小町 茅乃(こまち かやの
リリ・チノ
患者さん(?)
綾小路 明華
梨塚 葉月
九条 由留木
奈知長 麻衣
水崎 葵
徳川 菜ノ葉
笹木 響
禍神 虚佑
蝶ケ崎 朱志
《最後の憑かれ者》
▓▓▓▓
続きを読む
閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
憑かれた者を探しています
「ねぇ、リリ。」
「なに?」
素っ気なくリリは答える
「憑き物が居なくなった世界って・・・・こんなに綺麗だったんだね」
「・・・えぇ。そうよ。・・・私が知ってる一番綺麗な世界の何倍も美しいわ」
そういうとリリは私に向き直った
「カヤノ。ここまでありがとう。本当に、助かったわ」
「どうも」
「私の名前はね________」
これは最終話を書いているだけですので、本当の名前は暫くお待ちください
現在本話執筆中です
小町茅乃、不審者(ではない)に出会う
「ねぇ、貴方、憑き物を一緒に祓いましょう?」
小町茅乃、14歳、中学3年生、受験に向けて頑張っている普通の凡人
通学路で
**不審者**に会いました
見た目は・・・
紫の兎のお面をつけていて(どっかでお祭りでもしてるのか?)、とても品性がありそうな黒髪。
なんでこんなきれいな人が私に話しかけるんだ???
まぁそれよりも、話しかけられた内容が意味不明なんだけど
「あの・・・。憑き物・・・・って?」
この話はちまちま進めて行きます
私は
え~、本編とちょっと関係ある話です
綾小路明華。
それが私の名前
「明華ぁ」
母上、兄上なんて嫌いです
父上を
亡き者にした、憎い方々
「ゴホ、なん、でしょう兄上?ゴホゴホッ」
「この籠を母上に届けてきてくれ」
え?母上は今、東京ではなく、京都に旅行に・・・・
「あ、兄上、、、ゴホ。この籠は母上が帰宅されたときでよろしいような気が・・・ゴホッ!」
「俺に口答えするのか、明華?」
「申し訳ございませ・・・ッゴホッ!」
どうして、、、
母上に届け物だったらご自分で行かれたらいいのに
もう嫌
「どう、、、して、、、ッゴホ」
私は関係ない!!!
「あの・・・憑き物って・・・?・・・・私・・・受験生なので勉強しないといけないんですけど」
私がそう言うと彼女は驚いたような表情をする
「え?あなた、推薦入学でしょ?」
え
ばれてたの?
いつ?
もしかして・・・・
す、、、ストー、カー?
「まぁ、憑き物の説明をすると、
この世界には、いくつもの並行世界___パラレルワールドがあるの。
私はここではない、並行世界から来たの。
並行世界を移動するには鍵が必要なんだけどね」
は?
いや、え?
並行世界があるとは知ってたけど…
私、夢でも見てる?
「その世界には、憑き物っていう・・・人に取り憑く、悪霊のようなものがたくさん居たの。
憑き物から、逃れたくて私は、その世界のカギを持っていたから、ここにやってきたってわけ。
でも、失敗して、憑き物がこっちに入ってきたの。隙間からね」
・・・・悪霊ってそんなにダメなのかな
「あら、そういえば名前を名乗ってなかったわね
私は、リリ・チノよ!」
憑かれた人っ!?
リリ・チノさん……
なんか意外な名前……!!!
それで?
「お願いよ。手伝って」
「なんで私なんですか!」
思わず声を荒らげた
「貴方にしか出来ないのよ……!!」
は、?
「実はね、私のことは貴方しか見えないの」
え?
「本当の並行世界の住人じゃないとほかの人には見えない・・・ただ一人を除いてね・・・」
そ、その一人が私ってことっㇲか…
正直めんどくさい
「お・ね・が・い♥」
うっ
可愛い。。。。。。
見た目を武器に使ってきた・・・・・・・・
「うぅ。。。」
そのとき
横をフラフラしながら歩いていた人(めっちゃ美人さん(でもなんで白い着物なんて来てるんだ?珍しいな)が
ばたりと倒れた
「えっ!?だ、大丈夫ですか!?」
どうしよう・・・!
「・・・・つ・・物だわ」
は?
「憑き物だわ!助けないと死んでしまう!!!!!」
つっ、つきもの!?!?
いよいよ第一被害者出てきました~!!
名まえは綾小路明華さんです!
神宮寺涼葉さん、ありがとうございました~!
彼女に憑いた物。
「憑き物!?」
つ、憑き物に憑かれた人に出会うのは初めてだ……
ドキドキする
「彼女の名前は綾小路明華さん。とても重い病気とストレスを抱えているわ……ッ。これは本当に早く助けないと死んでしまう!」
死!?
ど、どうしよう、
でも。。。
目の前の命を見捨てたら
きっと後悔する
「リ、リリさん」
「貴方は手伝ってくれないんでしょう?大丈夫よ、私一人でもッ」
「違います!!!わた、私、てつだいます!手伝わせてください!」
「カ、茅乃ちゃぁぁぁぁん(´;ω;`) 」
そ、そんなに!?
「そうなったらとりあえず綾小路さんを起こさないとね」
あ、そっか・・・
「綾小路さん」
中々起きないので少し揺すってみる
「ん、、、うぅ・・・」
起きた!!!
「綾小路さん!」
「あ、貴方は・・ゴホ・・どうして私の名前を、、、」
あっ
「困っていることがありませんか?」
「・・・は?」
単刀直入すぎだよリリさん~!!
「あ、ありますけれど、、、っ
、、、な、なんなんですか貴方たち!ッゴホ」
あ、やばい
怒らせちゃった
「あの2人みたいなことをするなら潰します。絶対に!」
「、、、あの二人、、?」
そう私がつぶやくと彼女はゆっくりと頷いた
「父上は素敵な方だった。私を一生懸命に守っていたのにあの2人は!!!」
!
もしかして・・・・
いや、本人の口から聞いた方がいいかな
「兄上と母上は、私の父上を殺害いたしました」
は!?
「か、家族なのに、、、、、っ」
「私はあの方々を家族となんて思っていません!」
あまりにも
まっすぐな言葉
私がすくんで立っていたら
「ッ。私にあのことを思い出させないでくださいよ・・・っゴホ!」
「綾小路さん!?」
何…この霧・・・
「カヤノ!!!!霧を吸っちゃダメ!」
「リリ!?どーゆーこと!?」
ぱにっくw
物語はここから。①
「これ、毒霧よ!!!」
は!?
毒霧ぃ!?
急いで私はハンカチを口元に当て、屈む
って
あれ?これ・・・
火災の時じゃん
え、ど、どうしよう・・・
ん?
綾小路さんの後ろに。。
黒い靄がある・・・
「リリさん、あの靄なんですか?」
「あれが憑き物よ。」
・・・
憑き物・・・気持ち悪いな
ん?
憑き物が動くと霧が出てる?
あ~
動きを止められたらいいのに・・・
いったん念じてみようかな(笑)
お願いですから動きを止めてください。。。。
なんでもしますから。。。
「動きが…止まった!?」
え?
り、リリさん何言って・・・
止まってる!!!
いっ
いまのうち!?
「成仏させるったってどうすればいいの!?」
「え?そりゃ~~。ストレスのもとを取っちゃうしかないでしょ」
無理ゲーでしょこれ
ど、、、どうすればいいのぉぉぉ!?
綾小路さんのイラスト描きました・・・
よければ見てください・・・!
https://firealpaca.com/get/nEWxWSat
物語はここから。②
ストレス元をつぶすって無理ゲーじゃん?
さっきの口調からお兄さんとお母さんがお父さんを殺した。。。ということ
それに、リリが言ってた思い病気のこと
これが絡んでそうなんだよね~
ど~しよう
「リリ、綾小路さんのお母さんとお兄さんの場所、分かる?」
「ええ。さっき極秘ルートで調べたわ」
ご、極秘ルートってなんだ・・・
よし。
「二人に会いに行こう」
「・・・どうやって?」
・・・・・・・・・・・・・
ドウヤッテ
イコウ?
「だと思ったわ。ハァ、瞬間移動使いましょ」
リリ瞬間移動できるの!?すご~!!!!!
「摑まってなさい。」
ヒュンッ
ぴゃああああああ
びっくりした。。。。。。。
ほよ?
あの人がお兄さんかな?
「あのぅ」
「・・・はい?」
なんて言おう・・・
「私、、、あや・・明華さんの友達なんです。」
「は、はぁ。。。あ!それなら、明華知りませんか?」
「し、知りませんよ?」
「あいつ母上が家にいるのに旅行に行ってるって勘違いして籠届けに行ったんすよww」
・・・
いじめ。。。みたいなやつか
「綾小路さんのお兄さん。ちょっとお話があるのでこっちに来て下さい」
り、リリ!?
「?はい」
「私も行く!!!」
「。。。カヤノはだめよ」
ぶー
けち
______数分後
あ!戻ってきた
?リリなんか手に黒いお札みたいなん持ってる
なんだろあれ
「リリ、それ何?」
「あ、あぁっ、こ、これ?」
挙動不審だ・・・
「こ、これはね。。。殺符よ。」
殺!?!?
「戦意…というか人に危害を加える心とかストレスをなくすものよ。」
よかた
そゆ意味なんだね
てっきりお兄さん殺しちゃったのかと
「ボソ 人を呪わば穴二つ。フィーア、待ってなさい・・・」
「?なんか言った?」
不穏な言葉・・・✨
次は(追記有り
次は薬探しだ~!!!
「薬って何がいいのかな?」
「薬のことについては心配ご無用。私の能力で治してあげるわよ」
リリ~!!!
まじで、リリ最高!!!!
「あ、ねぇねぇ。フィーアって誰?」
そう言うと彼女は困ったように微笑んだ。
「フィーア、はね、、、、」
言葉が続かない
「て、敵、、、かな、、、」
敵!?
憑き物のリーダー格ってこと?
「違うの。フィーアは、人、だけど、憑き物を発生させられる、、化け物のような腕」
化け物のような腕!?!?!?
どーゆーことだぃ
「彼女は、、、憑き物を発生させた二日後くらいに腕が黒くなるの」
憑き物を。。。栄養にしてる?
それだったら腕は黒くならないよね
謎多き人物だ、、、
でも実はいい人だといいなっ
「さ~て、次はお母さん!!」
「そっちも大丈夫よ。クソ兄貴に殺符を渡しておいたからね」
万能だねリリ・・・
「摑まってなさいよ?」
ヒュンッ
あ
綾小路さんの靄が薄くなってる
リリがそっと綾小路さんの頭をなでる
すると、すううっ、と靄が消えた
・・・てことは、、、
治療、完了…!?
いやったぁ!
初めて人を救った。。。
次もあるのかな。。。
でも、もう大丈夫
最強の相棒、リリがいるから!!!!
どやっとした顔をしているとリリに突っ込まれた
「ちょっと、やめてよぉ~w」
私たちは話をしながら日の暮れた道を歩いていった
---
私は思いもしなかった
次が、過去一、、、いや、人生一最悪の、、、
憑き物祓いになるなんて
綾小路さん回しゅ~りょ~!!!
すっごく楽しかったです・・・✨
そして最後の不穏な言葉
本当に次はやばいです
最悪、茅乃のトラウマになるかも・・・
次回、「愛は薬にも、毒にもなる」(仮定)
猛毒と善薬①
綾小路さん事件から
一週間が過ぎた
とくに憑かれた人もいないし平和だった
いつものように私はリリと放課後、話し合う
「やっほ、リリ!って、えぇ!?」
驚いた理由
それは
大量の靄につつまれた人物がすやすやと眠っていた
「か、彼女は、、、憑かれた人、、、?」
「そうよ!彼女、、、」
「すっごいたくさんの靄が憑いてる。。。やばくない?綾小路さんより酷いよ」
「彼女なんて比にならないわ。本当に危ない」
そんなに。。。。
私たちの出番か!
頑張る…っ
みじけぇ
でも一日二本だからいいよねっ
タイトルもしれたしっ
梨塚 葉月 なしつか はつき
16
大好きだった恋人に裏切られ、病み、そこから憑かれた
二重人格
「わッ私は梨塚。それだけよ!」
「憑いてる?わけわかんない。」
「あんたら何者?」
「なおしてくれんの~?春くんにでもなってくれるわけぇ?」
猛毒と善薬②
「彼女の名前は梨塚葉月さん。16歳よ」
はつきさん
可愛い、、、
「大好きな彼氏に五股されていたそうで、しかも葉月さんが五番目。むごい話よね」
。。。何それ酷い
「そして、彼女は病み、このような状況になってしまった・・・というわけ」
酷い
許せない
病むほどって
よっぽど好きだったんでしょ…?
可哀そう
ってこれも傷つける言葉になっちゃうか
とりあえず起こさないといけないよねっ
梨塚さんをユサユサと揺さぶる
「ん、うぅ、、、」
起きた
「だ、大丈夫ですか?」
「あ、あなたたちは…?」
「えっ。私、デスはね〜。小町茅乃と申しますデスござる」
「私はリリ・チノよ
茅乃、あんた大丈夫?」
うっ、うるさぁい!
声が可愛すぎるのに驚いただけっ
ぅッ……
頭がクラクラする……
(きこ……い。あ……はフィ……!)
うっ
何……この声っ
(聞こえるかい!アタシはフィーア!)
フィ……?
……
フィーア!?
え!?
声!
可愛!
やば!
え!?
「茅乃、あんたほんとに大丈夫?」
あ、リリ……
リリには聞こえてないのかな……
「い、今、頭の中にフィーアの声が聞こえて……」
「は、?フィーア……出てくるのが早すぎるわよ……ッ」
焦ってる……?
「私たちが力をつけてから戦うつもりだったのに……ッ。あいつ……悪知恵が働きすぎよ……」
フィーアちゃん(声)とーじょー!
めちゃんこ見た目好きすぎるぅ( ´ཫ` )
日記で乗せるねェ
猛毒と善薬③
いもうと
「フィーアさんって、そんなに、、、」
「なぁなぁ、春くん、何の話しとるん?」
は、春、、、?
はる、はる、はる、はる、はる、は、る?
「茅乃?」
はる、はる
「ぁ、、、春、何ていわないで!!!!」
叫んでしまった
春、、、帰ってきて
思い出さないように必死で蓋を閉めていたのに
どうして
名まえを聞いただけで思い出してしまうの
「ぁ、ぁぁ、春、、、っ」
思い出させたのは、誰、、、?
そっか
私はニタリと笑う
梨塚さんだ。そうだ
私はリリの手から殺符よりもっとどす黒い札を取り、
梨塚さんに
叩きつけようとした
危うく猛毒と善薬終わってしまうところですねっ
茅乃ちゃんどーしちゃったのかしらん♥
うふふ
考察まってまーす
猛毒と善薬④
もとかれ
**「茅乃ッ」**
リリ?……
い、今、わたし、
な、にしようとして……
呼吸が荒くなる
「茅乃、それはダメ。その札は人を殺してしまう」
ひとを……ころして……しまう?
ゾワァァァ
「なぁなぁ、お姉さん、なんでそんな怖い顔しとるん?」
「っあ……」
そうだ。今は梨塚さんを助けることだけを考えないといけないのに……
なにやってるんだろ、私
春……なんて、忘れてっ
ック
今は、梨塚さんだけ考える……梨塚さん……梨塚さん……梨塚さん……梨塚さん……
私はぎこちない微笑みで梨塚さんを見つめる
「梨、塚さん。」
「なに?」
口調が変わった……?
「殺しませんか。元彼氏さん」
「・・・は?」(リリ
「貴方、そんなに好きだったんでしょ?元カレさんのこと」
だからね
「だったら自分で殺してもうほかの女のところに行かせないようにしたらいいじゃないですか、」
あぁあぁぁぁ
茅乃ちゃんがどんどんサイコになってく😢
371文字
2024.10.13 18:6
猛毒と善薬⑤
この話三章まで続きまっせ
1章 憑き物祓い
2章 ◯◯に憑いた憑き物祓い(リリ視点
3章 フィーアとの最終決戦的な?
「茅乃、あんたおかしいんじゃないの!?」
え?
どうしちゃったのリリ。
「リリがそれ言うかなぁ?」
「っは!?茅乃…!?今、言う…!?」
だってさぁ
私はため息をひとつ吐いてぽつりぽつりと話し始める
「リリだって最悪綾小路さん殺そうとか考えてたでしょー?」
「…。」
「っていうかいってたし」
言ってたってことは
他人に行ってもいいってことでしょ
「ぁ、あんた、狂ってるわね」
あ、梨塚さん
私のどこがくるってるんだろう、、、
「ね、梨塚さん。彼氏さん殺すってどうおm「馬鹿なこと言わないで」
梨塚さん。。。?
どこが馬鹿。。。。?
私は正論を言っただけなのに、、、!!!
「大切な人を
殺せるわけないでしょう!?」
「そうかな」
「そうよ!!!やっぱり、私を分かっているのはあの人だけなのよっ」
彼女は息を吸って
**「貴方のせいよ!!!!」**
そう言った
彼女はモヤを愛し気に掴んで
顔にぶちまけた
「梨、塚さ・・・・ん?」
もう
|彼女《梨塚さん》は
人ではない、|冷たい人の形をした塊《したい》だった
「・・・わたしの、せいで、死、んでしまっ、た?」
冷たい空気の中、小さな私の声が、でも やけにハッキリと聞こえた。
頭が回らなくてこれだけなのにかくのにチョー時間かかった
まぁそれより
かやのちゃんのせいで死んじゃったね(笑)
(わらいごとずない
誤字直すのめんどーい
徹夜きつーーーーーい
おかげで眠ーーーーい
てことで寝る!!!
おやっすん
2024,10,15,4:11 513文字
春
「私の、、、せいで?」
ようやく正気に戻った
私、、、
春って聞いて精神がちょっとおかしくなってた
「ねぇ茅乃。春って、誰の事、、?」
春は、、、
「私の、妹。ある時、突然死んじゃったんだ」
「、、、突然、?」
そう。突然。
私はぽつりぽつりとその時のことを話し出す
---
「おねぇちゃん!あそぼ!」
「ん、いいよ」
そう言って私たちはトランプで遊びだした
突然春の笑顔が曇って、
ぱたりと春が倒れた
「っ、春!?!?!?」
---
「本当に突然だったの。なんだったのかな、、、、」
「憑かれてた、かもしれないわ」
その言葉を
私は聞き逃してしまった
「え?」
聴こえなかったのでもう一度
ききかえす
「春さん、、、憑かれていた、かもしれないわ、」
春が、憑かれてた?
あ、でも____
「リリがこっちに来たのはつい最近でしょ?そのときに入ってきたんだから、その可能性はないよ!」
「憑き物は、ずっと昔から、少しだけれど、どの世界にもいるわよ。
、、、見えていないだけで」
嘘、、、
え、
、、、
**「そして、春さんが亡くなった時期と、憑き物が活発になっている時期が被っているの」**
被害者、、、?
「ほ、本当に、、春が、被害者、、、って、こと____?」
「多分ね、」
信じられない
違うと信じたい
お願い
何も
言わないで
一番ショックなのは
春に、憑かれるほどのストレスがあったこと
私が
追い詰めた?
それとも
両親?
いいや
学校の人かもしれない
どちらにせよ、
もう死んでしまったから
春には逢えない
私はこの瞬間から
改めて憑き物をぶっ潰したいと思った
そして
リリも
安全な札を作り出した(殺符危険だったってこと!?!?)
そして出来たのが
祓符という、対憑き物用の札だった
この札を使えるのは私と、リリしかいないらしい
すっごいなぁ、リリ、、、
それに比べて私は、、、、
人を殺してしまった
ホント、雲泥の差だよ、、、
あ、そうそう
リリが我が家に住むことになった
居候として
理由は教えてもらえなかった
残念・・・・
おまじない
祓符を使うには
おまじない的なのが必要らしい
リリと色々話し合った結果
「穢れよ、我が祓符に留まれ!!!」
という
恥ずかしいのに決定させられた
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン