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うちの頼れる最年少
#名前#Saido
顔になにか、冷たいものが落ちてきたと思って
まだ寝ていたい気持ちもあったが、起きてベットの上で座ると
突然誰かに正面から抱きしめられた。
誰だろう...そう思うと一人はりうらだった。
#名前#「えっと、その」
ないこ「どうした?」
一人はピンクの髪の毛のピアスバチバチイケメンさん
初兎「どっか痛いんか?」
二人目はほっぺにハートマークのある可愛らしい人
If「ごめん...いきなり抱きついたらあかんかったな」
三人目は高身長で青髪のイケメンさん
悠佑「起きたばっかりやしな」
四人目は黄色と黒の長髪の可愛らしい人
-hotoke-「でも、本当に起きてよかったよ〜。」
五人目は、水色に紫メッシュの可愛らしい人
りうら「だね!!無事に起きてくれてよかった。」
で、六人目は私の幼馴染、りうら
#名前#「あの、貴方達誰ですか?」
いれいす「えっ...」
りうら「何いってんの?#あだ名#。りうらだよ?」
#名前#「いや、りうらはわかるんだけど他の五人の方はりうらの友達?」
初兎「なに、いってんのッ?僕らの事わからへんのッ?」
-hotoke-「#あだ名#起きてすぐにドッキリはやめてよ〜www」
ドッキリ?本当に何言ってるか分からない
紡希「いや、ドッキリとかじゃなくて、本当に誰なんですか?それになんで#あだ名#って私の名前呼んでるんですか?私達面識ないですよね?」
If「なぁ、ほんまにわからへんの?」
#名前#「りうらはわかるよ。幼馴染だもん。でも他の五人は知らないしわからない。何処かでお会いしましたか?」
初兎「嘘やんッ。」
#名前#「あの、どうかしましたか?」
初兎「えっ?」
#名前#「えっと、今にも泣き出しそうな顔してたから。」
ほっぺにハートマークの可愛らしい方が
辛いような、悲しいような
顔をしてたから声をかけたら
泣かれてしまった。
泣かすつもりはなかったんだけどな...
初兎「ははっ、記憶がなくても#名前#ちゃんは#名前#ちゃんのままやッ」ポロポロ
#名前#「えっとそのっ。何処か痛いんですかっ?どうしましたかっ?」オロオロ
-hotoke-「僕らのことを覚えてなくても#あだ名#は#あだ名#だね」ポロポロ
If「ほんまや、前とぜんぜん変わらへん」ポロポロ
"前と変わらない"
青髪の人はそう言ったけど、私はこの人たちと面識がない
ない、はずッ
悠佑「変わらへんなぁッそうやって周りが見えてる所ッほんま変わらんわ」ポロポロ
ないこ「流石、うちの頼れる最年少ッ」ポロポロ
#名前#「みなさんまで⁉どうかされましたか⁉りうらこの人達何が合ったの⁉」
りうら「いいから、傍に居てあげて」ポロポロ
#名前#「りうらまで⁉本当に何が合ったんですか⁉」
全く状況が掴めない。
ほっぺにハートマークの可愛らしい人が
泣き出したのをきっかけに
りうら含めた五人まで泣き出してしまった。
"うちの頼れる最年少"
ピアスバチバチイケメンさんはそう言ったが、
なんの最年少なのだろうか。
私には全くわからない。
その後、ピアスバチバチイケメンさんが呼ばれて、
ちょっと経ってから帰ってきた
ないこ「じゃ、一旦自己紹介しよっか。#名前#もいきなりで困惑してるだろうし」
If「そ、やな。じゃ、Da-iCENo.順でりうらから。」
りうら「わかってると思うけど、犬神りうら。いれいすって言う歌い手グループの赤色担当でDa-iCENo.1。ちなみにつむもいれいすのメンバーだよ。」
#名前#「私が、歌い手で、メンバー...」
-hotoke-「次は僕かな。稲荷ほとけ。いれいすの水色担当でDa-iCENo.2いむくんって呼んでね!」
#名前#「よろしくね。"いむくん"」
-hotoke-「ッ」
#名前#「どうかされましたか?」
-hotoke-「ううんなんでもない」ニコッ
初兎「じゃ、次は僕やな。有栖初兎。いれいすの紫と白担当でDa-iCENo.3ラップと低音です。気軽にしょーちゃんとか、しょにだとかって呼んでや。」
#名前#「よろしくね。"初兎くん"」
ないこ「順番的に次は俺かな。内藤ないこ。いれいすのピンク担当でいれいすリーダー、VOISINGの社長やってます。気軽に話しかけてね。」
#名前#「よろしくね。"ないこくん"」
If「次は俺やな。俺は猫宮いふ。いれいすの青色担当で帰国子女です。気軽に話しかけてや。」
#名前#「よろしくね。"いふくん"」
悠佑「じゃ、最後俺やな。黒川悠佑。いれいすの黒と黄色担当です。いれいすの最年長やってます。よろしくな」
#名前#「よろしくね。"悠佑くん"」
ないこくん達の反応でなんとなく気付いた。
私が何らかの原因でないこくん達のことを忘れていると。
#名前#「早速質問なんですけど、私ってどんな感じだったんですか?グループに居た時の記憶がなくて...」
りうら「どんな感じかぁ〜、歌唱力がアニキと同じぐらい高くて」
-hotoke-「可愛くて、時にかっこよくて」
初兎「周りが見えて、僕もメンバーも何度も助けられた。」
ないこ「人一倍メンバー思いで、メンバーが大好きで」
If「めっちゃ優しくて、絵もうまくて、俺と同じくらい英語ができて」
悠佑「ほんまに最年少かってぐらい気が利いて、周りに目が向けれて、」
りうら「そんな子だよ。いれいす最年少の#あだ名#は。」
#名前#「そう、なんだ。」
全く覚えてない。
でも、なにか大事なことを忘れているっていう自覚は有る。
それが、ないこくんたちなんだろうか。
まだ、私にはわからない。
初兎「そういえば、ないちゃん‼‼時間!!今日会議とちゃうかったんか⁉」
ないこ「あ、やべっ‼‼皆帰るよ‼‼じゃ、#名前#また明日迎えに来るね‼‼」
#名前#「あ、はい‼‼」