入学式直前、ざわつくクラスの中にある男の子が入ってきた。
その瞬間クラスが静まり返った
「……げっ」
「どうしたのさ」
「あいつだよ、あいつ」
「新入生? なんか噂になってたけど」
「噂どころじゃねぇって。魔王の息子なんだとよ。近付いただけで呪われるって話だし」
「また大げさな……。でも、魔族ってだけで怖がられるよね。王様は“共存の時代だ”とか言ってるけど、みんな裏じゃこんな感じだし」
「そりゃそうだろ。魔族なんて、昔から災いの元って決まってんだ」
周囲でもひそひそ声が飛び交い、視線が一点に集まる。
その中心に立つのは、ただ静かに校舎を見上げている新入生『魔王の息子』
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目次
入学っ!
桜が舞い散る季節。
皆が夢を抱いてこの学校に入学した
今年はある噂で入学者が減少したらしい。その噂は…
『魔王の息子が魔法学園に入学する』ということだった。
時は遡り、人魔対戦時代。人々は魔族に恐怖を植え付けられた。
その後、平和協定が結ばれるが魔族が人々に植え付けた恐怖は大きかった。
「種族差別」問題ができた。その理由にはもう一つあった。
魔族は元々悪事を働くように作られたのかもしれない。
半数が悪事を働いている。
そんな世界で、魔王の息子が入学するとなれば親は危険だなどと考えて入学をやめさせるだろう。
しかし、その息子は父親を恨んでいた。魔王が心底嫌いだ。
父親のせいで変な噂が流れているとはまだ本人は知らなかった。
「楽しみだなぁ、ここがアルカナ魔法学園か…。」
魔王の息子の希望に満ちた学園生活が始まる!!
とでも思った?
絶対魔王許さないんだから…。
その裏で陰謀が渦めいていた
種族差別
「アルカナ学園…。楽しみだな。友達できるといいな」
そう話すのは、アベル・ルシフェル。魔王の息子
⦅入学予定に方々は校舎の前にクラス分けが書かれていますのでそちらをみて教室に移動してください⦆
(結構人いて見えないな…。)
とアベルが思った瞬間一気に人が少なくなった。
(よくわからないが、ラッキー)
とアベルは思っているが、実際は違った
「__あれが魔王の息子?__」
「__怖〜い離れよ__」
「俺は…闇属性だからクラスはあっちか。少なくね?」
闇属性は悪人に多い属性だとされている。だが実際は関係ない。ただの偏見である。"属性差別"というやつだ。
闇属性は回るから避けられやすい。
--- 教室 ---
(俺の席は…ここか。)
「よろしく。えーと名前は?俺はアベル・ルシフェル」
「あ…ユイナ・サリバンと申します…。よろしくお願いします。」
「あぁ。よろしくユイナ。ところでユイナ、さっきクラス表見たら周りから人が離れて行ったんだが。何かわかるか?」
「それは…申し上げにくいですが…アベルくんの父親が魔王だからではないでしょうか?__おそらく、違う属性の人から差別されることが多いと思います。__」
そうユイナが言うと、アベルは鬼の形相になった。
「チッ、あのクソ親父め。俺の学園生活にまで迷惑かける気かよ」
「ア、ベルくん?顔にっこりして」
キーンコーンカーンコーン。チャイムがなり先生が入ってきた。
「お前らよろしく。俺の名前はガレイ・ミラレス。今日からお前らの担任だよろしく!」
『よろしくお願いします。』
クラスのみんなが一斉に言った。
「じゃあ早速だが、このクラスには知っての通り、魔王の息子がいる。」
(まさか、俺また差別されんのか…?)
「アベルというのだが、アベルの差別は禁止だ!まぁ闇属性のお前らなら差別される側の気持ちもわかるだろうからやらないと信じてるぞ」
(先生……。親父より優しい。)
「じゃあ。早速自己紹介するぞ!」
『うぉぉぉぉぉぉ』
「俺が持った闇クラスで1番うるさいかも。」
次回____『自己紹介』
シリアスよりギャグ多めかも。情景描写もこだわらない。ラノベみたいな?(ラノベを知らない人)