主人公の玲歌 (れいか) が、朝起きると魔法使いになっていた、という物語です。(?)
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目次
朝起きたら魔法使いになってた件。(1)
主人公 : 雪野 玲歌(ゆきの れいか)
おとも : エナ (シマエナガ)
私は|雪野 玲歌《ゆきの れいか》、普通の小学5年生。
いつものように、寒くて起きられない朝がやって来た。
「うう~ 寒っ、土曜日でよかった…」
『玲歌!玲歌!』
「うるさいなぁ… もうちょっと寝させて」
と言いながら、私は目を開けた。そこにいたのは──────
「ん?え、シ、シマエナガ…?」
『わたしはシマエナガのエナ!あなたを迎えに来たんだー』
「ちょっと待って。何が起きてるの?」
『あなたは魔法使いになったんだよ』
そんなのウソでしょ、と思いながら鏡を見た。
「え、なんで??」
エナの言う通り、私は完全に魔法使いになっていた。
小さい頃、"魔法使いになりたい!" なんて思ってたけど…
まさか現実になるとは。
『さ、魔法使いになったんだし、どこか行きたいでしょ?』
「まぁ…そうかな」
土曜日だからゆっくりしたい気分だけど、せっかく魔法使いになったんだし、
どこかに行ってみたい、という気持ちもある。
『じゃあ、あなたがこれから住むところに行こう!』
「え、ここに住むんじゃないの?」
『当たり前だよ。魔法使いのまま ここに住んだら、大変なことになるよ』
「そ、そうだね」
『よし、じゃあ ホウキに乗って!』
私はホウキに乗った。
外は強風で、帽子がふっとびそうだった。
『もうちょっとだよ!』
私は強風のせいで、疲れはてていた。
まあ、もうちょっとの辛抱だ…頑張ろう!
文字数 : 605文字
次回は、魔法使いの住む国『魔法の国』に着くよ!
朝起きたら魔法使いになってた件。(2)
前回の小説↓↓
https://tanpen.net/novel/7b915755-8045-44c1-87ad-b653780a9c7a/
前回の小説を読んでから、この小説を読むのをおすすめします!
強風はまだまだ暴れまわっていた。
視界が悪くて、エナの姿もギリギリ見えるくらいだった。
ついにエナが見えなくなった、その時だった。
私は、地面にまっすぐ落ちていったのだ。
---
「いててて…」
まっすぐ落下してきたので、しりもちをついた。
私の視界には、見たこともない景色が広がっていた。
『れ、玲歌!』
「エナ…」
『ここが魔法使いの住む国、魔法の国だよ。』
「すごい…」
「だ、大丈夫?!」
「え?」
そこにいたのは、4人の女の子。
みんな優しそうな子だ。
「あ、ごめん!自己紹介してなかったね」
私は4人の女の子に自己紹介してもらった。
|莉南《りな》ちゃん、|澄玲《すみれ》ちゃん、|菜乃花《なのか》ちゃん、|梨羅《りら》ちゃん。
う、私も自己紹介しなきゃ。。
自己紹介苦手なんだよね、
「ゆ、|雪野 玲歌《ゆきの れいか》です!この子はシマエナガのエナです、よろしくお願いします!」
「敬語じゃなくていいよー、もう友達なんだし!」
莉南ちゃんは、笑いながら言った。
「そういえば、ここに来たなら、魔法学校に入学しなきゃいけないよね?」
「魔法がどれくらい使えるかの入学試験?があるのだ」
「魔法の使える力によって、クラスが違ってくるのです」
うげぇ、できれば莉南ちゃんたちと同じにクラスになりたいなぁ。。
魔法学校は日本でいう高校まであって、莉南ちゃんたちは5年生で、結構低いらしい。
入学試験かぁ、
みんな入学できるけど、魔法の使える力によって学年が違ってくるらしい。
明日には入学試験を受けるっぽい。
どうしよう、緊張する…
文字数 : 690文字
次回は、玲歌が魔法学校の試験を受けるよ!
朝起きたら魔法使いになってた件。(3)
この小説を読む前に、前回の小説を読むことをおすすめするよー
魔法学校の入学試験。
私は試験会場に向かっていた。
バクバクしている心臓をおさえながら、試験会場に入った。
---
「今から、入学試験を始める!」
チャイムが鳴ったとたん、裏返しにした紙を表にした。
小学1年レベル『自分の使える魔法の名前を書きなさい』
めっちゃ簡単…
そうだな…「アイスハリケーン」
そのあと、小学5年生レベルまで問題?を解いた。
しかし、小学6年生レベルの問題は、めっちゃ難しかった。
ムリだな…諦めよう、と思ったとき、「そこまで!」という声が聞こえた。
どこまでできたかで学年を決めるらしい。
莉南ちゃんによると、【合ってるか合ってないかは関係なし!】とのこと。
じゃあ、私は5年生のクラスにいくのか。
澄玲ちゃんたちと同じだし、よかった~。
私は、ニコニコしながら会場を出た。
---
「あっ、玲歌ちゃん!入学試験どうだったのだ?」
「小5レベルまでできたよ!6年生の問題難しかった…」
「だよね、私もなんじゃこりゃってなった!」
「あの天才児莉南が言うんだから、大丈夫よ!」
どうやら、莉南ちゃんはテストで毎回80点~100点の、天才キッズらしい。
「わたしが入学試験を受けたときは、小5問題がギリギリ解けたって感じなのだ」
「りらもです、終わる直前に解けたのです」
「まあ、私たちと同じクラスになったんだし、よかったじゃん!」
「そうだね!」
文字数 : 601文字
次回は、魔法学校でのお話だよ~
ちなみに、お話の中で莉南が天才キッズと言っていましたが、ウソです!w
朝起きたら魔法使いになってた件。(4)
初めて読む人は、前回の小説を読むことをおすすめするよー
ああ、ついに魔法学校に行くのか。
緊張するなぁ。
昨日、入学式を終えた私は、不思議なネックレスを渡された。
銀色に輝く 雪の結晶がついたネックレスだ。
肌身離さず持っていなさい、とは言われたけど…
なんか役に立つのかな?
--- 学校 ---
自己紹介嫌だなー。
何言えばいいんだろ…
「えー、今日は転校生がいます。玲歌さん、入って」
「え、えっと…雪野玲歌です、好きなことは魔法を調べることです、よろしくお願いします…!」
席はなんと莉南ちゃんのとなり。
こんな奇跡ある?!
休み時間、私の席は人だらけ。
質問責めにされて、1問答えることにすら疲れる。
キーンコーンカーンコーン
休み時間終わりのチャイムが鳴った。
ぞろぞろと人が戻っていく。
ふう、やっと休み時間が終わった…
授業はちょっと難しかった。一応 理解はできた。
呪文長いっ…こんなの覚えるなんて無理じゃん…
『リトルマジカル・ミラクルスタームーン・フラワーライト・キャンドルナイト』
「えー では、呪文を唱え、実際に魔法を使ってみましょう。」
ちなみにリトルマジカル・なんたらかんちゃら・キャンドルナイトは、
星と花が宿るキャンドルを出す、まあ簡単な魔法。
それなのに呪文が長い…
学校生活は楽しそう。
ここで過ごすのも、悪くないかも。
文字数 : 569文字
久しぶりの更新で
変な小説になったような気が…
朝起きたら魔法使いになってた件。(5)
ネタがない!!と もがいていたら、1ヶ月たってました…スミマセン
待っていた方は本当にごめんなさい!
この話は、前から読んでくださっている方が読むと
時系列どうなってんの?と思われるかもしれませんが、そこはお許しください。。
春休みが終わり、私はため息をついていた。
「はぁー。春休み終わっちゃったよぉ、」
そんな私に、エナはあきれていた。
「玲歌、そんなこと言ってたら、いつまでもトドメがつかないよ。
ほら、遅刻するよ。早く行ってきな。」
6年生になり、最上級生…と言いたいところだが、
魔法学校は、小中高一貫校なので、最上級生は高校3年生。
だから、小学6年生は、まだまだ下級生なのだ。
…と、そんなこと言ってたら、学校遅れちゃう~!
---
「はぁ、はぁ…なんとか間に合った。。」
初日に遅れたら、どんな説教をくらったことか。
「あ、玲歌ちゃん!おはよー!」
久しぶりに会う莉南ちゃん。
私も「おはよー!」と返事をする。
何もかもが久しぶりで、なんか新鮮だ。
ちなみに、澄玲ちゃんはインフルにかかって休み、
菜乃花ちゃんは頭痛で休み、梨羅ちゃんは腹痛で休み。
こんな悪い奇跡あるんだなあ…。
私は、6年生最初のスタートを切った。
文字数 : 419文字
ネタが あるとないの境目にあって。。
頭の中があやふやなまま書きましたw
朝起きたら魔法使いになってた件。(6)
更新1ヶ月もやってないなんてね。
私はなにをしているのでしょうか♪((
「おっはよーーーーっ」
6年生になって1ヶ月。
もうそろそろ慣れてきた。
「あれ、澄玲ちゃんは?」
「最近、澄玲すごい休んでるよね。健康優良児だとは思うんだけど。」
莉南ちゃんも気になっているらしい。
なんとなく嫌な予感がした。
---
「おっはよーーーーーん」
今日は菜乃花ちゃんが休んだ。
澄玲ちゃんもまだ休み。さすがにおかしい。
「菜乃花も…。梨羅は来ているのに…。」
「ねえ莉南、これはあきらかにおかしいのです。
変な怪物がいる気がするのです。バトルなのです!!」
ええっ…私、能力ないんですけど。
しかも魔法もあんまり使えないしなぁ。。
「玲歌ちゃん、あなたには**あらゆるものの気持ちを読む程度の能力**
を授けるよ。」
私、主に氷の技しかできないんだよねぇ…
まあ、能力授けられたなら、頑張らないとね。
学校が終わったあと、魔法の国の広場に集合することになった。
そんな計画をたてているうちに、怪物が近づいているとは
まだ誰も知らなかった─────
文字数 : 452文字
東方のさとりと能力被ってるって?
しょうがないでしょ((