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目次
警備員 1
主人公:僕(優斗 ゆうと) 男
友達:心優 みゆう 女
そら 女
葵依 あおい 男
ある時近くの空き地に日本一大きな本屋ができた
試しに行ってみようと思い行った僕たち
あの時怪しんで帰っていれば、
こんな事にはならなかったのに…。
調べたところここには不思議な本がたくさん売っているらしかった
呪文書や、
魔法書なんかも———。
僕たちの他にお客さんは居なかった
人気だと書いてあったと思ったけど…
誰もいない。
とりあえず本屋の中を見て回ろうという事になり見て回っていたとき、
「ダッダッダッダッ!」
どこからか走ってくる音が聞こえた。
だんだんと音が大きくなってくる
辺りを見渡そうとしたその時、
「グチャッ!!!」
僕ら「っ!」
僕たちは走ってきた何かに腹部を刺され、
死んでしまった。
🤔
警備員 2
気がつくとそこは本屋の前だった
僕たちは死んだはずだ
なのに本屋に入る前に戻っている
僕は何が起こったのか分からなかった
とりあえず僕はほぼ同時に殺された友達に聞いてみた
だが僕の他に、死ぬ前の本屋での出来事を覚えている人はいなかった。
僕の言うことを誰も信じてくれなかった。
ただ1人、信じてくれた人がいた
心優だ
本が好きでいろんな本を読んでいるという心優はその“死に戻り”についてよく知っていた
死ねばその死ぬ前のある時間に戻され死ななければ戻されることはない。
本屋に入れば殺される。
なら本屋に入らなければ良いのだ
そう考えたがそれは無駄だった。
戻ろうとしたが見えない壁があり戻ることができなかった
進めるのは本屋の中だけ
本屋へ入るしかなかった。
みんなと話し合いとりあえずこの本屋はなんなのかを知る必要があると言う結果になった
僕らはわかれてこの本屋についての本を探した。
僕はそらと一緒だった
そらはビビリでなかなか言うことを聞いてくれなかった
ここには何かがいるのだ
そいつが僕たちを殺すためにこの本屋を徘徊している。
モタモタしていたら殺される
そいつの居場所は分かりやすいものだった
「コツッコツッコツッコツッ」
そいつの足音は丸わかり
そこまで近くなくてもすぐ分かる
これは簡単だ
すぐに脱出できるだろう
僕たちは2階へ行った
本を探していたときの事だ
そら「っ…」
そらが口を抑え硬直していた
何かと思いそらが見ている方向を見ようとした。
ら…
「グチャッ」
警備員 3
ムズクナイ?
イツモミジカイノデナガクシマシター!!!(空元気)
僕は死んだ
また。
今日もまた、本屋の中へと足を踏み入れた
こうするしか方法はない
今日もグループで分かれての探索となった
今日はそらと一緒ではなかった
女同士でのグループは危険だということで心優と一緒になった
僕たちは前回と同じように2階の探索をした
そらがみた何かを確認しに行きたかった
だが、そらが見た方向にはなにもなかった
ただの地面、
ただの通路が
そこにはあった。
何を見たのか
そんな事はおいといて僕たちは本を探した
呪文書コーナー、普通の絵本コーナー、
2階は全部見てまわった
でも何も見つからなかった
1階のチームに報告しに行こうと言う話になり1階へ行った
だが1階のどこを探してもあの2人はいなかった
そういえばここは3階もある
でも3階まで行く手段がない
階段、エレベーター
どこにも見てない
「コツッコツッコツッ」
足音が聞こえた
音が響いてどこか分からない
あれ?ここは…
こんな音が響くような場所じゃ
なかったはず…
「コツッコツッk…」
急に足音が止まった
「ズルズル…」
「…⁉︎」
何かを引きずっている音が聞こえる
音が響いて場所がわからない
僕らはとりあえずは離れることにした
あれはそらか葵依を殺してそれを何かが引きずっている音だ
きっとそらが死んだのだろう
葵依はすぐ殺されるほどひ弱なやつじゃない
はず
少し探してみたが何も成果はなかった
もう全部見たのではないか
あっちのチームを探すために僕たちは歩き出した
葵依が1人でどうしてるんだろう
僕は死んだのはそらだと思っていた
だが合流したのはそらだった
葵依が死んでいたのだ
どうやって助かったんだ
さっきの音は葵依だった
よう…だ
。。。