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❤️ 病み
病み表現あります
宮舘side
俺は 、 SnowManの宮舘涼太 。
俺には付き合っている 彼女がいる 。
ただ 、 彼女は最近 部屋から出てくる回数が減った 。
そして 、 笑顔も少し 無理したような感じ 。
たまに ご飯も一人で食べたいと 言う 。
そして 、 一番気になること 。
「 あかり 、 部屋入ってもいい? 」
あかり「 … あ 、 ちょっと待って 、 」
俺が部屋に入ろうとすると 、 少し待ったをかけられること 。
浮気とかを 疑ってるわけではないんだけど …
「 これ 、 ごはん 」
あかり「 ごめん 、 ありがと ! 」(ニコ
「 … ね 、 あかり 本当に大丈夫? 」
「 最近 部屋から出てくる 回数減ったし 」
「 心配なんだけど 」
あかり「 うん 、 大丈夫だよ 」
ほら 、 今の笑顔だって 。
ひきつってる 。
次の日
いつものように 、 あかりにドア越しに問いかける 。
「 入っていい? 」
あかり「 ちょっと待って 」
「 ごめん無理 、 入るね 」
あかりには 申し訳ないけど 、 あかりの制止を無視して 部屋を開ける 。
部屋を開けて あかりを見ると 、 驚いたように 袖を握りしめていた 。
あかり「 ちょ 、 なん 、 で 、 」
「 あかり 、 」
あかり「 … 」
「 ねぇ 、 」
机の上には 、 カッターと絆創膏 。
あかりは 腕を握りしめている 。
驚いている 、 動揺している 。
「 あかり 」
あかり「 … 、 」
「 カッターなんてどうしたの ? 」
「 絆創膏もあるけど 」
あかり「 あ 、 えっと … 指切っちゃって 、 笑 」
「 じゃあ指見せて 」
俺が 手を出して 見せるよう促すと 、 自分の手を握りしめた 。
あかり「 あれ 、 き 、 切ってないかも 、 」
あかり「 大丈夫だ 、 ごめん 、 心配かけて 、 」
あかりは 、 焦ったように 笑顔を浮かべている 。
「 … じゃあ 、 なんで カッターに血がついてるの 」
あかり「 ッあ 、 」(ビク
「 あかり 、 腕見せて 」
あかり「 っや 、 やだ 、 」
「 なんで? 指も切ってないんでしょ? 」
「 じゃあ 別のとこ切っちゃったなら 手当しないと 」
「 俺がしてあげるから 」
あかり「 じ 、 自分でできる 、 」
「 いいから 」
俺が あかりに近づいて 腕に触れようとすると 、 あかりは はっきりと恐怖を浮かべて 俺の手を振り払った 。
あかり「 嫌 、 ッ … ! 」(バシッ
「 … あかり 、 ? 」
あかり「 あ 、 … っ 、 」
俺が もう一度 腕にそっと触れる 。
そのままゆっくりと 長袖ニットの袖を まくっていくと 。
「 … なにこれ 」
あかり「 … 」
あかりは 、 俯いて ぶるぶると震えている 。
「 あかり 、 これ 、 … あかりがやったの 、 ? 」
腕には 、 肘から手首にかけて おびただしい数の千切り傷があった 。
しかも 、 新しいものから かさぶたになりかけているようなものまで 。
かさぶたも 、 ほとんどが剥がされて 痛々しく血が滲んでいる 。
思わず 手首を握る手に力がこもる 。
すると 、 あかりはますます震えた 。
「 ごめん 、 力強かったね 」
あかり「 … 」
「 何があったの? 」
「 多分 、 そのカッターでやったんだよね? 」
「 俺 、 怒ってないよ 」
あかり「 … ごめんなさい 、 」
「 謝んなくていいよ 」
「 怒ってないから 」
あかり「 … 自分で 、 やりました 、 」
「 そっか 、 よく言えたね 」
「 一回 寝てな? 」
「 メンバー 呼んでも大丈夫? 」
あかり「 … 、 」(コク
リスカは 、 流石に俺じゃ対処しきれない 。
そう思って 、 メンバーを呼んだ 。
「 目黒 、 もしもし 」
目黒『 舘さん? 珍しいですね 』
目黒『 なんかありましたか 』
「 あかりが リストカットしてたみたい 」
「 俺だけじゃ 対処できないから 、 メンバー連れて俺の家来てくれる? 」
「 入る時 、 絶対に大きい声は出さないでね 」
目黒『 え 』
目黒『 わ 、 わかりました 』
阿部「 … お邪魔します 」
「 あかり 、 メンバーきたよ 」
あかり「 、 … 」
佐久間「 舘さん 、 」
「 一回 ソファ座ろっか 」
「 阿部 、 みんなのこと まとめてほしい 」
「 一気にみんなが 喋り始めたりしたら ちょっと止めるとか 、 お願いできる? 」
阿部「 うん 、 わかった 」
阿部「 … そのとき 、 驚かないように 聞かせてもらってもいい? 」
「 うん 」
「 俺も全然知らないんだけど 、 」
「 かさぶた はがしちゃっててわかんないけど 、 多分 1ヶ月以上前から やってたんだと思う 」
阿部「 … そっか 、 」
「 … その時くらいから 、 部屋入る時 ちょっと待ってって 言うようになって 、 」
「 ご飯も食べる量 へっちゃって 」
「 ダイエットって言ってた から 、 」
阿部「 そっか 」
阿部「 舘さんは 気にしなくていいと思うよ 」
阿部「 あかりちゃんも 、 舘さんも どっちも悪くない 」
「 阿部 … 」
「 うん 、 ありがとう 」
「 あかり? 」
あかり「 … ぁ 、 りょ 、 たくん … 」
目黒「 あかりちゃん 、 」
渡辺「 あかり 、 どうしたの 」
「 わかんない 、 」
「 あかり 、 どうしてこんなことしちゃったの? 」
そう優しく問いかけて 、 傷を刺激しないように そっと袖をまくる 。
佐久間「 … ! 」
向井「 傷 … 」
「 俺ら 、 怒ってないんだよ 」
「 あかりが心配なの 」
「 あかりが それで死んじゃったりしたら 俺は生きていけないよ 」
深澤「 うん 、 舘さんの言う通りだと思う 」
岩本「 ゆっくりでいいから 教えて欲しいな 」
ラウ「 無理はしちゃダメだよ 」
「 ね? 」
あかり「 … 」
あかり「 … これ 、 」
あかりは 、 うつむいたまま ポケットから スマホを取り出して 何か操作をすると 、 こちらに向けた 。
「 ! 」
そこにうつされていたのは 一本の動画 。
再生ボタンをタップしてみる 。
『 〜〜って なんか調子乗ってない? 』
『 〜〜〜 』
『 仕事下手くそだしね 』
そこで話されていた内容は 、 あかりの悪口 。
「 … え 」
あかり「 … なまえのところ 、 聞こえなくて … 」
深澤「 確かに 、 聞こえないね 」
あかり「 わたし 、 ちょうど仕事で 失敗しちゃったときで 、 」
「 言ってたね 」
あかり「 わたしのこと 言ってるのかと思って 、 」
あかり「 こわくて 、 」
あかり「 そのあとずっと 、 … 他の人が 笑ってる時に 、 」
あかり「 全部 わたしの 、 こと 、 わらってるのかとおもって 、 」
あかり「 … 仕事もうまくいかなくて 、 」
あかり「 … つらくて 、 」
「 そっか 、 」
「 この音声は 自分で撮ったの? 」
あかり「 … 会社の 、 同僚 、 のひと … 」
「 お友達? 」
あかり「 … ともだち 、 わかんない 、 」
「 そっか 、 辛かったね 」
あかり「 … 」
岩本「 あかりちゃん 、 」
阿部「 あかりちゃんってなんか もともとうつ病とか 、 そういうのあった? 」
佐久間「 確かに 、 そういうのありえるかも 」
深澤「 あかりちゃん 、 ここにいないほうが話しやすくない? 」
「 … そうかも 、 」
深澤「 俺 2階で見てよっか? 」
「 お願いできる? ごめん 、 」
深澤「 だいじょぶ! わら 」
深澤「 あかりちゃん〜 、 2階いっしょにいこ〜 ? 」
あかり「 … 」
深澤「 立てる? 」
あかり「 … すみません 、 」
「 … 人のこと 信じられないのかも 」
阿部「 確かだけど 、 精神病とか そういうのって 人のこと信じれなくなったりする って聞いたことあるかも 」
「 あかり 、 一緒に 2階いかない? 」
あかり「 、 」(コク
深澤「 やっぱ 頼りになる 彼氏だもんな〜〜 、 」
「 あかり 、 部屋でちょっとだけ 寝ててもらえる? 」
「 翔太いたほうがいい? 」
あかり「 … 翔太くん 、 」
「 ごめんね 、 俺いられなくて 」
「 翔太 、 あかりのとこ ついてあげてて 」
渡辺「 うぃ 」
ラウ「 そっか! しょっぴーとも おさななじみだもんね 」
岩本「 で 、 どーなの 」
深澤「 それによって変わってくるかもね 」
「 … 一回 、 高校の時 、 」
「 おさななじみってことで 俺らもジュニアだったし 」
「 高校の時 かなり仲良くしてたから 」
「 女子たちから いじめられてたことあって 」
阿部「 それじゃん 」
佐久間「 だね 」
「 … そっか 」
目黒「 あかりちゃん 、 大丈夫ですかね 」
向井「 心配やな 」
「 ごめんね 、 みんな来てくれて 」
「 もう大丈夫 、 ありがとう 」
目黒「 なんかあったら 呼んでくださいね 」
「 うん 」
「 翔太 、 もう帰って大丈夫 」
渡辺「 うい 」
渡辺「 あかり 、 寝れないで 涼太のこと待ってたぞ 」
「 ありがと 」
「 あかり 、 腕出せる? 」
あかり「 … 」
「 手当てしよっか 」
「 消毒 、 ちょっとだけ沁みるよ? 」
あかり「 っい 、 」
「 ごめん 」
「 包帯 、 巻くね? 」
「 はい 、 できた 」
あかり「 … あり 、 がと 」
「 なんか辛いことあったら 相談すること 」
「 今まで頑張ったね 」
最近 リアルの心が 不安定なので 推しに慰めてもらいたかったっていうだけです
いじめ(ぽいもの)がリアルであったわけじゃないです
まぁ完全に自己満です