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フロアル紹介小説
フロアル…それは、突如として現れた芸人(歌い手)グループである。
所属するメンバーは、たったの4人。
リーダーのねこ天使 空露ゆめ
歌唱担当のシナ国総統 四季咲 紫宝
イラスト担当の謎多き子 ミント
裏方で種族不明の生命体 八咫神 コノハ
たった、4人で構成されたフロアルという芸人(歌い手)グループ。
これは、そのフロアルグループのとある1日のお話し。
太陽が丁度南に上った頃…。
太陽を背に歩く3人の少女達がいた。
いや、私を入れて4人か…。
「ねぇ、コノハはしぃちゃんの事どう思う?」
いきなり、ゆめにそんな事を言われ私は肩を震わせた。
「ど、どうしたの?大丈夫?」
心配の声をかけてくれたのは、ミントだ。
「う、うん大丈夫。ちょっと、考え事してたらいきなり話し振られたからビックリしただけ…で、なんだっけ?」
「あ、そうなの?…話題は、しぃちゃんに彼氏が出来るかどうかってもの…」
「…無理だね」
「「はっきり言うね」」
「だから言ったでしょ?」
突っ込みを入れるミントとゆめ…それに対して、自信ありげに言う少女…しほーこと四季咲紫宝だ。
「なんで、しほーはそんなに自信ありげなの?」
「え?だって、当たり前でしょ?」
「なにも…そうだね、当たり前だよ」
「ふっ!」
私の言った言葉に自信を持ったのか…ドヤ顔をして来るしほー。
何がしたいんだろうか?
「こういう時…何て言うのが正解なんだろう?」
私は、ぼそっとそう呟くのだった。
「じゃあ、今週の土曜日に遊ぶってことで良い?」
「うん、いいよ~」
「同じく…」
「え、予定…あるか分かんない」
「じゃあ、決定!!」
ミントのそのセリフに、賛同するゆめと私…そして、一人謎の言葉を呟いていたが…多分、これは強制だろう。
そう、この空気をみて思うのだった。
「じゃあ、今日はもう帰ろうか…。じゃあ、朝にもう一度…」
「「「朝にね~~」」」
そう言って、各々自分の家に向けて出発して行った。
三人の背中が遠のく中…私は、誰と一緒に帰ろうか考え…。
「よし、ミントちゃんの所にしよ…」
そう呟き、私はミントに向かって走って行った。
「み~ん~とぉ~!!わふぅ~~」
「ん!?こ、コノハ?なんで!?」
うわぁああ!!この、驚いたミント…かわい~~!!
「いや、今日はミントと帰りたくなったから」
「そ、そうなの?じゃあ…さっきの仕返し!」
「み、みんとぉ!!ふ、ふはははは!!ぎ、ギブぅ!!」
私は、脇を触られ笑いながらギブを求めるのだった。
こうして…一日が終わったのだった。
筆者:八咫神コノハ
タイトル:私達の一日
個人に付いての詳しい事は、個人の自己紹介を見てね!!