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過去編 1
頃権
過去編の夢主ちゃんは小学一年生
回想
「ふんふんふーん」
#糸菜#は今にもスキップをしそうな勢いで学校からの帰り道を歩いていた。鼻歌はもう溢れてくるものだ
理由はとっても単純頑張って書いた作文が先生に褒められたかである
題名は【じまんのおかあさん】
(おかあさんきょうはおしごとはやいかな?はやくみせたいな。ぱぱにもじまんしたい)
#糸菜#は生粋のママっ子でお母さんの驚く顔を想像するだけで満面の笑みだ
だから後ろから近づいてくる不審者のことなど気づくはずもない
「!!・・・・・・・」
いきなり後ろから布を当てられ謎の匂いとともに意識がなくなっていくのを感じた
「・・・・・ん・・」
おきたらまっくらのばしょにいる
(ここどこだろ・・)
(まわりがみえない。ねむたくなるまえのことがよくおもいだせない)
(とりあえずおしりいたい・・たたなきゃ)
#糸菜#が立とうとすると両手が不自由なことに気づいた
「なにこれ・・なわ?」
なんとかほどこうとして両足を伸ばすと伸ばし切る前に何かにぶつかった
(??・・あしのばせない・・かべ?)
少し周りに両手を伸ばすして触ってみる
(??とじこめられてるの・・?)
そこで#糸菜#は昨日の先生に言われた言葉を思い出した
『みんなー大事な話をするからちゃんと聞いてねー!!
最近小学生を狙う悪い大人がいるそうです。なので帰り道は寄り道をしてはいけませんよー
あと、なるべくお友達と帰るようにすること、いいー?わかったー?』
そこでやっと自分が誘拐されていることに気づいた
(どうしよう・・ママも言ってたゆうかい?だよね)
じわじわと目に涙がうかんでくる
すると突然壁の向こうから男の人の声がした
「ねぇねぇもしかして起きたのぉ?」
一瞬で背中のほうがゾワァっとした感覚が張っていて鳥肌が立った
「・・ねぇだぁれ?ここはどこ?」
勇気を出して聞いてみる
「ここはねぇ誰にも見つからない場所・・僕の個性で隠されてる場所だよぉ」
「きみはぁもう一生ココからで出られない・・僕のものになるのぉ」
怖くてボロボロと涙が出てくる
「え。なんで?・・やだ!ここからだして!パパとママのところがいい!!」
「ここいやだ!かえりたい!」
「・・・ああ、その声だよ!!僕が好きなのは!!小さな子供の泣いている姿を見るのはとても楽しい!」
思わずひっ・・と声が出る
(こわい、ここいやだ、ママ・・パパ・・はやくかえりたい・・こわい・・こわい)
頭の中が「こわい」でいっぱいになる。涙が止まらない
(こわくてこえがでない)
「ああ・・・早く絶望で染まらないかなぁ、絶望に染まった顔は泣いている姿よりも愛らしい・・・美しい・・、・・・・・は?」バタ
「おい」
「うっ・・え?なんでぇ?・・」
(・・・??)
壁の向こうで倒れる音がしたあとに男の人の声が聞こえた
(・・?なにがあったの?)
別の男の人の声と沢山の人の足跡が聞こえた。その後にまた別の男の人の声が聞こえた
「俺はヒーローイレイザーヘッドだ。【隠匿 証拠】お前を幼児誘拐の罪で警察に引き渡す」
(ひーろー??でもきいたことない・・わたしひーろーっておーるまいとしかしらない)
「はぁ??なんでこの場所がバレたんだよ。ここは僕の個性で隠されてたはず・・なんで・・」
「悪いな、俺はその個性に影響されないんでね」
「イレイザー!!協力ありがとう助かったよ。隠匿はこちらで預かろう」
「例には及びません。俺の相性が良かっただけです。こいつよろしくお願いします」
(あれ?もしかしてわたしきづかれてないのかな・・こわいからはやくだしてほしい)
(どうしようおとだしたらきづくかな・・)
足でどんどん!と変えの壁を蹴ってみる
こんにちは~ころけんです
過去編を早速出してみました〜うまくまとまってたかな?
中途半端だけど一旦これで終わりにして次は相澤先生Sideでいってみます
追加で更新はしばらく不定期だと思います。あいてる時間にちょくちょく出すのでもう少し落ち着いたら更新する日を決めようかなと思います。