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私?
にいた
今のあなたは本当のあなたですか?
慣れてしまうと一度着けてしまった仮面を手放せなくなり、取れなくなり、それが日常化してしまうときもあるとかないとか・・・・・。
仮面の下の自分を忘れていませんか?
これは18歳の成人したばかりの一人の女性のお話です。
春になった。この風も桜の木も、真新しいランドセルを背負った小学生ももう見慣れた。
私は大学生になったらしい。スーツを身に付ける私はやっぱり似合っていない。
母:「やっぱり、シャツはフリル付きにしてよかったね。」
私:「せやな」
母:「お願いやから、大学生になったんやで寝ぐせ直してってや。ほら、ちゃんと髪耳にかけて。」
私:「わかっとるよ。最近耳に髪の毛かけてピンで片方だけ留めたらかわいいって気づいたんよね。」
そんなどうでもいい話をしながら、私は慣れないヒールを履き入学式へ向かった。
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それから大学生活の日々は意外と早く過ぎていき、気づいた時にはもう四月の後半。
私は、周りから「かわいい」「結衣ちゃんってメロいよな」と癒しキャラ化していた。
ある時は。
A:「結衣ちゃんってポンパ似合いそう。え、ちょっと動かんといて」
B:「え、めっちゃ似合うやん!かわいい~」
私:「かわいいって言われるんはずかしい...」
B:「え、何それかわいいっ」
ある時は。
Ⅽ:「結衣ちゃんって清楚って感じやんね。ピアスもしてへんし髪も染めてないよな。」
Ⅾ:「ルールも破らない真面目ちゃんって感じ。」
Ⅽ:「正直言って、20いってなくても飲んでる人おるやん?まぁ私らもやけどW」
Ⅽ:「結衣ちゃんは、20超えても飲まなさそう。」
Ⅾ:「それなー」
ある時は。
A:「結衣ちゃんってスタイルいいよね」
ある時は。
B:「肌きれいやんね」
ある時は。
C:**「結衣ちゃんってニコニコしてていいよね、絡みやすい。」**
いつからだろうか。鏡の前に立つ時間が長くなっていた。
<『寝ぐせついてないよね?』
<『笑い方気持ち悪くない?』
<『この服、前着たよな。これじゃあかん。』
<『あの子今こっち見てたよね。変だった?』
母:「大学楽しい?」
結衣:「うん!めっちゃ楽しい!友達できたし人気者!」
母:「ならよかった」
ある日の放課後大学の友達と過去話をしていて、暗い話になった。
A:「結衣ちゃんも小さいころなんかあった?」
私:「小学生の時うち普通じゃなかったんよね。」
A:「え?具体的に」
私:「集団行動できなかったり、ちょっと変わった子で、はぶけみたいなのされてたんよね」
A:「かわいそ、しんどかったやろ」
そのあとも話は続き、駅で友達と別れた。
家路を歩いている最中、さっき友達と話した内容を思い出いした。
とたん、叫びたくなった。
<『なんでさっきあんなこと話したん?痛いやつやん。気持ち悪い。』
<『あんなん私じゃない。』
<『きもいやつ、変な奴やって思われたっ。』
お腹の底から何かが溢れてくるような、何といっていいのかわからない感情が押し寄せた。
自分をどこかに閉じ込めたい、気持ち悪い、消えたい。
次の日は大学へ行きたくなかった。
別の日、通学中の電車で中・高と一緒だった仲のいい友達Hにばったり会った。
H:「結衣!久しぶりやん!」
:「Hやん!久しぶりだね!元気だった?」
H:「まじで学校課題多すぎてもう限界。」
:「まだ一か月ですけど?w]
そんな話をしている時だった。
H:「なあ、結衣なんか変わったよな。なんか変。」
:「え?何言ってんのいつも通りだって。」
H:「いや。おかしいよ」
冗談を言っている顔ではなかった。
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私はHの言っていることを信じられなかった。
今日も鏡で変じゃないか確認してきた。どこも変じゃないはず。
大丈夫。変じゃないいつもの私だ。
癒されキャラで、優しくて、ニコニコしてて、、、。
これが私。私?
本当に?
**私ってどんなだっけ。**
ここまで読んでいただきありがとうございました。
誤字、脱字があった場合申し訳ありません。
正直面白くない、何が言いたいのかわからないものになってしましましたね。
簡単に言いますと。
『自分は見失わないで』ということです。
あなたは、あなたらしくでいいのです。仮面を被り偽るれば偽るほど人は苦しめられてしまうものです。
最後に、これはフィクション作り話なので真に受けることがないように。