編集者:w¡nd
私が作ったうちの子たちが出てくる小説です
ジャンルはなんでもあり(女の子が多いですが百合やレズと言えるまでいちゃいちゃしません)
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目次
黄昏時
「スピカー?」
しまった、はぐれてしまった。
黄昏時と呼ばれる今の時間は人と人の区別がつきにくく、人探しをしている今は向いていない。
二人でよく通る道を歩いても見当たらない。
ふと、空を見たとき近くの「よく景色が見える」小さな公園があること思い出した。
…確かスピカはこの公園が好きだと言っていたな
確信は無いが、少しの期待を持って階段を上がっていく。
階段を上がりきった景色で待っていたのは
「スピカ!!」
紅い光を全身に浴びながら町を見下ろしていた。
スピカはゆっくりこちらを向きながら
「どうしましたか?」
…?
……あれ
違和感を感じた。夕焼けが町を紅く染めるそれが警報のように見えた。
俺の目の前にいた、俺が「スピカ」だと呼んだその人はとてもスピカに似ていた。
だが「スピカ」ではなかった。
「あ…えっ…と…」
俺が困惑していると、彼女は口を開いた
「あ…もしかして目の色が茶色の小さな子の事でしょうか…?」
「その子なら向こうへ歩いていきましたよ」
彼女の言っている人はスピカだ。絶対に。
遠い空で星が輝きだした。彼女は少しだけ柵から身を乗り出して町を見ている。
まだ違和感を感じたが、俺はスピカを探す方が先だ。
「あっはい、そうです!ありがとうございます」
お礼を言い、彼女の後ろを通りすぎるとき彼女の目の色も茶色に見えた。
ただ少しだけ、オリーブのような色をしていた。
彼女のが教えてくれた方向にスピカはいた。
こちらは苦労しているのによく呑気に景色を見ながらベンチに座っている
「あっハルト!」
顔をパッと明るくさせ、こちらへ走ってくる。
「よくここがわかったね!誰かに教えてもらったの?」
「うん。あの柵にいた人に教えてもらった」
「え?そんな人居なかったよ?」
思わず言葉が詰まった。
後ろを振り向くと、彼女がいたはずの場所には誰もいなかった。
ここは一本道だ。彼女が柵から落ちない限り、見渡しも良いから絶対に見えるはず……
「ハルト…?何を見たの…?」
…スピカを怖がらせてはいけない。
優しく手を持っていき、当たり前のように手を繋ぐ。
「大丈夫」
そう言って歩き出した。
少しだけ柵の向こう側を見てみた。
そこには何もなかった。
後々調べてみると水色が夕焼けに当たると、茶色く見えるらしい。
だから彼女は「茶色の目」と言ったんだろう。
ちなみにオリーブ色に見えるのは目の色が「明るい緑色」だとか。
どちらにしろ、あの女性はスピカでは無かった。
幽霊等の可能性も考えたが噂も事件事故も無かった。
ここまで読んでいただきありがとうございます…!!!
誤字脱字あるかもしれません…その時は脳内変換をお願いします…
↓今回の登場人物
スピカ
水色の瞳をしている身長の小さな男の子
ハルト
スピカの友達で、今回不思議な女性と出会った男の子
スピカ?
緑色の瞳をしたスピカによく似た人物。