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君と僕が出逢ったあの日-第三話-
登場人物
・野村湊
・島崎紬
・先生
湊「うぅ~ん。。。」
先「湊君、紬ちゃん、起きる時間だよ」
紬「。。ふぁぁい」
湊「はいはい、先生。あと5分寢らせて」
先「だーめ!」
湊「あぁ。。布団返してよ先生ーー!」
先「いい加減起きなさい!」
湊「ちぇっはぁーい」
先「よろしい。ところで、朝ご飯、ここで食べるかい?」
紬「私はそうする。湊君は?」
湊「紬ちゃんがここで食べるなら僕も、、、」
先「あいよ。持ってくるから待っててね」
湊「うん。。」
先生が居なくなった時、僕は口を開く
湊「ねぇ紬ちゃん。」
紬「なぁに?湊君」
湊「あのさ、、紬ちゃんって病院に居たら病気が治るって思ってたり、、する?」
紬「うーん。。まぁ、思ってるね。」
湊「その想像を壊しちゃうんだけど、この時代、僕らがなってる病気は治る確率が低いんだ。」
紬「え。。」
湊「多分紬ちゃんのご両親も、治ることは確率低いって知ってると思う。だから、余命通り死ぬと思う。もちろん、僕もだけどね」
紬「。。そうだったんだ。昨日話してたもんね。。」
湊「でも、死んだとしても解放されるだけだよ」
紬「え?」
湊「この地獄の病気から死ぬのは怖いけど、病気から解放されるってこと」
紬「嬉しくも、悲しくもないってこと。。か」
湊「そうなるね。。」
紬「ねぇ湊君、もし私が先に逝っても、生まれ変わる運命でも、天国で待ってる。」
湊「えっそれってどう言う。。。」
先「おまたせ!湊君、紬ちゃん!」
紬「うわぁ!美味しそう。。!いただきま〜す!」
湊「なぁ、先生。。。これ(ミニトマト)あげる。。。。」
先「こら湊くん!ちゃんと食べないと!」
湊「僕はミニトマトだけは無理なんだって!!」
先「じゃあ今回だけだな。」
湊「ありがとう先生ーー!」
紬「ボソッこどもかよ。。。w」
湊「ん?紬ちゃん、なんか言った?」
紬「あっううん!何でもないよ!」
湊「てか先生、次のイベントってさ、ハロウィンだよね?」
紬「ハロウィン!」
先「あぁ、そうだな」
湊「でもハロウィンは無理だよな。。w」
紬「何で?」
先「外出だからだよ。前は特別。」
湊「そうなんだよなぁ。。。w」
紬「じゃあ、、、次は、、」
湊「うん。。。紬ちゃんの余命宣告の月。。」
紬「クリスマスであり、私が死ぬ月。。。か。。」
先「そうだな。。そうだ!」
湊「何?先生。」
先「フフッ良いこと思い付いた!」
紬「先生どうしたの?」
先「なぁふたりとも、ハロウィンパーティーやるぞ!」
湊「ハァ?!先生、頭吹っ飛んだんか?どうやってやるんだよ、仮にやるとしても」
先「やる代わりに、ふたりともハロウィンまで内容はお楽しみだな」
紬「先生!教えて教えて〜!」
先「そうだな。。。湊君が、ミニトマトを合計5個食べたら教えてあげよう」
湊「げっ僕?」
紬「湊君、頑張って食べてね!」
先「食べないと、内容もわからないよ?」
湊「ググッ。。。わかったわかった。食べりゃ良いんだろ?」
湊「ウゥ…先生、、全部。。食べた。。よ。。」
先「よし!内容は、、、まだ未定!」
湊「おい!僕が頑張って食べた意味は?!」
紬「あっそっか!湊君、今まだ先生だけのアイデアだから未定何だよ!」
湊「先生。。ちゃんと決まったら教えてくださいよーー?」
先「はいはい、約束ね。」
そして、ハロウィンパーティー前日になった。
ここで第三話終わりです!意外とこういう恋とか感動系って難しいんだね。。😅でも、完結まで頑張ります!!!
(完結まであと3話!!!)