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朝起きたら魔法使いになってた件。(2)
前回の小説↓↓
https://tanpen.net/novel/7b915755-8045-44c1-87ad-b653780a9c7a/
前回の小説を読んでから、この小説を読むのをおすすめします!
強風はまだまだ暴れまわっていた。
視界が悪くて、エナの姿もギリギリ見えるくらいだった。
ついにエナが見えなくなった、その時だった。
私は、地面にまっすぐ落ちていったのだ。
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「いててて…」
まっすぐ落下してきたので、しりもちをついた。
私の視界には、見たこともない景色が広がっていた。
『れ、玲歌!』
「エナ…」
『ここが魔法使いの住む国、魔法の国だよ。』
「すごい…」
「だ、大丈夫?!」
「え?」
そこにいたのは、4人の女の子。
みんな優しそうな子だ。
「あ、ごめん!自己紹介してなかったね」
私は4人の女の子に自己紹介してもらった。
|莉南《りな》ちゃん、|澄玲《すみれ》ちゃん、|菜乃花《なのか》ちゃん、|梨羅《りら》ちゃん。
う、私も自己紹介しなきゃ。。
自己紹介苦手なんだよね、
「ゆ、|雪野 玲歌《ゆきの れいか》です!この子はシマエナガのエナです、よろしくお願いします!」
「敬語じゃなくていいよー、もう友達なんだし!」
莉南ちゃんは、笑いながら言った。
「そういえば、ここに来たなら、魔法学校に入学しなきゃいけないよね?」
「魔法がどれくらい使えるかの入学試験?があるのだ」
「魔法の使える力によって、クラスが違ってくるのです」
うげぇ、できれば莉南ちゃんたちと同じにクラスになりたいなぁ。。
魔法学校は日本でいう高校まであって、莉南ちゃんたちは5年生で、結構低いらしい。
入学試験かぁ、
みんな入学できるけど、魔法の使える力によって学年が違ってくるらしい。
明日には入学試験を受けるっぽい。
どうしよう、緊張する…
文字数 : 690文字
次回は、玲歌が魔法学校の試験を受けるよ!