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文豪迷ヰ犬共演祭 1話
こんにちは、grossです。
えー…この度は文豪迷ヰ犬共演祭に出演させていただき誠に…
とかいう堅苦しい挨拶はおいておき…。
海嘯様主催の文豪迷ヰ犬共演祭に出演させていただくことになりました。
出演者様一覧
海嘯様&ルイス・キャロル様 🕰
柚木湊(行希人)様&普様 🔥
gross&二葉亭ひみの ☁
ののはな様&泉桜月様 🌸
misa様&紫露様 💜
ぱるしい様&アヤカ・ウィルソン様 ⚡
となります。
隣のマークはそれぞれの世界の登場人物を示す際に使わせていただきます。
例
ひみの「うちの太宰☁はもー、どうしようもなくて…」
などです。
目を開ける。
そこは見覚えのない場所だった。
天井や床は抜け落ち、埃が積もって蜘蛛の巣が張り巡らされている。
……何かの異能に巻き込まれて転移したのかしら。
…状況把握はしておいたほうが良さそうね。
あら?桜月とルイスがいるじゃない。
それに他の世界の人達も。
この部屋には六人いるようね…。
殺意が漏れている人もいるわね。…無意識なんでしょうけど。
まぁ、敵意は感じられないから放っておくことにしましょう。
異能力の有無を確認しなくちゃね。
でも、コピー能力の子が居るわね。
ここではやらないほうが良さそう。
そんなことを考えてると、男の声がした。
男「急に転移して悪いな」
部屋の中心にその男はいた。
転移系の異能者ね。
発言からも、六人を此処に連れてきたのは彼だと推測できる。
さて、どうしましょうか…。
男「身勝手で申し訳ないとは思う。だが、お前らの手を借りたいんだ」
ルイス「万事屋なら休業中だよ。依頼は探偵社や特務課にどうぞ」
男「探偵社やマフィアにどうしようもないからお前らを頼ってるんだよ、此方は」
随分な上から目線で。
というかルイス、よく一番に口を開けたわね。感心するわ。
男「まず、この世界はお前らの暮らす世界じゃない。そして、数日後に滅びる可能性が非常に高い」
…やっぱりね。
死の匂いが漂ってるわけだ。
??「世界に関して今は聞かないでおく。でも、滅びるっていうのは説明が欲しいな」
少女が話す。
確か、”紫露”という名前だったはず…。
まぁ、それは関係ないわね。
男「この世界にはお前らみたいに頭一つ抜けて強い異能者が居ないんだよ。なのに、荒神の封印が解けようとしてる」
桜月「荒神って、まさか荒覇吐じゃ……!」
……へぇ。
強い異能力者が”いない”ねぇ…。
ドストエフスキーだって太宰だって居るじゃない。
あの二人なら封印を解くぐらい出来るわよ。
そして桜月は中也君🌸が心配なのね。相変わらず可愛いわね。
男「いいや、中原中也とは違う。人の手で生まれたという点は一緒だが、歴史の奥深くに忘れられた悲しき神だ」
???「あー、話が長い。とりあえず、アンタは神殺しを頼んでるってことでいい?」
へぇ…。中也を人間じゃないと思ってるのね。このフード男。
………でも、”歴史の奥深くに忘れられた《《悲しき神》》”…?
……まさかね。まさか、ね。
男「簡単にまとめるなら、そうだな」
ひみの「これだけの人数を別世界から呼び寄せてるんだから、私の異能でも殺せないってことでいいのかしら?…場合によってはその神様、縊り殺してあげるけど」
男「……お前だけでは無理だ」
そんなに強い神様なのね…。
でも、《《なぜこの男はその神様のことを知っているの》》?
普「『私達六人になら荒神は殺せる。』そんな確証が君にはある訳?…てか汚濁でも無理なのか?基本3分あれば大抵汚濁で一掃だけど」
ひみの「ん、確かに。私なら人間失格でも汚濁でもなんでも使えるからね。てか、縊り殺すのところの反応薄くない!?ひみのちゃん泣いちゃうよ!?」
私は少し…というか結構ふざけながら男の様子を伺う。
男「ここにいる六人でも殺せるなんていう確証は、ない」
断言…か。
普通ならやる気を無くすわね。
……でも、私は決意していた。
約束してしまったから。嘗ての親友と。
『人を救う側になる』と。
周りを見回し、他の人の様子を伺う。
……全員、決意が出来たいみたいね。
男が集めた異能者達がどれほどの実力者かは判らないわ。
でも、実力者が連れてこられたのは事実だろう。
長丁場になりそうね。……頑張りましょう。
私はそんな決意を胸にして、前を向いた。
男「この世界が消滅すれば、神は世界を越えて他の世界を滅ぼす。お願いだ。俺に力を貸してくれ」
普「そんなこと云われたら断るわけにはいかないか…私の世界壊されんのはまぁ、嫌だし。…めんどくさいけど(小声)」
ひみの「ま、断るつもりはなかったけど。…結局誰も突っ込まないんかい!」
普「わーすごいですー(棒)」
桜月「この世界が滅されるのを無視はできないですし……」
紫露「私の世界が滅されるのは、少し嫌かな」
アヤカ「それに、神を殺すまで元の世界へ帰れないでしょ?」
ルイス「僕に出来ることは少ないと思う。でも、戦わせてくれ」
男「……助かる」
ふふ……、楽しくなりそうね。
それから私達は、男の指示で自己紹介をすることになった。
一緒に神を殺す仲間として、異能の把握をしておいて損はないわ。
話が止まると良くないから、とルイスが勝手に仕切り始める。
まぁ、そっちのほうがありがたいけどね。
ルイス「僕はルイス・キャロル。26歳の元英国軍だ。異能力は“不思議の国のアリス”で、簡単に云うなら異能空間から物を出し入れできる。こんな風にね。あと、ついでに──」
普「え、髪伸びてる。目の色変わった。かわいい((なんで?」
アリス「はじめましての人が殆どかしら? 私はアリス。まぁ、ルイスの人格とでも思っていてちょうだい。異能力は……そうね、使えそうだったら教えるわ」
ルイス「……なるほど」
あら、アリスちゃん。
コピーしておこう。
他の人に聞こえないようにつぶやく。
『コピー』
紫露「自己完結しないで」
ルイス「まぁ、後で話すよ。それじゃあ、次よろしくね」
私は知ってるけどね。
ルイスは桜月の方を見る。
あ、そういう順番ね。
桜月「え、っ私!?」
ルイス「隣にいたし、一番知ってるからつい」
桜月「な、なるほど」
少し緊張した様子で、桜月は自己紹介を始める。
可愛いわね。((((何回目だって話だけど、可愛いものは可愛いのよ。
桜月「え、えと…初めまして!泉桜月です。15歳で、元探偵社員の現ポトマ幹部!異能力は奇獣、想像上の生き物を操れるのと、四季、季節の物を操作できる、其れと幸福の招猫!私に幸せを呼び込んでくれる…みたいな?……あ、あと、お察しの通り泉鏡花とは双子の姉妹で、私が妹です!か、過去は…後々話そっかな、って思ってます。、、よ、宜しくお願いしますっ!じゃあ、次…」
普「ん?私なの?めんどくs…じゃない。私は普。齢は17。元ポートマフィアの最年少幹部。正確には裏幹部なんですけど―…。まぁ今は探偵社員やってます。異能はpaste。許可を得た相手の異能をコピーすることができる。苗字は貧民街育ちだから知らないんだけど夏目先生が『あったほうが便利だしかっこいいから櫻城でいいでしょ?』みたいなノリでつけてきたからべつにそっちで呼んでくれてもいい。宜しく。じゃ、次貴女、どうぞ」
アヤカ「アヤカ・ウィルソン。18歳。元組合で今は猟犬隊員。異能力は『創造』と『空間移動』。創造は何でも作れる。異能力も作れるし、DNAがわかるもの……爪とか髪があれば人も作れる。空間移動は私を中心とした半径1m以内の空間を移動することができる。空間を分割して移動させることもできる。これでいい?次、どうぞ」
ひみの「桜月とルイス以外は初めまして。二葉亭ひみのよ。年齢は22歳。元ポートマフィア2大最年少幹部及び双黒の|裏方《お世話係》で、今は武装探偵社所属よ。異能力は「浮雲」。想像した異能力、存在を知っている異能力を使うことが出来るわ。後は…そうね、芥川兄妹とは異父兄弟よ。あ、私はポートマフィアで育ったわ。いろいろと性格が終わってることは自分でも判ってるから、そこらへんは頼むわ。あと、あなた達のことは転移される前から知ってるわ。あと、ルイス。前よりは強くなってるわよね?また手合わせ頼むわ。…次は紫露さん、貴女のばんよ」
紫露「マフィアではトラヴァースと名乗っているけど、紫露の方が呼びやすいよね?十八歳。マフィア準幹部。異能力は『メアリー・ポピンズ』で分身を創ることが出来る。しょうもない異能力だけど、使いようによっては結構便利。…これで終わり?」
とりあえず自己紹介は終了した。
私だけ喋るのが長かったわね……。
まぁ、良いわ。知ってもらうことに損は無いからね。
紫露「それで貴方は?」
男「生憎と、名乗れるほどの名前は持っていない。好きに呼んでくれ」
ルイス「じゃあうさちゃん」
男「……。」
ルイス「嘘だって。そんなに睨まないでよ」
ふふ…。ネーミングセンスはどこに落としてきたのかしら。
男にはもちろん、他の人達からも表現し難い視線を向けられたルイス。
アヤカ「いいじゃん、クロで。判りやすいし」
桜月「た、確かに……?」
ひみの「うさちゃんよりは良いわね…でも、うさちゃんでも良かったわね」
ルイス「ネーミングセンス皆無ですみませんでした」
普「うさちゃんもかわいかったんだけどなぁ…彼奴の反応面白かったし(小声)」
桜月「判る、うさちゃん可愛い(小声)」
みんなうさちゃん気に入ってるじゃないの(笑)
ルイスのネーミングセンス皆無事件は覚えておこう。後でなにかのネタになるかも知れないしね。
男「クロ、か……」
そう呟いたクロは、どこか嬉しそうに見えた。
人の暖かさにあまり触れていなかったのかしら。
しかし、フードで表情が判りにくい為、合っているかは判らない。
クロ「荒神の封印が解けるまで、まだ少し時間がある。応戦準備を進めるのも良いんだが、ひとまずお前らにはこの世界を見てきてもらう」
ひみの「大して私達の世界と変わらないんじゃないの?」
クロ「実際お前の言う通りなんだが……うん、良いから見てこい」
アヤカ「絶対なにか隠したよね、今。それとここはヨコハマのどこになるの?」
アヤカちゃん鋭いわね。流石猟犬。
あの人、なにか隠したわ。
あー、とクロは少し悩んでから指をならした。
次の瞬間、足元に穴が開く。
クロ「それじゃ、一時間後にまた会おうな」
紫露「説明が足りないって」
桜月「これどこに繋がってるんですか!?」
普「『重力操作』…」
クロ「お前にこれを渡しとく」
ルイス「へ?」
説明が足りなすぎるわよ…。
まぁ、良いわ。どうにかしてくれるでしょう。ルイスが。
それでも二番目に最年長か!と突っ込まれる気もしなくはないが、今は良いだろう。
私は知らない。
私達が落ちている穴に放り込まれたのは、ある封筒だった。
ルイスが中身を確認している。
そして…
ルイス「ちゃんと説明しろよ!?」
と、叫んでいた。
ルイスが叫んだ次の瞬間、私達はとある路地裏に立っていた。
ひみのちゃんは自分の異能力を使って、他の世界のオリキャラたちを見ていたということです…。
ストーカーでは?((((五月蠅いわよ
おや、ひみのちゃん。
「あなたねぇ、自己紹介長すぎよ?!」
ごめんって…。
「ほんっと駄作者よね…」
酷いね!?泣いちゃうよ!?
「勝手に泣いててください」
えー!?そういえばひみのちゃん。
オリキャラたちの異能力はコピーしたの?
「当たり前でしょ。聞かれないようにコピーしてあるわ」
あ、やっぱりねw
「当たり前。…次は湊さんが原稿を書いています」
ちなみに一話は海嘯さんが書かれました!
「つぎのお話もお楽しみに」
ここまで付き合ってくれてありがとうございました
『それでは、次のお話で会いましょう!』
おつぐろ✯