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二人の恋の行方。 一話
とにかくエモいのが書きたかったのです。
主人公の名は藍葉かえで。(あいばかえで) 幼馴染の高野陽(たかのよう)がいる。
「陽!おっはよ〜」
「おはよ。かえで。今日も元気だね。」
「えへへ〜」
かえで視点
私と陽は、ずっと一緒のはずだった。
「陽〜、今、え、、?」
陽は、クラスの女子に告白されていた。
「好きですっ!」
「、、、まずは、ありがとう。少し、考える時間が欲しいな。」
、、それって。陽はその子のことが好きってことじゃん、、、。
っ、、。私は、陽のなんだったんだろ。ただの『幼馴染』ってだけだったのかな。
私はいてもたってもいられなくなり、逃げた。できるだけ誰もいない場所を目指して。
途中で陽からの連絡も来たけど、みなかった。聞かなかったことにして、ひたすら走った。
こんなの自分勝手だとわかっているけど。
陽視点
「あの、、陽君、このあとちょっと時間、あるかな?」
「あ、うん。大丈夫だよ。」
空き教室に呼び出された俺は、なんだろうとか考えながら、進んでいった。この決断が、自分の運命を変えるとは知らずに。
「好きですっ!」
「、、、まずは、ありがとう。少し考える時間が欲しいな。」
「考えてくれて、ありがとう。」
俺は、相手のことを傷つけたくなかった。だから時間が欲しいと言ったつもりだったのに。その後、かえでと連絡が取れなくなった。
「かえで、、?」
俺はかえでの好きな場所に必死にいった。もしかしたらと思って。
そしたらかえではうずくまっていた。
かえで視点
「かえで、どうしたの?大丈夫、、?」
私はこんな自分を見られたのが恥ずかしくて、最悪だ、と思ってしまった。
「陽、なんでここが分かったの、、?」
「だってかえで、ここが好きで、何かあったら来てるでしょ。」
私はこの海が見える丘が好きだ。波を見ていれば心が落ち着くし、何よりも、静かだ。
そんな私の様子を見て陽は、
「なに、考えてるの?思ったこと、伝えてよ。」
まただ。告白されていたのに、私に期待させて。そんな陽にイライラして、自分でもよく分からない。
「今日は、一緒にいたくない。ごめんね。」
私はそう言ってその場を去った。
陽視点
俺は何かかえでにしてしまったのだろうか。
いつも怒らないかえでをあんなに怒らせてしまうなんて。
俺は去っていくかえでを見て、なんと声をかければいいか分からなかった。
『待って』?違う。『なんで怒ってるの』?違う。そんなことを言ってしまったら余計に怒らせてしまう。
そんなことばかり考える自分が嫌で、投げ出したくなる。
明日から、何て話せばいいんだろう、、。
そんな時、クラスメイトの中野きら(なかのきら)がやってきた。
「陽。こんなところで何してんの?」
「まぁちょっとね。色々あってさ。」
「ふぅん。じゃあ今日は陽の隣に俺がいてやるよ。」
「はは、ありがとう。」
いばるきらが面白くて、笑ってしまった。
その日は家に帰り、明日声をかけよう、と思って寝た。
翌日、かえでの家に寄り、声をかけようとしたら、ちょうど会った。
かえで視点
「おはよ。元気?」
「、、、陽、おはよう。元気だよ」
ちょうど出るタイミングがあってしまった。何事もなかったかの様に振る舞う陽を見て、少し、胸がちくっとした。
「昨日は、かえでのこと怒らせちゃってごめん。」
「ううん。全然。こっちこそ怒ってごめんね。」
二人は話さず適度な距離で学校に向かって歩き始めた
今回はここまでにします!二人の視点で書いてみました!