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学生あるある〜授業編〜
水上のクラスは、勉強に対して半分の人が真面目で、半分の人が不真面目だ。
もちろん性格はそれぞれ違って、勉強は真面目に取り組んでいても、行事の準備とかには一切協力しない人とかとてつもない捻くれ者の人もいる。
比較的授業中は静かでふざける人はほとんどいない。だから授業中そこまでストップすることもないし、先生が怒鳴り散らかすこともない。
一方、その隣のクラスの藤原のクラスは過半数がふざけるのが大好きな人たちで、課題提出率もいいものとは言えない。しかし、そんなクラスでも考査の平均点は高く、先生方から驚かれる。
「それでは授業始めるぞ」
先生が教室に入ってくるとなぜか全員投稿しているのに空いている席がある。
「あれ、今日欠席いるのか?」
先生が出席簿(誰がどんな理由で休んでいるかが書かれている)を確認して要る間にサッと自分の席にもどる。
それを見て鼻で笑う声が湧く。
その声で顔を上げた先生がツッコミで
「お前、ちゃんと自分の席にいろよ。誰がいないかわからんだろ」
「え、でも先生、席に座ってないやつってわかりますよねえ?先生の位置からだったらわかると思うんですけどお?」
こういう男子は少なからずいる。
若い先生とか年代が近いと冗談で済むが、ノリの悪い年配の先生だとそうはいかない。
「お前ら、きちんとしろ。」
決まり文句から大体説教が始まる。あまりに生徒の反応がひどいと授業放棄をして出ていく先生もいる。
大体、精神が強いクラスは先生が出ていくと
「やったあ!授業が潰れた!」
「うわー、あいつ職務放棄したー、やばー」
とかいって自由な時間を過ごす。真面目に授業を受けたかった人たちは迷惑に思うかもしれないが、これを逆手にとって課題を終わらせたり、予習などをして有効活用する人もいる。
話を戻すが、藤原のクラスはそこまで反抗的ではなかったため、普通に授業が進んだ。
授業を普通に進めていると、真面目で授業を聞いていない生徒をほっとけない教師が注意をし始める。
「ほら、そこ寝ない‼︎」
教室からはささやかな笑い声も聞こえる。
「お前、ちゃんと授業聞いとかないとついていけなくなるぞ」
寝ているやつは起きた時はその場の状況を瞬時には理解できなくても、反応はする。
時々、対抗して
「先生が面白くない授業するのが悪いんですう」
とか平気でいう生徒もいた。それ藤原だった。
「藤原、いい加減にしろよ」
先生が最後にそう一言言って授業に戻るが、先生も一瞬フリーズする。
「えっと、どこまで説明したっけ」
きちんと思い出せる先生もいれば、思い出せず一回説明したところから始める先生もいる。
この場合、クラスの大抵の人がこの流れに慣れていることが多い。
みんなのクラスにもこんな人はいなかっただろうか。
もしかしたら該当する人もいるかもしれない。
でも、これはこれで学生時代のいい思い出ではないだろうか。