公開中
転校生
これはあったかもしれない世界の|物語《ストーリー》
心の優しい男の子と悲しき過去を持つ女の子の|恋物語《ラブストーリー》
ここからはその子供たちの物語
そして悲しい物語の始まりの序章
--- 小学四年生の夏の頃 ---
ガヤガヤとした教室には
本を読む子供
教室で走り回っている男子
それを注意する真面目な生徒
といろんな生徒がいた
少し経った後ドアをガラガラと音を立てて先生が入ってきた
「はぁいみなさん席に座ってくださぁい」
「もうそろそろ|朝の会《ホームルーム》を始めます」
---数分後---
「ということで今日は転入生が来ました」
と先生が言うと生徒はとても盛り上がった
「はい静かに嬉しいのはわかりますが少し声を抑えてください」
「先生なんでですか?」
と男気のある女子が言った
「理由はね〜〜」
と先生が説明すると生徒たちは納得した
「それじゃ入ってきて」
--- ガラガラ ---
入ってきたのは髪が白く前髪がちょうど目にかかって顔はあまり分らないほどに前髪が伸びていた
「それじゃ自己紹介お願いします」
そういうとその子はコクっと頷いた
「う、うちは大阪の学校から来ました草凪 レオンと言います」
少し緊張した声で自己紹介が終わった
--- 昼休み ---
「レオンちゃんって言ったよね」
と優しそうな女の子が話しかけてきた
「あ!そうだレオンって呼んでもいい?」
「君は?」
「あぁ名前をゆうの忘れてた私史華って言うよ」
「みんなからふみちゃんって呼ばれててねよかったらレオンもそうようんでね」
というとニコっと笑った
そして少しだけふみちゃんといろんな話をしたあと
後ろから草凪さんっと苗字を呼ばれたのでその声の聞こえた方向を見たら
そこにはニコニコと笑った男の子がいた
(えっとこの人って確か)
「僕優って言うんだよろしくね」
「優さん今小さく女子会してたんだけど」
とふみちゃんがぷっく〜と頬を膨らました後彼はあ、ごめんって言った
「てかふみちゃん女子会なんてやってたんやな」
「そーそーてか優さんレオンに何かようですか」
「え僕はさっきの授業でわからない場所があったからそれを聞きに来ただけど」
「それなら先生に聞けばいいんじゃない」
と言った後彼は確かにと言った
終