どんな生き物だって、感情はある
嬉しい 悲しい 楽しい
そう思う、感じるのは人間だけじゃない
これは、世界的に有名なアニメ「トムとジェリー」
のゲーム「Tom and Jerry Chase」の二次創作物語
注意⚠️
・ネズミが擬人化されたりする。(大体はネズミ。人間ver.だったら👤がつく)
・オリジナルの設定。(本家の設定を壊すことがあります。)
・ほとんど自己満。
・グr描写あり。(物語終盤)
・投稿不定期(最低一週間に1話は更新します)
・物語が長かったり短かったり。
それでもいい方はどうぞ。
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目次
Tom and Jerry Chase〜二次創作〜第一話 いつも通りの日常
この物語には、複数のキャラクターが登場します。
発言を見分けるために絵文字を使用します
ジェリー 🧀
探偵ジェリー 🔍
ロビンジェリー 🍃
海賊ジェリー 🏴☠️
フェンサージェリー 🗡️
ニブルス 🚀
チェリー 🍒
ミシェル 🎀
マッスル 💪
うっすらと朝の光が差し込むネズミ穴。
そこで、おれ(ジェリー)は腹・式・呼・吸★で叫んだ。
🧀「(誰かは知らんけど)おはよーーございまぁぁぁぁぁぁぁぁs」
あと少しで、「す」まで言えたのに、
バァン!
🔍「朝からうるせぇんだよ‼︎!黙れクソガキが‼︎!」
いきなりドアが開いて、邪魔が入りやがった。
こいつは探偵。顔はいいのにとにかく口が悪い。
口ぐせは「死ね」
小さい人やお年寄りには優しいくせに、おれたちには超がつくほど塩対応。
よくわからないやつだ。
すると、
🍒「さっき叫んだの誰なのよ‼︎!どうせ探偵でしょ!うるっっっっさいわね‼︎‼︎」
またもやドアが開き、怒りながら入ってきたのはチェリー。
この家のお姉さんのような存在で、家事全般を彼女がこなしている。
小さい子のお世話も上手で人気も高い。が
とにかく探偵と仲が悪く、口をひらけばケンカばかり
今日一発目のケンカを始め、いがみ合っていた
🔍「おめぇも大概うるせぇだろうが‼︎クソ暴力女が‼︎」
🍒「ハァ⁉︎アンタもクールな感じ気取ってるけど大概うるさいじゃない‼︎クソ暴言男‼︎」
🔍「黙れクソガキが‼︎」
🍒「アンタもでしょ‼︎」
ぎゃーぎゃーいがみ合っているから、うるさくて仕方ない。
🧀(ハァ...)
内心ため息をつき、呆れた。が、おれのすぐ後ろのドアが空き、そちらに気を取られた
🗡️「朝からうるせーな...。」
とぼやきながら歩いているのはフェンサー。
とにかくマジメで、なんでも有言実行。
だが、恐ろしいほどのイジられキャラで、これまで何度ネタにされたかわからない。
🍃「バカップル、今日も元気だね〜w」
そう茶化すのはロビン。
こちらはフェンサーと打って変わって恐ろしいほどのお調子者。
いつでもネタに走り、質問にマジメに答えたことなんて数回ほどだ。
🏴☠️「wwwwwwwwwwアヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャwwwwゴフッ‼︎」
ケンカを見て大爆笑し、ツバが変なところに入ってむせているのが海賊
ロビンと仲が良く、ほとんどの時間を一緒に過ごしている。
手先が器用で、物作りが大の得意。
その気になれば車でもなんでも作ってしまうほどの腕前の持ち主だ。
🚀&🎀「おねーちゃんたちうるしゃい...。」
眠そうな目をこすってやってきたのはニブルスとミシェル
おれたちより年下の2人。
シュミは猫シバキと手芸だが、ニブルスは...。
うん。言わないでおく
🍒「あれ...?おじさんは?」
皆んな「確かに...」
「叔父さん」というのは俺の叔父さんのマッスルのことだ。
この家の最年長で、とても強い。
こんな朝からいないということは、仕事か何かだろう。
朝からにぎやかなおれたちの家。
これが、おれたちの日常。
──────これは、ジェリーとその仲間達の色とりどりの記憶を描いた
ほんの一握りの、物語だ。
どうでしたか?
面白かったり、何か感想があったら、ファンレターで送ってください!
Tom and Jerry Chase〜二次創作〜第二話 アホ毛問題。👤
🍒「あぁもう!どうして直らないのよ!!」
おれたちの家に、そんな声が響く。
今、チェリーは、俺たちのアホ毛をどうにかして直そうと悪戦苦闘している。
実はおれ(ジェリー)たちは、人間になると
一卵性の五つ子のようにそっくりになる。
そこでおれたちを見分けるためのものは、アホ毛だ。
おれ(ジェリー)は頭のてっぺん
探偵は頭の右側
ロビンは頭の左側に2つ
海賊は前髪の上、
フェンサーは頭の左側に1つ。
だがこれは、見た目的にはあんまりよろしくないので、
出かける時などはチェリーがやけになってアホ毛を直そうとしてくる。
やっとのことでアホ毛が直り(?)出発。
だが────
🎀「ねぇねぇ、探偵のお兄ちゃん!」
🗡️「...?」
🔍「探偵はこっち。そっちはフェンサー」
🎀「あっ...ごめんなさい!」
こんなことや
🍒「ねぇロビン、これなんだけど────」
🏴☠️「俺は海賊。ロビンはあっち。」
🍒「ゑ」
あんなことがあり、混乱に陥った。
🍒「もう、アホ毛直すのやめるわ...。見分けつかん。」
チェリーがこんなことを言い出し、全員を驚かせた。
───────数日後
私・チェリーは思った。
コイツら、入れ替わってやがる。
と
異変を感じたのは今日の朝だった
いつもはバラバラに起きてくる男子が全員同タイミングで部屋から出てきて
全員、いつもとキャラが全然違う。
いつもはめっちゃくちゃ喋ってるロビンと海賊が
虚無りまくってて、全然話さないし、
いつも静かでマジメな探偵とフェンサーが
凄くうるさいし、めっちゃ笑ってるし
ジェリーはいつも以上にふざけてるし、マジメな質問にも
ネタに走っているし、
おかしい。
いつも以上におかしい。
でもあえて言わずにおく。
私には、作戦があるからだ
その日の夜
風呂上がりの男子五人にこう尋ねた
🍒「あんた達、入れ替わってるでしょ?」
五人「...!」
🍒「帽子、とってみてよ」
五人「...。」
男子が帽子を取る。その頭には
🍒(やっぱりね。)
全員、アホ毛の位置がいつもと違う。
🔍「なぜバレた」
🍒「あんたたちの言動。」
🍃「絶対バレないと思ったのにwww」
🗡️「流石にムリがあったな。」
🏴☠️「wwwwwwwwそれなwwwww」
🧀「笑うなよ」
🍒「まあとにかく、これからこんなことはやめてね。」
男子「へいへーい」
🍃「ハハッ★」
🏴☠️「ボクミッキー★」
🔍「某ネズミのマネすんなよ。アホかw」
🗡️「コイツらアホだろ」
🔍「確かに」
🍃&🏴☠️「ひどーい!探偵ちゃんのえっちーwwww」
🔍「は?死ねよ。クソガキが。」
🧀「出たーw負け惜しみ〜ww」
🗡️「だから某歌姫のマネすんなってw」
🍒(ふふっ)
彼達の後ろを歩きながらしみじみ思う。
みんなと一緒に過ごしたり、会話をするとやっぱり楽しい。
私たちの日常はこれがふつうだ。
笑って 泣いて 怒って 喜んで
私たち、ネズミ兼人間に、ない感情なんてない。多分だけど
喜怒哀楽は当たり前にある。
これは絶対だ。
🍒「みんな、ありがと。これからも────」
🔍「...??」
🍒「なんでもない。気にしないで」
🔍「あっそ。心配して損した」
🍒「は?」
その物言いにカチンときて、言い返しそうになった。
でも、ギリギリのところで飲み込んだ
これからもよろしくねと呟こうとしたけど、
ちょっと前を歩いていた探偵に聞かれそうだったからやめておく。
でも心の中で入っておくね。
みんな。いつもありがとう。これからもよろしくね。
第二話!
制限ギリギリスライディング
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