閲覧設定
名前変換設定
この小説には名前変換が設定されています。以下の単語を変換することができます。空白の場合は変換されません。入力した単語はブラウザに保存され次回から選択できるようになります
1 /
目次
微睡み
よく晴れた冬の始まり
昼過ぎ
窓のそば
やわらかい日差し
うつらうつらと微睡む君は
きっと夢をみてる
笑顔でみている夢は
どんな夢かな
開きっぱなしの君の
読みかけの本にそっと
近くに置いてあった栞を挟んで
僕もだんだんと眠くなる
暖かな時間
ゆっくり時が流れる
ゆっくりと夢の中
だんだんと沈んで行く
夢の中夢の中
広い広い空
青い空
夢の中は自分だけ
他の人は誰もいない
目の前は道
ただ一人歩く
ひたすら歩く
どこに向かっているのかは分からない
何せ夢だもの
僕は僕の思い描いた道を進んでると思う
ただそれだけ
でも、2度と会えなくなったあの人に
ここでなら会えるかな、なんて
思ってみたりしたけれど
あの人の声をもう覚えていない
懐かしい記憶だけが残っている
思い出したら泣いてしまいそう
そんな気がする
そんな僕を励ますかのように
誰かに背中を押された
ゆっくり目が覚める
夢の続きが気になるけれど
ぼんやりしてて覚えていないや
少し眠り過ぎたかもしれない
隣でまだ君は穏やかな顔で寝ている
日が少し沈み始めた時間帯
黄昏
君はいつまで寝ているのかい?
ちょっとやそっとじゃ起きない君の
頬を優しくつついた
「そろそろ起きなよ。日が暮れる。」
これ作ったの昨年の11月なんですよ。(現在8月)
なので季節感がバグってます。
映画の主役になれたら
|物語《ストーリー》の線をなぞる
日常のワンシーンみたいな
普通を混ぜこんだ
カメラに映る正解はどれだ
所詮僕はエキストラ
主役にはなれない
まだなれそうもない
正解を模索して悩んで、
嘆いて、また模索する
ひとにぎりのチャンスを
眺めてるだけじゃ
何も起きないから
掴みに行かなくては
何かを起こすために
映画の主役になれたら
どんな風に僕は映るのか
カメラの向こう映る僕はどんな姿だ
浮かべようと沈んでく
認めてもらいたいのか
綺麗に着飾りたいのか
何がしたいのか
自問自答の夜
何が正解で何が違うのか
窓を眺めても何も映さない
深夜12時
これじゃないって悩んだり
こうすればよかったと嘆いたり
どうすればいいのかと模索する
描こうとしたイメージは
まだ浮かびそうにないな
諦めきれずにもう一度また一度
挑む
何度悩んで
何度嘆いて
何度も模索して
憧れに届かない
でも
諦めない
何をいわれたって
姿を思い浮かべて
|物語《ストーリ》の線をなぞる
日常のワンシーンみたいな
普通を混ぜこんで
カメラに映す正解を探して
映画の主役になれたら
普通ってなんですか
普通ってなんですか
私の当たり前
あなたの当たり前
違うのは当然
普通の基準って
なんなんでしょうね
一般大衆の普通から
少しでも外れたら
普通ではないなんて
誰が決めたか分からないのに
後ろ指さされなきゃいけないの
違うのが普通じゃないって
どうしていえるのですか
|理由《わけ》を教えてほしいのですが
個性は大事にっていうくせに
どうして認めてくれないのですか
『そうだね』で終わらせればいいじゃないですか
普通ってなんですか
自分の当たり前
みんなの当たり前
それぞれ違うから
認めあえば
いいじゃないですか
一般大衆の普通なんて
みんなで塗り替えれば
普通の幅を広くすれば
みんな普通になれるといません?
後ろ指さされなくてもいいんだよ
何て言ったら君は笑うかな
|理由《わけ》なんていらないさ
『そうだね』って言えればそれでいいのさ
普通ってなんですか
誰も答えられないなら
自分たちで作ってしまえば
みんなで塗り替えれば
普通の幅を広くすれば
とらわれないようにすれば
いいんじゃないって
思ってみたのさ
それでよくないですか
Beyond the stage
さあ
掻き鳴らす高音
鳴り響く低音
夢よりも更に遠い所へと願う
音を手繰り寄せて操る
自分だけの音色を纏わせて
ここまでたどり着くまでの時間は長く
無理難題、失敗、後悔も何度も続く
挫けそうになった日もある 何度も
それでも僕らは
立ち上がるために狼煙を上げる
リスタート掲げ駆ける
幕あがるステージ
煌びやかなサイリウム
夜はまだ始まったばかり
セットリストは最高傑作
今宵も特とご覧あれ!
高くなるテンション
ボルテージは最高潮
夜空の星も霞むくらい
これまでの輝きを超えるくらい
僕らの織り成す幻想的な場所へ!
夢だけで終わらせない
この声を届けたいから
手拍子鳴らせ
高らかに響け
夢は終わらないからまだ願うよ
音を紡ぎ束ねて彩る
僕らだけの音色を奏でて
いくつもの高い、高い壁が行く手を遮る
スランプ、トラブル、パニック
なんて数えきれない
ぶつかって壊れかけた事もある 何度も
それでも僕らは
想いを形にして届けるため
もう一度、声を上げる
幕上げたステージ
照らし出すスポットライト
夜はまだ続くから
曲に衣装も最高傑作
まだまだ盛り上げていこう!
高くなる体温
アンコールは大歓迎
夜空の星も流れ出すくらい
最高を書き換えるくらい
僕らの織り成す新しい世界へ!
遠くの知らない場所の君に
この笑顔を届けたいから
掻き鳴らす高音
鳴り響く低音
夢よりも更に遠い所へと願う
音を手繰り寄せて操る
自分だけの音色を纏わせて
高くなるテンション
ボルテージは最高潮
夜空の星も霞むくらい
これまでの輝きを超えるくらい
僕らの織り成す幻想的な場所へ!
夢だけで終わらせない
この声を届けたいから
なんだこれ。
ノリと勢いで作ってみたらこうなりました。意味分かんないですね。
「アイドル」とかに感化されたのかもしれません。
御伽ノ自鳴琴
錆び付いた|発条《ゼンマイ》を回して
歯車は回り人形は踊り出す
刻まれた音色は遠い記憶
何も語らず何を想うか
咲いて散った花弁は風に舞い空を彩る
歌詞のない歌ただ響く
時の流れは残酷で忘却ノ|自鳴琴《オルゴール》
そっと冷たく触れた指先
旋律が運びゆくのは誰の夢
残した記憶の幻はあたたかな光と消える
|御伽《オトギ》の魔法は消えずに残っていた
錆び付いた|発条《ゼンマイ》が止まれば
時間は止まり人形は眠りにつく
刻まれた音色は色彩を失う
静寂は何を求めるか
花開く前の蕾は青の空咲き誇る夢を見る
いつかの歌を響かせながら
さぁ|発条《ゼンマイ》を回して追憶ノ|自鳴琴《オルゴール》
|御伽《オトギ》の魔法を再び
旋律と夢の幻想を光と共に奏でて
あたたかな夢の続きが訪れる
託された箱は色褪せて
たとえ誰からにも忘れ去られようとも
奏で続けた追憶の音色は
いつか誰かの日常をそっと照らす光になる
|御伽《オトギ》ノ|自鳴琴《オルゴール》
移ろい旅路
釈然としない空の
月明かり片手に
廻って廻って追いかけて
どこへ行こうか
そこは誰もいない
これは一人の旅
四季のね
行方知れずの風に誘われ
続く夢への旅
宛のない旅路の先
星空の粒をなぞる
一祈りの線を描いて
流れ星は弧を描く
|赫灼《かくしゃく》たる夢に
朽ちゆく彼方に
上がって曲がって追い続けて
どこに行こうか
そこは誰か居たらしい
これは旅の記録
四季の音
未だ知れずの音に誘われ
綴る夢の調べ
朝陽の露の光
星の影照らして
暗転星々は微睡み
風は旅の縁を祈る
釈然とした空の色彩かわるがわる
星空の粒をなぞる独りよがりの旅
四季の音を辿る誰かの旅の記録
いつかどこかのなにかにさえ
終わる時は何時かも知れず
廻る廻る色とりどりの土地
流れる四季の移ろいたるや
徒然続く一人旅路