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もしも総統様が(四季咲ちゃんが)組織の中で凶暴化したら……
さっきも紹介した通りこの小説は著しいキャラ崩壊そしてグロテスクな表現が含まれます。それでもよい方はスクロールっ
登場人物
• 四季咲
この話の主人公。別組織の活動を止めるべく、組織の長から全員を殺す様にお使いを頼まれる。
• 満留加
四季咲の組織の長。戦闘力と責任感が誰よりも高い四季咲を信用している。最近の別組織(敵組織)の活動に爆発寸前。
• アクリム・クルカ
今回登場する敵組織の長。満留加の言う「御薬」を仕入れた後、それを偽造し高額で一般人に売っては金を独占する金銭欲の奴隷。プライドが高く凶〇との間に生まれたお嬢様。
LET'S GO!ww
「四季咲、すまないけど少しお使いに行って来て欲しいの。どうやら私達の「御薬」を偽造して作っては高額で売りさばいている組織が多発しているらしいわ。あなたのその戦闘力でそいつらの根本まで処分してほしいの。勿論、其れに相当する報酬も忘れないわ。
期待してるわよ、四季咲。
満留加」
私は四季咲紫宝。今は敵組織のアジトに向かっている途中だ。
満留加様が言う「御薬」というのはこの世界でいう麻薬だね、此処の組織も高い金額で売ってるから人の事は言えないんだけど
まぁ私も偽造という営みには頭にきてるからしゃーなしでお使いに行ってるわけ
武術剣術の練習は毎日欠かさずやらないといけないしそして休む日がない。
正直こんな仕事辞めて遊びたいけど…言ってはいけないかもだけど給料は高いっちゃ高いからなんとかやってんだよな
……
敵のアジトについた私。外見は大きな豪邸のようだが、お化け屋敷といってもよいだろう。あちこちにひびが入った建物で、窓の中は薄暗い。
一通り建物を見回した後、暗いトンネルのような空間に堂々と足音を響かせながら入った。中では二人の男性が見張りをしており、そいつらが話しかけてきた。
男1)「あれあれ?お嬢ちゃん?ここはお嬢ちゃん一人で入ってきてもいい場所じゃねえぞ?」
男2)「待て待て、此奴前の薬屋に居た女じゃねえか?」
男1)「え、あいつか!?…ふーん…中々骨のありそうな女じゃねえか…早速試してみようぜww」
…何を試すってんだよ場合によっては殺すけど…ってか場合によらずともこいつ等は死ぬけど…。
男2」「おい嬢ちゃん、ずっと黙ってられちゃあだるいんだわ、なんとか言ったらどうだ?ww怖気づいたのか?」
…。殺すか
男1)「返事も無いのか…それなら俺等と一発やろうn」
そう男が言うのと同時に、私はこいつの額めがけて紫狐刀を突き刺した。男性は悲鳴をあげる間もなく、汚い血を撒き散らしながら白目をむいたまま後方に倒れる。
男2)「なっ…何すんだよこのアマがっ!!」
そいつはまた殴りかかろうとする。しかしそいつの腕を躊躇なく私は切り刻む。
声にもならないような汚らしい悲鳴をあげた後命乞いをしようと考えたのか、こんなことを言い出した。
「やめろ、なんでもするからっ!!!!!!ほら、なんでも…するっ…!!!!」
別にしてほしいことなんてない。仕事なので、なんでもするんだったら今すぐにでも消えてほしい。
私はそいつの左胸に冷たい刃先を柔らかく笑いながらゆっくり刺し込む。
そいつも咽びながら奇声をあげて、倒れた。
(さて…行く道も片付いたし此処の組織の長の息も止めてこようか)
私は高貴な模様だけど古そうなエレベーターに乗り込み、三階のボタンを押す。
無表情のままエレベーターで立っていると急にエレベーターが二階で止まった。不思議に思い、三階のボタンをカチカチ押す。
すると謎の女性の声が聞こえてきた。
〈皆様、アクリム・クルカからお知らせがございますわ。この館に黒い紫色の目の鼠が入り込んでますの。このような小汚い鼠を招待した覚えはありませんし、歓迎しようとも思いませんわ。皆様にはこの鼠さんを狩っていただきたいの。
やりとげた方にはそれに応ずる「御薬」を差し上げましょう。皆様の活躍、期待しておりますわ。〉
雑音が混じる放送の声に、思わず私は顔をしかめた。
エレベーターもこれ以上進まないので仕方なく開くボタンを押した。
ゆっくり開く扉の先にはたくさんの部屋があった。私はリボルバーをトランクから用意し、弾の交換をする。
まあ銃は最終手段なのでこんな所で使うつもりはない。念の為である。いつでも戦闘ができる態勢で階段を登ろうとすると501号室と書かれた部屋から一人の男が出てきた。
すごい形相をしたままこっちへ向かってきた。私はすぐさま此奴の眉間を目掛けて蹴りを喰らわせた後、まだ生きていたそいつの顔を持ち上げ思いっきり横に捻る。
息をしなくなったので多分死んだだろう。
すると今度は505号室から釘バットを持った男が突進してくる。私はそれを横に避け、背中に思いっきりパンチをくらわし地に倒した後、そいつの頭骨を踵落としで粉砕した。
休んでる暇もない。次から次へと気持ち悪い男の人達が部屋から溢れ出てくる。まだ刀も銃も使わず武術で攻め続ける私。弱いやつは蹴りか殴るで倒れるが、中にはしぶとい奴もいる。
中々死んでくれないのでそんな奴は髪の毛を掴んで、そいつの頭を思いっきり壁に打ち続けたり、階段から蹴り落としたり、胸部や頭部、腹部を踏み潰したりして殺す。
そんな感じで殺り続けていると、この階最後の男が出てきた。身長が190cm、そして体重も随分重そうな強面の大男がゾンビの様にゆっくり歩いてきた。左手には大きなチェンソーを持っており、下手したら輪切りにされるだろう。
どうするか…。
色々考えている内に、その大男がチェンソーを振るってきた。
何とか避けるが、この時始めて恐怖心を抱いた。グルグル回るチェンソーの刃先を見ていると足がすくんで動けない。すると大男はニヤニヤ笑い、私の首をぎゅっと掴み上へ掲げるようにして持ち上げた。
く、苦しい…。息が…できない…。紫狐刀を左手で持って相手の脚の付け根に刺そうとするが、男はチェンソーを投げ捨てもう片方の手で抑え込む。
きっと此奴…此の侭じっくり私の事を殺すつもりだろうな…。
なら仕方ない…と相手の下の急所を思いっきり蹴った。(分かる?やばいよwww男子の急所だよそこ紫宝ちゃんww人間の感じる痛み中で第五位に痛い所だよwww)
男性は激痛と驚きで私を掴んでいた手を離す。少し息を整えた後、仕返しに入る。
私は爪を立ててそいつの視覚機に指を入れた。眼球を潰され、激痛に悶え苦しみのたうちまわる男性を軽蔑する様に眺める。指に粘り気のある謎の液体が付いて気持ち悪い…、眼球なんぞ潰さなければ良かった…ww
まあ…このまま生かしておくのもできないため、可哀想だけど死んでもらおうか…特に可哀想とも思ってないけど。
涙を流さず泣いている男の頭を地面に叩きつけて馬乗りになり、拳で頭部を滅多打ちにした。
殴る度に豪快で異常なほどにグロテスクな音が鳴り、真赤な血が溢れ出てくる。私の服も顔も全身返り血でいっぱいだ。
しばらく抵抗を続けていた男だが、、やがて指一本動かさなくなってしまった。左胸を確認してみるが、心臓は動いていない様子。
そいつが死んだ事を確認し、辺りを見回してみると、自分が殺した男性の死体でいっぱいだった。床も壁も潰れた内臓や血でびしょびしょでとても常人は見てられない光景の中、私はひとりで立っていた。邪魔者はもう居ないみたいだし三階行くか…。
紫狐刀をしまった後、革靴の音を響かせながら階段を上って行く。…さて…長はいるのだろうか
~三階にて~
三階には部屋が一つしかなかった。恐らく此処が此の組織の心臓部だろう。しんと静まりかえっていて、上には防犯カメラが設置してある。
私は少しどきどきしながらその部屋のドアノブに触れる。そのまま静かに開き、ドアを閉じた。
「御待ちしておりましたわ、黒髪の鼠さん。」
見ると茶髪の女性が椅子に座っている。高貴であるが、決して豪華とも言えないドレスを纏っており、やけに落ち着いた口調、そして態度で話しかけてくる。
「あ、申し遅れました、私アクリムクルカと申す者ですわ。あなたに少しお尋ねしたいのですが…。」
椅子からゆっくり立ち、いかにも優雅に振舞いながら私の周りを歩く。
「一体何の御用ですの?まぁ…どうせあなたも薬の作り方を教えて貰いに来たのでしょう?今迄に何人もその様な愚か者が来ましたわ。此処の男達に返り討ちにさせたりしたのですが、此処までたどり着いたのは初めてですわ。全く…。流石とでも言っておきましょうかね」
呆れたような目をして手を振って見せた。アクリムの声が少し鋭くなった。
「それに貴方、何処の組織の回し者ですの?」
「………。」
「あら…だんまりですのね。」
ずっと虚ろな目をして下を向いたまま私は何も発しない。アクリムはいらついた様子でしばらく沈黙していたが、いきなり私の額に向けて銃を向けてきた。
「しかし…よくもまぁ…ここまでコケにしてくれましたわね。」
私は驚きのけ反って両手をあげる。
「あなたは此処で死にますが、それで終わりではないのですよ。貴方の御家族や御友人、大切な方も全て皆殺しにしてやりますわ。
ここの方など薬でさえおびき寄せればいくらでも兵士は集まりますもの、捜索なんぞ簡単にできます。」
険しい顔のまま私に語り掛ける…。随分と無駄話が長いなこの娘…。
「自分のただただ乱暴な殺生によって大切な人まで道連れにしてしまうなんて可哀想な鼠さんですこt」
私は話の長いアクリムの服と腕をまとめて紫狐刀で刺した。アクリムは絶句して目をかっぴらいたまま暫く固まっていたが、何が起ったのかを理解するなり無様な声で絶叫し始めた。
「え…嘘…い、っ嫌ァァァァァァァっ!?!?!?!?」
腕から滝の様に流れてくる血をただ呆然とみつめながら絶叫しているアクリム。私は壊れた機械の様にアクリムに近付いた。
「ちょ、ちょっと!!!」
悲鳴をあげ、持っていた小型拳銃で抵抗するそいつ。バンバンと五月蠅い銃声が部屋中に響く。私はそれを落ち着いた動きで全て避け、相手の銃を奪い取る。リボルバーはあるが、手っ取り早く殺すには連射できる銃の方がやりやすいだろう。私は弾が入ってるか確認した後、そのまま相手に銃を向ける。
「ま、待ってっ…!!お待ちになって!!!!ちょ、ちょっと魔が差しただけなのっ!!!!」
周りを仰ぐような手をして命乞いをする。今日でこんな光景を見たのは何度目だろうか。
私は紫狐刀で動きを封じられているアクリムの言葉を無視し、打つ姿勢をとり、片目を瞑る。
「そ、そうよ…!!儲けの半分をあげるわ…!!こ、これで私たちも大金持ちよ!!わ、分かった、作り方を教える…!!」
身動きが取れずただただ死を恐れて藻搔く私の獲物…。涙目になって命乞いをする姿はまるで飼い主に虐待を受け、それでもまだリードで繋がれた子犬の様だ。私は相手の反応を愉しむ様に小型拳銃の引き金をカチカチ爪で鳴らす。
「いや…ごめんなさい…なんでもしますからっ…どうか命だけはっ助けてくださいっ…」
もう満足できたし此奴も殺せば仕事が済む。さっさと撃ち殺すか。
「ど、どうkっ」
私は構わず銃をばんばん連射した。銃が当たったアクリムの体に赤い穴が空き、血が真っ白な絨毯を赤く濁らせる。火山の様に噴き出す血は私にとってとても汚らわしいものの様に思えてくる。
顔にも頭にも腹にも当たり、中の内臓も普通に見えるぐらいの穴が開いている。
しばらく打ち続けていると段々アクリムの声と動きが鈍くなっていき、やがて声も発さずに息絶えた。
紫狐刀からだらりと垂れ下がる様に力尽きた体には何箇所にも鉄砲の穴が空いており、黒かったドレスも自分の汚い血で赤く染まっている。
自分の服も手も血塗れであり、気持ち悪いので早く洗濯がしたい。
とりあえず自分の仕事は終わったので早く自分の仕事場に戻るか。
私は手を洗った後、上に着ていたブレザーを脱ぎ、白いブラウスの儘此のアジトから出た。
(…のどかにでも洗濯してもらおうかな腹も減ったし。)
~シェアハにて~
紫)「ごめんのどか、此れ洗濯しといてくれない?」
の)「あ、うんいいよ…て凄い血だな…。またシナ国のヤンキー種族でもぼこしたの?ww」
紫)「そうそうwww本当大変だったよwwチェンソー持ったヤンキーいてさぁww」
の)「えーやばwwよく倒したな…。」
適当に言い訳し、部屋に戻って満留加様からの明日の計画のやり取りをする。
紫)「満留加様、明日は何処へ…。」
満留加)「じゃあ…。
このシェアハで私の仕事の詳細を知っている者は誰一人いない。
紫)「招致致しました。」
次潰す組織が決まった。
読んでくれてありがとう!!