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君と僕が出逢ったあの日-第二話-
登場人物
・野村湊
・島崎紬
・主治医の先生
・屋台のおじちゃん
僕は野村湊!病気を持っていて、あと生きれるのは残り10ヶ月!でも、毎日が楽しい!余命宣告を受けた日に、同じ病室になった島崎紬がいるから僕は退屈になっていない!
湊「おーい!紬ちゃ~ん!起きないと花火大会始まるぞー!」
紬「えっ嘘?!もうそんな時間?!」
湊「嘘だよ紬ちゃんwドッキリ!」
紬「もう!湊君、そうやって私を遊ばないでよ!このケチ!」
湊「わりぃわりぃwところでさ、服、、持ってんの?今日花火大会に着ていく服。」
紬「うーん。。ない、、かも。。。。」
湊「マジかぁ。。。どうすっかなぁ。。」
紬「あっ!でも普段着でいいならあるよ!」
湊「それで良いんじゃね?僕もそうだし」
紬「それでいっか!」
そうして花火大会に向かう時間になった
先「じゃあ湊君、紬ちゃん、くれぐれも気を付けて。絶対に10時までには帰ってくること!」
湊「知ってるって先生!そんな僕ら、馬鹿じゃないからw」
先「何かあったら、すぐ連絡してね!」
湊・紬「はーい!それじゃあ、いってきま~す!」
先「いってらっしゃ~い。。。何も起きなきゃ良いんだがな。。」
そうして僕と紬は会場に着いた。
紬「うわぁ!屋台が沢山ある!」
湊「どれから回る?」
紬「えーっとねぇ。。あ!りんご飴食べたい!」
湊「じゃあ僕は、、みかん飴で!」
屋台のおじちゃん「あいよ!」
湊「ほら、紬ちゃん」
紬「うわぁ~!いっただっきまーす!」
湊「紬ちゃん、、そんな一気に食べなくても、時間はあるから。。。」
紬「あ、そうだねw」
ピンポンパンポーン
湊「あ、アナウンス。」
アナウンス「そろそろ、花火大会が始まります。」
湊「なぁ。紬ちゃん!ちょっとついてきて!」
紬「えっなになに?」
湊「いーからいーから!」
紬「教えてくれないと行かない!」
湊「わーったわーった!実はな、、特等席があるんだ!」
紬「行く!」
そうして特等席に向かう。
湊「おっちょうどぴったり!」
紬「何がぴったりなの?湊君。」
湊「ほら、あっち見てみなよ!」
ヒュールルルル。。。ドーーーン!
紬「うわぁ!特等席ってそういう事?」
湊「あぁ!ここが、特等席だ!あ、これ、誰にも言うなよ?僕達だけの秘密な!」
紬「うん!」
僕と紬はうんと花火を堪能して、病院に帰った。
先「どうだったかい?紬ちゃん。ここの花火大会は」
紬「すっっっっっごく楽しかった!」
先「おぉ、それは良かった」
湊「先生、ちょっと話したいことが。。」
先「何だい、湊君。」
湊「紬ちゃんが居ないとこで話せないか?」
先「了解」
湊「悪い紬ちゃん。僕ちょっとさ、先生と話すから紬ちゃんは先に病室戻ってシャワー浴びてて?」
紬「わかった!」
タタタタタタ
先「それで湊君、話したい事って?」
湊「。。あいつ、何かがおかしいんだ。。」
先「おかしいとは?」
湊「何かあいつ、、ここに居ると、病気が治るから死なないとでも思ってるんじゃねぇのか?先生。それに、、嫌な予感がするんだ」
そして、その嫌な予感は、的中する。
第二話終了です!どうでしたか?夏休みに、二人きりで花火大会に行く!なんてロマンチックな。。。そして、湊の嫌な予感は何なのか!次回をお楽しみに!