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それは、海のように儚い恋でした。
虹愛
ねえ、私たちはどうしたらよかったのかな、?
「はぁ、今日も変わらない一日の始まりか、」
ここは、海原町 人口約120人という海が見える田舎町だ。
「おはよう、優華ちゃん」
「おはよう、おばあちゃん」
私はこの田舎町に小学2年生の時お姉ちゃんと引っ越してきた。お母さんはシングルマザーで私たち2人を支えてくれたが、お母さんの心の疲れが溜まり私たち2人はおばあちゃんとおじいちゃんがいる海原町というところに引っ越してきたのだ。
「あれ?お姉ちゃんまだ起きてないの?」
「美華ちゃんならおじいちゃんと朝海の清掃に行ったよ」
「そうなんだ、」
お姉ちゃんは私と違いすぐこの町に溶け込んだ。
地域の人からは「美華ちゃんは人懐こっくてかわいいね」など評判が良かったのだが私はお姉ちゃんとは違いお母さんに捨てられたショックで少し暗い性格になってしまい「優華ちゃんは美華ちゃんとは違うのかねぇ?」などと言われ続けている
「ほら、そろそろ行かないと間に合わないんじゃない?」
「あっほんとだ!ありがとうおばあちゃん!」
「行ってきまーす!」
「は~い。いってらっしゃい」
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バスが来ていつもの席に向かう
そしていつものようにこの町の海を眺める。
この町の海は蒼くそして輝いている。
「あっ、お姉ちゃんだ。気づくかな?」
私は小さく手を振ってみる
お姉ちゃんは私に気づき手を振り返した
「お姉ちゃん、大学大変なのかな?」
私は最近お姉ちゃんが元気ないのではないかと心配なのだ。
「少し寝てよ。」
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「お、 さん? か?」
「おーい、 ね さん? だい か?」
「おーい!お姉さん!大丈夫?」
気づくと私の隣に、同い年くらいの男の人が座っていた。
「えと、?」
「お姉さんさ、浜鳥高校の生徒?」
「なんで知ってるんですか、??」
「オレ今日からその高校に転校するの!一緒に行こ!」
??私たち初対面だよね、こんな漫画みたいなこと起きるの??でも初めてだろうし、「いいですよ」そう答えていた。
「え!ほんと?ありがと〜!!オレ真翔!よろしくな!!」
「私は優華です!」
「優華ちゃん!オレさ海原町の1番端の家に引っ越してきたんだ!明日からも一緒に行こーぜ?」
「うん!一緒に行こ!」
私はその時思いもしなかった。こんなことになるなんて_
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《月日がたち高校2年生の夏》
「ゆかちゃん!学校いこ!」
私は真翔と出会ってから元の自分に戻れていた。
真翔の明るい性格に釣られ町でも「優華ちゃんも明るい子だったのね!」とお姉ちゃんからは「私ずっと心配だっただよ?もう!これからはお姉ちゃんにちゃんと相談すること!いい?」とお姉ちゃんも元気が戻り、平穏な日々がこれからもずっと続けているそう思っていた。
この日が私の人生を狂わしお姉ちゃんの人生も狂わし、おじいちゃん、おばあちゃんがもっと悲しんでしまうことを、
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いつも通り2人でバスに乗る。
海を眺めながら2人でイヤフォンをつけ高校に向かう。だか、今日は真翔の様子がおかしい。
「真翔?どうした?」
「いや?なんでもないよ!」
そう言い真翔は照れ笑いをしていた。
「いや、優華!これ見て!」と何か手紙を渡された。
--- 放課後屋上に来て ---
なんでだろうか、
放課後になり言われた通りの屋上に来た。
フェンスの近くには真翔がいる。
「ごめんね。委員会の仕事で遅れちゃった」
「ううん!大丈夫!!大丈夫!!」
なんか真翔緊張してる、?
「優華!オレと付き合ってください!」
え、?私?それでも考えるよりも先に言葉が出た「お願いします」と、
「やったぁぁぁー!いや、オレ振られると思ってた、良かったぁ、優華今日からオレたちカップル、だな!」
「なにそれ笑恥ずかしいなぁ!」
「大好きだよ、優華」そういい真翔は私を抱きしめた。私もそれに応えるように抱き返し「私も」といった。その日は海に夕陽が反射し、私たちのように赤く染まっていた。
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それからの日真翔は私とずっと一緒にいるようになった。「優華?今度オレの試合見に来てよ!」
真翔は陸上をやっており、50メートルの選手。
「んー、気が向いたらね!」私にとって陸上はお母さんとの一つの思い出だ。お母さんが「優華ちゃん足が速いからやってみたら?」そう言ってくれ私は小学2年生まで陸上をやっていたのだ。でも陸上の試合のあとにお母さんが私たちを置いて消えてしまったのだから、少しのトラウマなのかもしれない。
「オレそろそろ優華のお姉ちゃんに会ってみたいなぁ!」
「そうだね!聞いてみる?」
--- あっお姉ちゃん?お姉ちゃんに会いたいって言う人がいるんだけど、 ぃぃょ‐!! --
「真翔ー!いいって!会いに行こっか!」
「おう!」
ガララ🚪
「ただいま!」
「おかえりー! と、こんにちは。」
「こんにちは。お邪魔します。」
するとお姉ちゃんの顔が真剣になっていた。
「ねえ、君会ったことない?」
「え、オレですか、?会ってないと思いますね、」
「そぉ?じゃあごゆっくり〜!私はカップルの邪魔にならないために勉強とか調べものするので笑」
「お姉ちゃん!?知ってたの、?」
「うん!もちろん!昨日くらいから」
「えぇ!笑」
「お二人ともー!お幸せに♡」
「「うん!!」」
--- 真翔と会わせた次の日以降、私はお姉ちゃんと話すとこができなくなってしまったのだ ---
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「ねぇ優華、あの子と別れてよ」
「え?なんでー?」
「言えないよ!けど…」
「ごめん、お姉ちゃん私は真翔と別れられない」
「そっか、ごめんね優華、そういえば私一人暮らしすることになったの」
「なんで??」
「ずっと考えてた。ごめん優華しばらくは会えない。またね、」
「お姉ちゃん!!」
その日家の窓から見た海は私の心のように酷く荒れていた。
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「おはよう。おじいちゃん、おばあちゃん」
「おお!おはよう優華」
「おじいちゃん今日も魚釣ってきたの?」
「そう!おいしいぞー!」
「ねぇお姉ちゃん大丈夫かなぁ?」
「あら優華ちゃん美華ちゃんを心配してるの?」
「優華!美華は大丈夫だぞ!」
うん!大丈夫!お姉ちゃんなら、
「もう行くね!行ってきまーす‼️」
「「いってらっしゃい〜」」
今日の海は、穏やかだなぁ。
「優華〜!!」
「あっ!真翔!」
「ねぇ!今日オレの家来ない?」
「え、行きたい!」
真翔の家か、行ったことないな、楽しみー!
その時は気づいていない、それが私たちの終わりだということを、
そしてその時海は少しずつ荒れ始めているのであった。
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