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ぼくくんの誕生日
9月4日は!青井ぼくくんの誕生日ですね!!
以前の告白シリーズは、全然ぼくわた要素がありませんでしたが、今回は詰め込んだと思います!(私基準で申し訳ない)
『二次創作の詰め合わせ』に、いろいろ詰め合わせてるので良かったら読んでみてください❁
それでは、どーぞ〜。
※キャラ崩壊注意(人によってはそうかもしれないので)
「ぼくくーん、今日は何の日でしょーか?」
ソファでゲームしていたら、わたしちゃんがそう話しかけてきた。
「ぼくの誕生日?」
「正解」
本日・9月4日は、ぼくの誕生日だ。
「というわけで、ホールケーキ買ってきました〜。4号」
「2人でホールはきついって」
「じゃあ切ってくるわ」
誕生日だし切ってもらおう。
「…ちょっと待って?」
この前も、同じ展開あったな。
確か、ホールケーキを横に2等分した。不満を言ったら、スポンジとかだけくり抜かれたんだっけ。
「ぼくに切らせて!」
台所に行くと、ナイフを横にかまえているわたしちゃんがいた。
危な〜…
なんとか説得して、ケーキを切った。
「はい、選んでええよ」
「えやったー」
---
ケーキを食べた後は、スマ○ラをした。やっぱりスマ○ラは楽しい。
「え、ちょっと待ってぼくくん。イ可か来てる」
「何が来てるの?あとなんで『何』を分解するん?」
ふと後ろを向くと、紫の何かがいた。
**「うわーーーーーーーーーーー!!!」**
「なんでそんな叫ぶん」
「バランボンだあーーーーー!?!?」
無駄にスタイルのいい紫の体に、どんな感情か読み取れない目、謎の黄色いくちばしらしきもの。イベントの時に毎年来る、生態も何もわからない、奇妙で摩訶不思議な生き物(?)だ。
でも今日は9月4日、イベントなんて…
「ぼくが誕生日やから…?」
「どういうことなん、ぼくくん。これ…バランボンっていうの?」
「毎年何かイベントがある時に来る、謎の生き物。それがバランボンや」
「へー」
わたしちゃんは「退治したらいいん?」とか呑気に言ってくる。
「退治…?」
そういえば、退治という概念がなかったな。
「さすまた取ってこよか?」
「いや、なんか怖いからやめとく」
すると、バランボンは何かを取り出した。どこに取り出すスペースがあるのかわからないが。
《|Happy birthday to AoiBoku《誕生日おめでとう、青井ぼく》》
そう書かれた細長い紙。ぼくの誕生日を祝う文が、確かに書かれていた。
「え!ぼくくん祝ってるやん!」
「いや、そうなんやけど…複雑」
祝ってくれて嬉しいのは嬉しいのだが、バランボンに祝われるとは想定外だ。
「というわけで、たすき持ってきた」
「え、そんなんあったっけ?」
「ほい」
そうやってわたしちゃんがかけてくれたのは、『本日の主役』と書かれた、典型的なたすき。
「あ、ありがとう」
「ちなみに、わたしのもある」
「え?」
そう言ってわたしちゃんは、『本日の脇役』と書かれたたすきをかけた。
「ええやろ」
「要る?」
「要る!!」
「んで、バランボンはどうすれば…?」
「いや、もうケーキはないし…スマ○ラでもする?」
また奇妙な効果音を出しながら、虹色にバランボンが輝く。ここも込みでキショい。まあ、だいたい『Yes』なのだが。
そういえば、バランボンはドン○ーコングを選んで、すごく弱かったはずだ。なら、選ぶ意味とは…
「エビバデレッツゴー、やるよ」
「なんなん、その掛け声?」
「雰囲気雰囲気」
結末微妙だ…
1281文字。迷走はしたけど、まあ無事に終わらせられたのでよし。ぼくわた要素は少ないかもだけど、まあいいや。
おっぱじめ