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執事と薔薇の育成学園
こんにちは!!
僕は|光沢凜《こうさわりん》。ノワール執事育成男子高等学園に通う二年生。
最近、僕を先生や後輩、同級生が取り合ってくるのが悩みです。
「おはよう。凜」
僕に微笑みかけてくるこのイケメン優等生は|白銀優紀《しろがねゆうき》。
幼馴染でもあって大体一緒に居る。
「おはよう。優紀!」
因みに、僕は優紀程イケメンじゃない。
どちらかというと童顔でカワイイ~とよく言われる。
「今日は凜と一緒に学園に入れる授業は少ないけど僕はずっと凜の事を想ってるから。僕はこれから生徒会の仕事に行ってくるよ」
僕が回想している間にいつの間にか生徒会室の近くまで来てたみたいだ。
優紀は僕の手にキスを落として生徒会室の方に去って行ってしまった。
最近ずっとどこかしらにキスしてくるんだよなぁ......。
「先輩。おはよう御座いますっ」
次に大きな声で挨拶してきたのは|神楽進《かぐらすすむ》。進君だ。
僕の一学年下でよくなついてくれてる。
「挨拶は良いけどそんなに大きな声だとまた黒崎先生に品がないって怒られるよ?」
こういうのも教えてあげるのは先輩のお仕事。
「それはそうっすね......。先輩にもっと品について教えて欲しいっす!」
「僕も怒られることあるからな~」
苦笑しながら言う。
「そうだ。やっぱりそういうことは担当の黒崎先生に聞くのが一番だよ」
「げっ。やっぱり黒崎先生に聞いたほうがいいっすか......。そういうことじゃないんすけどね」
最後の方はぼそぼそと言っていて聞き取れなかったけどやっぱり先生に聞くのは怖いよな。
俯いていると大きな影が落ちてきた。
「げっ。とはなんだ。神楽」
「う~噂をすればなんとやらっす」
「噂をすれば影が差す、だ。それぐらい復習しておけ」
さっきから話していたけどこの背が高くて燕尾服をピシッと着こなしている少し、多分少し厳しいこの人が|黒崎一葉《くろさきいちよう》先生。
「光沢、お前もこんな奴らとつるんでる暇があればしっかり復習しろ。俺の部屋の資料使ってもいいからな」
「俺は」
「お前はノーセンキューだ」
辛辣に言い切る黒崎先生。
やっぱり、とても厳しかったかも。
「とにかく、俺の所に来い」
「先輩、俺のところにっ来てくださいっす」
「先生、神楽君も、待ってください。凜は僕の所に来たいはずです」
さっきまで生徒会で仕事していた優紀までも乱入してきて僕を取り合い始める。
これが僕の執事学園での騒がしい日常です!
~続く?~
え~お久しぶりすぎますね。
前、公開したものが2/26。書いて無さ過ぎて殺されそうです。
後、一日で設定考えて適当に考えたので続くかは知らないです。
続かないと思います☆
ファンレターで感想もらえるととても嬉しいのでお願いします!!
では、