公開中
お祭り 1
「 涼太ー 、 帯結べない 、 なにこれ 」
宮舘「 ちょっと待ってよ 、 俺自分のまだやり始めたばっかなんだけど 笑 」
宮舘「 仕方ないなぁ 、 」
そう言って俺の前に現れたのは 、 帯がほどけて浴衣がはだけた涼太 。
宮舘「 あー 、 やっぱ適当にやるとだめかぁ 」
宮舘「 ん 、 やってあげるからバンザイして 」
「 ちょっと待って 、 はだけてんのえろすぎなんだけど 」
宮舘「 … 全く 、 」
宮舘「 翔太のせいだからね 、 ほら早く手ぇあげて 」
宮舘「 翔太のやってあげるためにこっち適当にやったのにさぁ 」
俺が手をあげると 、 多少苦戦しながらも結んでくれる涼太 。
ありがたい 、 なにしろ俺はみかんの皮も剥かないので ←
「 ありがと 」
宮舘「 はーい 、 じゃあ俺もやるから待っててね 」
宮舘「 ていうかなんで浴衣自分で着れないのに浴衣で行こうって言ったの ? 」
「 え 、 涼太の浴衣姿見たいからに決まってるじゃん 」
宮舘「 … だめだこりゃ 、 」
宮舘「 … 阿部佐久間とか誘った方がよかったかなぁ 」
「 だめ 、 佐久間は絶対だめ 」
宮舘「 なんでよ 、 笑 」
「 はやくいこ 」
宮舘「 もぉ 、 ほんとに 、 笑 」
宮舘「 はしゃぎすぎてバレないようにね ? 」
宮舘「 おー 、 人いっぱいいるね 」
「 何食べたい ? 」
宮舘「 なんで食べ物先なの 笑 」
宮舘「 んー … じゃあいちご飴食べたい 」
「 うぃ 」
宮舘「 わ 、 待ってみかんとかりんごもあるんだぁ 、 」
宮舘「 全部美味しそう … 」
「 俺みかんにしよ 」
宮舘「 えー … 翔太はどれがいいと思う ? 」
くるっとそう振り返って聞いてくる涼太はとてもかわいい 。
「 なんでも 笑 」
宮舘「 ひどっ 、 笑 」
宮舘「 んー … やっぱりんごにする ! 」
「 うぃ 、 おじさんりんごとみかんお願いします 」
モブ「 あいよ 、 500円 」
「 ぁい 、 あざーっす 」
バレないように低めの声で言う 。
まぁ俺もプロだしバレないようにするくらいできるし? (
飴を受け取って差し出すと 、 俯いてもじもじする涼太 。
「 どした ? 」
宮舘「 … ばぁか 、 反則 」
「 え 、 何が 」
宮舘「 … 低い声 、 かっこよかったから 」(ムス
「 かーわい 、 早く食べなよ 」
宮舘「 わかってるし 、 ! 」
そうぷいっと後ろを向いてぺろっと舐める涼太 。
これもしかして食べ方知らないタイプ ?
それはないか 、 流石に 。
宮舘「 … 硬い 、 どう食べればいいの ? 」
「 ぶはははぁッ 、 笑 」
「 前取材でもやったじゃん 笑 」
宮舘「 あ 、 あれは小道具じゃん 、 ! 」
「 かじりつけば ? 」
そう言って俺がみかん飴を食べ始めると 、 少し慄いたようにりんご飴を見つめる涼太 。
宮舘「 んー 、 あ 」
りんご飴にかじりついた涼太は 、 もぐもぐしながら目を見開いて俺を見る 。
宮舘「 しょーひゃ 、 これおいひぃ ! 」
「 、 笑 」
宮舘「 んぅ 、 一口大きかったかも 」
「 一口もらうね 」
そう言って涼太のりんご飴にかじりつく 。
宮舘「 あーっ 、 一口大きすぎ 、 ! 」
「 んま 」
「 一口いる ? 」
宮舘「 いる 」
宮舘「 ぁむ 、 っぁ 、 しょーひゃ 、 」
「 、 笑 」
宮舘「 まっへ 、 しょーひゃたしゅけて 、 ! 」
みかんだから果汁が多くて 、 落としそうになっている 。
でもそんな涼太もかわいくて見つめてたら怒られた 。
宮舘「 しょーひゃ 、 !! 」
「 あい 、 飴持ってるからティッシュ 」
宮舘「 ん 、 ありがと 、 」
宮舘「 こんな果汁多いって聞いてないし 、 」
「 言ってないもん 笑 」
宮舘「 翔太のいじわる 」
「 残り止まって食べるか 」
宮舘「 ん 、 そーする 」
切るとこ変でごめんそ 。