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目次
東方弾幕録 1話「招待状」
ごめんなさい、前の予告消しました
なぜかって?
予定していたシリーズと違くなりそうなので…笑
まあ東方とは伝わったからヨシ!!
では本編お楽しみください…
カランカラーン
|鶴姫《つるひめ》「はーいいらっしゃい!」
鶴姫「甘味処「幻夢想」にようこそ〜…って」
霊夢「お邪魔するわ」
鶴姫「霊夢!」
魔理沙「私たちもいるぜ!」
|藍羽《あいは》「よっ!」
カナタ「おお霊夢!」
カナタ「それとキノコ魔女とバカスパイか」
魔理沙「よっしゃマスタースパーク食らうか?」
藍羽「この短剣でみじん切りにするか?」
カナタ「ごめん許してまじで冗談やってあははははははは」
霊夢「カナタ壊れたわよ」
鶴姫「大丈夫通常運転」
カナタ「ひっでえなおい」
藍羽「てかスパイって言うなよ、私はもうそんなんじゃないんだからさ」
霊夢「あんたはどんなに月日が流れようとスパイだったことには変わりないわ」
藍羽「…そうだけどさ、」
|刻哀《こくあ》「おい、何か食うなら食っていけ」
魔理沙「刻哀!すまないな、それじゃあコーヒー一つくれ」
霊夢「私もお願い」
藍羽「私も!ミルクとシュガー増し増しで頼む!」
カナタ「ガキやん」
藍羽「てめえもだろ」
カナタ「はあああ!?!?」
霊夢「どっちもでしょ」
鶴姫「だね、、w」
刻哀「うるさ」
刻哀「はいお前ら、コーヒー」
霊夢「相変わらず早いわね、ありがとう」
紫「失礼するわ」
カナタ&藍羽「ぎゃあああああ出たババa」
紫「あらスキマ送りにされたいの???」
カナタ「今日も紫は綺麗やなー」
藍羽「まじ幻想郷のアイドルだよねー」
刻哀「棒読みすぎて逆にうざい」
紫「よろしい」
刻哀「それで許す紫もなかなかだな」
霊夢「あんたが何の用なのよ」
紫「ちょっとした催し物を人里でやろうと思っていてね」
魔理沙「なんだそれ?」
紫「簡単に言うと弾幕戦よ、2つの陣営に分かれて戦ってもらう」
紫「勝った方には豪華な景品があるわ」
鶴姫「ええ!何それ何それ!」
紫「それは勝ってからのお楽しみよ」
霊夢「怪しすぎるんだけど、、」
紫「ちなみに、霊夢は強制参加よ」
霊夢「はあ!?なんでよ!」
紫「陣営が博麗陣営と、」
紫「月虹陣営だからよ」
藍羽「は!?」
刻哀「まじか…」
鶴姫「月虹、って?」
カナタ「おつるは見たことないんやっけ」
カナタ「霊夢と同等の力を持った神社の神主やで」
鶴姫「え、それってすっごく強くない?」
霊夢「下手したらあいつの方が強いわ」
鶴姫「嘘…」
紫「どうかしら?この戦い、乗る?」
霊夢「あいつがやるなら、私もやるわ」
紫「ありがとね♪」
魔理沙「陣営ってことはチームで戦うのか?」
紫「ええ、大将交えて7人で戦う」
紫「一対一だから7回戦まであるわ」
霊夢「なるほどね…」
カランカラーン
グレア「邪魔するぞ」
霊夢「…来たのね」
グレア「まあな」
鶴姫「もしかしてこの人が…?」
カナタ「ああ、」
カナタ「月虹神社の、神主…グレアだ」
グレア「こちら側の陣営にしたい者がいる」
魔理沙「誰なんだ?」
グレア「藍羽とカナタだ」
カナタ「俺!?」
藍羽「私も!?」
グレア「いいか?博麗」
霊夢「…分かったわ、早い者勝ちだもの」
グレア「それじゃあ2人は着いてきてくれ」
藍羽「またなー!」
紫「私も失礼するわ、メンバーが決まったら教えてちょうだい」
魔理沙「…霊夢」
霊夢「戦力になる2人を取って行ったわね」
霊夢「とりあえず、3人は出てくれるかしら?」
魔理沙「ああ!私は出るぜ!」
刻哀「俺もいい」
鶴姫「いいよ!久しぶりに刀握るなぁ…」
霊夢「あと3人…」
霊夢「とりあえず紅魔館に行ってくるわ、お代は置いておくわね」
鶴姫「はーい!まいどありー!」
---
霊夢「お邪魔するわ」
咲夜「あら?霊夢じゃない。もしかして弾幕戦のお誘いかしら」
霊夢「どうして知っているのよ」
咲夜「紫から聞いたの、メンバー集めに来たの?」
霊夢「ええ、誰か出るかしら?」
咲夜「良ければ私が出ます、それかフラン様が」
霊夢「どっちも出ることはできない?」
咲夜「それは…」
レミリア「許可する、咲夜、フラン、行ってきなさい」
フラン「お姉様、いいの?」
レミリア「紅魔館はパチェ達もいるし平気よ」
霊夢「そう、ならあと1人…」
霊夢「ありがとう、それじゃあ戦いまでの間鍛錬しててちょうだい」
フラン「うん!久々に暴れられるのね…!!」
---
霊夢「なんとなく永遠亭に来てみたけれど…」
永琳「あら、霊夢じゃない。何の用かしら?」
霊夢「永琳。実は…」
永琳「…なるほどね、それだったら私も輝夜様も出れないわ。」
霊夢「事情があって出られないならしょうがないわ」
霊夢「そうなったら誰を…」
鈴仙「私は駄目ですか?」
霊夢「鈴仙…確かに、鈴仙なら良いかも」
鈴仙「ありがとうございます、身体動かしときますね」
霊夢「ええ、さてと、メンバーは決まったから…順番はこっちで決めるとしましょう」
霊夢「はぁ…早く帰りましょう」
おつなこ!!
東方弾幕録 2話「作戦立て」
霊夢「全員いるかしら?」
魔理沙「ああ!」
霊夢「それじゃあ今から誰がどの試合で出るか作戦を立てましょう」
刻哀「霊夢は最後の大将戦だろう?」
霊夢「ええ。だから後の6試合を決めたくて…」
咲夜「1試合目は…どうしましょう」
鈴仙「それでは私が出ます。」
霊夢「お願いね」
フラン「じゃあ私2回戦目!」
咲夜「それでしたら私は3回戦目に出ます」
鶴姫「じゃあ僕4回戦目に出るよっ!」
魔理沙「刻哀、先に良いか?」
刻哀「ああ、魔理沙が5回戦目で刻哀は6回戦目だ」
霊夢「案外あっさり決まったわね」
鶴姫「ねえねえ霊夢、そういえばこの弾幕戦のルールってなんなの?」
霊夢「それは確かこっちの紙に…」
『ルール』
1、対戦者は5枚の結界を貼って戦う
2、結界は攻撃によって壊れる
3、結界を1枚割ると1点獲得できる
4、大将戦の場合は点数が2倍になる
5、スペルは4回まで使用可能
6、決められたフィールド内だけで戦う
鈴仙「色々制限されてるんですね…」
フラン「この結界って、普通に攻撃しただけで壊れるの?」
咲夜「おそらく紫が作った結界です。そう簡単には割れないと思います。」
魔理沙「4回しかスペルが使えないってことは、スペルが全部当たって確実に1枚ずつ割ったとしても、1回は通常攻撃で割らないといけないってことか」
霊夢「ええ、もしかしたら一気に2枚割れたりするのかもしれないけど…」
鶴姫「…向こうはどんな風に戦うんだろう」
霊夢「グレアのことよ、何か作戦を立ててくるに違いないわ」
咲夜「とにかく、当日まで各々鍛錬に励むとしましょう」
---
霊夢「…かなりの人ね」
魔理沙「ああ、めちゃくちゃ賑わってるな」
さとり「あれ、霊夢さんに魔理沙さん」
魔理沙「さとりじゃないか!お前も出るのか?」
さとり「いいえ、こいしが出るんです」
霊夢「こいしが…」
フラン「あ、お姉様!」
レミリア「見に来たわ、流石に人が多いわね。疲れるわ…」
パチェリー「私も気になって来てみたわ」
咲夜「パチュリー様…!?館の方は…」
パチュリー「こあに美鈴、チルノ達がいるから大丈夫よ」
咲夜「そうでございますか」
藍羽「よっ!おつる!こっくー!」
鶴姫「藍羽!カナタも!」
カナタ「絶対負けへんからな!!」
刻哀「望むところ」
鈴仙「緊張しますね、、」
霊夢「そうね、、」
グレア「博麗」
霊夢「…グレア、」
霊夢「それで、それぞれの対戦相手は?」
鈴仙「私は一体誰と…」
早苗「私です」
鈴仙「早苗…さん、?」
グレア「1回戦、鈴仙対早苗。」
グレア「2回戦、フラン対藍羽」
グレア「3回戦、咲夜対こいし」
グレア「4回戦、鶴姫対妖夢」
グレア「5回戦、魔理沙対アリス」
グレア「6回戦、刻哀対カナタ」
グレア「大将戦は俺たちだ」
霊夢「あんたまさか、藍羽の能力で私たちのこと監視してたんじゃないでしょうね」
グレア「どうしてだ?」
霊夢「色々とおかしいでしょう。フランの火力が活かせない相手だったり、咲夜の時止めを駆使できない相手だったり、魔理沙のスペルの特徴を完全理解してる相手だったり、刀同士の戦いだったり」
藍羽「ま、私の能力は“気配を消す程度の能力”なんでね」
鶴姫「妖夢と、、」
フラン「藍羽と、?」
咲夜「こいしさんですか…」
鈴仙「私、早苗さんの技なんて見たこと…」
魔理沙「霊夢…」
霊夢「こんな手使われたところで痛くも痒くもないわ」
刻哀「負けられなくなったな、」
霊夢「ええ、」
霊夢「絶対に勝つ」
---
鈴仙「…」
霊夢「鈴仙」
鈴仙「どうしましょう霊夢さん、、私早苗さんと戦ったこともないですし、技もいまいち分かってません…」
鈴仙「これじゃすぐ負けて…」
霊夢「特訓したんでしょう?」
鈴仙「!!」
霊夢「少しだけ見たわよ、永琳と輝夜から指導されてるの」
霊夢「負けてもその成果を十分発揮できれば、勝ったも当然よ」
霊夢「ね?」
鈴仙「ありがとうございます、霊夢さん」
鈴仙「行って来ますっ!!」
---
紫「あーあー、こちらの声は聞こえてるかしら?」
紫「今から、弾幕戦を開催するわ」
紫「司会は私、紫と」
藍「藍が務めさせていただきます」
紫「ルールは知ってると思うから省略するわね」
紫「それでは早速第1回戦を始めるわ」
紫「博麗陣営、鈴仙選手。月虹陣営、早苗選手。」
藍「両者とも前へ」
早苗「鈴仙さんと戦うのは初めてですね」
鈴仙「手加減、しませんから」
藍「用意…」
藍「はじめ」
おつなこ!!
東方弾幕録 3話「狂気vs奇跡」
シュッッ
ガッッッ
鈴仙「っく、、」
早苗「ふっ!!」
ドガッッ
鈴仙「っ!」
早苗「なかなか簡単には割れないみたいですね…っ」
鈴仙「はああっ!!」
シュッッドガッッガッッ
---
魔理沙「2人の戦いなんて初めて見たな…」
カナタ「誰かポップコーン持ってない!?」
レミリア「映画じゃないわよ」
カナタ「買ってきてかりちゅま様♡」
レミリア「グングニルで心臓突き刺すわよ」
咲夜「その前に私がナイフで串刺しにいたします」
カナタ「待ってほんまにごめん」
霊夢「鈴仙…」
---
鈴仙「くっ!」
鈴仙(どうしよう…経験もないから行動が読めない…)
早苗「いい加減1枚割りますか…」**《秘術「グレイソーマタージ」》**
鈴仙「なっ!?」
ズドドドシュッッ
パリィィン
鈴仙「避けきれなかった…っ」
紫「先制点は月虹陣営が取りましたー!」
鈴仙「そろそろ慣れてきましたよ…っ」**《幻波「赤眼催眠」》**
早苗「おっと…っ、」
鈴仙「そこかっ!!」
ズドォォン
早苗「が…ッ!?」
パリィィン
鈴仙「せやっ!!」
ドガッッガッッ
ヒュッッ…ドガァァァン
パリィィン
早苗「…っく、」
紫「鈴仙選手!立て続けに二枚の結界を割りました!」
鈴仙「早苗さんの動き…」
鈴仙「この目にしっかりと刻み込まれましたよ」
早苗「…それなら、」
早苗「違う動き、入れましょうかね」**《秘術「一子相伝の弾幕」》**
鈴仙(フィールド一面の弾幕…)
鈴仙「だけど、、!」
鈴仙(避け切れる…!!)
鈴仙(もらっ…!!)
カシュッッ
鈴仙「え、?」
パリィィン
鈴仙「なっ!?」
早苗「私の動き…」
シュッッドガッッガッッ
早苗「本当に刻み込まれてるんですか?」
バコォォォォン
鈴仙「ゴホッ…はあ、はあ…っ、」
鈴仙「…っ!!はっ!!」
ドガッッガッッシュッッ
早苗「遅いです」**《奇跡「客星の明るすぎる夜」》**
鈴仙「ぐっ…!」**《散符「栄華之夢」》**
ドドドドド
シュッッシュッッ…
ガシッッ
鈴仙「んな…っ!?」
早苗「つかまえた」
ドガァァァン
パリィィン
早苗「ふっ!!」
バコォォォォン
パリィィン
紫「鈴仙選手!残り1枚!!」
鈴仙「はぁ…はぁ…」
---
霊夢「これは、相手が悪いわ…」
魔理沙「ああ、鈴仙の狂気に奇跡が勝ってる」
刻哀「早苗の奇跡の力…強まってないか?」
霊夢「…腕を磨いてきたのは、私たちだけじゃないってことよ」
---
早苗「どうしますか?鈴仙さん」
早苗「鈴仙さんは残り1枚、それに比べて私は3枚残ってます」
早苗「私は次のスペルで鈴仙さんの結界を割ればいいだけです」
早苗「鈴仙さんは私に2回スペルを当てたとて、あと1枚は通常攻撃で割らないといけない…」
早苗「…詰みなんですよ」
鈴仙「…っ」
早苗「いい加減負けを認めてください」
早苗「…狂気でさえも、私の奇跡の力には勝てないんですから」
鈴仙「うふふ…うふふふ…っ」
早苗「何が面白いんです?」
鈴仙「割ってもいないのに勝ったような話をするのは…」
鈴仙「やめた方がいいですよ」**《「幻朧月睨」》**
早苗「なっ!?」
---
カナタ「おいおい、、あの技、、」
レミリア「ええ、」
レミリア「鈴仙が本気を出してきたわ」
---
シュッッドガッッガッッ
早苗「くっ…」
早苗(この体制を崩すわけにはいかない…)
早苗(このスペルで…終わらせる…!!)**《奇跡「白昼の客星」》**
鈴仙「…」**《狂視「狂視調律」》**
早苗「鈴仙さんも最後のスペルを!?」
鈴仙「勝つのは私です…」
鈴仙「赤い目の兎には…要注意してください…」
早苗「私です!!勝つのは!!」
早苗「うおおおおおおおお!!!!!!」
鈴仙「うああああああああ!!!!!!」
ドガァァァン
---
藍「紫様…結果は、?」
紫「…これは、」
藍「紫様?」
紫「こんなことが…あるのね…」
紫「鈴仙が結界を1枚残したまま、早苗の結界3枚を全て割っているわ…」
紫「決まったー!!鈴仙選手の3枚割りにより、博麗陣営の勝利でーす!!」
グレア「嘘だろ…」
霊夢「まさか…こんなことが…」
魔理沙「おい、霊夢…」
魔理沙「鈴仙…前に戦った時よりも、格段に強くなってないか?」
霊夢「ええ、、あんな戦い方、今までの鈴仙だったらしなかった」
霊夢「師匠に…しっかりと鍛えられたのでしょうね」
---
鈴仙「うぅ…身体中痛いぃ…」
早苗「鈴仙さん…」
鈴仙「早苗、さん」
早苗「あんな力どこで手に入れたんですか!?圧倒されたんですけど!!!」
鈴仙「いだだだだ!?!?あ゛あ゛あああああああ!!!!!」
---
フラン「あれ、鈴仙めちゃくちゃ筋肉痛になるんじゃ…」
鶴姫「ええ!?僕ちょっと鈴仙のところに行ってくるよ!」
霊夢「流石ね、、鈴仙、、」
霊夢「よく勝ってくれたわ」
--- 博麗陣営 5 ---
--- 月虹陣営 4 ---
おつなこ!!!
東方弾幕録 4話 「危険な2人」
現在の状況
博麗陣営 5
月虹陣営 4
フラン「次は…私か」
霊夢「フラン」
フラン「大丈夫だよ霊夢、」
フラン「絶対…勝つから」
霊夢「…ええ」
---
藍羽「フランの技はなんとなく分かる」
藍羽「心配しなくても勝つさ」
グレア「頼むぞ」
藍羽「ああ、《《師匠》》」
---
藍「両者とも前へ」
藍「用意…」
藍「はじめっ!!」
シュッッ
フラン「ふっ!!!」ガッッ
藍羽「おっと」シュッッ
藍羽「なかなかの実力だなぁ妹君」
フラン「そんなこと言える暇あんの?」**《禁忌「クランベリートラップ」》**
藍羽「早速仕掛けてきたか…」
ドゴゴゴゴゴ
藍羽「ならしょうがない」**《無符「気配消失」》**
藍羽「じゃあな」シュッッ
フラン「なっ!消えて…!?」
フラン「くっそ…!!」
藍羽「どこ見てんだい?」ドガッッ
フラン「がっ、!?」パリンッッ
紫『初得点は藍羽選手がもらいましたー!!』
フラン「くっ!!」
藍羽「どうした妹君?」
フラン「こうなったら…っ!!」**《禁忌「フォーオブアカインド」》**
藍羽「分身したか、、」
フラン(これで囲ってスペルを打てば…!!)
藍羽「だが、残念だな」
フラン「え?」
藍羽「そのスペルを使った時点でこっちのもんだ」**《陰符「闇夜の誘い」》**
フラン「!?」
---
鶴姫「あ、あのフランが追い詰められてる…、?」
咲夜「フラン様の危険な力を上回る力…」
咲夜「別の意味で、、あの能力は危険です」
魔理沙「藍羽は戦いの時は冷静になれるんだ」
魔理沙「フランの能力も分析してる」
---
フラン「く…っ!」
フラン(くそっ、しくじった…!)
フラン(4人に分身したのは間違いだった!!)
フラン(いつもの弾幕戦だったら有利になる、けど…)
フラン(このルールじゃ…!)
藍羽「くらえ!!!」トゴォォォォン
フラン(相殺しきれな、、っ)
ドカァァァン
パリンッッ
藍羽「ついでにもう一枚っ!!」ドガッッ
フラン「かは…っ」
パリンッッ
紫『藍羽選手立て続けに2枚の結界を割りました!!』
フラン「くっそ、、」ドガッッ
藍羽「妹君の動きは理解した」
藍羽「負けを認めな」
ドカァァァン
フラン「…はぁ、はぁ…っ、絶対、、負けない、、」
フラン「絶対っ…」**《禁忌「カゴメカゴメ」》**
藍羽「弾幕の雨、、」
藍羽「避けられないことはないな、」
シュッッシュッッ
フラン(捉えた!!)
ドガッッ
藍羽「は!?」パリンッッ
ドカァァァン
藍羽「げほっ、ごほごほっ…」
藍羽(フィールド一帯に弾幕の雨が降ってるのにも関わらず攻撃してきた!?)
フラン「ほら、上見なよw」
藍羽「なっ!?」
バコォォォォン
パリンッッ
藍羽「まじか…っ」
藍羽(さっきの攻撃で私を弾幕が当たる位置に飛ばしたのか、、)
藍羽「やるじゃねえか…w」
藍羽「そろそろ…」
藍羽「本気出すか」**《オープン・ザ・スパイシン》**
シュッッ
フラン「消えて…!?」
フラン(でも大丈夫、気配はなんとなく感じる)
フラン「ここっ!!」
シュッッ
フラン「当たらなかった、!?」
ドガッッ
フラン「は、?」
パリンッッ
紫『さぁフラン選手残り一枚となりましたー!!』
---
カナタ「お、おいおい…流石にあれは味方の俺でも引くぞ、?」
カナタ「フラン、全く反応できてなかったじゃないか…」
カナタ「あいつ、どんだけ強くなって…」
グレア「昔の力を解放したんだ」
カナタ「!?」
鶴姫「そ、それって…」
グレア「大丈夫だ、もう《《あんな事》》は起きない」
グレア「自分で自分の力をコントロールできるようになったからな」
鶴姫「…フラン」
---
フラン(嘘…全く反応できなかった)
フラン(右手がほとんど動かない…一撃でこんなに重い攻撃を…?)
フラン(…まだ、スペルは使える)
フラン(けれど、これで藍羽の結界を全部割れるかは分からない)
フラン(そもそも当たるかも分からない)
フラン「…やるしか、ないか…っ」**《禁忌「レーヴァテイン」》**
藍羽「そうか、、なら私も最高のスペルをぶっ放すとするか…!!」**《影符「水墨に塗れた心象」》**
フラン「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
ドカァァァン
藍羽「はぁ…はぁ…あはは、っ」
藍羽「流石だな…妹君…」
藍羽「流石の破壊の力だが、、」
藍羽「私の影の力には勝てないか、、っ」
紫『決まったー!!!藍羽選手が結界を2枚残したままフラン選手の結界を全て割りましたー!!』
---
魔理沙「フランが…負けるのかよ、、」
咲夜「フラン様…っ!!」
鶴姫「ああ!咲夜待って!!」
霊夢「…|あいつ《藍羽》」
霊夢「どうしてあんな力を…」
フラン「うぅ…負けた、、ごめん、、」
レミリア「しっかりしなさい。あなたはよく頑張ったわよ」
フラン「…ありがとう」
グレア「想定外だった、フランが負けるのは」
霊夢「…今更なんのつもりよ」
グレア「正直、藍羽は負けると思っていた。期待していなかったわけではない。力的にフランの方が実力は上だからだ」
グレア「藍羽は…」
霊夢「そんなこと言ってる暇ないわよ、次の戦いが始まるわ」
こいし「咲夜さん!頑張ろうね!」
咲夜「…はい」
--- 博麗陣営 8 ---
--- 月虹陣営 9 ---
おつなこ!!!
東方弾幕録 5話「理解している者同士」
現在の状況
博麗陣営 8
月虹陣営 9
こいし「咲夜さん!よろしくねっ!」
咲夜「…お手柔らかにお願いいたします」
---
霊夢「正直、ここの戦いは本当にわからない」
霊夢「どっちが勝つのか…予想できないわね」
グレア「俺も同じだ。博麗」
霊夢「あんたと一緒にはされたくないわね」
グレア「酷いな」
霊夢「妥当な対応よ」
グレア「俺は嫌われているのか?」
霊夢「ええ」
グレア「即答やめてくれないか?」
グレア「…とにかく、この試合は俺も分からない」
グレア「だからこそ…面白い」
グレア「どちらが勝つか…楽しみだな」
---
藍「それでは…用意、、」
藍「はじめ…っ!!」
こいし「またね、咲夜さん」ブォン
咲夜(やはり無意識に入ってきた…)
シュッッシュッッ
こいし「えへへ」
咲夜(姿が見えない…)
咲夜「けれど…!」
ドガッッ
こいし「え!?」
咲夜「…気配を感じきれないほどでは、ないですね」
ドカァァァン
パリィィン
こいし(嘘…姿は見えなかったはず)
こいし(気配も感じにくくしているはず、、)
こいし(なのに、どうして…っ)
紫『最初に結界を割ったのは咲夜選手でーす!!』
咲夜「これぐらいなら私も戦えます…」
咲夜「ずっと見てきましたから」
こいし「何を、?」
咲夜「こいしさんが、フラン様と遊んでいるところを」カチッッ
こいし「!!」
こいし(一瞬で周りに大量のナイフ、、)
こいし「…そっかぁ」
こいし「でも、私だって…咲夜さんがフランちゃんと一緒にいるところ何回も見てきたよ?」
こいし「だからね、」
カチッッ
こいし「こんなナイフももはや雪みたいに弱いの」
スチャッッヒュッッ
咲夜「なっ!?」
咲夜(顔面スレスレに投げたナイフを全て薙ぎ払って…!?)
こいし「ほらよそ見したら危ないよぉ〜」**《深層「無意識の遺伝子」》**
咲夜「!?」
ドカァァァン
パリィィン
紫『さぁ両者一枚ずつ結界が割れています!!』
咲夜「…っ」
咲夜(気配を感じにくくなってきた…)
咲夜(…いや、これは、)
こいし「ふふっ」ブォン
咲夜(気配を感じることができても、)シュッッ
こいし「遅いなぁ」ドガッッ
咲夜「かは…っ!?」
咲夜(読まれているかのように、攻撃を当てることができない…)
ドカァァァン
パリィィン
紫『咲夜選手2枚目の結界が割れましたー!!』
---
刻哀「…凄いな」
刻哀「言葉では説明しにくいが…とにかく、、」
フラン「私の取り合いしてるの?」
刻哀「あーそうかもしんない」
フラン「私で喧嘩しないでー!!」
カナタ「そのセリフはフランが言うセリフじゃないやろwお前なら喧嘩に参加するやん」
フラン「え、すっごどうして分かったのきもいな」
カナタ「最後の一言いらんわ」
刻哀「…咲夜」
---
咲夜(点差を広げないためにも、負けるわけにはいかない)
咲夜「もう少し、、本気を出さなければ…」**《奇術「エターナルミーク」》**
咲夜「私はレミリア様に仕える従者…」カチッッ
こいし(無数のナイフ…)
こいし(でも避けれる…!)シュッッ
ドガッッ
こいし「なっ…!?」
こいし(服掴まれて…っ!?)
咲夜「そんな従者が弱かったら…」カチッッ
こいし(また無数のナイフ!?)
こいし(くっ…服なんて掴まれてたら…!!)
咲夜「守りたい人を守れません」カチッッ
こいし「避けれな…っ!?」
ズドドド
パリィィン
紫『さぁ両者2枚ずつ結界が割れています!!』
こいし「ごほっ…ごほっ、、」
こいし(早い…いつの間にか背後に回られて服を掴まれてた…)
こいし(しかも避けても常に無数のナイフが目の前にある、)
こいし(スペルを使ってでもナイフを壊すべきだった…)
こいし「っ、まだやれる…っ!!」**《表象「弾幕パラノイア」》**
咲夜「させません…!!」**《時符「プライベートスクウェア」》**
こいし「私の方が早いからっ!!」シュッッ
咲夜「させないわ!!」
シュッッ
こいし「え、スペルが打てない…!?」
こいし(まさか私のスペルを無効化して…!?)
咲夜「…背中がガラ空きです!!」
シュッッシュッッ
こいし「そんなの避けれるに決まって…っ!」
ドガッッ
こいし「なっ!?」パリィィン
紫『こいし選手3枚目が割れて残り2枚となりました!!』
こいし(身体をひねるようにして蹴りを入れてきた…)
こいし(とっさに避けたのにも関わらずこの威力…)
咲夜「怯えていますか?」
こいし「…っ、煽ってるつもりなの?」
咲夜「煽るなんてそのような真似、」
咲夜「私はしませんよ?」
こいし「そうなんだ、、」
こいし「じゃあいいや」《本能「イドの解放」》
咲夜「!?」
咲夜(なに…?空気が変わった…)
こいし「遅いよ」
咲夜「早っ…!?」
ドカァァァァン
パリリィィン
紫『こいし選手の完璧なスペルがヒットし2枚の結界が一気に割れました!!』
咲夜「はぁ…はぁ…っ」
紫『現在こいし選手は2枚、咲夜選手は1枚スペルが残っています!!』
こいし「悔しいですか?さっきまで優勢だった自分が一気に結界を2枚割られて」
こいし「いきなり絶体絶命になって悔しいですか?」
咲夜「…煽ってるつもり?」
こいし「うん」
咲夜「…っ」
こいし「いい加減負けを認めなよ」
咲夜「__…つ…おる…__」
こいし「時を操れても、無意識の力には勝てないんだから」
咲夜「…何を、」
こいし「なに?」
咲夜「何を…」
咲夜「何を持って自分が勝つと言えるのですか?」
ズババババ
こいし「なっ…!?」
こいし(一瞬で大量のナイフ…!?)
こいし「どうして!?」
咲夜「スペルを使ったからですよ」
咲夜「こいしさんには聞こえなかったかもしれませんが」
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咲夜『…っ』
こいし『いい加減負けを認めなよ』
咲夜『**幻符「殺人ドール」**…っ』
こいし『時を操れても、無意識の力には勝てないんだから』
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咲夜「紅魔館のメイド長を…」
咲夜「あまり舐めないでいただきたいです」
こいし「くっ…」
シュッッシュッッ
咲夜「…見える」カチッ
カチッ
ドカッッ
こいし「が…っ!?」
ズドォォォン
パリィィン
紫『さぁ両者一枚ずつとなりました!どちらが勝つのでしょうか!』
咲夜「終わりにしましょう、こいしさん」
咲夜「試合が長引くのも後に響きます」
咲夜「私を煽ったことを後悔してください」
こいし「…っ!それはこっちのセリフだよっ!」
こいし「私に勝とうなんて思ったこと、後悔させてあげる!!」
咲夜「**幻象「ルナクロック」**!!!!!」
こいし「**抑制「スーパーエゴ」!!!!!**」
おつなこ!!!