公開中
2〜腐乱〜
あれ?
もっもちろん、前回から2日しか経ってません!
…2日…?(3日です)
…
本文行きますね((((
「おお…凄い」
思わず私は感嘆の声を漏らす。
両開きのドアの向こう側は、思っていたよりもずっと広い空間だった。
峰先輩の言っていた通り、どうやらここは鍵のかかっていた正面玄関から通じているようだった。
ロビーのような場所なのだろう。古びたり植物が生えたりと、今は荒れ果てているが、おとなしい色のカーペットが敷いてあり、木製の大きなテーブルと椅子が並んでいる。
そして、なによりも目を引くのが、天井…いや、『吹き抜け』だ。
二階、三階を貫く吹き抜けがあるのだ。
どうやら、二、三階の廊下は、吹き抜けで半分に分けられているらしく、手すりのようなものがチラリと見えた。
…しかし、劣化が激しいようで、正面玄関から見て右側にある二階廊下の手すりが、一階のテーブルの上に落ちていた。
(本当に、大丈夫かな…)
しかし、そう不安になっているのはどうやら私だけのようで、吉田先輩なんかは嬉々として撮影しているし、羽田さんも、沙耶香もはしゃいでいる。…どうしろと。
とりあえず峰先輩と爽屋に近づく。
そして、思った事を、二人に確認した。
「先輩、爽屋…
これ、危ないですよね……?二階とか三階とか、床が抜けたらシャレになりませんよ…?」
「え?でも……そこまですぐ崩れそうには…見えないけど…うーん…」
峰先輩はそこまで心配していなさそうだ。私の考えすぎ…だろうか。
「いや、でも、僕も玲の意見には賛成…
やっぱ、ここは危ないと思う。絶対、何かいる。」
思わぬ賛成を得たかと思えばこれだ。やめてくれ《《冷感》》少年。
「はあ…そんなこと言わないでってば爽屋…」
「いや、でもなんか…変な匂いしない?」
「え?私臭い…?」
「いや、そうじゃなくて、何かが腐った…みたいな…」
皆んなが静まり返った。爽屋の顔を全員が凝視している。
そして、吉田先輩が辺りの匂いを嗅いだ。…そして、少し顔を顰める。
「確かに、なんか匂いがするかも…」
「えっ、うそ!!!!」
羽田さんがビクッとする。
私も、周囲を注意深く見てみる。確かに、変な匂いがどこからともなくする。木の腐った匂いか、とは思ったが…
「あれは…?」
私が指差したのは、小さな山。
それは、よく見ると、蛆虫とハエと、『何か』でできていた。
「ひっ……」
沙耶香が身をすくめる。…私も、あまり見たくない。
「あの、誰か…」
あれを確認しよう、と促すが、誰も動こうとしない。
皆んなの視線が、今度は私に注がれる。
…確認してこいと?
…
私は、鳥肌の立った腕をさすりながら、恐る恐るそれに近づいた。
はいごめんなさい🙇♀️
昨日、すっかり忘れてました。
まあでも、ちゃんとストーリーは考えてます!
…当たり前ですね本当ごめんなさい。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!
よろしければファンレターも…(((
そして、続きも、もしよければ読んでください!