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鬼殺隊兎柱 ー柱になる時ー 肆
第四話/紫音、死?
第四話/紫音、死?
「ゲホッゲホッゲボッうっ…」
ビチャビチャ (吐血
「うぅ…ゲボッ、ゲボッ…」
「か”、がらす…!」
「カァ…」
「おやが…ざまに、柱のお…えを…」(お館…様に、柱の応…援を…)
「カァ!」
バサバサ
「フゥ…フゥ…。ゲボッ…」
さっきの爆発より…吹っ飛ばされた…受け身も、取れなかった…。
「ゲホ…ヒュゥゥ…」
「ゲホッ」
ビチャ (吐血
「はぁ…はぁ…ゲホ…」
なんなの…今の爆発…
「ゲホッッ」
ダメだ…内臓がやられてるっ…
「ゲホッ」
けど…ギリ、行ける!
ボタ…ボタタ
「スゥゥゥゥ」(深く吸い込む
「ンッ」 (木から降りる
たんっ
「うッゲホッッゲホッ…」
ガサ
「…」
「こんな時にッ」
「うゲゲッ、弱ってる弱ってる…|爆露恵《ばくろめ》様々だぜ。けっけっ」
ザッ…カチャ (紫音が後退りして刀を構える音
「お前、肺が破れて血が入り込んでんだろぉ」
「…」
「それ以上動くと命がねぇぞぉ」
「…」
「オレが楽にしてやっからヨォ」
「…さ」
「あ?」
「うっさ…っつーたの」
「はあ?」
「確かになぁ、肺に穴が空いていてぇんだわ」
「けどなぁ、人間には」
--- 記憶
「ぎゃっ⁉︎」
「何だ‼︎俺様に何か用か!」
「あ!もしかして…」
「「合同任務の…?」」
「あ、はい!鴉から聞いてると思いますが、俺は竈門炭治郎です。こっちは…」
「あ、我妻…善逸、です」
「俺様はこいつらの親分伊之助だ!」
--- 記憶
「初めて会っても、守りたくなる奴がいるんだよ。だから、向こうに戻らなきゃぁならない」
「何言ってんのかわかんねぇけどよ。爆露恵様が逃したって事は…オレらが食っていいって事だよなぁ⁈」
ヒュッ
「!」
ピョン (飛んで避ける
「避けんじゃねぇ‼︎」
ビッ (紫音の隊服を裂く音
「ッ」
なみの鬼じゃこの隊服に傷なんてつけることなんてできないはず…⁉︎なんでっ
「ゲホ…スゥゥ」
夢の呼吸 仁ノ型 夢喰い悪夢
スゥ
「がっ」
ゴロン
「手応え……あり」
タタタタタ!
---
「炭治郎さんっ!」
グラァ
「紫音さん‼︎」
パッ (紫音を支える音
「はっ…はぁ……はぁ……」
「凄い熱…」
「は、しらの…応援を…したか、ら……一時…て、た…い!」
「いえ!もしかしたら柱?が来る前に逃げてしまうかもしれない!だから俺達はここで足止めをします。紫音さんは今すぐに下山して下さい」
「だ、め…コイツは…十二鬼月…のかの、せいがっ」
(吐血)
「吐血しているじゃないですか⁉︎早くここから離れて下さい!」
「ッ…」
炭治郎さんはどうしてここまで優しいの?初対面で、赤の他人とほぼ同格の私をどうしてそこまで心配してくれるの?炭治郎さんだって怪我をしてるのに…炭治郎さん、貴方は…
「優しすぎる…」(ボソ
「どうかしましたか?」
「…ううん、三人が戦うなら私もここで戦う。戦力に入らないかもだけど…ゲホッ」
「ダメですってば!紫音さん貴方はっ!」
「分かってる。肺が破れて血が入り込んでる」
「ならっ!」
「…分かって…?」
「!…分かり…ました。ただ、無理だけは、しないで下さい」
「うん…」
カチャ (刀を構える
「ブツブツ…」
何か喋ってる?聞こえない…。
ス… (耳に手を近づける
「ブツブツ…。刀…刀は…どこだ?早く鬼を斬りたい…早く…早く」
「刀?」
「どうしたんですか?」
「ブツブツ…」 ⚠︎紫音
「??」
刀、鬼、斬る、鬼殺隊。この言葉が出てきた以上、元鬼殺隊員の可能性が高い。ここは生還してお館様にお伝えしなければ…。
「だから…これで終わりにする」
「⁉︎」
「ヒュウゥゥ」
夢の呼吸 夢黒。 |雷・歩・兎・夢《らい ほ う む》
ダダッ、ゴロゴロゴロッ。ぴょん。 (走って雷のマークを刀に表示させ兎のように飛
タタタタタ (空中を走る
「なっ⁉︎なぜ空中を…!」
「空中を⁈」
「んだあいつ!上走ってんぞ!やっぱつえーのか‼︎」ワクワク
「ヒュウゥゥ」
スッ
「な、なんだ⁈何をしたっ!」
「頸を…」
「斬ってる…」
「あいついつの間に斬ったんだ⁈俺と勝負しろ!」
「それどころじゃなくなーい?」
「「「⁉︎⁈」」」
「紫音さん⁈いつの間に…?」
「ついさっき」
「…」
「俺と勝負しやがれしいん!」
「オイ」
「伊之助っ!」
「~~?~~…~~!」
「何か言ってる…」
「なぜ…なぜ俺がっ…!なぜ俺が死ななければならないっ?オレは…俺は!俺は…」
ハラハラ…
「俺はまだ死ぬわけにはいかない‼︎俺はもっと強くなって…!強くなって柱と戦いたいんだ!自分の実力が知りたい…!ただ…それだけだ…なのに…なのになんでっ!何でこんなことになる⁉︎なぜ柱でもないクズに…殺されなければならないんだっ!」
「…実力?実力ならもう明らかだ。君は、クズ以下って事」
「っ…そんなはずはないんだ!そんなはずは…!」
「なんでそう思うの?実際やられてるじゃん」
ハラハラ…。 (顔しか残っていない状態
「けど…俺、は…」
「言えないんでしょ?」
「ちが…ぅ」
ハラ…。 (全て灰になった
第五話/柱合流、雑魚退治
「…」
「終わった…んです、か?」
「ううん、まだ…。怪我で鼻がダメになってるね」
「へっ⁈」
「まだ、雑魚どもの集まりがあるでしょ?」
「初めに会った時鬼が自らそう言ってた」
「そういえば…」
「ま、柱が居るし」
「え?」
「あら、もう鬼は倒しちゃいましたか?」
(藤の花の匂い…)
「しのぶさんっ!」
「あら、炭治郎君ではありませんか」
「知り合い?」
「あ、うん。しのぶさんが怪我をした俺達は蝶屋敷で引き取って治療してくれたんだ」
「そうなのしのぶさん?」
「確かにそうですねー」
「あ、二人は…」
「友人です」
「ズッ友?」「というか、親友の方が合ってるかな?」
「え“っ…」
「え?あの…もう一度聞いてもいいですか?」
「紫音さんは友人です」
「しのぶさんは親友だよ」
「…」
バタン
「あらあら」
「あれっ」
「何で倒れちゃったんだろ?」
「分からないんですね」
「うん、分からない」
「そういう所ですよ」
「????」
「そういえば、不死川さんがまだ来ていませんね」
「へっ///⁉︎」
「『あいつはすぐやられっからなァ』とか言って勝手に着いてきたんですよ」
「ー///」ぽぽぽ…(♡)
「ふふ、照れている場合ではありませんよ?」
「はっ、す、すいません〜///」
ガサガサッババッ (鬼が草陰から出てくる音
「ギャハハっ」
「人肉…ジンニクゥゥ」
蟲の呼吸 |蜈蚣《ごこう》ノ舞 百足蛇腹
「がっ」
「ゔっ⁈」
「「?」」
ドクン ドクン
「あ“…」
「がっ…」
「はひぃ〜…本当にすいませんっ!」
夢の呼吸
ガサガサッ
「そこにいるのは分かってるよ」
参ノ型
タタタタタタタ
|夢幻覚《ゆめげんかく》・真
タタタタタ…。
「な“なんだこれっ⁈」
「変な霧がっ!」
スゥ
「だっだれだっ」
ザッ
「ひっ、オイ!ど、とうなってやがる…|邦楽《ほうがく》!どこだ!」
「…」
スゥ
「ひぃ。お、お願いだ!こ、殺さないでく」
「…」
フワ (霧が晴れる音
「…紫音さん」
「…」
「貴方って人は、やっぱり規格外ですね」
「ニィ どうかしましたぁ?」
「はぁ…なんでもありません…」
蟲の呼吸 |蜻蛉《せいれい》の舞 |複眼六角《ふくがんろっかく》
「よっ」
ぴょん ドドドド (上に飛んで鬼の背後に行く。刺す
「っーぁ“…」
「わぁ、やっぱりしのぶさんの複眼六角、綺麗ですねぇ」
「光栄ですよ」
「にしても」
「ガァア!」
「バイバーイ」
「人格変わりすぎですよ」
「がっ」
「当分は蝶屋敷で精神状態の確認です」
「えー…やだよー。注射痛いし」
ビュゥゥ
「あ〜風だぁ〜」
「はーい不死川さん来ますよー」
「えっ、元に戻してー!」
「はいはい」
チク
「いったぁい…」
「クズ共が何匹よってたかっても意味ねぇんだよォ!」
「不死川さん!」
「あァ?紫音か?」
「お久しぶりですっ!」
「久しぶりだなァ。元気にしてたかァ?」
「はい!すこぶる元気です!」
「てかよォ、敬語はいつになったらやめんだよ」
「いやいや、柱に失礼ですよ」
「俺からしたら敬語使われた方が失礼なんだよなァ」
「本当ですか?」
「あァ」
「ならやめます」
「やめてねぇぞ」
「やめる!」
「ニコ」
「ふふ〜♪」
「…」 (善逸
(んであのやべぇやつと紫音ちゃんがつるんでんだよ。おかしいだろ)
「そんなことやっている場合じゃないですよ」
「あ、そうだった!」
「そう言えばそうだったなァ」
風の呼吸 玖ノ型 |韋駄天台風《いだてんたいふう》
蟲の呼吸 蝶ノ舞 戯れ
夢の呼吸 肆ノ型 |夢彝天変《むいてんぺん》
獣の呼吸 弍ノ牙 切り裂き
雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃
~~~~~~~(色んな音〜
「クソ、全然数が変ねぇ‼︎」
「何匹いやがんだよォ!」
「数が減りませんね」
「何匹ここにいるのっー!」
「っ…数が減らない…」 (善逸です。
「うーん…はっ」 (炭治郎
「あ、あれっ?不死川⁈何でここに…」
「オイ竈門ぉぉ!」
「はいっ⁉︎」
「気がついたんなら戦えェ‼︎」
「分かりました!」
水の呼吸 捌ノ型 滝壺
ドドォ!
「ぎゃっ」「がぁ⁈」「がっ…」
ー二十分後ー
「ふぅ…ふぅ…」
「後、一人五匹やれば…終わるとおも…います…」
「分かったァ」
「教えていただきありがとうございます」
「ありがとう紫音!」
「五匹なんざ俺様にかかればすぐ終わるぜ!ガハハ!」
ー数分後ー
「終わった〜!」
ドサッ
「何匹いやがったんだァ?」
「鞘に入れておいた毒が全てなくなってしまいました…」
「五十種以上はあったと思うんですがね…」(ボソ
さらっと怖いこと言うなぁ、しのぶさん。
「本当に…ケホッ、終わったんですか?」
「鬼の気は全部なくなった。まだ居たとしてももう出てこない」
「俺様が一番多く鬼を狩ったぜ…!」
「ぜぇはぁぜぇはぁ…」(伊之助
「スピィズピィ…」
「炭治郎君と伊之助君、喉がかれてます。水を飲んで下さい」
キュポッ キュポッ
「す、すいません…。ケホッ、ありがとうございます。ゴク」
「俺はそんなもん飲まなくても平気」
「ダメですよ。ちゃんと飲んで下さい。声が出せなくなりますよ」
「…」
「一応薬が入っているので痛みが引いていくと思います」
「ゴク…」 (伊之助
「にげぇ」
「薬が入ってますからね。不死川さんも飲んで下さい。出血が酷いですしこちらを」
キュ
「んなもんいらねェ」
「ダメです。飲んで下さい」
「いらねぇっつてんだろ」
「いいから飲んで下さい」 (圧
「チッ」
バッ (しのぶから瓢箪を取る
「グビッ」 (一気飲み
「これでいいだろォ」
スッ
「いつも言っているでしょう。雑魚相手に柱がなんでここまで怪我をしているんですか?」
「…」 (紫音
「んなもん人の勝手だァ。誰かに指図されるもんじゃねェ」
「あのですねぇ」
ごちゃごちゃ
「ッ…」
肺に入った血が…。
ゴロゴロ
「⁈」 (善逸
ババっ (飛び起きる
「紫音ちゃん⁉︎ゴロゴロ言ってるよ⁈大丈夫なのっ⁈」
「⁈」 (しのぶ
「紫音さん!貴方もしかして…」
「ッ…肺が…破れて、血が入ってるんです。あと…足の骨が三本は折れてると思い、ます。夢黒を使ってしまって…」
「何を考えてるんですか⁈」
ビリビリ
「し、しのぶさん…?」(炭治郎
「肺が破れていると呼吸が出来ません!その状態で?しかも夢黒を⁈どうしてそんな無茶をしたんですか‼︎」
ビリビリ
「…」
「ッ!紫音さん、紫音さん!意識を保って下さい!」
「ぅ…」
「紫音ちゃん⁈」
「紫音さんっ⁈」
「紫音!死ぬんじゃねぇ!」(伊之助
「紫音⁈んなところで死ぬんじゃねぇぞ!死んだら一生恨むからな!」
「フゥ…フゥ…」
ダメだ…い、しきが…。
「……」
「紫音さん?」(炭治郎
「紫音ちゃん?」(善逸
「紫音さん⁈」(しのぶ
「紫音…!」(伊之助
「ッー!紫音っ!」
「紫音さん…っ!」
終わり
衝撃の終わり方にしました。そして、今回この小説!私が書いた中で持っても長い賞の第二位になりました!(なんだよその賞は)第一位が東方物語のやつです。
この後、紫音はどうなってしまうのでしょうか?続きが気になる!と言う人はぜひファンレター、応援をして下さい!作者の励みになります‼︎
次回予告は今回できません。紫音の生死が分かってしまうので…それでは次回お楽しみに!おつ桜🌸