女主人公が可愛いから狙われやすい
んで、ストーカーされるんだけど
そのストーカーが堂々と出てきて
他の狙ってくるやつから守ってくれるみたいな(?)
完結は気が向いたら
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目次
ぷろろーぐ&ぷろふぃーる
しんしりーずつくりたいびょう
「あーもー、なんで…!!」
「まぁまぁそう言わずに」
「好きやで?」
「イケメンだろ俺、じゃあ付き合お」
「俺が守ってあげるから!」
「僕と付き合いましょーよ」
「…バレた?てへっ(」
「ストーカーと付き合うとか無理に決まってんでしょ!」
---
月乃 依織(つきの いおり)
17歳
学級委員長を務めるしっかり者
生徒会に入っていて、生徒会からは割と好かれている
6人にストーカーされる
いじめや事件などに巻き込まれたりしやすい
わりといじめにも言い返したり、笑顔で居られるタイプ
大きいいじめだとちょっと戸惑う
黒髪ロング
めちゃくちゃ美人で可愛くてモテる
男子からは大人気だが、女子からは妬まれる
リーダーシップがあって優しい時は優しい
「着いてくんな変態イケメンストーカーども!!!」
「きしょい、本当にきしょいやめて??」
「私見てないで仕事しなさいストーカーども」
「月乃依織です、よろしく」
犬原 莉犬(いぬはら りいぬ)
17歳
副委員長を務める可愛い男の子
生徒会に入っていて、可愛がられている
依織をストーカーしている
毎日パーカーを着ている
可愛くてモテる
男子からも女子からも好かれるタイプ
やる時はやるが普段可愛い
「依織可愛い」
「俺が守ってあげるから!」
「えぇっ、依織のこと見てるのも仕事だよ?」
「赤色わんわん莉犬だよっ!」
硫黄泉 るぅと(いおき るぅと)
17歳
副委員長を務める真面目くん
生徒会に入っていて、可愛がられている
依織をストーカーしている
正装が多い
かっこかわいくてモテる
男子からも女子からも好かれる
音楽が得意で作曲もできる
仕事はきっちりやりながら溺愛してくるタイプ
「口悪い依織も好きです♡」
「僕と付き合いましょーよ」
「仕事終わりましたよ、だからいいでしょう?」
「るぅとです、腹黒じゃないですよ?」
柳沢 ころん(やぎさわ ころん)
17歳
会計を務めるお茶目くん
生徒会に入っていて、可愛がられている
依織をストーカーしている
薄いパーカー(紐ついてるカーディガン的な)を着ている
かっこかわいくてモテる
男子からも女子からも好かれる
ふざけてばかりで怒られる
「変態なんてひどいなぁ」
「まぁまぁそう言わずに」
「えーめんどくさーいさとみくんやってぇー」
「さわやかボイスのころちゃんでっす☆」
桃井 さとみ(ももい さとみ)
17歳
会計を務めるイケメンくん
生徒会に入っていて、好かれている
依織をストーカーしている
上着は基本着ていない
イケメンだけど性格悪いとこあり
でもモテる
「ストーカーじゃ無いもん、ファンだもん」
「イケメンだろ俺、じゃあ付き合お」
「あ”?やるわけねぇだろ自分でやれよ猿」
「どーもさとみでーす」
台田 ジェル(だいだ じぇる)
17人
書記を務めるエンターテイナー
生徒会に入っていて、好かれている
依織をストーカーしている
ジャケットを着ている
ボケもツッコミもどちらもできる
モテる
「依織が可愛すぎるのが悪いんや」
「好きやで?」
「書記は今仕事ないもん、別にええやろ♡」
「最強エンターテイナーのジェルで〜す」
村田 ななもり。(むらた ななもり。)
17歳
書記を務めるドジっ子(?)
生徒会に入っていて、好かれている
依織をストーカーしている
セーターを着ている
真面目だけどドジ(?)
モテる
「無理ー♡」
「…バレた?てへっ(」
「そーそ、書記は暇だもん」
「ななもりです!なーくんって呼んでね」
これは、狙われやすい女の子と、それを追いかける6人のイケメンの物語____。
いちわ
いぇい
今日は、苺山東高校の始業式。
校門は、イケメン6人が転入してきたと言う噂で持ちきりだ。
私の友達、美香が駆け寄ってくる。
「ねぇねぇ依織、聞いた!?」
「転入の話?」
「そうだよ~っ!!今度こそイケメンと友達に…」
美香は、イケメンと付き合いたいではなく、友達になりたい…いわゆる男友達が欲しいらしい。
「イケメンと友達って最高じゃん!!付き合うより安全だし」
「私はイケメンなんて興味ないよ、性格悪かったら嫌だし」
「えーっ、釣れなーい」
そう言いながら、クラス分けの紙を見に行く。
もちろん人が多くて、なかなか見えない。
「えっ!?」
美香が、急に大声を上げる。
「やば、依織ともイケメン6人とも同じクラスだよ!!」
「美香と一緒なんだ、良かった…」
「イケメンだよ!?!?友達になってやる…!!!」
美香が、目に炎を燃やして言う。
私は、美香と同じことに安心しつつ、まだ騒いでいる美香を引っ張っていった。
「あーっ、他の人もチェックさせろ~っ!!」
「他の人の邪魔になってるよ、どうせ自己紹介するでしょ」
「むーっ…」
美香は、不満そうに声を上げると歩き出した。
「イケメンって良いじゃん」
「そう?性格大事じゃ無い?」
「そーゆーことじゃなーい!!」
話していると、いつのまにかクラスについていた。
クラスはめちゃくちゃに騒がしい。
おそらく、もうイケメンたちが登校してきているのだろう。
美香が、元気いっぱいに扉を開けた。
「おっはよー!」
美香は、早速大声で挨拶している。
私もあいさつしつつ、教室に入った。
美香の声の大きさに、一カ所固まっている6人が振り向く。
すると、イケメンたちと目が合った。
思ったよりはイケメン…って何を考えてるんだ私!?
私は気を取り直して席についた。
席は一番後ろで、美香と隣だ。
「やばいよイケメン!笑顔爽やかすぎ」
「…そっか」
「興味持ちなよー、彼氏できないよー?」
「彼氏いらないよ別に、」
「もー、元気出して!新しいクラスなんだから元気に行こうよ!」
美香は、私の背中をばしばし叩いた。
「ぃ、ちょ、ま、いた、」
「ごめんごめん!wバシバシ」
「痛いって…!」
美香はようやく叩くのをやめる。
美香は力が強くて、運動神経が良い。
勉強は、あんまり。
私は、勉強は比較的得意。
運動は本当に無理。
「イケメン目の保養すぎ、何あれBL?」
美香が呟く。
「ちょっと、本人に聞こえたら気悪くするよ、やめといた方がいいよ」
「えー…まぁいいや、話すの楽しみ!」
美香はそう言うと準備を始めた。
私はほぅっと息をつく。
美香のことはもちろん好きだが、元気すぎると疲れないのかな…
そう考えると美香はすごいなと思った。
今はイケメンのことは気にしていなかった。
関わることは少ないと思っていた。
まさか、この後関わりまくることを知らずに___
にわ
先生の名前適当すぎわろたwwwwwwww
そして先生が入ってくる。
先生は男の人で、気が強そう。
「じゃあ始めるぞ!俺は熱帯武史だ!」
ねった、?
初めて聞く名字だ。
「順番に自己紹介しろ!」
「〜〜〜〜」
そして私の番が回ってくる。
「月乃依織です、よろしくお願いします」
パチパチパチ
「犬原莉犬です、よろしくね!」
「硫黄泉るぅとです」
「柳沢ころんでーす」
「桃井さとみです」
「台田ジェルやで」
「村田ななもり。です!」
パチパチパチパチ
「じゃあとりあえず適当に話しといてくれ」
そういうと、先生はクラスを出て行った。
「依織ー!」
「美香、どうしたの」
「めっっっちゃイケボじゃない!?やばいよ!」
「そう、?私それより仲良くなりたい子居るなぁ」
「誰?」
「あの子…小柴ふわさん」
「よし行こう!」
すると、美香は私の腕を引っ張って小柴さんのところに行った。
「私美香!こっちは依織ね!」
「あ、えと、…ふ、ふわです…っ」
「えっと、依織です…よろしくね」
「い、依織ちゃん、美香ちゃん、よろしくね、!」
「ふわちゃん可愛いね、」
「うぇっ…!?」
「依織も可愛いけどねっ」
「そんなこと言ったら美香だって」
「まぁあたしは当然ドヤ」
「ふふっ、」
「ふわちゃんよろしくねー!」
「うん、よろしく、!」
そう話していると、イケメンが近寄ってきた。
「ねぇねぇ、ちょっといい?」
「うわっ!?」
美香がめちゃくちゃに驚く。
呼んだのは、ななもり。くんだった。
「あ、柑橘さんごめん、」
「月乃さん、ちょっといい?」
指名はまさかの私。
美香がニヤニヤしながら私の背中を押した。
「行っておいでー」
「あぇ、」
「ごめんね、お話中に」
ななもり。さんに連れて行かれたのは、6人が固まっているクラスの真ん中。
6人が私を見つめてくる。
すると、莉犬さんが、私の顎を持ち上げる。
「君は、俺のものね」
「…はぁ、っ…!?!?」
私は間抜けに驚く。
クラスのざわめきも大きくなった。
「なんで、?」
「付き合お」
「え、今初対面ですよね」
「そうだよ?」
「無理ですごめんなさいっ…」
私は慌てて美香とふわちゃんのところに向かった。
それでも、私に視線は集まったまま。
「さすが依織、もってもて」
「辞めてよ…注目集めちゃったじゃん、」
私は恥ずかしさで死にそうになりながら美香を叩いた。
「もう…パシ」
「うぉ、照れてますねぇ」
美香は、そう言うとふと真顔になった。
「依織は本当に可愛いんだから」
「辞めて…」
穴があったら入りたい…
ちなみに依織は正義感バカ強いしかもくそ美人でモテる
だから巻き込まれやすいのかもね
知らんけど(
さんわ
うぇあ
次の日。
教室に入ると、ざわざわと声がする。
私を指さして、ひそひそと、内緒話をしている。
絶対、昨日のことだろう。
すると、硫黄泉さんが寄ってくる。
「月乃さん、おはようございます♡」
「…おはようございます、」
「警戒してます?」
「…別に、」
「してるじゃ無いですかー、まぁいいですよ、仲良くしましょうね」
「……はぁ、」
「それでは~」
1人で喋ると、居なくなった。
なんというか、びっくりする。
あんなイケメンに話しかけられる意味が分からない。(自分可愛い自覚なし)
運悪いのか、美香は体調不良、ふわちゃんは家庭の都合で休み。
つまり、イケメンに話しかけられやすい。
「月乃さん、次の授業係決めるんだって!」
「あ、そ、そうなんだ…」
莉犬さんが目をキラキラさせながら言う。
「何の係にする?」
「…えっと、まだ、決まってないかな、」
「なんか委員長居ないらしいよ」
それだけ言うと、イケメンのところに戻って行った。
そして、係決めの時間。
私が迷っていると、莉犬さんが手を挙げた。
「委員長に月乃さんを推薦しまーす」
「えぇ、っ…!?」
「意義ある人いる?」
たった1日で、莉犬さんたちはクラスの陽キャトップに上り詰めていた。
だからもちろん意義ある人はいない。
しかも莉犬さんは可愛くて人懐っこいから、信頼を得るのも早い。
「はい、じゃあ決定」
「じゃ、俺副委員長で」
莉犬さんがにっこり言うと、ジェルさんが不満をあげた。
「俺副委員長やりたかったんやけどー…莉犬ひどー」
「ひどくないもーん、早いもん勝ちーっ」
「じゃあ俺書記やるわ、書記の方がやってみたかったし」
「俺も俺も!」
ななもり。さんが元気に手をあげる。
「じゃ、書記はななジェルね」
「え、副委員長2人でもありですか?」
「良いんじゃない?知らんけど」
「じゃ、僕と莉犬で副委員長やります!」
「じゃあさとみくんと僕で会計?」
とんとん拍子に決まっていく。
「そういえば、先生!この役割って生徒会にも入りますよね」
「あぁそうだぞ!」
「え、意義あるやつ居ないよね?」
莉犬くんは、にっこりと微笑む。
その笑顔が可愛いなんて思ってしまった。
…私何考えてんの!?
そして生徒会に入ることになってしまった。
莉犬さん、結構強引で怖い。
よんわ
はい
あらすじのストーリーと違うわ全然
まぁいいや
美香は体育委員、ふわちゃんは図書委員会だって。
それぞれ放課後に仕事があるので、待ち合わせして一緒に帰ることになった。
「じゃ、イケメンたちとハーレム生徒会頑張ってー」
「ハーレムとか言うな、」
「頑張ってね、依織ちゃんならできるよ、!」
「うん、ありがとねふわちゃん」
私は苦笑しつつ2人に手を振った。
すると、莉犬さんたちが居た。
「一緒に行こー、委員長さん♡」
「拒否権はないですよー」
どうやら、今日は会計と書記は別らしい。
と言うわけで、るぅとさんと莉犬さんだけがいるわけだ。
「…委員長なのに副委員長に決められるのはちょっと、」
「、っ…ぐぅ…」
「どうせ行く場所一緒ですし、変わりませんよ」
「…まぁ良いですよ、…」
「やった!あとさ、タメにしようよ」
「僕は敬語癖なんであれですけど、」
「…どうしてもですか、」
私が嫌そうにすると、莉犬さんに苦笑された。
「そんなあからさまに嫌そうな顔しないでよ、w」
「…ぁ…、…ごめんなさい、」
「じゃ、お詫びにタメね!はい決定!」
「ぇ、演技…!?」
「ふふんw」
「…一緒に行くのやめましょうか」
「ごめんごめんごめん!許して一緒に行こうよおおお」
莉犬さんが騒いでる間に、私はその場を離れた。
「莉犬、うるさいと怒られますし、間に合わなくなりますよ?」
「しかも月乃さん先行ってますよ」
「え」
莉犬さんが大声で迫ってくる。
「月乃さん待ってぇぇっ…!!」
ドドドド
「ちょ、莉犬さん、走っちゃあぶな…!」
私がそう言うのも遅かった。
ドンッ
「痛…っ!」
私は、莉犬さんにのられていた。
いわゆる押し倒される、と言うやつだ。
「あ…ごごごごめん!!」
「ぁ、な、何してるんですか、!?」
私が恥ずかしさのあまり固まっていると、莉犬さんが慌てて退いた。
莉犬さんは、まるで自分がしたことに傷ついてるようで。
声をかけるのをためらった。
「…本当にごめん」
莉犬さんはそういうとふいっと顔を背けて小走りに去っていった。
るぅとさんがそれを慌てて追いかける。
「月乃さん、すみません!僕たち早退って伝えといてください!」
私は、ぼうっとしていた。
私が傷つけてしまったんじゃ無いか、と。
莉犬さんに何かしらトラウマがあったなら、私のせいで思い出させてしまったんじゃ無いかって。
気づけば、急がないと送れる時間だった。
私は、慌てて立ち上がり、生徒会室まで走っていった。
ごわ
生徒会室には、もう全員が揃っていて、笑顔で出迎えてくれた。
「ぁ、あの、っ…遅れて、すみませ、…ハァハァ…」
「良いよ、まだ時間前だし!急がなくてもよかったのに真面目だねぇ」
明るく声をかけてくれたのは、明るくて美人の女の先輩だった。
その先輩が、手を叩いて静かにさせた。
パンッ…
「よし、じゃあ書記も来るから自己紹介しましょ」
そしてその先輩が自己紹介を始める。
「私は柏葉花織!柏に葉っぱ、花に織物のおり!」
「花織、次あたし?」
「うん、よろしく」
「はーいっ!あたしは赤坂ゆりん☆」
赤坂先輩はめっちゃ元気だ。
「黄瀬そうまでーす、よろしくね!バスケ部だよ」
「緑陽しゆん、よろしく」
「もう、しゆんもうちょっと柔らかい言い方しろよw」
「しーらね」
そして自己紹介が終わり、役割決めになった。
赤坂先輩が手を挙げる。
「月乃ちゃん会長か副会長いいと思うな☆めっちゃいい子だし!」
「ぇあ…っ…!?」
私が困惑していると、いつのまにか私が副会長になっていた。
さすがにまだ2年生なので、会長は無理だった。
会長は、黄瀬先輩だ。
「ん、月乃さん」
「ぁ、はい…!」
「依織ちゃんって呼んでいい?」
「あ、ぇ、…い、いいですよ、?」
私がOKすると、黄瀬先輩が口を押さえる。
「…やば、可愛い…ボソ」
「…?何かありましたか、?」
「なんでも無いよ、この後俺と依織ちゃんは集まりあるから行こうか」
「は、はい…!」
移動している時、莉犬さんとすれ違った。
さっきのことを思い出し、苦しくなった。
進んで行く時、莉犬さんの視線が目の裏に張り付いて離れなかった。
「…ぅ、ッ…」
「え、依織ちゃん?ちょっと、どうしたの?」
黄瀬先輩が心配してくれるが、それに応える暇もなく、どんどん息ができなくなっていく。
「は、ッ…は、…ッ…カヒュ、ッ」
「ちょ、依織ちゃん!?」
私はその場にうずくまった。
そして心配をかけないように笑おうとするが、引き攣ってうまく笑えない。
「依織ちゃん!!聞こえる!?」
そして、私は意識を失った。
黄瀬先輩が、慌てて私を抱えようとしたのが見えた。
---
莉犬side
依織を傷つけてしまった。
俺は、男だけど可愛いから、女と勘違いされる。
そのせいで、何度も襲われそうになった。
そのトラウマが蘇った。
俺が去っていく時、依織は傷ついた顔をしていた。
俺は、自分のことしか考えられなかった。
「莉犬、大丈夫ですか」
「…うん、ニコ」
「……依織、副会長になったらしいですよ」
「…は、」
「ちなみに、会長はそうま先輩」
「…嘘でしょ、」
俺は、気付けば走り出していた。
会長と副会長は、2人きりでやることも多い。
しかも依織は可愛いから、惚れられたら終わりだ。
俺が見たのは、そうま先輩と楽しげに話す依織だった。
そして、依織と目が合う。
依織は、苦しそうな顔をする。
俺も苦しくなって、その場から離れた。
そのあと見たのは、そうま先輩にお姫様抱っこされるぐったりした依織の姿だった。
俺は慌てて駆け出し、家に帰った。
終わり方謎だって?
キノセイダヨキット、ウンキットソウダ、アハハハハ…
ろくわ
あっはっは
主人公が意識失うの好きすぎる(?)
ていうかこれストーカーストーリーじゃなく無い?
まぁここからストーカーにしていくよ(?)
私が目を覚ますと、そうま先輩がいた。
とても心配そうに顔を覗き込んでくる。
「………、ぅ…?」
「依織ちゃん大丈夫!?」
「……そ、ま…せ、んぱ、ぃ、」
「急に倒れたからびっくりしたよ、大丈夫?」
「…ッぁ、…だ、じょぶ、で、っ…ゲホゲホッ」
「熱あるんだから、…寝てて?」
どうやら熱が出てるらしい。
今日はあいにく保健室の先生は居ない。
「ごめ、なさ…」
「んーん、…嫌なこと思い出しちゃった、?」
「…そうませんぱ、のせいじゃ、な…」
「そっか、苦しかったね」
そうま先輩が頭を撫でてくれる。
「先生には言ってあるから、心配しないでいいからね」
なぜか、私は自分よりも莉犬くんのことを思い出していた。
そして、また息が荒くなる。
「…は、っ…ぅ、ッ…ポロポロ」
「どしたの、大丈夫?」
そうま先輩が慌てたようにおろおろする。
「…ッ…はッ…ポロポロ」
「…」
そうま先輩が迷ったように顔をひそめ、顔を引き締める。
そして、顔を近づけられる。
いつのまにか唇になにか温かくて柔らかい感触が当たった。
それが唇だと気付くまで、少しかかった。
私は驚いて顔を離そうとしたが、そうま先輩に抱きしめられて離れられない。
「…ん、む…ッ…!?///」
「…」
そしてまた唇を重ねられる。
少し、ピチャという音をわざとたてながらキスをしてくる。
「ん…」
「せ、ぱ…!/」
すると、カーテンが思いっきり開いた。
2人してそちらを向く。
すると、莉犬くんが立っていた。
「……依織、」
「…ぁ、…ッ…ごめ、ごめんなさ、ッ…ゆる、て…ポロポロ」
「ごめッ…なさ…ッ…は、ッ…はッ、…」
「……莉犬くんと依織ちゃんは付き合ってんの?」
「付き合って無いです」
そうま先輩が喧嘩を売るように莉犬くんに問いかける。
そして、私の方を引き寄せて抱きしめる。
「多分、莉犬くんのせいで依織ちゃん苦しんでるよ」
「…ッ…」
「ぁ、ちが、…ポロポロ」
「…とにかく、そま先輩には渡しません」
莉犬くんが、私の腕を引っ張って立たせた。
莉犬くんが呟く。
「…辛いかもだけど、走るよ」
そう言うと、いきなり私を掴んで走ろうとした。
でも、私はそうま先輩に掴まれて、再びベッドに戻される。
「今熱あるんだよ、依織ちゃん…俺出てくから、話すならここでしな」
そうま先輩が、最後に私にキスをして出て行った。
私は顔が熱くなるのを感じた。
莉犬くんが何か言おうとすると、扉が開いた。
「…どう言うつもり?」
ななわ
あは
きすありっす、なにか?(((
さいきんきすすき(?)
声の方を見ると、るぅとさん、ころんさん、ななもり。さん、ジェルさん、さとみさんが居た。
「…依織…」
「…ごぇんらさ、ッ…ボロボロ」
「莉犬、何泣かせてるんですか、」
「俺じゃない、!!俺だって、…、…分かんないよ、もう」
「るぅちゃんも、莉犬くんも、おちつこ?」
「依織ちゃん、何があったん?話せるか?」
ジェルさんとさとみさんが、優しく背中をさすってくれる。
ころんさんは、おろおろとしている。
「ころちゃん、るぅちゃんと莉犬くんのこと見てて」
そしてななもり。さんもこっちに来る。
「、大丈夫…?」
「ぅ、ッ…ぇぐッ、…ポロポロ」
「…まだ無理そうだな、」
「うわ、待って…熱すごいよ、!?」
頭がくらくらする。
みんなの声が頭に響いてがんがんする。
「ちょ、…誰か家空いてる人、」
「…ごめん、大人組は無理」
「るぅころもきついなぁ、」
「……俺、?」
私は、もうそろそろ限界だ。
体から力が抜けていく。
そして、意識が消えた。
---
莉犬side
はなしていると、依織が急に倒れ込んだ。
依織はぐったりしていて、苦しそうだった。
生理的になのか涙がたれる。
「…分かったよ、俺が連れて帰れば良いんでしょ…」
「看病はみんなでするし」
「…じゃあさ、着いたら少し時間くれない?」
「分かった」
そして、俺の家に運ぶことになった。
そして部屋で2人きりにしてもらう。
依織がうっすら目を開ける。
「…ん、…ぅ”…ッ…!?」
「…ごめん」
「……り、ぬく、…?」
「…………、…何、そのキスマ」
「…ぇ、…なにこ、れ、?」
「…知らないなら良い…」
そして、俺は唇を重ねていた。
依織は当然驚いている。
「…!?/」
「…うっさい、」
依織の口に舌を遠慮なく突っ込む。
そして口内を乱暴に掻き回す。
理性なんてとっくのとうに消え去っていた。
「り、…ッ…!?///」
「チュッ…グチュグチュ」
「ぁ…っ…ふ、ッ…♡///」
キスをしているうちに、依織が膝から崩れ落ちる。
それを抱えつつ、キスはやめない。
「や、ぇ…♡」
「無理、消毒する」
そしてキスを続けていると、扉が開いた。
「…な、何して…!?//」
ころちゃんがめちゃめちゃ驚いている。
まぁ無理もないだろう。
扉を開けたらキスしてるなんてびっくりするに決まっている。
「消毒」
「…?」
「そま先輩が依織にキスしてたから消毒した」
「でも、…熱あるし、」
「ちょっとやっただけ、気にしないで」
そう言うと、熱で辛いのか眠り始めた依織の頭を撫でた。
ころちゃんは困惑しているが、無視しておいた。
はちわ
わーい
なんかもうコメディにするね(?)
莉犬「…無理」
依織「…ぇ、?」
起きるなり、莉犬くんに言われた一言。
やっぱり怒らせてしまったのかと心配する。
莉犬「あ、いや、その…」
依織「……ごめん、私何かした、?」
莉犬「違う、依織のせいじゃなくて…でも…」
莉犬くんがためらっていると、ころんくんたちがやってきた。
ころん「莉犬くんばっかずるい」
るぅと「そうですよ、僕のです」
さとみ「は?るぅと何言ってんだ俺のだ」
ななもり。「落ち着いて、俺が代わりにもらうよ」
ジェル「いくらなーくんでも渡さへんで」
さとみくんとるぅとくんが言い争っている。
莉犬くんが呆れ顔で呟いた。
莉犬「…俺が1番好きだし…ムスッ」
依織「………へぁ…ッ…!?//////」
好きと言う言葉に驚く。
今まで何度も言われたことあるけど、慣れない。
莉犬「……しかもさ、いじめられてるっしょ」
依織「……」
そう。
私は莉犬くん達と仲良くしてると言う理由でいじめられているのだ。
弱っちいいじめだけどね。
慣れてるし。
莉犬「…なので、俺がストーカーになって守ります!!!」
依織「………はぁぁぁッ!?」
私は思わず声を荒げた。
依織「何言ってんの!?」
莉犬「守るためだからね」
依織「いやいやいやストーカーって怖いし!」
莉犬「言ってあるから大丈夫(ドヤ」
莉犬くんはわけわからんことをドヤ顔で言う。
この人ほんとに生徒会??(((
ころん「莉犬くん待って!!僕らもだよ!!」
ころんくんが止めてくれるかと思いきや…
依織「…まぁころんくんだもんね、止めるわけないか」
ころん「いや待て待て待て依織!?!?!?」
るぅと「ぷっ、好きな人に言われてんのダサいですねw」
依織「いやるぅとくんもおかしいよ、?」
るぅと「∑(゚Д゚)ガーン」
ジェル「やっぱ最強エンターテイナーの俺が…」
依織「無理」
ジェル「え俺だけ即答なん??ひどない??」
ななもり。「俺なら…」
依織「…ていうかなんでストーカーするのよ!!!」
ななもり。「あれ」
莉犬くんたちはドヤ顔で叫ぶ。
莉犬「もちろん依織を守るため!!!と言うのはサブで本当は依織を手に入れるため!!!」
依織「…………目的が不純だろうがッッ!!!」
ころん「わー依織が怒ったー」
ななもり。「ていうかなんかキャラ違うね」
依織「これが本当だし」
さとみ「口悪い依織も可愛いね♡」
依織「おぇッ…ゲロロロ」
さとみ「え、ちょ??」
依織「まじきしょい…無理無理無理」
さとみ「…🥺」
依織「…………」
さとみ「…ウエーン…」
依織「とにかく、ストーカーしないで!!」
わけわかんないストーカー生活(?)、波乱の予感…
ようやくストーカー章
きゅうわ
ななわまでめっちゃシリアスな感じだったのに急にコメディになるという()
意味不明になるから気をつけて(?)
ふざけにふざけまくるから(?)
「…仕事しろストーカーども!!!」
「依織を見るのも仕事です♡」
「オェッ」
「ゑ」
現在時刻16時26分、in生徒会室。
ストーカーどもが仕事もせずに私を見てくるから叫んだ。(?)
ある意味私も変人かも。()
「…あーあ、ストーカーの分の仕事もやるから帰るの遅くなって夜道で誰かに襲われちゃうなー」
と、棒読みでアピールしてみる。
「俺がいるから大丈夫でしょ」
無駄だった((((
「うっさいうっさい仕事しろぉぉぉッ!!!」
「うわー、会長怖ーい」
「…は???」
「スイマセン」
「…もう私帰るわ、仕事自分のは終わったし」
「えー!?」
「一緒に帰りたいです…」
ひっついてくるうぜ(((((
…あ、いいこと考えた
「…それぞれ奢ったり私の言うこと聞いてくれたりするなら待ってあげてもいいよ?」
「えー、やだ」
「会長命令、拒否したら私は2度と口聞いてあげないわよ」
「卑怯な…っ…職権濫用だ!」
「じゃあそう言う猿はいいわ」
「そう言うことじゃな…って誰が猿だ!!!」
猿だもん((
バナナしか食ってねぇし猿やろ(((
「じゃあ仕事終わったら猿抜きで帰ろうか」
「ごめんて!!!やるから!!」
「…言ったわねニヤリ」
私は言質取るために録音しているんだドヤ(((((
あれ、もしかしてやばい?
そんなことはないよきっと!()
『ごめんて!!やるから!!』
「…スゥーッ…」
「まさか言うだけ言ったとか無いわよね??」
「ジャアネー…」
「るぅとくーん」
「はーい」
るぅとくんに言えば一発だ(?)
とりま帰ろーっと(え??
「じゃねー」
「またねー…って違う待って!?」
「チッ…バレたか」
「俺はもう少しで終わるから帰ろ!?」
「俺も終わるって莉犬くん裏切らないでぇぇッ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
「良いよ」
なーくんと莉犬くんはさすが仕事早い。
某セ〇ンで奢ってもらおーっと((
「終わったぁぁぁッ!!」
「俺もぉぉッ」
「よしセ〇ン行くぞ」
「え?」
「なんでも奢るって言ったよね?」
「…あーもー」
「やったねー!」
「…ほんと罪、…可愛すぎる、ボソ」
莉犬くんなんか言ってる(((
まぁいいや、お腹すいた。
「じゃ、行こっ」
「…莉犬くんぅ…財布がぁ…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
「よしよし、今日は俺が奢るよ」
「うぅ…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
あ、着いた。
「ななチキななチキ~っ!」
そしてななチキを奢ってもらって私はご満悦。
ななチキをかじりながら、思わず満面の笑みが漏れる。
「…ぁつッ、美味し~っ!」
「ななチキってマジ美味いよね」
「莉犬くん…ありがとう…絶対返す…」
「なーくん、気にしないで、返さなくていいから」
「莉犬くぅぅぅん…!!ブワッ(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」
よし、今度はファミチキだなっ。(((
じゅうわ
三月のオレンジまじでこの時期のライブにぴったりすぎ
卒業の季節の曲なのもあって涙止まらん
去年にこの曲出してよおおおお
俺卒業去年だったからね
家に帰ってベッドにダイブする。
部屋の祭壇には推しがたくさん祀られている。(言葉が違うか)
その推しは…
Knight Aのそうまくんとすとぷりの莉犬くんとAMPTAK箱!!!
黄色い!!(?)
とにかくイケメンだし、イケボだし、実写は可愛いのになんならエッチなASMRやってるし!!(
あんな可愛い顔であんなイケボでエッチな声出すとかもう鼻血だよね(?)
エッチASMRやってる時に、時々喘いだりするんだよ!?
はい優勝(?)
莉犬くんたちも語ってると文字数稼ぎって思われるから(メタい)
語らないけど尊い。
ライブはマミィーがうるさいから行けないけどグッズは大量に買ってる。
マミィー「依織ぃ~、莉犬さんが来てるわよぉ」
依織「待って部屋あげないでよちょっと待って!!!!」
ベッドからずり落ちて叫ぶももう遅い。
莉犬くんは私の部屋を開けていた。
莉犬「………………………………………………………なんt」
依織「嫌ぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!」
莉犬「ちょ、うるさい、…」
依織「…うぅ…恥ずかしい…死にたい…///////」
顔が真っ赤になっているのが自分でもわかる。
莉犬くんは気まずそうに言う。
莉犬「………なんというか…………そうま先輩って、…そまちゃんだよ?」
依織「……ちょぉぉっと待って?????」
ぱにぃっくぱにぃっくぱにぃっくみんながあわててる〜(?)
いかん世代がバレる()
依織「つまりつまり莉犬くんは莉犬くん??」
依織「すとぷりはすとぷり??」
莉犬「なんならしゆん先輩もしゆちゃん」
依織「待って待って待って待ってじゃあ私推しとキスして推しとキスして推しが家に???」
莉犬「そういうことになるね」
私はベッドに倒れ込んだ。
ほろほろと涙が止まらない。
莉犬「え、なんで泣いてんの」
依織「………ファーストキス推しなの嬉しい…」
莉犬「………じゃあハジメテは俺がもらってあげるよ?ニコ」
依織「それはいいです」
莉犬「ゑ」
依織「……ちゃんと、考えてからがいい…」
莉犬「可愛いいますぐ結婚しよう」
依織「やっぱ無理かも」
莉犬「あれ」
ピーンポーン
チャイムの音が鳴った。
依織「はああああああああああい!!!!」
莉犬「うっさ、」
莉犬「しかもそまちゃんだよ」
依織「ッァェウァ!?!?!?」
依織「ちょ、ちょっと莉犬くん叫ばないで!」
莉犬「俺に罪被せんなし」