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目次
1 君が遺したもの
貴方は大切な人を亡くしたとき、何をしますか?
ー悲しみに浸る?
ー切り替えて前へ進む?
それとも
ーその人の足跡を追って旅に出る?
私は紬。最近、親友の「凪」が亡くなりました。
悲しい。辛い。もっと一緒にいたかった。
そんな気持ちが渦巻く中、私は心に決めたことがあります。
旅に出たい。
凪は、1枚の写真を遺しました。
夕暮れ時に染まる、どこかの街並みです。
私はこの写真を見つけてから、ずっとここに行きたいと思っていました。
ここがどこなのかも。凪がなぜこんなものを遺したのかもわかりません。
でも⋯⋯
6月3日 曇
まずはここがどこなのかを探さないといけない。
凪のお母さんに話を聞いた。
凪の部屋は、あの頃から時が止まったようだった。凪と、もう一度、この部屋で、話したい。
きっと凪のお母さんも同じだろう。
だが、凪のお母さんは凪が一人で旅行に行ったことはないという。家族でもこんな所には行っていないらしい。
じゃあ、凪はいつ、誰と、この場所へ来たの?
6月4日 雨
今日は私のお母さんと一緒に考えた。
ふと、母が言った。
「これ、日本の写真じゃないかもね」
確かに、尖った真っ赤な屋根にクリーム色のレンガの壁、設備もそこら辺の住宅街よりはない気もする。少なくともこんな住宅街はない。
もし本当にここが外国だとしたら?
それでも、絶対に私は行く。何年かかっても。絶対に。
気分転換にちょちょっと作りました。
結末何も考えてない訳じゃないんですけど、妖怪相談所の方もあるので更新は遅いです!
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