まぁこれが一番近いんだよ。船には何人かの客がいるけれど全員観光客だし,血乃乃瀬島ではなくて隣にある
檸檬島行きの人たちだ。つまり血乃乃瀬島に行くは私だけだ。まぁそりゃそう。だって異変が起こってるんだよ。行かないよね。まぁ解決するためだ!行くしかない!
1時間後…
「血乃乃瀬島ー」
#名前#「おええ」
気持ち悪い…でも!着いたよっ!
#名前#「すごい!オェッ」
血乃乃瀬島は,赤色で塗りつぶされた山を中心に集落が広がっている平和そうな島だった。
でも…怖い異変があるとはな。歩いていくと子供達が走り回ってきた。
そしてそれに続きママ達が「すみません」と言い子供をつれもどした。うん。よくアニメとかにありそうな村だ。トコトコと歩いていくと大きな屋敷の近くに来た。村長のところ?
いやにしても豪華!と感激していると女の子が来た。ちょうど七,八歳ほどの子だ。
?「こんにちは…あの,屋敷に用でもあるんですか?」
かわいらしい声だった。赤色の瞳。スカーレットのかみのけ。かわいらしいワンピースを羽織っている。
#名前#「此処の子?私異変を解決するために来たんだ。」
?「え?そうなんです…か?私も… 異変を解決したい此処の村人です。あ,|漆間《うるま》|真里茂《まりも》って言います!」
#名前#「まりもちゃん!よろしく。村に住んでるけど異変を解決したいの?許されてるんなら一緒に解決しようよ」
真里茂「はい。もうゆるされてます!一緒に行きます」
#名前#「じゃあよろしく」
こうして真里茂ちゃんと異変を解決することになった!
次回予告!
私と真里茂ちゃんは赤毛の殺人鬼を見つけることに!でも…中々現れない…。
そう思って居たら真里茂ちゃんが…?絶対見てね!
どうして…?
前回私は真里茂ちゃんと会い,一緒に赤毛の殺人鬼を探すことにしたよ!
#名前#「全然その人いないね。赤毛っていうからすぐ見つかりそうだと思ったけれど」
真里茂「そうですね…。でも…赤毛の殺人鬼が活動するのは深夜だそうですよ」
#名前#「え!???本当に!???じゃあ今は真昼じゃん!」
真里茂「ほんとうです…早く言えなくてすみません」
#名前#「まじか…」
じゃあ,夜になるまで待たないと…。それは面倒…
真里茂「でも安心してください。すぐに夜にできる方法がありますよ!」
#名前#「えっ?何?」
真里茂「|夜《ナイト》ループ」
真里茂ちゃんがそういうとなんとあたり真っ暗!夜になった!
#名前#「ええ!?すごい!魔法?」
真里茂「え?#名前#さんは魔法使えないんですか?この世界って魔法使えるのが普通でしょ?」
#名前#「ええっ」
私はびっくりした。此処って魔法社会なのか?なら利麻も万鈴も使えるのかな。
真里茂「とにかく夜だし赤毛なら目立つと思います。探しましょう」
#名前#「うん」
今思ったけれど真里茂ちゃんも赤毛だな…。そう思っていると真里茂ちゃんに月の光が当たった。
#名前#「わあ!綺麗だね…真里茂ちゃん?」
真里茂ちゃんがおかしい。何かおかしい。くるりと真里茂ちゃんがこちらを向いた。
#名前#「えっ?」
真里茂ちゃんは何故かナイフを私に飛ばしてきた。
#名前#「うわぁ!?危ないよ!」
真里茂「……」
どうして…?もしかして真里茂ちゃんが…
**赤毛の殺人鬼???**
真里茂「`アハハハハハハハハハ`」
真里茂ちゃんの笑い声が全体に響き渡った。
ナイフが飛んでくる。一体…どうして?月の光が…君を変えた…。ナイフが四方八方に飛び回る。
やばい!どうすれば…。グサッ
腕に突き刺さった。私は慌ててあのカードをタッチした…。
`どうしてどうして どうして どうして どうして どうして どうして どうして どうして どうして どうして どうして `
今回は少しホラーな感じです…。夢主ちゃん大丈夫か…?
助かった???
私は危険な目に遭い,カードをタッチした。
#名前#「うわぁ!?」
気がついたら草にもたれかかって居た。
真里茂「… #名前#さん?大丈夫そうですか…???」
#名前#「真里茂ちゃん……あーよかった…一応助かったんだ」
真里茂「どうしたんです?それより夜が明けちゃいましたね…また夜にしないと…って言いたいけど」
#名前#「どうしたの?」
真里茂「家に帰らなきゃです。朝ごはんも食べないとだし,皆んなが心配するので」
#名前#「そっか…じゃあ私は…」
そんな私の言葉を聞くと真里茂はキョトンとした。
真里茂「え?#名前#さんも一緒にいきましょう。お客さんです。きっとみんな大歓迎です」
#名前#「本当?よかった」
真里茂の家は綺麗なレンガの屋敷だった。
真里茂「此処が私たちの家です!さあ中に入ってください」
#名前#「お邪魔しまーす」
中も綺麗。そう思っていると真里茂に似た女の子が飛び込んできた。
同じ赤い瞳。髪色は青色。そして可愛いワンピース。
?「もーう。真里茂心配したよ。あれ?この人は???」
真里茂「#名前#さんっていうんだ」
#名前#「よろしくお願いします」
花音「#名前#さんよろしくね。私は真里茂の姉の|花音《かのん》だよ。さあ真里茂と#名前#さん
朝ごはんができてるよ!」
リビングに入ると美味しそうな匂いがした。のっぽな女性が答えた。
?「お客様を連れてきたのですね。
真里茂「#名前#っていうんだよ。音呂」
音呂「#名前#様ですね。私は2人の叔母の|音呂《ねろ》と言います。さあ3人とも,食べてください」
おばさまの割には若くね?まぁいいや。
真里茂「ん〜美味しい!」
真里茂ちゃん可愛いな…でも…どうしてこんなに無邪気なのにああなっちゃうの?
分からない
あらすじ
前回私は真里茂の家に行って花音さんと音呂さんと会った。
#名前# 「モグモグモグ」
真里茂「モグモグモグ」
花音「2人ともお腹空いてたんだね」
真里茂「これだけじゃ足りないかも」
花音「まじ?じゃあ私のあげる」
真里茂「ありがと!」
んー美味しいな〜ホクホクしたポテサラ。しっとりふわふわなオムライス。アサリの出汁がグッとくる
味噌汁。まるで私のお母さんが作るものみたい。
#名前#「ごちそうさまでした!」
花音「食べ終わった?手洗ったらお客様用の部屋に案内してあげる。」
#名前#「わかった!」
数秒後…
#名前#「手洗ったよ」
花音「オッケー!じゃあ来てきて」
花音についていくと2階に上がり東向きの部屋に案内された。
花音「此処が #名前#さんの部屋になるよ。好きに使って。汚くしちゃっても大ジョーブ。音呂が綺麗にしてくれるから」
#名前#「ありがとうございます…あっ一つ聞いてもいいですか?」
花音「え?何?なんでも聞いてよ」
#名前#「あの…真里茂さんのことですが」
私は真里茂ちゃんの不思議に思った事を話した。
花音「…私たちもそう言うことがあって何度も危険な身にあった事がある。だから最近外に出させないようにしてたんだ」
#名前#「…理由はわからないんですか?」
花音「うん。じゃあまたね」
私の話を聞くと花音ちゃんの元気はどこかに行ってしまったようだった…。
やっぱり…
前回 花音と話した。やっぱり真里茂が赤毛の殺人鬼…。
#名前#(なんかやばい事になりそう…で,でも…私は万鈴の代わりに異変を解決するんだ…。怖がらない…。なんとかして真里茂を正常に戻そう。にしてもどうして真里茂は月に当たるとヤバくなっちゃうのかな…)
真里茂「どうしたの?#名前#さん。今日も異変探しに行こう。」
#名前#「そうだね…」
自分が異変なのに気づいてないんだ。なんとかして,月に当たらせないようにして…。自分が異変だって気づかせるんだ。
#名前#「よし。行こう。あの魔法お願いね」
真里茂「もちろん」
外に出た。子供が走っている。平和。あーあ。平和なのにどうして…。
真里茂「よーし行くよ〜夜ループ!」
パッ
あたりが真っ暗になり子供達もいつの間にか消えて居た。
真里茂「ヨシっ!異変出てこい!」
ピカッ
#名前#「あっあっ。月が」
私は慌てて真里茂ちゃんを庇おうとした…しかし…。月は早い。あっという間に真里茂ちゃんを照らしてしまった。
真里茂「ウゥゥゥゥ…」
#名前#「ま,真里茂ちゃん…」
真里茂「がうっ」
まるで狼のように唸り私にナイフをぶつけようとしてくる。
#名前#(やばい…今度こそ……殺されちゃうかもしれない…ッどうすれば)
真里茂「ガウッガウッ」
ザシュザシュ
#名前#(クソ…私だって…朝になれる魔法を使えれば…)
#名前#(いやそんなの無理に決まっている…私は転生者…魔法なんて…???でも転生したからできるとかないかな)
でも…呪文がわからないんだった…。
真里茂「ガウッガウッ」
グサッ
考えているうちに腕に刺さってしまった。
#名前#「ッ痛い…」
真里茂「…ピタ」
#名前#「❓」
私が痛いと言った瞬間真里茂ちゃんが止まった。
#名前#「どうしたの?」
私が尋ねると真里茂ちゃんは力無く座り込んでしまった。
#名前#「……???」
?「実の効果が切れたのよ」
聞いたことのある声がした。振り向くとそこには花音が居た。不適な笑いを浮かべている。
花音「痛いや苦しいなどを聞くと覚醒の実の効果は次の夜まで出なくなるのよ。残念ね…。しかし真里茂が異変だなんて思ってなかったわ」
#名前#「何言ってるの???花音ちゃん…ッまさか???」
花音「私が真里茂をおかしくしたのよ…覚醒の実を使ってね…」
#名前#「!!!!!どうして?そんなことをっ!?覚醒のみってそれより何???」
花音は高笑いをした。
花音「ふふ。何も知らないのね…覚醒のみは悪い力を引き出す力がある…。私がその実を混ぜたミルクを真里茂に飲ませて…。真里茂は月に当たると殺人鬼になってしまうようになったの」
#名前#「なんで??そんな酷いことを…」
しかしそんな私の疑問には答えず,花音は続けた。
花音「そんな普通じゃない真里茂を音呂は愛した…そんなの酷いでしょ?だから音呂には時空装置を使い
歳を取らせないようにしたの…残念な事に…歳をとるほど魔力が強くなるのに…音呂の『すごい魔法使いになる』は叶えられないわ」
#名前#「…花音さん…そんなことをして何を…望まれるのですか?」
花音「望みなんてないわ」
#名前#「許せないです!ここであなたをひねり潰して正気に戻させてあげます!」
それを聞くと花音は不敵に笑った。
花音「やる気じゃないの…でも勝てるかしら?だって私は…最強の魔力を持つ魔術師花音様ですもの…。」
#名前#「そんなの関係ないです!いざ尋常に勝負!」
そういうと私は近くにあった太い棒をかまえた。
花音「ふふ。笑わせてくれるわね…では勝負よ!」
次回予告!
花音との勝負!勝利の女神が微笑むのは???絶対みてください!
花音との勝負
前回 花音に裏切られた!花音を正気に戻すためバトルする!
花音「魔法拳!|闇の輪《アナザーリング》」
ビュンッ
毒々しい色をした輪が飛んでくる。私はギリギリ避けた。
花音「避けれるなんてあなた常人ではないわね。でも魔法を使えないのならば意味がないわ。プラズマチャージ!」
ビリビリ
いろんなところに雷が飛ぶ。気絶している真里茂を守るように戦わなくてはいけないため避けるのが精一杯。
#名前#「まだまだ…とりやあああ!!」
がむしゃらに木の棒を振り回した。
花音「はははは。いつまでも笑わせてくれるわね。いまよ…インファンニサイコキネシス!」
#名前#「うわあああ!」
ドンッ地面に叩きつけられてしまった。痛い。手がジンジンする。
花音「何をしたって無駄よ!魔力球!」
どんどんっ
危機一髪。なんとか逃げ切れた。
#名前#「ハァハァ…」
花音「しぶといやつ!でもこれでおしまい。最強の魔力であなたを捻り潰すわ」
そういうと花音は不思議な呪文を唱えた…。
すると大きな球が無数にできた。
花音「いっけえええ!|魂の光線!《ソウルビーム》」
#名前#「ッッッ!」
もうおしまいだ…そう思った時だった。
ビュンッ
前を真里茂が通りすぎた。
真里茂「|最後の炎!《ファイナルファイア》」
ぱきーん
最強の技と最悪の技が合わさった。
すると…光が一瞬ひかり,すぐに光が収まった…と倒れたのは花音だった。
真里茂「ハァハァ… #名前#さん?大丈夫ですか…?」
#名前#「私は平気…真里茂ちゃんは?」
真里茂「私だって…平気ですよ…」
#名前#「真里茂ちゃんありがとう」
真里茂「当たり前のことです…」
私たちが疲れ切っている横で花音はじっと倒れて居た。
次回予告
ついに真実がわかる…。一体どうして?理由は何?
次回「真実の光」
よろしくね!
真実
あらすじ 私と花音が勝負!勝ったのは私たち。
花音「真里茂…これは私たちの勝負よ…邪魔しないでよ…」
真里茂「だって… #名前#さんは私の友達なんだよ。友達がピンチなのをほっとけないよ」
花音「……」
真里茂「私,家に帰って, #名前#さんを音呂に手当てしてもらうね。お姉ちゃんも帰ってきてね」
花音「……」
花音さんはじっと俯いたままだった。
音呂「大丈夫?ちょっと冷やしといたら、治るから。安心してね。それよりさ,なんで花音とたたかうことになったの?」
#名前#「そ,それは…」
いやだ。言いづらい。まさか花音が…騙してたなんて…。きっとがっかりする。それに花音がどうしてそんなことをしたのかもわからない…。そう考えるているとドアが開いた。
花音だ。
花音「ただいま…」
音呂「花音!どうして #名前#さんを襲ったのよ?」
花音「あはは…。なんでだろうね?」
疲れ切った様子で笑みを浮かべた。
花音「よくわからないや…ごめんね。音呂,真里茂…」
そう言って自分の部屋に戻ろうとする。そんな花音をみて私はイラついてきた。なんもないように帰るなんて!ちゃんと教えて欲しい!
#名前#「待って!花音さん」
花音「何?ごめんね。 #名前#さん,痛いことしちゃって」
#名前#「違うんです。教えて欲しいんです。どうしてそんなに酷いことをしたんですか?」
音呂「酷いこと?花音が何かしたの?」
花音は振り向いた。
花音「そりゃ覚えてないよね。おばさん…。記憶なんてないもんね…。」
音呂「?」
花音「 #名前#教えてあげてよ」
#名前#「…音呂さん実は」
私は音呂さんに逢ったことを話した。
音呂「…」
花音「ごめんね…私私,あの時,なんだか…」
真里茂「お姉ちゃん,落ち着いて話してよ。私たち,お姉ちゃんのこと大好きなんだよ。だからさ,怒んないよ。話してよ」
花音「まだ真里茂も生まれてない時だった」
---
私は両親と住んでいた。でも両親は酷かった。
理由もない。ただワインの飲み過ぎで、私に暴力を振ってくる。
何か理由があるならまだわかる。でも,ただのワインの飲み過ぎだ。酷い。
毎日増えてくあざ。時には出血もした。どこにも居場所がない。離れている叔母と会いたい…。
毎日同じように叩かれて蹴られて…なんだかよくわからなくなった…そして気づいたら…2人を`殺していた。`
そっからどうでも良くなった。やがて,音呂はとある男性と結婚した。そして真里茂が産まれたんだ…。
だから真里茂は私の,いとこ…。そして,私は音呂に引き取られた。音呂たちは私が殺したなんて知らない。
ただの急死だと思い,かわいそうだと言った。愛される毎日だった。そこから真里茂は私の **義理の妹**
となった。真里茂は本当の姉だと思ってるけど。まあそれがいいんだ。ある日音呂とその夫が買い物に言った。私と真里茂で留守番。私はその時,思った。|真里茂《ぎりのいもうと》だけ愛されてるなんてズルい。
そこで悪い考えが頭を横切った。覚醒のみだ。キッチンに行き覚醒のみを取り出した。なんであるのかはわからないけどね。とにかく私はそれをミルクの中に溶け込ませ,そのミルクを飲ませた。そう…そうして,
真里茂は普通じゃなくなった…。もちろん毎日のように真里茂は恐ろしくなった。時には殺されそうにもなった。音呂だって殺されそうになったのに…音呂は,そんな真里茂を**愛したんだ**…。
私は許せなくなった。そして…音呂に時空装置を使った。歳を取らなくなった音呂と,恐ろしい娘をみて夫は
離婚した…。その時は嬉しかった。みんなみんな私と同じ思いをしてる。でも今思えば酷いことだ…。
---
#名前#「…は??」
`嘘でしょ…???`
なんか今回ホラーぽくなりましたね.。
血乃乃瀬島の殺人鬼解決
前回,私は花音の過去を聞いた。花音は虐待されていてそんな親を殺した…。
しかも真里茂がいとこであって,義理の妹…。
嘘…。真里茂がいとこで義理の妹だなんて!真里茂も音呂も青ざめていた。…でも…音呂には記憶がないのかな?離婚したとかなんて…。時空装置を使われたなんて…。夫のことなんて…。真里茂はまだ小さいから覚えてないのもわかるけれど…。
花音「…もう話したよ。あとは好きにしなさい。私を縛り上げて警察にでもなんでも送ればいいわ」
音呂「まさか。そんなことしないわ…そ,それより…どうして,私,夫のことなんて覚えてないわ…なぜ??」
花音「私が最愛の実を飲ませたのよ」
音呂「最愛の実?聞いたことないわ」
それを聞くと花音は黙り込んだ。
真里茂「ねえ最愛の実って何?」
花音は言いたくなさそうにも口を動かす。
花音「最愛の実はね。本当にほんとーに…世界一愛している人との記憶を消す力を持ってる,実よ」
音呂「…そんなっ…私の最愛の人…。」
音呂はそういうと立ち上がりベランダに出て叫んだ。
音呂「嗚呼どうして…最愛の人まで忘れるなんて…ごめんなさい。私の夫…」
真里茂「ヒックヒック」
真里茂は泣き出してしまった。そして花音を睨みつけた。
真里茂「なんで…お姉ちゃん!相談してくれればよかったのに…辛かったんでしょ!音呂にも誰にでも相談すればよかったのに!お姉ちゃんは1人じゃないのに!」
花音「……真里茂ごめんね…」
真里茂「義理の妹だなんて関係ないよ…。私はそれを怒ってるんじゃないから…。相談してくれなかったのに怒ってるんだから…」
花音「…真里茂…優しいんだね。ごめんね。ごめんね…。私酷い…。」
真里茂「…お姉ちゃん,辛い時は言ってよ助けてって…。真里茂,お姉ちゃんのこと大好きなんだよ。。。
1人でウジウジ抱えないで!真里茂に音呂に言って!」
花音「!!!!!こんな私を…大好きって言うんなんて…っ」
真里茂「本当に大好きなんだよ!」
そういうと真里茂は花音に抱きついた。花音はようやく白い歯をこぼした。みてるとなぜかこっちも泣けてくる…。
花音「そうだ…真里茂を元に戻さなくちゃ…。あと音呂も」
花音はそういうと2人に不思議なミルクを渡した。
花音「はい。飲んで」
真里茂「?」
2人は一気に飲み干してしまった。すると…。
音呂が一気に歳をとった気がする。いや…。20歳くらいは変わったんじゃない?
音呂「…あら!」
真里茂「?真里茂は?」
花音「今から見せるわ…夜ループ!」
おっ!花音も使えるんだ。
真里茂「うわっ。眩しい。」
月の光が真里茂に当たった。しかし真里茂は何もならない。
#名前#「うわ!すごいですね!」
真里茂「?」
#名前# 「本人はわからないけど…それが幸せですね」
花音「あなたにも迷惑をかけたわ……ごめんなさいね」
#名前#「いいですよ。てゆーか解決したしそろそろ帰らなくちゃです」
真里茂「もう?」
#名前#「うん。大事なことがあるからね。」
それを聞くと真里茂は笑った。
真里茂「そっか!またきてね!」
音呂「今度はスペシャル豪華な料理を準備しときますよ!」
花音「迷惑をかけたわ…。ごめんなさいね。またきてね」
#名前#「はい!またきます!またね!」
3人「またね〜」
こうして私は赤毛の殺人鬼を解決した。
次回予告!
次は東雲洞窟へ!
東雲洞窟と…
前回 私は血乃乃瀬じまをかいけつした。早速利麻に伝えようっと♪
利麻の家…
#名前#「利麻〜♪」
利麻「おん? #名前#じゃん!解決したの?」
#名前#「うん!もちろん。ドヤッ次は東雲洞窟に行こうと思う。」
利麻「東雲か〜。赤い涙って言うけどな。そこに行って死んじゃいそうになった人がいるんだ。」
私は不思議に思った。他のと違い,赤い涙は,命には関係なさそうだけど。
利麻「危ない目に遭った奴らはだいたいこう言うんだ…。『不思議な赤いやつに襲われた』って…もはや異変探しじゃないらしい。」
#名前#「大変そうだね…」
利麻「ま, #名前#だから大丈夫だよな。信じてるから。じゃいてら〜」
#名前#「うん!」
私は歩きながら考えていた。赤いやつ?ってなんだろう?どんな見た目かな〜?可愛いかな?ヘドロかな?
そう考えていると,東雲洞窟へ行ける通路に着いた。
#名前#「怖いけれど行ってみよう」
通路の中には何人か人がいた。みんな異変探しの人だ。けれども1人の子はなかなか見つからない。
みんな2人だ。どうしよう…。そんな不安な気持ちが伝わったのか。声をかけられた。
?「あの…私1人なんだけど…一緒に来てくれますか?」
#名前#「え!???い,いいけれど…」
後ろには高校生くらいの女の子がいた。ツインテールの,灰髪。うわあ…。綺麗だな…。とっ。見惚れてる場合じゃない。
紅麗亜「あ,いいんですね!ありがとうございます!私,|紅麗亜《くれあ》って言います!」
#名前#「紅麗亜ちゃん!よろしくね!私は #名前#って言うんだ。早速東雲に行こう!」
紅麗亜「 #名前#さんですね!わかりました!」
こうして陽気でちょっぴり天然な女の子と一緒に行くことにした。
次回予告!東雲洞窟に着いた私たち。そこで会うものは???
あなたは私の恋人ですか?
前回東雲洞窟に行く私は紅麗亜と会い一緒に解決することにした。
紅麗亜「あれが東雲洞窟ですよ!つきました!」
#名前#「うわぁ!すごーい」
東雲洞窟は,真っ白な閃緑岩で作られた,洞窟だった。ちらりと中を覗くと綺麗なこと。
ムーンストーンで縁取られていた。宝石強盗が見たら,絶句してしまいそうだ。
紅麗亜「綺麗ですね…こんなところに異変があるなんて…まあとりあえず行きましょう」
#名前#「うん」
歩くたびにコツコツとなる。チラッと横を見るとなぜか白いチューリップが一本咲いていた。
不思議に思ったがとりあえず歩いて行った。
とうとう内申部に辿り着いた。周りが宝石で埋め尽くされ、目が眩みそうだ。
そう思っていると啜り泣く声がした。
紅麗亜「誰かいるのかな?」
#名前#「そうだよ。たすけてあげよ」
しかし,私と紅麗亜が一歩進むと赤い涙が垂れてきた。その前にいるのは真っ赤なヘドロだ。
紅麗亜「あれが…赤い怪物!」
#名前#「やべ!逃げないと!」
しかしヘドロは追いかけてきた。
巨体のくせにすばしっこい。
なぜか紅麗亜は一瞬止まった。
#名前#「どうしたの?」
紅麗亜「…なんでも,ない…」
ヘドロ「グォおお!」
このままでは死んでしまう。こうなったら…!
私は決意を込めて,あのカードをタッチした。
ぽううう
気づけば,私と紅麗亜は東雲洞窟の入り口にもたれかかっていた。
次回予告
私はまた行く。そこでヘドロは何か語りかけてくる…。
あなたとの約束
前回のあらすじ👒
赤いヘドロに襲われて,慌ててカードをタッチした。赤い涙の正体はヘドロの涙だった。
#名前#「…ふぅ…」
紅麗亜「…え?なんで…?私確かヘドロに襲われて…」
#名前#「私がこのカードをタッチしたからなんとか助かったんだよ!」
紅麗亜「はあ…。 #名前#さんって変な人だなあ」
やっぱりこのカードは不思議な力を持ってるんだあ。助けてもらってばっかりだな。
紅麗亜「… #名前#さん,また行きます?」
#名前#「もちろん。行くよ?だって異変探しが私の使命なんだ!」
紅麗亜「…それは #名前#さんが望んでることですか?」
#名前#「え?」
紅麗亜「いや。何も…行きましょう」
それっきり紅麗亜は黙ってしまった。
辛抱強く歩いていくととうとう赤いヘドロのところまでついた。
紅麗亜「ゴクッ」
ヘドロ「`紅麗亜…紅麗亜…なんでだなんでだ`」
なぜかヘドロは紅麗亜に話しかけている。
#名前#「…ヘドロ!紅麗亜には…近寄るな…」
紅麗亜「待って」
#名前#「…え?」
紅麗亜はハッとしていった。そしてヘドロに近づき…。
紅麗亜「約束守れなくてごめんね」
そしてキスをした。
今回短くてすみません。そして投稿できなくてすみません。
失われた恋
前回のあらすじ🩷
前回また洞窟に入った私と紅麗亜はヘドロに襲われそうになる。しかし紅麗亜が何か思い出したかのようにヘドロにキスをし…?
紅麗亜がキスをするとヘドロがどんどん小さくなっていく。まるで悲しみが浄化されていくようだ。
そしてヘドロが全部消えると男の子が出てきた。くるんとした可愛い髪の毛をしている可愛い男の子。
こんな可愛い子が…?
紅麗亜「勇翔…ごめんね。約束破って」
男の子は勇翔というらしい。
勇翔「誰が許すか…最低だ。ずっと信じてたのにさ。」
紅麗亜「私…行きたかったの。でも,でも…私」
勇翔「言い訳はいらねーよ!」
勇翔が強くいうと紅麗亜はだんまりした。しかしすぐに紅麗亜は口を動かした。
紅麗亜「私…病にかかったの。高熱も出た。それに目もよく見えない。どうやら難病みたいなんだ」
勇翔「はあ?」
それを聞いても勇翔はまだ怒っている。
勇翔「そんな難病なのになんで今は平気なんだよ」
紅麗亜「何言ってるの?その話から今はもう2年経ってるんだよ?」
勇翔「は?」
いや。そんな前の話だったのか。
勇翔「え?でも…俺は」
紅麗亜「記憶がないのね…まあそれがいいけどね」
勇翔「なんか言ったか?」
紅麗亜「何も。それより…ごめんね。」
勇翔「もう怒ってないさ。なんかお前の顔見てたら許せてきた」
…勝手に涙が溢れてきた。
紅麗亜「…勇翔!」
2人はハグをした。
2人とも泣いてる。なぜか私も。
2人は顔を見合わせると私の方を見た。
紅麗亜「#名前#さん,ありがとうね」
勇翔「迷惑をかけてすまなかった!」
#名前#「そんな。気にしてないよ。またね!幸せに!」
紅麗亜「またね!」
私は2人と別れを告げ,利麻のところにもどった。
#名前#「ただいまあ」
利麻「おかえりー!なんか早いなあ。でもそれがよかった!」
利麻は興奮している。
#名前#「どうしたの?」
利麻「ハナサキ祭りに行こうよ!」
次回予告。
私は利麻と一緒に伝統のあるお祭りへ!そこで紅麗亜や真里茂達とも会う。しかし…ハナサキ祭りである異変が起きる。
ハナサキ祭りで
前回
私は東雲洞窟を解決!したら利麻にお祭りに誘われる!
#名前#「お祭りって…?」
利麻「異変解決で疲れたでしょ?だから,気分転換!伝統あるハナサキ祭りに行こ!」
#名前#「ははーん…」
お祭りというと美味しい屋台とかもありそうだ。私は行くことにした。
#名前#「私,行くよ。」
利麻「でしょ!いうと思った!早速,準備をしよう!」
#名前#「準備?何を?」
利麻「ええ? #名前#,そのメイドドレスで行く気なの?バカね!やっぱり浴衣よ!浴衣!」
#名前#「浴衣あ!?」
…利麻はものすごく目がキラキラしている
利麻「 #名前#用の浴衣と髪飾り!このファッションリーダーの利麻様が着替えさせてやるわ」
#名前#「ほー」
私は利麻の勢いに押され,着替えさせられた。
数分後
利麻「はい!できたあ!可愛い!」
うわあ。すごい。リボンもちょこんと結ばれている。可愛い。
利麻「私も着替えてくるわ。待ってて!」
数分後
#名前#「わっ!すごい!」
利麻のファッションセンスはすごいや。いつもの髪。少し編み込みしてある。そしてゆかたもかわいい。おしゃれだ。
利麻「ふふん。凄すぎて足がすくんでるわ…!さすが私!」
そんな自信満々の利麻と一緒にハナサキ祭りへと来た。
人がめっちゃいる。
みんな浴衣を着たりじんべえを着たり。祭り気分だ。
確かにメイド服できたら結構目立つ。
そんなことを考えながら歩いていると,声をかけられた。
真里茂「あ! #名前#さん!」
真里茂ちゃんだ。後ろには音呂と花音もいる。
花音「久しぶり。横の人は?」
利麻「ファッションリーダーの利麻よ!」
花音「不思議な友達ね。」
次にもう片方から声をかけられた。
紅麗亜「 #名前#ちゃん!」
紅麗亜だ。横には勇翔もいる。2人揃ってカップルみたいだ。
#名前#「みんな,きてたんだね」
音呂「当たり前だよ。これは伝統あるお祭り。しかも今年で100回目なんだ」
利麻「何!?そうだったんだ!」
利麻知らなかったんだ。
勇翔「俺も何回かきたことはあるけどな。今年はすごい!なんとも最後には豪華花火が打ち上げられるんだそう」
紅麗亜「楽しみだね!」
勇翔「そうだな!」
私はウキウキしてきた。みんなで楽しめそう。私も楽しみ!と言おうとしたときだった。
寒気がした。慌てて後ろを振り向くと誰かいる気がした。さっきまでの気持ちが萎んでいく。
何かよからぬことが起きそうだった。
夢主ちゃんの浴衣姿 https://firealpaca.com/get/5nenocpt
利麻の浴衣姿 https://firealpaca.com/get/NlZJP5VI
井戸に映るのは…
前回のあらすじ★
ハナサキ祭りに行った夢主たち。紅麗亜たちとも会って,お祭り気分。けれど…なんだか誰かいる気がして?
夢主の前世ってどんな感じだったのかな?
#名前#「このりんご飴美味しい〜!このたこ焼きも最高!ほかほかではふはふ!」
利麻「さっきからずっと食べることしかしてないね」
#名前#「いや〜やっぱり祭りは屋台飯でしょ!?」
利麻「浴衣汚さないようにね?」
#名前#「うん!」
なんだかずっと食べてたらのど渇いてきちゃった!
#名前#「ねえ,お水飲みにいくね。確か奥のほくに井戸があった気がする。さっき見えた」
利麻「わかった。すぐ戻ってきてよ?変なことしないでね!」
#名前#「もちろん!」
人を避けながら奥に行った。シーンとしていた。桟橋に寄りかかった。下界を見下ろすとポツポツとあかりが消えていくのが見えた。
#名前#「もうこんな時間か」
そう呟くと私は井戸の水をカップに注いだ。
#名前#「ふぅ,落ち着いた。あまり長居してると心配されちゃう。利麻のところに戻ってから飲もう」
戻ろうとした,そのときだった。
井戸に違和感を感じて,振り向いた。すると…そこには…井戸の水面に
**万鈴の顔が写し出された。**
#名前#「うわあっ,何!!??何!!??」
万鈴?「`梅__霊_`」
井戸の万鈴は意味がわからないことを喋っている。梅…霊?何,それ?
するとまた万鈴は同じことを言った。
万鈴?「`梅__霊_`」
`すると急に井戸に真っ赤な血が映った。そばには誰かの……`
#名前#「うわあっあっ」
私は苦しくなった。吐き気がした。胸が押しつぶされそうだ。頭がズキズキする。足がガクガクなった。
万鈴?「`思いしレ…我らの痛ミ!苦しみ`!」
#名前#「はあっはあっ,ッ,」
気が遠くなって__。
気付いたら,利麻のそばで倒れ込んでいた。
井戸の中のあの子は君を恨んでいる/探している
血でソマッタセカイで…
前回のあらすじ
前回 水を飲みに行ったら井戸に万鈴の顔が映し出されて…?
万鈴は「梅…霊…」といっている。一体なんのことだろう?
⚠️ちょっとグロいです。
…ここはどこ…?
私が目を開けると,見覚えのある景色が見えた。しかし,ココがどこなのかわからない。
なぜだか,周りには血がたくさんあった。そして,◼️◼️があった。
怖くい。一体何?
するとそばで1人の|少女《万鈴》がつぶやいた。
少女「どうしてこんなことになったんだろう?私,何もしてないよね…。」
少女はふと視線を上に向けた。そこにいたのは…。
|女子小学生《私》だった。
女子小学生「何も君はしてない…。だけどこうされるのが運命なんだ。。君の血はいい匂いだね?」
少女「ッ、」
少女は死んでいた。
|女子小学生《私》は,叫んだ。
女子小学生「あははっ,血の匂いでいーっぱい!みんなこうされるのが運命なのさ。どうせ死ぬことは変わりない…!なら今のうちに死んじゃえば?」
`だってこの世界は。。こう言う始まりと終わり`
`あの子の人生も…`
`あまたの悲しい嬉しい記憶も…`
どうせ消え失せル
`夕日に照らされる赤い血`
`そして私の真っ赤なナイフ`
あの少女はそうして万鈴になっタ
女子小学生も #名前#になった。
そして今, #名前#に殺された人たちの恨みが… #名前#を苦しませた。
*…*☆〒≠÷=?
前回のあらすじはあああ、めんどくさくなってきたのでええ,
前回を見てください!https://tanpen.net/novel/72361b67-04e2-432d-852f-badbb1898f91/
利麻「_ #名前#!???」
…!
#名前#「利麻…?」
利麻「ああ。良かった!大丈夫なんだね…。急に井戸のそばで倒れたっていう連絡が届いたんだ。ここは病院だよ」
#名前#「そんな…私のせいで百回目のお祭りを楽しめなかった…?ごめんね」
利麻「気にしてないよ! #名前#が心配だもん」
私は自分を見つめた。あれは…夢だったのだろうか…?あの時いた女の子と,小学生。
小学生が私のようだった。私は何者だんだろう。前世の記憶として覚えているのは,私が車に撥ねられて死んだことだけ。…そういえば,あの車を運転していた人が何か言ってた気がする…?
「アタシたちの娘を殺した罰だよ…」
だっけ?…殺した?私って一体…何を…。
利麻「何ぼーっとしてるの。今夜は,病院で入院だって。ゆっくりおやすみ。明日迎えに行くね」
そういうと利麻は病院を後にした。
夜🌉
#名前#「眠れない…」
頭の中でいろんなことがぐるぐる回っていて眠れない。
でも,目を瞑れば眠れるんだっけ?。
私は目を瞑りました。
朝☀️
#名前#「ふわぁ。あっ,私寝れてたんだ…。はあ,良かった」
昨日考えていたことは綺麗さっぱり忘れてしまっている。
#名前#「まだ,6時かあ。利麻が迎えに来るまで,待ってよ」
私はそう言って布団に包まりました。
数時間後
利麻「 #名前#ー!迎えにきたよっ!」
#名前#「利麻!はあ,よく寝れたよ!」
利麻「そっか!じゃあわたしんちに行って,次の異変を決めようか」
#名前#「うん!」
私は利麻と一緒に峠の道を帰って行きました。
すみませんねえ,ちょっとあらすじがめんどくさくなっちゃって💦
そして題名が意味わかんなくてすみません。カモフラージュなのです!
真里茂 くっそ適当だね
花音 仕方ないよ作者だもん
こう言われていますが頑張っているのです!小説はまだまだ初心者なので!
これからもよろしくお願いします🙇♀️
ようこそ拍真堂へ…
前回のお話
https://tanpen.net/novel/095643d3-50f3-4e5c-ac21-07ff9ff1f205/
利麻の異変探しお悩み相談屋さん
#名前#「ふうーっ!疲れたっ!」
利麻「ねっ!お茶にしよっか!」
#名前#「やったー😋」
利麻「持ってきたよー。利麻様特製パンケーキ!」
ふわふわなパンケーキが机に乗せられた。
#名前#「うわああ!!!!!!!食べたいいいいいいいい」
利麻「💦食べていいよ。お腹空いてるでしょ」
#名前#「うんっ!」
私はもうその黄金に輝くパンケーキを一口で飲み込んでしまった。
利麻「えっ。。」
#名前#「もーうっ!サイコーっ!卵のふんわりとした味!ふんわりした生地!死にますうううう。」
利麻「そんなにっ。。って,死ぬなああ!あ,私も食べなきゃ!」
パクパク
#名前#「でさー利麻!」
利麻「ゴクンッな,何?マサカオカワリトカイウジャナインデショウネ」
#名前#「次の異変はさ,拍真堂に行きたいと思う」
利麻「ホッヨカッター。拍真堂?いいよ。じゃあ最後の異変はりょうけんとうホテルね。ok〜!」
#名前#「よーし!そうと決まれば早速準備!してくる!」
利麻「うん!私の隣の部屋使ってね!あ,あのメイド服洗濯中だから,箪笥にある服使っといて」
部屋
#名前#「いっぱい部屋あるんだね〜。まあいいとして!」
私はタンスを開けた。中には服がぎっしりと詰められている。
#名前#「うわっ,気持ち悪いぐらいある。。何にしよう」
私はテキトーにピンクのパーカーを羽織った。そして下は紫のスカートを履いた。で,ブラシで髪を整えた。しかし私はくせ毛。とかしても意味がない。
#名前#「さ,いこ!」
私は廊下を歩いた。…何か声が聞こえる。かすかな息の音だ。
#名前#「…?」
私は声のする部屋のドアを開けた。中に入ると…。
そこはベットが置かれた殺風景な部屋だった。
?「誰。。?」
#名前#「あっ,勝手に入って。。ごめん。利麻の友達?」
?「…まぁね…」
#名前#「ふぅん。なんていうの?」
?「|魔芽乃《まめの》…」
魔芽乃は可愛い声だった。
暗くてよく見えないけど。
魔芽乃「そういう君は?」
#名前#「私#名前#」
魔芽乃「ふうん。。#名前#っていうんだ。あっ,利麻がきたよ。#名前#,またね!」
#名前#「えっちょ,ま,,」
しかしドアは魔法のように勝手にしまった。
#名前#「?」
私が廊下を歩くと言っていた通りに利麻がきた。
利麻「#名前#,準備できたの?行ってらっしゃい!私今お手洗いいこうとしてたんだ。見送れないけど。行ってらっしゃい!」
私は見送られ家を出た。魔芽乃が気になるけど。。また今度会おう!
地図を見ると北の方だ。結構遠いからバスとかに乗らないとダメかも。
よし,旅の始まり!今回も頑張ろう!
タグに異世界転移ってあるけどなんでだろーね……
拍真堂と使い魔さん
前回のお話https://tanpen.net/novel/6abddda3-10c9-4268-92bb-2a7ba5797bc0/
#名前#「ふう。。ついたあ!いや,長かったな…」
私は目の前を睨んだ。目の前には拍真堂がある。
#名前#「絶対,!クリアするぞー!」
私が拳を突き上げた時だった。近くで声がした。
?「もー。そんな急がなくなってへーきだよ。 #名前#」
#名前#「えっ?」
誰?なんで私の名前を…!
私が振り向くとそこにいたのは九尾の黒いろのキツネだった。お目目はまんまるで可愛いし,尻尾の部分は青色だ。でもこの声聞いたことある。。?誰だ?
?「なんでーわかるよねっ?僕誰かさ?」
#名前#「…」
魔芽乃「魔芽乃に決まってるでしょ」
#名前#「えっ!?魔芽乃…!?なんで。。!?狐じゃん!」
魔芽乃「人間かとでも思ったのかよー?」
#名前#「てっきり。」
いや,まさか思い込みだったとは。
魔芽乃「そーゆー思い込みよくないからねっ?」
#名前#「ごめん。ごめん。でもどうしてここに?」
魔芽乃「 #名前#が気にいちゃった。僕,使い魔なんだ。でも使える人がいない。そんな時君と会っちゃった。だからこれからは #名前#に使えまーす」
いや,急すぎるんだよ。展開が。
魔芽乃「かたまってないでさ!行こうよ,僕と一緒に!異変クリアするぞー!」
そういうと魔芽乃はそそくさと拍真堂に入った。
#名前#「よくわかんない。。けど仲間見つかったし,クリアするぞー!」
私も魔芽乃の真似をして拍真堂に入った。
拍真堂は素敵な旅館?だった。
いろんな人がいる。ほとんど観光客で半分異変探しの人たちだ。多分。
魔芽乃「じゃあ早速三階に行こう。そうしなきゃ4階見つけられないだろ」
魔芽乃って口ちょっと悪くね?まあそこは置いといて。私は階段を上がっていった。
…だいじょいぶ。きっと大丈夫。私なら…!万鈴の代わりに異変を解決するって約束したんだもん。
…その後ろで1人の少女が妖艶の笑みを浮かべて #名前#と魔芽乃をみていた。
誰だよー!少女って!いや,やっぱり人間じゃないキャラクター1人は大切なのだ!キュウオちゃんだとよろしく頼んだぞ。夢主ちゃんを!
娯楽
めんどくさい。あらすじ撤去おおお!
#名前#「ここが!すごーい!拍真堂ってすごいね!???」
魔芽乃「静かに!とりあえずささっといくよ!3階に。」
#名前#「ぶー。もうちょっとゆっくりさせてちょー!」
魔芽乃「うう。。仕方ない!少しならいいよ。ボクだって温泉は入りたいモーン」
#名前#(結局こいつだってゆっくりしたいじゃん)
スパルーム🧖♀️
スパめっちゃ広い。。魔芽乃は湯に浸かりゆっくり。。じゃなくて広々とした床を走り回っている。こら。周りの奴に迷惑!
#名前#「はー。気持ちいい」
私が目を閉じてると声をかけられた。
?「あれー? #名前#さんじゃん」
この声は!私が目を開けるとニンマリした紅麗亜がいた。
紅麗亜「えーへっへっ。勇翔とデート来てたんだ!まさか #名前#さんと会うなんて!」
#名前#「私は異変探し。。のついでに。ゆっくりしてるんだ」
紅麗亜「やっぱり, #名前#さんは…辛い仕事より娯楽したいですよね。。ボソッ」
#名前#「?なんか言った?」
紅麗亜「いいえ!何も!あ。そろそろ上がらないと。 #名前#さん!またね。」
#名前#「バーい!」
そこへ魔芽乃が来た。
魔芽乃「さっきの子?誰?可愛い子だなあ。」
#名前#「はは。やっぱり誰もが心を鷲掴みにされるよね。紅麗亜って。」
魔芽乃「何さ。その言い方」
ともかく私たちはスパを出ると他にもバイキングをし,キャンプファイアをし。。1日が終わってしまい。。拍真堂のベットで寝てしまった。すっかり娯楽に心を奪われた。
拍真堂の夜。1人の少女が君の悪い笑みを浮かべた。
その先には四階への階段があり,微かに「助けてくれー!」と,男性の声がした。
今回短くね?
大迷宮に閉じ込められて。
いつもどーりあらすじ撤去
#名前#「うわああ!」
私は嫌気がしてベットから這い上がった。何か変な夢見てた気がする。。けど覚えてない。
いやでもそんなもんしょっちゅうだ。
魔芽乃「何。。 #名前#?うるさいんだけど?」
#名前#「なんか。。嫌気がする…てか,魔芽乃!四階にいくには夜じゃないとダメなんじゃない?」
魔芽乃「そんなわけ…うわああ!ほんとだ!」
魔芽乃はベットからちょこんと起き上がりそそくさと三階のロビーに行く。
私もついていく。すると。。
#名前#「ほ、ほんとだ。。!」
そう。私たちの前にはよんかいへ通じる階段があったのだ。昼間はなかったのに。
#名前#「行こう。」
私は慎重に階段を登っていく。後ろをチラッと見たがただ階段があるだけ。誰もいない。
まあここ古そうだし。なんかあるのも当然。
私と魔芽乃は長い階段を30分くらい登り続け。。ようやく四階に辿り着いた。
四階は見るからに何もがらんどう。誰もいないし何もない。
#名前#「なーんもない。。とにかく一旦戻って,準備してからまたこよ。。」
魔芽乃から返事がない。
#名前#「魔芽乃?」
魔芽乃「無理だよ」
#名前#「何が?」
魔芽乃「もどることだよ。見てごらん」
私が階段があるはずの場所に目をやると。。そこには何もなかった。
さーっと血の気が引く。
#名前#「じゃあ…私たち。。」
2人「帰れないんだあああ!」
この拍真堂は起承転結の転の部分!
・ーー・ ・・・ ・ー
危ないそこから逃げろ
私と魔芽乃は今四階にいる。しかも存在しないはずの。
#名前#「もう。これ終わったね。。私たち」
魔芽乃「絶望しかないよ」
#名前#「でも。。まだ二人だから!一人よりかは寂しくない!頑張ろうよ!」
魔芽乃「そうだね!」
私たちはまだ気楽にいた。きっと抜け出せるに違いない。そう思っていたんだ。
魔芽乃「ん?こんなところに発信機だ。」
#名前#「発信機?」
私たちが見てみるとそこには,「危ないそこから逃げろ」と書いてあった。
#名前#「危ない。。」
魔芽乃「そこから…逃げろ!???」
魔芽乃が叫んだ頃には。。後ろに凶器の怪物が迫っていた。
怪物「たすケテ!」
怪物は奇声を発し,ナイフをガンガン床に突き刺す。
#名前#「な,なに。。!???」
部屋全体に響き渡る。
危ないそこから逃げろ
その声は次第に大きくなっていく。
怪物はまだ襲ってくる。この異変は今までのような気楽ではない。
もう,絶体絶命。
怪物「助けて…!ガンバっ,て…y…。惢!???嫌悪!!??」
その怪物はどことなく♪〒☆〒☆56☆99に似ていた。
「危ない!そこから…逃げろ!」
その声が最大限に響き。。床がぱっくりと割れていく。私たちは慌てて回避する。
もう,ダメだ。。。私は元々体力がない。私は倒れてしまった。
私のために死ぬなんてうんざりだ。。
異変解決の先輩
前回のあらすじ?ナニソレオイシイノ?
#名前#「…う、うううん…」
私は太陽の光で目が覚めた。私がいるところは拍真堂ではなく小さな粗末なお家だった。誰の家だろう。親切な人が助けてくれたのかな?
???「あ!目が覚めたね」
明るい声がした。
#名前#「誰!???」
私が横を向くとそこには抹茶みたいな色をした髪の毛の女の子がいた。
三葉「あたしは|三葉《みは》っていうんだ!君が異変解決に失敗しちゃったという情報を聞いてあたしが代わりに解決してあげたんだ!」
三葉さんはふんぞり返った。なんとなく自惚れ屋さんのようだが、全然優しくて元気な人だ。
#名前#「ありがとうございます!それよりあの異変を解決するなんて…すごい」
私は拍真堂の異変を思い出した。4階に行けばたちまち迷子。しかも謎の怪物に翻弄される…。恐ろしい異変だった。しかもその異変で魔芽乃と離れ離れになってしまった。
三葉「えっへん。いいこと言うね。何せあたし…三葉様は、異変解決の頂とも言うべき!あたしこそが異変解決のスーパースターというべきなんだ!だから異変解決ランキングではトップなんだ」
またもや三葉さんはふんぞり返った。てか異変解決ランキングなんてあるんだ。
#名前#「かっこいい…」
三葉「でしょ?だから、あたしはあなたの大先輩!ここに残るならあたしが異変解決のコツを教えてやってもいいよ?」
#名前#「本当ですか!???やったあ!お願いします!教えてください!」
三葉「いいやつだなあ!よーし!三葉大先輩様の異変解決教室!特別授業開始だあ!」
投稿遅れてすみません。
鏡の幽霊
前回、異変解決の先輩の三葉と出会い,物語は大きく動き出す…。
私は結構の間…3週間ほどかな?三葉さんのところで色々教わっていた。とにかく大事なのは「魔法」だった。やっぱりこの世界は魔法社会のようでみんな魔法が使えるらしい。そこで私は簡単な魔法を教えてもらい,少し魔法を使えるようになったんだ。すごいだろ?
#名前#「今日も教えていただきありがとうございました」
三葉「えっへへ。てか言ってるじゃん。敬語はやめてって」
#名前#「あ,そっか。」
三葉「それより3週間もいるけどさ,いいの?異変解決はいかなくて」
#名前#「ああ。私もそろそろ行こうと思っていて。そこで頼みがあるんですが」
私は急に真剣な顔をした。三葉さんも落ち着いた。
#名前#「一緒に良ければ異変解決をしてくださると…」
それを聞くと三葉さんは笑った。なにがおかしいのかと思い私はキョトンとした。
三葉「あっはは。あたしも言おうと思ってたのさ君1人じゃシンパイだもんね。一緒に行こうよ」
#名前#「えっ。。あっはは。じゃいきましょう!」
三葉「うす!」
こうして私たちは一緒に最後の異変…「鏡の幽霊」にいくことになった。
目的地は涼剣島のホテル。そこにあるとある美しい縁取りされた鏡に夜中の一時55分にいくと現れるらしい。
なんだか怖いけど行くしかない。万鈴に頼まれたたんだ。万鈴の代わりに異変を解決するって!そういえば万鈴元気かなあ?そろそろ異変解決できるよ!待っててね!
万鈴は私が前世殺しました。
next time i'll be dead
鏡の幽霊は君を殺したがってる
そろそろ完結するよね。この話。完結したら続編もやろうと思ってる(参加型にしようと思ってる)
船に乗って1時間ちょいで行ける涼剣島。私と三葉は船の上で海風を受け,大きな船旅をしていた。
まるで海賊のような気分だ。心地よい風が吹く。私の船酔いなんてもう無いくらい。
三葉「いやあ,気持ちいねええ。あ!みて!」
#名前#「あ!あれが…涼剣島!???」
思ってたんと違う。寒そう。雪山が中央に聳え立ち,びゅうびゅう風が吹く。村人たちなんて家に居る。
#名前#「ああ。そういやあ涼しいってついてるしな…」
三葉「どうしよう。全然寒さ対策してないよ」
三葉は薄い長袖に短いスカートというあまりにも寒そうな格好をしている。
三葉「ひえええ。びゅうびゅう吹いてきたぞお」
北風が起こり,船を大きく揺らした。そしてついに涼剣島についた。
船長「涼剣島ー」
ぞろぞろ。人は数人しか降りなかった。
#名前#「……あー。パーカー着てきてよかったあ。三葉ドンマイ」
三葉「煽んなよ…」
少し歩いて、異変が起きてくるホテルに着いた。
三葉「入るよおおお!寒さとはおさらば!」
三葉は音速でドアを開けささっと入った。私もそれに続いた。
#名前#「ふう、暖か」
三葉「暖房きいとるなあ」
ホテルは広いつくりだった。最近新しくしたのか。新築の匂いがする。
#名前#「鏡の幽霊が現れるまで待つしか無いかあ。夜ループできないよね?」
三葉「え?あ,ナイトループ?できないよ。だってナイトループ習得するには難しいもん。あたし、初級の魔法しかできないよ」
#名前#「ふぅん。」
とにかく私たちは一時まで娯楽で待つことにした。まあ。温泉とか浸かったりね。
あとはバイキング行ったり。近くの雪山で遊んだり。ちょっと緊張感ほぐれた。
てか魔芽乃と別れちゃったけれど…一体どこいるかな?
あいつを殺す。**あの子たちのために**
目一杯**復讐を**
__ヤメテワタシノカラダデヒトヲキズツケナイデアナタハシンセイナルカミジャナカッタノデスカ?__
__アリル様__
???からのお話のこぼれた話
○○は♪♪♪に憑依された。そして苦しんでるよ。悲しんでるよ
永遠におやすみ。ゆっくりおやすみ。
あの子と君がそこにいた。あれは奇跡だったんだ。
ゴーーンゴーーン。チクタクチクタク。
部屋の時計が一時を打った。私と三葉は起き上がるとパジャマから私服に着替え始めた。
私の鼓動はどんどん早くなる。早くなって早くなる。最後の異変。拍真堂は三葉にやってもらったんだ。それは正直言って悔しかった。私が万鈴のために成功させたかった。だから!今回は三葉ばかりに頼るんじゃ無い。私だってせいこうさせてみせるっ!
三葉「行こう。まだ一時だ。慌てなくて平気。ちゃんと準備できてるか確認して」
#名前#「うん」
歩くたびにガタガタなる床。昼はこんなことなかった。やっぱりここって心霊スポットなんじゃ…?
三葉が持つランタンで当たりが照らされる。
三葉「あ,あれが鏡。油断するなよ」
#名前#「うん。三葉こそね」
美しい縁取りされた鏡。透き通った鏡。一体これになぜ霊が宿ったの?
そんな理由わからない。てか関係ない。とにかく異変を解決しよう。
三葉「あと1分……ッ!一時55分だ!」
#名前#「!!!!!」
私と三葉は黙って鏡を見つめた。すると高い感じの可愛い声がした。歌ってる。
???「あそぼーあそぼーいっしょにあそぼー」
この声…何だかきいたことある??
#名前#「…この声…まさか!!??」
???「あそぼ!」
そう叫んだ霊の姿がはっきりと鏡に映った。その鏡に映った霊の姿は…。
**魔芽乃だった**
#名前#「…えっ?」
魔芽乃「おやすみゆっくりおやすみ」
三葉「あ! #名前#!」
#名前#の体はすうっと消えていった。
三葉「えっ?#名前#!???」
魔芽乃「キミもおやすみ。good night」
三葉の体もすうっと消えた。
まるで溶けるように。
魔芽乃「大丈夫さ!死んだんじゃ無いよ。ただ…」
魔芽乃「|ラストバトル《あの子との戦い》に行ったんだ。あの2人だけじゃ無い。。今まであった子達全員が」
くらいくらい空間で一匹の|妖怪ぎつね《神の手下》がふっと微笑んだ。
魔芽乃「あの神を信じちゃダメなのさ」
裏切った…。いや救ったんだ。。
キミがそこにいた。それは奇跡なんだね。
あなたは私の大切なかけがえのない人。
?「#名前#!どうして。ここに!?」そんな声で私の目はぱっちりと開いた。
声を出していたのは利麻だった。あれ?何で利麻がここに…?
利麻「#名前#…!やっぱり#名前#だ…!それより私はなぜこんなところに…」
私は体を起こすとあたりを見回した。そこは暗黒の|grassland《草原》だった。
紫色色のジメジメした土。黒い草。あたり一面真っ黒。
#名前#「ああ!そうだ。三葉は…?」
利麻「三葉?誰?」
#名前#「黄緑色の髪をした女の子!見なかった?」
それを聞くと利麻は笑顔になった。
利麻「ああ!あいつか!あいつ元気で面白いよね。やっぱり#名前#の仲間だったんだ!」
利麻が「おーい!」と、チカラいっぱい叫んだ。すると、向こうの方からぼんやりたくさんの人影が見えてきた。だんだんその人影がよく見えてきた。三葉、いや。私があったお友達みんなだ!
真里茂「あー!#名前#さーん!」
真里茂が大きく手を振って飛びついてきた。
花音「#名前#さん…どうして…???」
#名前#「わかんないけど、私の知り合いのほとんど集まってる!」
竜太くん、真里茂、花音、利麻、三葉、勇翔くん、紅麗亜ちゃんまで!
竜太「#名前#さん!久しぶりですね!」
#名前#「うん!みんなみんな久しぶり!…三葉は違うけどね」
三葉「ふふっ。そうだね!」
こんな闇だらけの怖い場所でも友達がたくさんいれば怖さなんて吹き飛んでしまう。
友達っていいもんだ。
みんなで輪になって笑っていると、背後に禍々しい気配を感じ振り返った。
そこには…
`万鈴`がいた。
#名前#「あ,万鈴…?」
私は一瞬万鈴もいるんだ!と嬉しくなったがすぐに気づいた。コイツ…万鈴じゃない!万鈴とほぼ瓜二つ。ただ万鈴のような優しさが感じられない!
じゃあ、誰…?
#名前#「おまえっ、誰だ!???」
万鈴?「何言っているんだい?万鈴に決まってるじゃないか」
#名前#「嘘つくなっ!万鈴はそんな怖くない!」
それを聞くと万鈴?は愉快そうに笑った。
万鈴?「ふふ。面白いことを言うね…。まあヨイ…。死んでくれようか…」
そういうといきなり万鈴?は攻撃を仕掛けてきた!
どすぐろい炎だ。
花音「これは…とっても強いと言われている魔法、『|闇の炎《アナザーファイア》だよ!」
真里茂「あわわ!当たると真っ黒焦げだあ!避けなきゃ!」
みんな慌てて避ける。なんて素早い動きなんだ、この炎は。
利麻「どうやら…戦わないと駄目みたい!」
三葉「そうだね!みんなでこんな奴倒そう!」
竜太「きっとコイツが異変の元凶なんだ!」
紅麗亜「よし!倒そう!#名前#!」
#名前#「…うん」
私だけなの?この声が聞こえるのは…。万鈴が苦しんでる…。戦いたくないよ…!
__「ヤメテタタカワナイデワタシヲキヅツケナイデ…!」__
鬱でしかない。
君を救うには
君を救うには…これしかない!覚悟を決める…!
三葉「喰らえ!亡霊蘭!」
利麻「こっちも!アナザーナイト!」
戦いは激しさを増していた。みんな疲れが出ているが万鈴?の方は多方向から攻撃され虫の息だった。
私はそんな光景を見ているだけだった。万鈴を気づつけたくない。だけど…。
万鈴?「こざかしい奴らメ…!喰らえ!」
ドオオオン!
万鈴?の手から光線が放たれ花音と竜太がそれに当たってしまった。
真里茂「お姉ちゃん!」
花音「クッ…平気だよ…。にしても…強いッ!」
竜太「…ハアハア…。#名前#さん…見てるだけじゃなくて戦ってくださいよ!どうして助けてくれないんですか…?」
それを聞くとみんなも頷いた。
利麻「そうだ!そうだ。#名前#、見てるだけじゃなくて手伝ってよ!さっきの言葉を聞いてわかったよ。#名前#とこの子はお友達だったんでしょ?」
その問いに私は頷いた。
利麻「でもさ!いくらお友達でもコイツが異変の元凶かもしれないんだよ。」
#名前#「…!じゃあさ、万鈴が異変の元凶じゃなかったらどうするの…ッ!」
利麻「…それはッ…」
戸惑う利麻を見て万鈴?は微笑んだ。
万鈴?「ふふふふ。安心しな。この私が異変の元凶だ。利麻、君の言っていることは正しいぞ…フフ…」
それを聞くと利麻はいつもの笑みを見せた。
利麻「ふーん。自分から断言するなんて…!よほどの自信があるのね!」
そう叫ぶと利麻は飛び上がった。
利麻「いけーっ!|究極の魂《アルティメットソウル》!」
利麻の手から呪文のようなものが飛び出して万鈴?を襲った。
万鈴?「クッ…やるなあ!でも私だって負けていないぞ!」
万鈴?は私に目をやった。万鈴?の目の中には暗い暗い虚無の世界が広がっていた。
#名前#「やっぱり…万鈴じゃない!」
私はやっと覚悟を決めた。コイツは万鈴じゃない誰かだ。ならば…。
#名前#「全力でぶちたおす!」
三葉「よし!#名前#!やる気になったね!」
万鈴を救うには…これしかないんだ!
#名前#「ルミナスの矢だ!」
これは私が三葉に教えてもらった光の魔法。誰でも覚えることができる簡単な魔法だ。
万鈴?「ふーん…。|あんた《転生者》もできるんだなあ!」
万鈴?は嬉しげに声を上げる。
真里茂「そーんなふうに調子乗ってられるのも終わりだ!|最後の炎《ファイナルファイア》!」
ボォォォォ…。
最強の技が炸裂した。万鈴?はのけぞって倒れた。
紅麗亜「やった…!」
しかし勇翔が鋭く叫んだ。
勇翔「いや!まだだ!」
そう…まだ終わりではなかった。これからが本番という感じ。
万鈴?は起き上がった。目の奥底から憎しみが溢れ出していく。
もう…万鈴?には憎しみ、執念しかなかった。
万鈴?「許さない許さない許さない!許さなーい!お前ら…全員地獄に行きやがれえ!」
そう叫ぶと地面から黒い針が何本も伸びてきた。
#名前#「うわああ!痛い!」
花音「血が…!」
みんなの体から血が出てきた。
紅麗亜「痛い…!」
三葉「痛いけど…!なんか…」
三葉は血を腕で拭くと万鈴?を睨んでいった。
三葉「やる気が出てきた!」
利麻も立ち上がる。
利麻「ここからが本番!行こう!」
#名前#「最後の戦いへ_」
まあ、続編もやるんで。
起死回生
今ここでバッドエンドになっても後で絶対ハッピーエンドにしてみせる。それまで待ってて。
おやすみ…。
戦いはクライマックス。私たちの攻撃が、強い強い万鈴?にみるみる傷をつけていった。
万鈴?「おのれぇぇ。。雑魚どもが調子乗りやがって!しね!」
万鈴?は両手を交差させ、大きな杖を取り出した。禍々しい雰囲気に覆われた杖だ。
万鈴?はその杖を地面に叩きつけた。たちまち衝撃波が飛び、私たちは吹っ飛ばされた。
利麻「あいつも本気を出してきたな…!」
三葉「ならこっちだって本気出すんだからね!」
三葉は飛び上がり、指から輝くビームを出した。みんなもそれぞれ強い技を放っていく。私もできるだけ強い魔法を放っていった。
どうにかして|万鈴?《アリル》を止めないと。そうしないと万鈴は助からない…。もう私に迷いはないんだ。
みんなの攻撃でとうとう万鈴?の動きが鈍り始めた。虫の息だ。
紅麗亜「とどめだ!いっけー!」
紅麗亜が魔法を出そうとした瞬間だ。万鈴?の体が突如、爆発した。
私たちは爆発に巻き込まれむちゃくちゃになった。
もう誰がどこにいるのかわからない。意識も朦朧とする。視界がぼやけていく。
血も飛んだ。みんなの悲鳴も響き渡った。
#名前#「お願い…生きててっ。。」
何分経ったのか。結構経って爆発が止まり、煙もおさまった。暗黒の草原は焼け野原になってしまった。
私が土に手をつけて息をしていると、利麻の声がした。
利麻「大丈夫かー!???」
それにみんなの声が返事をした。よかった。みんな無事なんだ。
三葉「結構面白い技やってくんじゃんね…」
花音「今のであいつだって相当力を使ったはず。」
真里茂「…みんなの最強の技で決めよう!」
みんな「おう!」
早速みんなは魔法のかまえをした。
みんな息を殺す。私も三葉に教えてもらった、強い技をすることにした。みんなよりかは力はないと思う。でも私ができる中では最強だ。集中力を貯めた結果、静寂が訪れた。
聞こえるのは万鈴?の荒々しい息だけ。もう希望しかない。絶対成功できる。みんなみんながついに力を貯めた瞬間…。三葉が叫んだ。
三葉「光龍閃!」
それにみんなが続いた。
真里茂「蒼炎一閃!」
花音「…猛毒紫苑」
竜太「龍神一閃だ!」
紅麗亜「桜花連射!」
勇翔「冥滅魔光…」
利麻「|天照裂光輝破《アマテラス レツコウキハ》だぞ!」
そして…私も攻撃をした。
#名前#「|天照連星剣《てんしょうれんせいけん》!」
この技は異空間から星をたくさん降らす技だった。しかし,異空間から何故かとてもでかい隕石のような星が落ちてきた。すごい。威力が絶大に上がっているに違いない。
全ての技が当たり、万鈴?は跡形ともなく消え去った。
しんとした暗黒の草原でいきなり利麻が叫んだ。
利麻「やったあーーー!倒したあああ!」
みんなも勝利の雄叫びをした。
三葉「いやあ。かっこよかった!ハッピーエンドだね!」
真里茂「ですね!」
みんな輪になって笑った。
読んでる君もハッピーエンドだと思った?
私は…バッドエンドだ。。
でも。。今ここでバッドエンドになっても、後で絶対ハッピーエンドにしてみせる。だからそれまで待ってて。おやすみ…万鈴。
私の目から星粒のような涙が溢れて黒い草に吸い込まれていった。
|bittersweet ending《メリーバッドエンド》
THE END…?
頑張った!多分最終話。てか前にも言ったよね?これ続編あります。ちなみに,必殺技名ですが、AIさんが考えてくれました。もう一度言います。AIが考えてくれました。読み方は後で教えます。
じゃあ続編で会いましょう。