思いついたから書いた、ぜひ、恋愛小説にしたい作品だな~。
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目次
空に向かう者へ。#1 ‐ 今日もまた一人 ‐
皆さんは寂しくないですか?
ボクは、寂しいです。
嘘です。
読んでください(圧
今日もまた一人、孤独な部屋で息をしている。
誰もいない。誰もいない。みんなどこかにいってしまった。
でも、さみしくなんてない。慣れちゃったから。私なんて、一生この誰もいない部屋で過ごすんだ。そして、誰にも知られずに死ぬ。私の将来、暗い。もう明確に出ている。
今日は私とあの子の14歳の誕生日。あの子は今、なにをしているのかな。幸せかな。好きな人、いるのかな。会いたいな。
でも、会ってはいけない。
会ってしまうと、壊れちゃう。あの子が、壊れちゃう。それだけは、避けたい。
いつの間にか置いてある食事。水道もガスも電気も止まっていない。だから、誰かが私のためにちゃんとそれらを支払ってくれているし、育ててくれている。そう感じる。
誰だろう。会ってみたい。でも、私なんかに会ったら、その人の人生が壊れてしまうかもしれない。
会いたい。……会いたいっ!
「私の最後の願いをかなえて……。誰かに会いたい!」
主人公ちゃんの名前は、一応、ゑつ(えつ)ちゃんと言います。
これ書いてるときに、ちょうど24時間テレビのCМ流れて、「会いたい」って言ってて、笑っちゃった。内容が、同じなんだよなー。
今回はちょっと短いんすけど、次回も多分あると思うんで、待っててくださいね。
書く時間が、だんだんと無くなっていく気配がする……。