あなた方には『人狼ゲーム』をしてもらいます
ただし,普通の人狼ゲームではなく,
「逆」人狼ゲームです。
人狼だけが集まる村に、村人が紛れ込む。
人狼は,村人を見つけ出し、⬛︎す。
1人1人に能力があります。
村人は,人狼に見つからないようにしながら,村を脱出する。
もちろんタダでは脱出できません。
謎解きやクイズをしながら門のカギを探します
間違えると死です。
あ、そうそう、人狼討伐も可能です。
相当難しいですがね…
さあ、脱出できるかな…?
4話完結予定です
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目次
逆人狼ゲーム 第1話
松明の光が消える。
「…さあ、村人狩りの始まりだ。」
この村…人狼村に、村人が紛れ込んだ。
「うーん、村人さんはだれだろう?」
彼は|鬼亞戒斗《おにあ かいと》。鬼の子だ。
彼の種族は、|demon《 おに》。◼️体を食す種族だ。
種族といっても、人狼の中の種族ということで決して、村人以外の種族とは争わない。
「はっはっはっぁー!なんでもいいぜ!爆弾を作れたらなぁ!」
彼は,|爆址 翔太《ばくし しょうた》。
爆発犯の子だ。
彼の種族は、|bomber《 爆発物取扱人》。
時限爆弾を扱う種族だ。
「…五月蝿い。静かにしろ。」
彼は,|黒瀬夜行《くろせやこう》。ガンナーの子だ。
彼の種族は、|Sniper《 そげきしゅ》狙撃銃を操る種族だ。
「五月蝿いって言われてもねぇ。僕たちはテレパシーとか使えないし」
彼は|神馬弘《かんばひろ》。村人で、いつもロック音楽を聴いている。
「確かにね!じゃ、仕事しよ!仕事!」
彼は|森逢木音《もりあいこのん》。村人で、なぜかよく「主」と呼ばれる。
はたして弘と木音は、村を脱出できるかな…?
こんちわ、コノンです!
大変お待たせしました。とうとう逆人狼を出しました!
え?遅いって?まあまあ、忙しいんですよ!
一応高校生だから!ねっ?ねっ!
キャラが変わってたら言ってください!
え?さらっと自分を出演させるなって?
あはは、キャラが思いつかねぇんだよ!
大変失礼致しました。口が悪かったです。
では!次巻お楽しみに!
追記
すいません、翔太の〇〇の子のところが、
「爆発犯」が「ばか」になってました。
ごめんね翔太くん
逆人狼ゲーム 第2話
ごめんなさいちょっと過激表現があったので、一応R18にしときます。
昼…
この村の人狼たちは、もちろん仕事をする。
紛れ込んだ「村人」を除いて。
《神馬 弘視点》村人
(さて、どうやって脱出したものか…)
井戸水を引き上げるふりをしながら考える。
このままだと、すぐ夜が来てしまう。
(森逢と会議するしかないか…)
だが、無理に接触すると、怪しまれてしまう。
「どうしたものかな…」
「何をぶつぶつ呟いている?」
はっと前を見ると、黒瀬夜行がいた。
「あ、ああ、黒瀬…。ちょっと考え事をしてただけだ。」
「ならいいが。」
「もう少しで日暮れ会議だ。遅れるなよ。」
「わかってるよ」
〜日暮れ会議〜
鬼「みんな、何か収穫はある?」
黒「神馬がぶつぶつ呟いていたぐらいだが。」
弘「わ、悪かったな…」
爆「はっはぁー!こんなもんみっけたぜ!」
翔太が懐から取り出したのは、何かが書いてある紙切れだった。
鬼「多分,村人が脱出するための謎解きじゃないかなぁ?」
黒「じゃあ、始末する方がいいな。」
焚き火に向かい、紙切れを落とそうと立ち上がり…
主「でも、取っておいた方がいいんじゃない?置いておけば、絶対に回収に来ると思うし…」
弘「確かにそうだ。じゃあ、主。どこかに置いておいてくれ。」
(そうすれば、僕が回収できるし…)
主「わかったー!」
鬼「じゃあ、これにて解散!」
夜…
《すまん、主視点》村人
(よし、ここら辺に置いて…)
誰も見ていないことを確かめ、紙切れを置く。
(これで…大丈夫。)
ポケットの中には、もう1枚の紙切れが入っていた。
主は、その場を後にする。
近くの森の中、影があるのにも気づかず…
〜夜明け会議〜《神馬 弘視点》
鬼「何か変わったことはあった?」
黒「ああ、一つな。」
爆「はっ、なんだぁー?」
黒「森逢の跡をつけて、先ほどの紙切れを確認した。…偽物だった。」
木音の体が、ビクッと震える。
黒「…どうゆうことだ?…森逢。」
木音は何も答えない。
黒「まあ、これで確定したものだ。…俺は森逢に投票する。」
鬼「ぼくもー!」
爆「俺もだ!」
(くそっ、森逢…)
本当は吊りたくはないが、ここで庇うと、二人で◼️ぬこともあり得る。
森逢がこちらにやめてくれ、と目線を送ってくる。
(すまない、森逢…)
「…僕も、森逢に投票する。」
森逢がこちらに無音で語りかけている。
ご め ん ね。
さ よ な ら。
黒「じゃあな」
パシャッ
生暖かい赤い液体が、顔に降りかかった。
はい、2日目にして、自分がやられました!
自分がピンチなのに、ちょっと楽しんでた自分がいますw
第3巻お楽しみに!
逆人狼ゲーム 第3話
昼…
《神馬 弘視点》
(おいおいおい、森逢、2日目で処刑されてんじゃねーよ。それに作者さんよ、人がいっぱいいると書くのが難しいからとかでそんな理由で一人いなくならせんじゃねーよしかも普段書かないR18にしやがってあほ)
流石にあっさり過ぎて、作者という意味もわからない人を罵りながら放心していると、
黒「…おい、人狼なら見慣れている◼️体を前にして、何放心してんだ…?」
弘「あ、ああ。あんな仕事熱心だったあいつが村人だったんだなぁー、と思って」
鬼「まぁ、それもそーだね!じゃあ,仕事やろう!」
てくてくてく…
爆「あ、ちょっ、鬼亞、まてそこは…」
どかーん⭐︎
爆「そこ…地雷設置してあったのに…」
黒「…おい、何一人減らしてるんだ…」
弘「でも、爆址はbomberか、盗んできたか、どっちかだな。」
黒「…そういえば、神馬、お前の役職は…?」
(まずいぞ。僕は村人だから、役職とかわかんない…)
弘「ぼ,僕は普通の人狼だよ」
黒「……ふぅん。」
(なんだよふぅんって!)
爆「じゃあ、仕事しようぜ仕事!」
仕事中…《黒瀬 夜行視点》
(しかし、何故森逢は、最後に神馬の方を向いた?)
黒「…聞き出しとくんだったな…」
爆「はっは、なにがだよ!!!!」
いきなりの耳元の爆音に思わず顔をしかめる。
黒「……爆址。五月蝿ぇ。」
爆「まあまあ、…しかし、正直に言えば、神馬は|白《村人》だと思ってる。ひとつ言えば、この村に役職なしはいないからな。」
黒「…なんだと…!?」
(知らなかった事実だ。それを早く言えよ)
爆「しかし、外から来た人狼ならあり得る。」
黒「あいつ外から来たからな…」
二人で首を捻っていると、日暮れ会議の鐘の音が聞こえた。
二人で、言葉少なく、集会場に歩き出した。
こんちは、コノンです。
次がとうとう、最終巻です…!
ここで、死者リストを作ります!
鬼亞 戒斗 ✖︎
爆址 翔太 ○
黒瀬 夜行 ○
神馬 弘 ○
森逢 木音 ✖︎
です!
最終巻、楽しみに!
逆人狼ゲーム 最終話
すんません、今回も過激表現です…
【神馬 弘視点】
日暮れ会議…
弘「何か出来事はあるか?」
黒「…神馬。お前は本当に人狼か?」
爆址までもが緊張した目つきでこちらを見ている。
(これはまずいぞ…)
直感的にそう悟った。
弘「ああ。そうだが?」
爆「神馬。この村は摩訶不思議な結界で守られていて、役職なし以外ははいれないんだよ。」
黒瀬までもが驚いた顔をしている。どうやら彼も初耳だったらしい。
弘「でも、お前が本当は村人で、でっちあげている可能性もあるよな?」
最後の足掻きだ。これを否定されたら終わる。
黒「あの地雷。あれはそうそう素人に持ち運びできるものではなかった。爆址のようなプロフェッショナル意外にはな。」
弘「くそっ…」
無意識に声が出ていた。
黒「これで確定したようなものだな。じゃあ、◼️るか。」
爆「どうせなら、こいつ水嫌いだから溺死とかにしようぜ。」
(おいおい、どんだけ悪趣味だよ…)
弘「せめて人のいないところにしてくれ。」
黒「…まあ、それぐらいならいい。」
爆址がいつのまにか用意したのか、目の前にはでかいプールがあった。
(そこを省略するなよ作者)
相変わらず僕は何を言っているのだろう。
黒瀬と爆址が2,3歩下がる。
弘「…じゃあな。爆址。黒瀬。」
ジャポン…
目を開けば青と白いあぶくが浮かんでいる。
意識が朦朧とし、目の前が暗くなった。
〜完〜
いやぁ、バッドエンドって疲れますね…
書いててもきつい。
ありがとうございました!
ようやく田舎生活を書きますよ…!