編集者:peku
wrwrdとtwstのクロスオーバー作品となります。
原作通りには進む予定ですが急な路線変更もあるかもしれません。
苦手な方はブラウザバックお願いします。
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目次
ねじれた世界の主役は我々だ プロローグ
今回はシリーズ物の小説となっております。
原作のように進む予定ではあります。
苦手だと思った方はブラウザバックをお願いします。
ああ……愛しい我が君
気高く麗しい悪の華
貴方こそが世界で一番美しい
──鏡よ鏡、教えておくれ この世で一番………
──闇の鏡に導かれし者よ 汝の心の望むまま、
鏡に映る者の手をとるがいい 明月をも灰にする焔炎
刹那も封じ込める凍氷 蒼穹をも飲み込む大樹
闇の力を恐れるな
さあ──力を示すがよい
私に 彼らに 君に
残された時間は少ない
決してその手を離さぬよう────
---学園の中にどんな荒波にも負けない一つの寮があった。
自由な海賊の精神で、戦争も何もかも自由な魔法使いの集う寮
「我々は再び荒廃と瓦礫の中から軍旗が立ち上がるだろう!」
かつての記憶。
彼らは、”平和”を望まず、ただひたすらに戦争を愛していた。
彼らは、負け知らずだった。どんなに無謀な戦いがあろうと、必ず勝利を手に入れた。
彼らは、ただ己の望むままに自由に生きていた。ただ、それだけ。
でも、世間から見れば彼らはただの戦闘狂で、ただの化け物として映った。
彼らの功績は悪行として歴史に残った。
当然彼らは黒として映り、多くのバッシングを受けた。
それでも、彼らは胸を張って生きた。どんな荒波の中でも、堂々と道を歩いた。
やがて、その姿に感銘を受けた多くのものは彼らに続いた。
それは、負け知らずの軍隊に成り上がるのにそう時間は要しなかった。
だが形があるものいつか消える。やがて、その時が来た。
しかし、彼らは最後の最後まで美しく散った。
まるで桜のように。
そんな、惡の華々は生まれ変わっても、変わらずのようで…。
第1話
監督性さん視点からです。
原作通り進んでいきます。
苦手だなと思った方はブラウザバックをお願いします。
「もう朝…?」
目を覚ます。だが何も見えないし息苦しい。狭くも感じる。…僕はどこかに閉じ込められているらしい。でもなぜ?何も思い出せない…。
どうしようもなくてただそのままでいると音がする。かすかに声も聞こえた。
「やべえ。そろそろ人がきちまうゾ。早いところ制服を……うーん!!! この蓋、重たいんだゾ。こうなったら………奥の手だ!ふな゛~~~~それっ!」
バチバチっ!と何かが燃える音がして驚く。
「か、火事!?」
そして、いきなり視界に光が入ってくる。
「さてさて、お目当ての…って、ギャーーーーー!!!! オマエ、なんでもう起きてるんだ!?」
と声がして、まぶしい目を開けてみてみる。目の前にいたのは――狸…?
それだけではない!どう考えてもおかしい。しゃべっている。
「し、しゃべる狸!?」
とっさに口からこぼれた言葉。
しかし、目の前の狸のような生物は狸という単語が気に入らなかったらしい。
「誰が狸じゃーーーー!!!! オレ様はグリム様なんだゾ!まあいい。そこのニンゲン! オレ様にその服をよこすんだぞ!さもなくば…丸焼きだ!」
「だ、だれかたすけてぇ!?」
そういって、僕はとっさに逃げ出した。
「コイツ! 待つんだゾ!」と追っかけてくる化け物。
---
しばらく逃げていると、いつの間にかほかの部屋にきてしまった。
「ここは…どこ?」
あたりを見回す。どうやら、図書室…?みたいだ。
「オレ様の鼻から逃げられると思ったか! ニンゲンめ!さあ、丸焼きにされたくなかったらその服を―――」
あぁ、今度こそだめだ、と、覚悟をして僕は目を閉じた。
だが1秒まっても2秒待っても、襲われた感覚はこなかった。代わりにきこえてきた言葉は、痛がる声と、まだ聴いたことのない男の声。
「ふぎゃっ!?痛ぇゾ! なんだぁこの紐!」
「紐ではありません。愛の鞭です!ああ、やっと見つけました。君、今年の新入生ですね?ダメじゃありませんか。勝手に扉(ゲート)から出るなんて!それに、まだ手懐けられていない使い魔の同伴は校則違反ですよ。」
「離せ~! オレ様はこんなヤツの使い魔じゃねぇんだゾ!」
「はいはい、反抗的な使い魔はみんなそう言うんです。少し静かにしていましょうね。」
一瞬のうちに何だか口論(?)がはじまっている。あ、あの。なんて一言すら挟めず。
気づけばヒュイっと音がしてしゃべる狸が拘束された。
そうしてなぜか僕の使い魔(?)なんて言われてお咎めをうける。反論をしても聞く耳持たずだった。
「さ、行きますよ。みなさん待ってますからね。」と言われて歩き出した。
途中、クロウリーは独りごちていた。
「ハウプトフィグル寮…フューラー君はちゃんとあの場にいるといいんですがねぇ。一応シュヴァイン君には彼のことは任せたが…しかし、なぁ…」と何か悩んでいた。
そうこうしているうちに、もう目の前に鏡の間に着いたらしい。
凄く、胃が痛い。こんな初っ端からありえないことに振り回されるなんて…。
クロウリーはドアを開けた。
いろいろと読みににくいかもしれません!
なにかリクエスト、こういう続きがいいななどございましたら教えてください!
読んでくださってありがとうございます!