公開中
君と僕が出逢ったあの-最終話-
登場人物
・野村湊
・島崎紬
・先生
・冴
湊「もう6月か。。。」
先「紬ちゃんが居ない生活にもそろそろ慣れたかい?」
湊「慣れるわけ無いですよ。もうすぐ自分も逝くっていうのに」
先「そりゃそうか。。そういえば、手紙を預かってるぞ。予定より早く、渡しておこう。」
湊「は?僕宛に手紙?」
先「あぁ。紬ちゃんから。」
湊「先生一旦ここから出て!」
先「言われなくても出ますけど?」
僕はすぐに封筒を開けた。
ーー湊へ
ごめんね。やっぱり私が先に逝っちゃったね。でも、開放されたってことだよね?私は、天国で湊君が来るまで待ち続けます。半年っていう短い間だったんだけど、ありがとう。返事は、聞かせてね。
ーー紬より
僕は涙が止まらなかった。僕ももうすぐ逝く。でも解放されて紬と暮らせるってことか。。嬉しい事だが、死ぬのは悲しい事。でも、会えるのなら、、それでいっか。ありがとう。紬。もうすぐ逢いに行くよ。
そして僕は静かに息を引き取った。
湊「ん...?ここ、、どこだよ。。真っ白じゃねぇか。。。」
??「こんにちは」
湊「うわぁっ!」
冴「私は、ここに来た人間を案内する、冴です。」
湊「あ、、あぁ、、よろしく。僕は野村湊。」
冴「湊様ですね。お待ちしている方が居ますよ。」
湊「待ってる人。。?」
紬「あっ!おーい!湊ー!」
湊「紬?!」
紬「よかったぁ~。ずっと待つのも気が引けるんだよ?!」
湊「ごめんごめん。。」
冴「さて、再開の途中で申し訳ないのですが、」
湊「何だ、冴」
冴「貴方方には、選択があります。」
紬「そう。」
冴「1,記憶を失わず、転生する。ですが、記憶が失わなずに成功するのはたったの50%。2,このまま天国に残って過ごす。どちらを選びますか?」
紬「私は1にする。」
湊「僕は1にする。」
冴「二人とも、それで良いんですね?」
湊・紬「はい。」
冴「わかりました。あちらのゲートを潜ると転生できます」
湊「なぁ紬」
紬「なぁに?」
湊「僕も紬の事、好きだからな」
紬「クスッ私も。」
ー月日が流れー
??「こんにちは!隣に引っ越してきた、橘です!それでこっちが、、」
奏「橘奏です。。。よろしくお願いします。」
??「こちらこそよろしくお願いします!寿です!ほら、ちゃんと挨拶!!」
波瑠「寿波瑠です。。。よろしく」
??「奏ちゃん、波瑠、そこの公園で遊んできなさい!」
波瑠・奏「はーい」
奏・波瑠「アハハッ!!また逢えたね!!」
奏「湊!」
波瑠「紬!」
そうして二人は、転生に無事成功し、記憶を失わずに済んだ。
最終話です!最後、ハッピーエンドに出来てよかったぁー(。>﹏<。)一瞬できるか心配だったんだよね。。😅完結したから問題なし!!おかしな点、指摘あると嬉しいなぁ!