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私も、 (短編小説)
はい、どうもこんにちは!なにに。です(*-ω-)
祐也「あ、あのさ、実は俺、癌なんだ。」
「しかも、長くても3週間しか持たないって、、」
その言葉で私の目の前は真っ暗になった。
由真「え、噓、なんで、なんで、、、、、どうして、、」
祐也は私の幼馴染であり、好きな人でもある。
そんな祐也に突然、癌だって、あと3週間しかないって、、、、、
、、嫌だそんなの嫌だ、もっともっと一緒にいたいのに、、、
由真「、、、どうして早く言ってくれなかったの?、、」
涙を浮かべ、祐也に聞いてみた。
祐也「、、、泣くから、、泣いてほしくないから。泣いているのを見たくな
いから」
私はハッとし、グッと涙をこらえた。
由真「、、、そ、そうなんだ、、、」
「、、、、あ、あと3週間しか生きられないのって、ほ、本当?」
祐也が笑って「噓だよw」って、言ってくれるのを少しばかり、期待したが。
祐也「うん、3週間と言っても長くて3週間だから、もしかしたら
明日死ぬかもしれないし、、、」
、、現実はそう上手くはいかない、、、また、目の前が真っ暗になった。
祐也「でさ、明日から病院にいることになったからさ、、」
「学校には行けないんだ。」
学校に行けないとなると、毎日の通学路、
学校での生活がなくなるということだ。
正直祐也がいるから、学校に行っているのがある。
しかし、祐也は明日からいなくなる。そんなの、、、
祐也母「祐也、病院行くわよ。、、、、、」
えっ、もういっちゃうの、、、、?
祐也「あのさ由真、入院する病院は〇×病院だからさ、
よかったら来てくれると嬉しいな。、、、」
そう言って祐也は去っていった。
、、、現実を受け止めきれなかった、頭が痛い、、、、、
家に帰ってベットで寝てよう、、、
私は家に帰った。
それから二週間、あまりのショックで学校にも行けなかった。
そんな時祐也から電話がかかってきた。
私は少しでもいいお知らせなのを信じて電話にでた。
由真「はい、もしも~し?、、、、、」
すると次に聞こえたのは祐也ではなく祐也のお母さんだった。
祐也母「あっ、由真ちゃん?、、あのね、病院に来てほしいって祐也が、、」
祐也が私に?なんだろう、、、、
由真「分かりました、、、、すぐ行きます。、、、」
そう言って電話をきって出かける支度をした。
、、、私は病院に着いた。
病院の人に部屋を聞いて祐也のいる部屋に向かった。
、、、、、部屋の目の前に着いた。
息を整えてドアを開けた。
そこには祐也がいた、前と違って元気がなく、苦しそうだった。
するとか細い声で
祐也「、、、座って、、」
と言った。
由真「祐也、大丈夫?無理しないで、、、」
すると祐也が
祐也「、、、、あのさ、昔さ、、、、、、、」
昔の懐かしい思い出を話し始めた。
私は、そんなこともあったなぁと思いだした。
それから、祐也と一緒にいった、場所や思い出を話し合った、楽しかった。
ここ最近一番楽しかった。
でも、そんな時も終わりを告げることがおこった。
祐也「ガハッ」
祐也が吐血した。それから色んな機械でヤバい数値が出だした。
私は、驚いた、目の前が真っ暗になった。
でも、心を落ち着かせ、病院の人を呼びに行った
そんな時だった。祐也が私を引き留めてきた。
祐也「ま、待って、、、いかないで、、」
由真「何言ってるの?、、、、早く早く呼ばなくちゃあ、、、」
祐也「呼んだって、もう、助からないよ、、、」
「ね?、、、最後のお願いだから、、、」
私は、祐也の近くに寄り添った。
由真「祐也、、、、、」
涙がポロポロと出だした。
祐也「、、泣かな、、いで、、、」
ハッとして涙をグッッとこらえた。
すると、祐也が最後の力を振り絞って
祐也「、、、あのさ、、ずっと好きだったんだ、、、由真のこと
このことは最後に伝えたかったんだ、、、、、」
私は、ものすごく驚いた。
そして、私なりの返事をした。
由真「、、私も、、、、、!」
そう言うと祐也は安心したような顔をして、
息を引き取った、、、、、、
わぁ、、悲しい、、、、、