動物園で育った双子の女の子。それぞれは苗字も変えて、北海道と沖縄県という南北に分かれて動物園での獣医をしている。お母さんたちが捨てられていた動物を拾ったりと双子と家族は大仕事。動物好きはぜひ見てください。
続きを読む
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
動物園育ちの小さな飼育員 ①
本文に出てくる信楽動物園と、天野動物園は全く現実のものと関係ございませんのでご了承ください。
篠視点
---
こんにちは。私は動物園で育った17歳の海崎 篠(うざき しの)。よろしくね。私は沖縄県にある信楽動物園(しがらきどうぶつえん)で働いているの。そして担当の動物はホワイトタイガーのルイ。男の子なんだけど臆病で温厚なの。実は、私には双子の彗星 なつ(すいせい なつ)っていう子がいるんだけど、その子は結構しっかりしている優等生で、小さい子と動物が大好きなの。でもなつは、北海道の天野動物園(あまのどうぶつえん)で働いているからあまり会うことはないのよ。なつの担当している動物は知らないのよね。だって、天野動物園に行ったことないし、見たことないからね。あと、なつとあうのは、年に5回ぐらいだけなのよ~。早く会いたいな~、、、。
---
なつ視点
---
こんにちは。私は動物園で育った17歳の彗星 なつ(すいせい なつ)。そして担当のハムスターのゆなと、うさぎのひかり。二人とも結構性格が反対なの。ゆながおとなしい性格で、ひかりが元気な性格よ。私は北海道の天野動物園で働いているんだけど、私には双子がいるの。その子は沖縄県の信楽動物園で働いていて、海崎 篠(うざき しの)っていうの。その子は、真面目で冷静。仲間思いのとっても優しい子なのよ。でも、沖縄と北海道だから会える機会が少ないのよ。そうそう、どうして動物園で過ごしているかって?それはね、、、。お母さんが前言っていたんだけど。あの頃は、毎日を篠と過ごしていたなぁ。
「篠!なつ!こっちに来なさい。今日はどうして動物園で暮らしているかを教えてあげるわ」
「本当に⁉やったー!」
本当にあの時はうれしかったよ。
「篠、なつ。実はね、ここの動物園にはけがをした動物がいっぱいいるの。だから、いつでも動物園にいないとすぐ治療ができないでしょ?だからお母さんたちはずっと動物園で動物さんたちの様子を見て生活をしているのよ」
「だから、お母さんたちは夜でも大忙しなんだね。納得したよ」
私たちは、そういうことがあったからこそ動物と本気で向き合おうと思ったのよね。で、篠と私が離れている理由は、天野動物園と信楽動物園は怪我とかをした動物の保護を心掛けているんだけど、その保護している動物が急に体調を崩したらすぐ駆け付けないといけない。でも、夜までずっと起きていられる獣医が篠と私と両親しかいないの。だから、東西南北ばらばらに家族が散らばって動物たちを助けているのよ。でもまあ、1年に5回家族で集まれるだけましだよね。
キャラクターの募集に応募してくださったお二人、ありがとうございました。おかげで面白いと思える作品が作れそうです。また、続きも見てください。
動物園育ちの小さな飼育員 ②
私は夜崎 篠(うざき しの)。17歳の女の子よ。今から双子の彗星 なつ(すいせい なつ)とメールをするの。
---
<「なつ、明日から1週間兵庫県にいるお母さんの家に集合できる?」
「う~ん、、、。たぶん行けるね。どうかしたの?」>
<「あのね、実は私たちに妹がいたんだって」
「嘘⁉私たちに妹が⁉本当に?」>
<「もしかして私を疑ってるの?本当だよ。私は名前も何も言われてないから明日のお楽しみなんだってさ」
「すっごい楽しみになってきた―。明日休むってみんなに伝えとくわ」>
<「オッケー、手土産よろしく。妹は移動動物園で働いているんだって」
「なるほど、じゃあまた明日ね」>
<「はーい!」
---
ふぅ、意外となつとの連絡疲れるんだよね、、、。それにしても私たちに妹がいたなんて一ミリも考えたことなかったな。よーし、明日のために準備するぞー!
---
えっと、神河の表札はどれだ~?あった!これだ!よーし鍵を開けてっと。帰るの久しぶりだな~。
「ただいまー。お母さん、お父さん。あれ?なつは?」
「なつはあと30分ぐらいだってさ。妹はみんなが揃ってからだな」
そうお父さんは少しうれしそうに答えた。その30分後
「ただいまー。お母さん、お父さん。あれ?篠は?」
「あはは。篠と同じことを言っているな。篠はもういるぞ」
「うっそー。篠より早く帰りたかったー!それより妹は?」
なつは妹と聞いてからうきうきしてたみたい。お父さんのカウントダウンでタイミングで妹が出てきた。
「初めまして。神河 柚葉(かみかわ ゆずは)、10歳です。お願いします。担当している動物はスナネコのルーナで生後1か月の女の子です」
自己紹介をしてくれた。途端になつが
「ねえ、柚葉ちゃんって呼んでもいい?そっちのほうが親近感わくでしょ?もしかしたら柚葉になるかもだけど。私をなつ姉さん、こっちを篠姉さんって呼んでくれたらいいよ。呼び捨てでもいいけどね」
そう話しかけた。妹の柚葉ちゃんも緊張しているからびくびくしていたけど。
「えっと、なつ姉さん、篠姉さん。今日から妹としてお願いします!」
私たちも挨拶を交わして今日は晩御飯を食べたらすぐに寝た。さあ、明日から思う存分1週間楽しむぞ~(寝ながら思ったけど、7歳も年下だったんだ。そりゃ~高校生の人が二人いたら怖いよねw)
動物園育ちの小さな飼育員 ③
この物語で出てくる動物園や、名前は現実の方や動物園とは関係は一切ございませんのでご了承ください。また、ホワイトタイガーとかの情報なども一切現実に関係ないので、ご了承ください。
私は夜崎 篠(うざき しの)。17歳の女の子。私には双子の彗星 なつ(すいせい なつ)と、妹の神河 柚葉(かみかわ ゆずは)ちゃんがいるの。今は、動物園から1週間の休みをもらって柚葉となつと思う存分遊ぶんだ~!
---
「篠姉ちゃん、なつ姉ちゃん。朝だよ。起きて!」
「もうちょっと寝かせてよ~」
「おはよう、柚葉。なつ!おきなさ~い!」
おはようございます!姉妹で遊ぶ1日目スタート。今日は家の近くの動物園で勉強と絵を描く!にしても、柚葉ちゃん可愛すぎ~。朝ごはんを食べたら、リュックの中に研究ノートとスケッチブックを入れて動物園へ出発!
---
篠視点
---
着いた~。まず、私はホワイトタイガーのところへ。みんな単独行動をしてお昼にはゲートで集合だね。今回は飼育員さんと交流ができるようになってる。私はホワイトタイガーだから、ホワイトタイガーの担当飼育員の川居さんとお話を。ここの動物園ではホワイトタイガーの女の子のレイくんを飼育しているみたい。レイくんは3歳らしい。ホワイトタイガーは絶滅危惧種で今は日本でも少ししか飼育されていなくて、ルイくんも4歳の男の子だから二人が夫婦になる可能性があるね。
---
なつ視点
---
まず、私は小動物エリアのところへ行こうかな。ようし、単独行動だから思う存分情報をメモするぞ~!飼育員さんは中野さんだね。ハムスターはめんどくさくても1匹1匹健康チェックを欠かさず行うんだよね。うさぎは音に敏感だから、そうじとかの時は静かにね。うわ~、ハムスターが大量にいる。全部で15匹⁉すごいね。次はうさぎだ~、可愛い~!ウサギはガラスにしてもいいけど、ガラスをたたいたりしても音が響かないものがいいんだって。確かに、小さなお客さんとかがよくたたくもんね。でも、ふれあいコーナーは作らなきゃね。いい刺激になるかもだから。
---
柚葉視点
---
私はスナネコのところいこう。お姉ちゃんたち、なんかすごい張り切っていったけど大丈夫かな?初めましての時から目がキラキラしてたしね。スナネコの飼育員の田中さんは、今日動物園にいないからメールでね。
---
<「こんにちは!田中さん、今日はよろしくお願いします。」
「よろしくね。えっと、柚葉ちゃんだったっけ?」>
<「はい、柚葉です。スナネコって何をどうやってあげるのがいいのでしょうか?」
「そうですね。スナネコのエリアは基本的に夜にしてあげて、閉園ごろに昼のようにするといいんじゃないかしら。そうしたら、お客様に狩りは夜だから狩りの様子を見ていただけたりするんじゃない?そして、スナネコ用の穴を用意してそこで休めるようにする。でも壁はガラスで穴の中が見えるようにすると良いんじゃないかな。エサはげっ歯類などで砂の山を用意して、その奥にちょっと砂に埋めて餌を置いておけばいいんじゃないかと思うわ」>
<「なるほど、勉強になりました。ありがとうございました!」
「こちらこそありがとうございました。またわからないことがあったらいつでもきいてね」>
<「はい、頼りにしてます」
---
なるほどね。スナネコのエリアは色々と工夫がいりそうだね。あっ、そろそろ集まらないと、お昼ご飯の時間だ~!おごってくれるのかな?
動物園育ちの小さな飼育員 ④
私は夜崎 篠(うざき しの)。17歳の女の子。私には双子の彗星 なつ(すいせい なつ)と、妹の神河 柚葉(かみかわ ゆずは)ちゃんがいるの。今から動物園でランチタイム。
---
「ごめん、遅れた~」
「お姉ちゃんたち、早く来てよね。まったく何分待ったと思ってるの?」
妹の柚葉が怒ってる。本当なら柚葉が怒ってる、可愛い~。と言いたいところだが、本当に怒っているみたいだから心の中だけで。
「篠姉ちゃん!今、怒っていてかわいいと思ったでしょ⁉」
「そんなことないよ!でも、可愛いのは事実」
ギクッ、なんて勘の鋭い子。どうしてわかったの⁉まあ、ご飯をおごったら許してくれるよね。
「篠姉ちゃん、ご飯をおごってくれても許さないからね。怒っている途中に可愛いと思うなんて話を聞いていないのと同じだよ!」
ギクギクッ、なんでそこまでわかっちゃうんだよ。この子、何者⁉
「柚葉、篠。喧嘩なんかしていないでご飯食べようよ。混んじゃうよ」
この言葉に救われてご飯を食べた。次に絵を描きに行こうとしたその時、お母さんからメールが来た。
---
<「篠、ご飯食べたぐらいだと思うけどちょっと家に帰ってきてくれないかしら。」
「えっ、今から動物の絵を描きに行くところなんだよ。」>
「そうだよ、今から結構大切なことをするんだよ。(なつ)」>
「一体何があったの?お母さん。」>
<「それがね、家の前に猫が捨てられていたのよ。ちゃんと段ボールの中に入って。でも、私は今骨折しているでしょう?それでお父さんは今出かけているのよ。お願い、この子達を診察して!」
「わかったよ。帰るよ。柚葉に伝えるね。」>
「オッケー、じゃあ、帰ろっかな。絵が描けないのは残念だけど、、、。(柚葉)」>
「そうだねって柚葉⁉どうやってここに入ったの⁉いつの間に⁉」>
「やり方分かったの?ってかスマホ持ってたの⁉(なつ)」>
<「柚葉はとっくの昔に入っているわよ。そんなことより、早く帰ってきて!」
「もう帰っている途中だよ。」>
<「助かるわ」
---
帰ってドアを開けた瞬間、猫の鳴き声が聞こえてきた。どうやら一匹ではないよう。
「この子達よ、全部で3匹いるわ。お願いね。診察して頂戴。無理ならいいけど」
お母さんが私たちができると思っていないみたい。
「お母さん、任せてよ。じゃあ、一人一匹で診察しましょう」
「了解!」
私は可愛い三毛猫の赤ちゃん、なつは黒猫の赤ちゃん、柚葉は茶トラ猫(薄いオレンジ色に濃いオレンジ色や茶色のしま模様がトラ柄のように入っている猫)の赤ちゃんを担当したよ。みんな生まれて1週間ぐらいしかたっていないのか、目が少ししか開いていない。でも赤ちゃん猫は結構人気だからもしかしたら、飼い主さんになってくれる人がいるかもしれない。でも、お母さんが
「こんな小さな猫ちゃんたちを、どんな人とか場所かもわからないところに連れて行ったら、、、。もし危ない目にあったらどうするのよ。とにかく私たちで育てましょう。でも、あと1週間でみんな帰っちゃうんでしょ?じゃあ、篠となつと柚葉で一人一匹にしましょう。そうしたら育てやすいでしょ?」
お母さんがものすごい変なことを言っている気がするけど、つまり、私となつは猫を持って帰れってこと⁉さすがに無茶だけど、、、。まあ、可愛いしいっか!そうと決まったら猫を選ばなきゃ。
「みんな、さっき診察した子でいいんじゃない?そっちのほうが覚えやすいじゃん」
私たちは柚葉の意見に賛成して、私は三毛猫、なつは黒猫、柚葉は茶トラ猫の赤ちゃんを育てることに。でも、あと5日間ぐらいはみんなで育てるよ。
動物園育ちの小さな飼育員 ⑤
私は、夜崎 篠(うざき しの)。17歳の女の子。私には双子の彗星 なつ(すいせい なつ)と、妹の神河 柚葉(かみかわ ゆずは)ちゃんがいるの。あっという間に7日間の帰省?は終わり。今日の夕方には帰る。そうそう、猫ちゃんたちは目がちゃんと開いたよ。
---
「お姉ちゃんたち、今日はお姉ちゃんたち、帰っちゃうんでしょ?だから今日は遊園地に行かない?それも空港の近くの遊園地。ダメかな?」
柚葉が珍しく今日の予定を立ててくれた。
「柚葉、いいよ。じゃあ風雷遊園地に行こうか。思いっきり遊ぼうね」
「は~い!」
柚葉が用意をしてくれた。私たちは帰る用意をしないと、、、。はぁ。やっぱり、柚葉と会えないのはさみしいな。帰りたくないけど動物たちも心配だし、帰らないとだね。
「そうだ!ねえねえ柚葉ちゃん。私たちのグループラインに入る?そうしたらお互いの状況とかがわかるじゃん!」
「篠姉ちゃん天才!そうしよう!」
私たちはいつでも連絡が取れるようになった。ようし、今日は思う存分遊ぶぞ~!
---
へぇ、ここが風雷遊園地か~。家の近くにあったけど初めて来た
「ねぇ、なつ。ここの遊園地に来たことないよね?」
「うん、そのはずだけど、、、」
「お姉ちゃん、お姉ちゃん、、、」
私は知っている人がいるところに指をさした。
「あの子と行ったことある気がする。なんて言う名前かは忘れたけど、、、」
「私もそんな気がするよ。あっ!近所の花梨(かりん)じゃない?小さいころよく遊んだじゃん」
「確かに!そうだ、その子だ!」
そうだった。近所の花梨だ。私は5歳で動物園の飼育員としてなつと離れたけど、花梨とは別れる時までずっと遊んでたんだ。でも私は沖縄県で、なつは北海道に行っちゃったから花梨ともう15年ぐらいあってないんだった。
「お姉ちゃんたち、、、。早く遊んでよぉ!時間が無くなっちゃうでしょ?うえーん、うえーん」
私たちは花梨のことで柚葉のことをすっかり忘れていた。そして、私たちが帰ってきてから柚葉が初めて泣いた。これはまずいと思った。
「ごめんね、ごめんね。でも一つだけいい?花梨に話しかけたいの。お願い!」
すると柚葉がびっくりとした顔で答えた。
「えっ?花梨姉ちゃんのこと知ってるの?私にとって、篠姉ちゃんたちがいない間のお姉ちゃんみたいな存在の人なの。お姉ちゃんたち、そうと決まれば早く花梨姉ちゃんに話しかけに行こう!」
まさか、花梨のことを知っているとは思わなかった。話しかけようと近づいた瞬間に向こうのほうが先に、
「あっ、柚葉ちゃんじゃない。柚葉ちゃん、そこにいるお姉ちゃんたちはだぁれ?教えて~!」
「このお姉ちゃんたちのこと、知らないの?花梨姉ちゃん5歳ぐらいの時に遊んだことがあるんだって!」
「ん?もしかして、、、篠となつ?えっ!?本当に篠となつなの?キャーッ、嬉しい。もしかして、、、柚葉ちゃんのお姉ちゃんが篠となつなの?久しぶりだね、篠となつ!」
本当に花梨だった。花梨が私たちのことを覚えていたんだと心の中で喜んだ。そして、
「花梨、久しぶり。今日さ、一緒に回ってもいいかな?花梨もいたほうが楽しいじゃん?」
「本当にいいの?やったー!」
この後は花梨に柚葉に会うためにこちらに帰ってきたこと。今日にはもう帰らなければならないこと。などなど丁寧に教えた。そしてあっという間に帰る時間になってしまった。信楽動物園にはお父さんのほうのおばあちゃんたちがいるし、なつの天野動物園にはお母さんのほうのおばあちゃん立ちがいる。でも、柚葉と会えないのは本当にさみしい。
「柚葉、こんな短い7日間の間にいっぱい遊んでくれてありがとう。お母さん、お父さん。私たちを暖かく迎えてくれてありがとう。そして花梨、急に話しかけたけど一緒遊園地を回ってくれてありがとう。私たちはこの7日間は絶対に忘れないよ。じゃあ、さようなら」
私たちはそう言って猫と共に飛行機に乗り込んだ。
---
篠視点のメール
---
<「本当に遊んでくれてありがとうね、柚葉」
「私こそ遊んでくれてありがとう。お姉ちゃんたち。(柚葉)」>
「本当に楽しかった~。本当は帰りたくない、柚葉ちゃんともっと遊びたいけど、、、。もう飛行機に乗り込んじゃったから、、、。あ~、次に会うときには柚葉ちゃんは大きくなっているんだろうね(なつ)」>
もう、みんなそんなこと言わないでよ。さみしくて飛行機の中で号泣しちゃったじゃん。乗務員さんにも迷惑かけたし、、、。もう、早く帰りたいよ。うえーん、うえーん
---
なつ視点のメール
---
「本当に遊んでくれてありがとうね、柚葉(篠)」>
「私こそ遊んでくれてありがとう。お姉ちゃんたち。(柚葉)」>
<「本当に楽しかった~。本当は帰りたくない、柚葉ちゃんともっと遊びたいけど、、、。もう飛行機に乗り込んじゃったから、、、。あ~、次に会うときには柚葉ちゃんは大きくなっているんだろうね」
あ~、もう嫌だ。早く柚葉ちゃんと遊びたい、そして花梨とお話ししたい。早く帰りたいよ~。もう、帰りたくなくて降りたくてトイレの中で号泣したよ。早く、早く。柚葉と篠に会いたいよ、、。
動物園育ちの小さな飼育員 番外編
こんにちは。私は、夜崎 篠(うざき しの)と申します。柚葉と出会ってからもう10年が過ぎ、27歳になりました。なので柚葉は20歳になったというわけですね。そうそう、私が飼育しているホワイトタイガーのルイくんはレイちゃんと交尾して無事夫婦になりました。今日から実家に戻ってあることを発表するんです。柚葉も大学からこっちに向かうし、なつも帰ってくるんです。
---
「ただいま。お母さん、お父さん。そして大好きな柚葉ちゃん!」
「お帰り、篠姉ちゃん。もうなつ姉ちゃんは帰ってるよ」
なつより早く帰りたかったのに~、、、。みんなが揃ったからついに発表!!
「実は今日あることを発表したいと思います。夫の神河 祐太(神河 ゆうた)です。そして、長女の華菜(かな)ちゃん(4歳)と長男の伊緒くん(1歳)です。あと、ペットの亜耶ちゃん(1歳の犬)です」
「うそ~!篠に家族がいたなんて!?びっくり!」
私の一家を紹介し終えた。予想通りなつは目が点になってびっくりしている。伊緒くんは柚葉に興味津々。みんなでワイワイと酒を飲んで、ご飯を食べて寝ました。そして、何十年も動物・人とも仲良く暮らしていきましたとさ。
〈終わり〉
動物園育ちの小さな飼育員シリーズを読んでいただきありがとうございます。このシリーズはこれにて終了させていただきますが、違うシリーズ(王家の魔法使い など)を読んでいただけたら嬉しいです。ありがとうございました。