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卵が魔女になってしまった!! 3
カランカランカラン
学園の鐘が鳴る。学園中に音が響き渡る。そして卵たちのベルが、、、
じりりりりり じりりりりりり
鳴り響く。ベルが鳴り終わると
「うーん。」
「ふわぁ」
「もう朝?」
次々に卵たちが起きていく。卵たちは朝起きるのが得意なものと、苦手なもの、そして普通のものがいる。黄身は朝起きるのが得意だ。だからアラームが鳴ると一番早く起きるのが黄身だ。
黄身「みんな!今日から学園生活スタートとだよ!!みんな起きて‼早く‼ねえ!」
目玉焼き「ん、うるさいなぁ。自分で起きるっつうの。」
目玉焼きがいやいや起きると他の卵たちもいやいや言いながら起き上がった。
卵黄「ん~。おはよううございまぁす。もう朝ですかぁ?」
寝起きの卵黄が言った。すると、 ガチャ
ごはん「おーい!もう朝食だぞ!早く一階に来い。」
ごはん先生が優しく微笑み、卵たちがバタバタと倒れていく。ごはん先生はよく分かっていないようだが、、、、
ごはん「と、とにかく早く一階に来いよ。みんなが待ってる。」
そう言い切り、ごはん先生は一階に降りて行った。
みんなが待ってる?まるで私たち(卵黄たち)を待っているようじゃ、、、
黄身「さぁ!早くいこ!!朝食食べたら、授業だし!そしてそしてー」
黄身が鼻息を立てて興奮して話すと、
目玉焼き「おいおい。もういいよ。とにかく今日一日頑張ろうな。よし行こう。」
「がんばるぞー!」
「楽しみー!」
「朝ごはん何だろう?」
「玉子だけはやめてくれ----!!!!!」
「玉子出るわけないじゃん」
「そうだよ!出たら怖えよ!」
卵たちはどんどん下に降りて行った。
卵黄「あ!私たちも早くいこ!遅れたらどうなるか怖いし、、、。」
黄身「ゴホンッ よし!そうだな。俺らも行くか。」
そして卵黄たちは階段を下りて行った。
校長「おはよう!卵たち‼今日もみな、遅れずにやって来たな。それでは私の話のあと、朝食を皆に
配ろう。」
校長先生が話しているとき、たくさんの卵たちが笑顔でしっかりと聞いている。壁にはこんなことが
書かれていた。【卵学園の生徒は、笑顔でたくましく助け合い、時間を守り、決まりには絶対に従うべき、完璧な生徒】 そう書いていることに気づき、卵黄はしっかりと読み直した。
目玉焼き「おい!黄身!なんで俺たちはみんなのところにいないんだ?俺、早くみんなのところに行きたいんだけど。」
そう。卵たちは皆が座っている机にいなくて校長が話している台の裏に隠れていた。
黄身「しょうがないよ!校長にここにいとけって言われたんだから!」
卵焼き「ていうかここ狭くない?早く広ーい所に出たいわ。」
次々と卵たちが愚痴を言っていく。すると
校長「では5つ目のお知らせです。この卵学園、わが学園に転入生がやって来た!」
卵黄たちはすぐに自分たちのことだと気づき、そしてなぜ自分たちが他の卵たちのところにいないのかいろんなことがほとんど分かった。
校長「では!転入生の子たちに挨拶してもらおう!さあ、おいで。」
校長にそう呼ばれ、黄身に並んでどんどん台に乗っていく。みんな知らない子たちがたくさんいてみんな緊張していた。すると、黄身がマイクに手を伸ばして、、、
黄身「初めまして!卵学園の皆さん!どうも!代表して、
僕は黄身と申します!◇〇▽スーパーで魔女に買われ、生きている卵となりました!僕の後ろにいるみんなも僕と同じスーパーで買われ、同じように命を宿しました!どうぞよろしくお願いします!」
黄身が代表して今まであったことをまとめて言ってくれて卵たちがほっとしていると、
校長「失礼。さあ!わが学園にやって来た黄身たちくんだ!みんな仲良くしたげてね!」
「はい!!」
校長がその場をまとめてくれて、その場がおさまった。
ごはん「えー、では黄身たちのクラスを発表するぞ。まず、黄身と卵黄、目玉焼きと白身、卵焼きは私、ごはんが担任の1-Aだ。 そしてパラらとぴなこと弓とライトは1-Bだ。そしてらんと、、」
ごはん先生がクラス発表していた時、校長先生がやってきて
校長「ごはん君がクラス発表してくれていただろう。その発表していた子たちとルームメイトだ。分かったな。」
黄身「は、はい!]
校長はそれを言い放った後、戻っていった。
ごはん「ようこそ!黄身たち!ここが1-Aだよ!」
ごはん先生が明るく声をかけてくれて黄身たちは安心して卵学園の1-Aの子たちに挨拶した。
黄身「初めまして!黄身といいます!魔法が大好きで得意です!よろしくね!」
黄身が1-Aの子たちに笑顔を振りまくと数人がバタバタと倒れた。
卵黄「初めまして。卵黄といいます。よろしくお願いします。食べ物が大好きです💦」
卵黄が恥ずかしそうに挨拶すると、数人の男子の顔が赤くなっていた。
目玉焼き「初めまして。目玉焼きです。甘いものが大好きです。この左手は色々あって魔女に切られ
てしまいました。」
目玉焼きが少し悲しそうに言うと数人が少し同情しているような表情になった。
白身「初めまして!卵黄の親友の白身です!勉強が得意なのでわかんないところがあったら気軽に聞
いてくださいね!」
白身がニコッと笑顔を見せると、数人が安心しているような表情になった。
卵焼き「初めまして。卵焼きよ。よろしく。運動が得意なの。運動できないなら、私のところに来て
ね!」
卵焼きが上から目線でいうと数人が嫌な目で見てきた。
ごはん「と、とにかく、みんな黄身たちと仲良くしてね!では授業を始めます!」
ごはん先生がその場をまとめて、授業が始まった。
1時間目:国語
ごはん「では主人公の李里奈のこの時の気持ちを考えてください。」
白身「こんなの簡単だよ!李里奈の気持ちは、、、、、」
教室で鉛筆で書く音が響いている。どんな気持ちかわからず悩んでいる者や、簡単にスラスラと書いている者がいた。
この卵が魔女になってしまったを読んでいる方へ
卵たちが考えている李里奈の気持ちとはわからないので、みんなに特別にお話の少しの部分を見せてあげよう!!
李里奈と魔法
教科書P 28ページ5行目ごはんが聞いているのはこのところの気持ち。
ばばミン「李里奈はまだ子供だから、魔法なんてせずに私の部屋を掃除してなさい。」
ばばミン先生に言われて李里奈は「はい、、、、」としか答えられなかった。だが、魔法が 好きな李里奈はばばミンに言われた魔法なんてという言葉と魔法なんかせずに部屋を掃除しろという言葉に
複雑な気持ちになっていて、気持ちが晴れなかった。
の、複雑な気持ちをごはん先生が聞いていたよ!★
ごはん「よし!そろそろ発表してもらおう!誰を当てようかな、、、。よし!醤油!お前が発表して くれ!」
ごはん先生にそう言われ、渋々醤油は立った。
醤油「・・・・・・。僕は、李里奈の複雑な気持ちとはきっと、恋心だと思います。ガチで。」
全員「ぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
醤油がとてもまじめそうに言うので、卵とごはん先生たちが全員一緒に驚き、噴き出して笑った。
ごはん「あははあははは! ゴホッゴホッゴホン!すまないね。醤油。でも、李里奈の子の複雑な気持ちはそういうプッ れ、れんあ、あはは!恋愛には、wwww関係ないんじゃwwwない?」
ごはん先生がとても笑顔で笑っていることには全員納得がいっていた。
醤油「?恋愛心じゃないの?大体恋愛ものは複雑な気持ちっていうのは恋愛に関係してるのになぁ」
醤油がブツブツ言いながら考えていた時ほとんどの間は先生や卵たちが笑っていた。
そこに白身が真顔でサッと手を挙げた。
白身「私、分かりました!李里奈のこの複雑な気持ちというのは、大好きな魔法を嫌なように言われ、李里奈はきっと嫌な意味での複雑な気持ちになったんだと思います。」
白身の言葉がよくわからないかった卵たちがたくさんいて、卵たちは「お、おお。」としか答えれなかった。
ごはん「・・・・・・。ゴホン!では全員ノートを出してもらう。ノートを出した者から休憩だ。」
ごはん先生がそう言うと、次々に卵たちがノートを前に出していく。全員がノートを出し終えたら、先生が自分の机に向かって、丸付けのようなことをしていた。
黄身「ふー。疲れた。でも次は魔法の勉強だし、頑張っていくか~。」
卵黄「私、大丈夫かなぁ。ここに来る途中にただの卵になったし、ほうきにも十分に乗れない。」
卵黄が少し心配していう。すると白身と目玉焼きが
白身目玉焼き「大丈夫だって!卵黄ならできるよ!」
といった。卵黄が2人の言葉を聞いて、安心していると
卵焼き「ねえ、そろそろ行きましょうよ。次は魔法の授業でしょ。しかも移動教室だし。」
卵焼きの言葉で卵黄たちは同時に「あ!!」と答えた。
目玉焼き「やばい!移動教室なのすっかり忘れてた!!ほうきと教科書とってこないと!!」
目玉焼きと白身はダッシュで教室を出てほうきと教科書を取りに行った。
黄身「えっと、魔法の授業は10時45分からだし、、、。遅れたら成績も下がって、しかも1番最初の授業で、魔法の基本を教えてもらうから、遅れたら魔法の半分が上手くできなくなる、、、、。」
黄身は勉強の時間割表を見てブツブツ言いながら顔が青ざめていく。
卵黄「ねえ黄身。私たちも早く取りにいこう?今はまだ10時25分だしさ。」
卵黄の言葉を聞いた黄身がさらに青ざめて
黄身「もう25分!?嘘だろ!早く取ってこないと、、、、間に合わない!!!」
黄身は青ざめながら言うとダッシュで部屋に向かって走っていった。
卵黄「あー、行っちゃった。私も行こうとしたのに、、、。」
卵黄が悲しそうに言うと、卵焼きが照れくさそうに
卵焼き「・・・・・。仕方ないわね。私がほうきに乗って取ってきてあげる」
卵黄「あ、ありがっ」
ヒュンと目の前に1人の卵がやって来た。
白身「卵黄!お待たせ!私ね!卵黄のために、ほうきと教科書とって来たよ!嬉しい?」
白身は自分の教科書とほうきを取って出ようとすると、黄身が来て卵黄がいなかったから仕方がなく
白身は、自分でとったほうきに乗って教科書とほうきを持ってきてくれたのだった。
卵黄「・・・・。ふふっありがと!やっぱり白身は優しいねぇ。」
卵黄が白身に優しく可愛いい笑顔を見せた時、白身と卵焼き、しかも目玉焼きも鼻血を出して倒れていた。卵黄は意味が分からず、不思議そうな顔をしていた。(表情)
黄身「・・・・・・・・・。おい、見ろよ。時間。のんきに話してるけどさあ、もう少しで授業始まるで。」
黄身の言葉で他の卵たちが同時に時計を見た。魔法の授業が始まるのが10時45分。そして今の時間が10時40分。あと五分で授業が始まってしまうのだ。それに気づくと卵黄たちは一気に青ざめた。
目玉焼き「・・・・・・。と、とりあえず、、、行くか。」
目玉焼きの言葉に卵黄たちがうなずくと、一斉にダッシュで魔法の授業の教室に向かった。
はい!これで卵が魔女になってしまったの3が終わりました。
実はこのお話を一生懸命に作っているといつの間にか4539文字も書いてました( ´∀` )
次は卵が魔女になってしまった!! 4 でお会いしましょう!でわ!(✿✪‿✪。)ノ