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目次
プロローグ 風に舞って
初めて貴女を見たその日
自分の心に急速に血が巡っていくのを感じた
息が止まるほどに美しい
白く透明な肌に、静かな夜の闇を彷彿とさせるような黒髪 冷たくも儚げなその立ち姿は目を離せばふわりと風に乗って消えてしまいそうでさえあった
……………奇しくも その予感は当たっていて
風が吹き、目が乾いて思わず瞬きし
目元をごしごしと擦り次に開けた時には
貴女はいなくなっていた
俺の初恋は あまりに呆気なく風に舞って消えてしまった