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公開中
レモンエロウ
レモン爆弾処理班
汗ばむ手でペンチを握りしめ、私は心の中で毒づいていた。人の生死を分ける色なら、もっと赤と黒のような、重苦しい対比にしてくれればいいものを。 盤面を震わせながら時を刻み続ける秒針に急かされ、私はレモンエロウの錯綜する線の一本に刃をかけた。 パチン、と硬い音が響く。間髪を入れず、視界のすべてが爆発的なレモンエロウに染まった。今まで私を押し潰していたセピア色の憂鬱が吹き飛び、鼻腔の奥までが、あの冷ややかな香気で満たされていく。 私は心地よく、その黄金色の爆発に呑み込まれた。
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